はじめに

 論文作成をする上で参考になる文献の所在を知るために必要なものをここに,私用に気が向けば,無作為に記録してゆく。一般には,「神道」と関係無いと思われているものも,「神道」に関わる人の時代状況を知る上で必要なものも含まれる。ここでは,ネット上で探すのにすぐにヒットしないものを挙げている。この種の研究は今年2021年夏から始めた。

目 次

1 岩波書店刊「日本思想大系」全67巻の収録作一覧
2 中央公論社刊「日本の名著」一覧リスト
3 岩波書店刊「日本古典文学大系」および「新日本古典文学大系」
4 中央公論社刊『折口信夫全集』全31巻・別巻1巻

1 岩波書店刊「日本思想大系」全67巻の収録作一覧 Aug. 15, 2021記

上記サイトの紹介: 岩波書店の「日本思想大系」全67巻の収録作を一覧にまとめました。1970年から82年にかけて刊行されました。古代から幕末期にかけての日本思想の著作からなっています。大半が著者別に構成されていますが、テーマごとにまとめた巻もあります。編集委員は家永三郎、石母田正、井上光貞、相良亨、中村幸彦、尾藤正英、丸山真男、吉川幸次郎の8人です。

・日本思想大系1 古事記(青木和夫・石母田正・小林芳規・佐伯有清校注)所有
・日本思想大系11 親鸞(星野元豊・石田充之・家永三郎校注) 教行信証
・日本思想大系18 おもろさうし(外間守善・西郷信綱校注)
・日本思想大系19 中世神道論(大隅和雄校注)
  倭姫命世記 中臣祓訓解 大和葛城宝山記 天地麗気記 類聚神祇本源(抄) 旧事本紀玄義(抄) 諸神本懐集 唯一神道名法要集
・日本思想大系25 キリシタン書・排耶書 
  こんちりさんのりやく(片岡弥吉校注) 天地始之事(田北耕也校注)
・日本思想大系26 三河物語・葉隠・日本思想大系32 山鹿素行(田原嗣郎・守本順一郎校注)
  聖教要録 山鹿語類 巻第21,巻第33,巻第41,配所残筆
・日本思想大系35 新井白石
  西洋紀聞(松村明校注) 東雅(抄)(松村明校注) 鬼神論(友枝龍太郎校注) 読史余論(公武治乱考)(益田宗校注) 白石先生手翰(新室手簡)(松村明校注)
・日本思想大系36 荻生徂徠
  弁道(西田太一郎校注) 弁名(西田太一郎校注) 学則(西田太一郎校注)
・日本思想大系39 近世神道論・前期国学
  近世神道論: 林羅山(平重道校注) 近世神道論 神道伝授 吉川惟足(平重道校注) 玉伝秘訣 土金之秘訣 君道伝 神籬磐境之大事 度会延佳(平重道校注) 陽復記 山崎闇斎 垂加社語(平重道校注) 持授抄(平重道校注) 神代巻講義(阿部秋生校注) 増穂残口(平重道校注)
 神路手引草 藤塚知直(平重道校注) 恭軒先生初会記 松岡雄淵(平重道校注)  神道学則日本魂
