古い水屋の引き出しに (3): 二代苑主伝 in the drawings of the old cupboard for tea-things (3): oral biography of the Oomoto 2nd Hierarch by KOBA Tsugimori

はじめに

 この古い水屋の引き出しは,木庭次守の二代様時代のタイムカプセルであるが,その最大のお宝は,二代様からの聞き書きであろう。この内容は,紙媒体で出版するか,キンドル版で電子出版したいと思っている。すでに述べたように,聞き書ノートは3冊で第二〜四巻があり,第一巻がない。おそらく,おさながたり,に結実したのであろうが,わからない。

二代苑主伝ノート三冊

図1 ノートと表など
図2 ノート3冊

 鉛筆書きとペン書きがある。戦後すぐなので,ペン書きの部分は,インク壺と替えペンで書かれたものだろう。ぼくの幼少期にも,父がペン書きしていたのを覚えている。

 使われたノートは,図1のように,第二巻では,表カバーに,Note Book Made of paper Specially prepared in Nipponとあり,後ろカバーの最下部右端にNo. 3Aとある。第三巻は,表カバーには,Note Bookとだけがあって,後ろカバーは無地になっている。第四巻は第二巻同様の表書きがあり,後ろカバーは第二巻のNo. 3Aの代わりに日章 NISSHOのロゴが入っている。ページ数は第三巻が薄い。

 第四巻の終わりが中途半端で,ひょっとすると,二代様が健康を害されて,それ以降は聞くことができなかったのかもしれない。

ノート以外の資料

1 二代苑主傳 6ページ(手書き)。 北国毎日新聞原稿

2 二代苑主略年表 8ページ(手書き)。 1と比べるとかなり詳細

3 二代苑主傳 講師 B4 1.5ページ相当(ガリ刷)。木庭次守

4 温容春の如き 苑主澄子夫人の性格 愛善新聞 昭和24年10月25日印刷。

5 風雪三十年 中外日報 昭和二十七年四月十五日。

おわりに

 このブログの書き始めには,電子化作業として,ノート3冊から始めようと考えていたが,読みづらい資料なので,解読の正確性を高めるために,「3 二代苑主傳 講師 B4 1.5ページ相当(ガリ刷)。木庭次守」から始めて,時間軸を頭に入れた方が良いと考えた。なお,この「ブログ」形式ではなく,本サイトの「ページ」形式に,積み上げたいと思う。次にリンクを追加してゆきます。

二代苑主傳(1): 木庭次守講演資料 biography of the Oomoto 2nd Hierarch by KOBA Tsugimori No. 1: a lecture text
https://motochan.info/wp/biography-of-the-oomoto-2nd-hierarch-by-koba-tsugimori-no-1-a-lecture-text/

May 5, 2021記