  前期国学: 戸田茂睡(阿部秋生校注) 寛文五年文詞 梨本集序 梨本書 契沖(阿部秋生校注) 雑説(抄)―万葉代匠記総釈 荷田春満(阿部秋生校注) 創学校啓 賀茂真淵(阿部秋生校注) 文意考 歌意考 迩飛麻那微 国意考 語意考 安藤為章 紫家七論 荷田春満 創学校啓草稿本 賀茂真淵 書意 村田春海 和学大概
・日本思想大系40 本居宣長(吉川幸次郎他校注) 玉勝間 うひ山ぶみ
・日本思想大系43 富永仲基・山片蟠桃 所有
 富永仲基(水田紀久校注):出定後語,山片蟠桃(有坂隆道校注):
夢ノ代
・日本思想大系49 頼山陽(植手通有校注)
  日本政記 国朝政紀稿本の後に書す(跋)
・日本思想大系50 平田篤胤・伴信友・大国隆正
  平田篤胤(田原嗣郎校注):霊の真柱,新鬼神論
  服部中庸 (田原嗣郎校注):三大考
・日本思想大系51 国学運動の思想(芳賀登・松本三之介校注)
  生田万著「岩にむす苔」 橘守部著「待問雑記」 和泉真国著「明道書」 六人部是香著「産須那社古伝抄」 鈴木重胤著「世継草」 桂誉重著「済生要略」 宮負定雄著「国益本論」 宮内嘉長著「遠山毘古」 鈴木朖著「離屋学訓」 長野義言著「沢能根世利」 伴林光平著「園能池水」 竹尾正胤著「大帝国論」 角田忠行著「古史略」 矢野玄道著「献芹詹語」
・日本思想大系54 吉田松陰(吉田常吉他校注)
  書簡 西遊日記 東北遊日記 回顧録 江戸獄記 狂夫の言 囚室雑論
・日本思想大系55 渡辺崋山・高野長英・佐久間象山・横井小楠・橋本左内
  横井小楠(山口宗之校注):意見書,小楠書簡,談話筆記
・日本思想大系63 近世科学思想 下
  小林謙貞著「二儀略説」(広瀬秀雄校注) 渋川春海編「天文瓊統 巻之一」(中山茂校注) 間重富・高橋至時著「星学手簡(抄)」(広瀬秀雄校注)
・日本思想大系64 洋学 上 所有
  前野良沢:和蘭訳文略(松村明校注),和蘭訳筌(松村明校注),管蠡秘言(佐藤昌介校注)
  司馬江漢:和蘭天説(沼田次郎校注、広瀬秀雄注)
・日本思想大系65 洋学 下
  高橋至時著「ラランデ暦書管見(抄)」(中山茂校注)
・日本思想大系67 民衆宗教の思想
  「尊如来きの」(村上重良校注) 「お経様(抄)」黒住宗忠著「黒住教」(村上重良校注) 「日々家内心得の事」 「黒住教教書歌集」
「黒住教教書文集 道の部」 中山みき著「天理教」(村上重良校注) 「みかぐらうた」 「おふでさき」 「おさしづ(抄)」 金光大神著「金光教」(村上重良校注) 「金光大神覚」 「金光大神理解(抄)」 伊藤堅吉著「富士講」(安丸良夫校注) 「三十一日の御巻」 「角行藤仏〓(人偏に杓)記」 「御身抜」 伊藤六郎兵衛著「丸山教」(安丸良夫校注) 「おしらべ(抄) 」

以上。

2 中央公論社刊「日本の名著」一覧リスト Aug. 15, 2021記

 上記サイトの紹介: 中央公論社(現・中央公論新社)の「日本の名著」シリーズ全50巻のタイトル、目次を一覧にまとめました。1969年から70年代半ばにかけて刊行されました。日本書紀に始まり柳田国男に至るラインナップです。柳田国男が最後に置かれているところに時代が感じられます。
 Wikipedia: 『日本の名著』(にほんのめいちょ)は、中央公論社が1969年から1982年にかけて刊行した叢書(全50巻)である。「中公バックス」版(ペーパーバック版)では1巻から16巻は1983年に、17巻から50巻は1984年に刊行された。近世以前の文献は現代語訳を軸にして、明治以降の文章は原文通りを原則としている。収録された著作の一部は、中公クラシックスや講談社学術文庫で改訂再刊されている

  • 日本の名著1 日本書紀
    • 日本書紀
      • 神代―神武天皇(川副武胤訳)
      • 崇神天皇―雄略天皇(佐伯有清訳)
      • 推古天皇―天武天皇(笹山晴生訳)
  • 日本の名著2 聖徳太子
    • 勝鬘経義疏(早島鏡正訳)
    • 維摩経義疏(抄)(中村元訳)
    • 法華義疏(抄)(早島鏡正・滝藤尊教訳)
    • 十七条憲法(中村元・滝藤尊教訳)
    • 上宮聖徳法王帝説(田村晃祐訳)
    • 唐大和上東征伝(田村晃祐訳)
    • 婆羅門僧正碑文(中村元訳)
  • 日本の名著3 最澄/空海
    • 最澄(田村晃祐訳)
      • 願文
      • 山家学生式
      • 顕戒論(抄)
      • 法華秀句(抄)
    • 空海(福永光司訳)
      • 三教指帰
      • 文鏡秘府論序
  • 日本の名著4 源信
    • 往生要集(秋山虔・土田直鎮・川崎庸之訳)
    • 横川首楞厳院二十五三昧起請(林幹弥訳)
    • 二十五三昧式(林幹弥訳)
    • 二十五三昧根本結縁衆過去帳ほか(林幹弥訳)
    • 霊山院過去帳(林幹弥訳)
    • 付源信伝(林幹弥訳)
  • 日本の名著5 法然/明恵
    • 法然(石上善応訳)
      • 選択本願念仏集
      • 和語燈録
      • 拾遺和語燈録(抄)
    • 明恵(佐藤成順訳)
      • 摧邪輪(抄)
      • 栂尾明恵上人遺訓
  • 日本の名著6 親鸞(石田瑞麿訳)
    • 歎異抄
    • 消息集
    • 正像末和讃
    • 教行信証
  • 日本の名著7 道元(玉城康四郎訳)
    • 正法眼蔵(抄)
  • 日本の名著8 日蓮(紀野一義訳)
    • 立正安国論
    • 四恩鈔
    • 教機時国鈔
    • 薬王品得意抄
    • 寺泊御書
    • 消息1
      • 開目抄
      • 如来滅後五五百歳始観心本尊抄
      • 佐渡御書
      • 諸法実相鈔
      • 如説修行鈔
    • 消息2
      • 種種御振舞御書
      • 撰時抄
    • 消息3
  • 日本の名著9 慈円/北畠親房
    • 慈円
      • 愚管抄(大隅和雄訳)
    • 北畠親房
      • 神皇正統記(永原慶二・笠松宏至訳)
      • 書簡(笠松宏至訳)
  • 日本の名著10 世阿弥
    • 風姿花伝(観世寿夫訳)
    • 花鏡(山崎正和訳)
    • 至花道(観世寿夫訳)
    • 遊楽習道風見(山崎正和訳)
    • 九位(山崎正和訳)
    • 拾玉得花(山崎正和訳)
    • 三道(山崎正和訳)
    • 習道書(山崎正和訳)
    • 申楽談儀(西野春雄訳)
    • 夢跡一紙・書状
  • 日本の名著11 中江藤樹/熊沢蕃山
    • 中江藤樹(山本武夫訳)
      • 翁問答
    • 熊沢蕃山(伊藤多三郎訳)
      • 集義和書
      • 集義外書
  • 日本の名著12 山鹿素行(田原嗣郎訳)
    • 配所残筆
    • 武教小学
    • 山鹿語録(抄)
  • 日本の名著13 伊藤仁斎
    • 論語古義
    • 童子問―巻の上
  • 日本の名著14 貝原益軒
    • 大和俗訓(松田道雄訳)
    • 和俗童子訓(松田道雄訳)
    • 楽訓(松田道雄訳)
    • 家道訓(松田道雄訳)
    • 養生訓(松田道雄訳)
    • 大疑録(荒井健訳)
  • 日本の名著15 新井白石
    • 折りたく柴の記(桑原武夫訳)
    • 古史通(上田正昭訳)
    • 古史通或間(上田正昭訳)
    • 読史余論(横井清訳)
  • 日本の名著16 荻生徂徠
    • 学則(前野直彬訳)
    • 弁道(前野直彬訳)
    • 弁名(抄)(前野直彬訳)
    • 徂徠集(抄)(前野直彬訳)
    • 答問書(中野三敏訳)
    • 政談(抄)(尾藤正英訳)
  • 日本の名著17 葉隠
    • 葉隠聞書(抄)(奈良本辰也・駒敏郎訳)
  • 日本の名著18 富永仲基/石田梅岩
    • 富永仲基
      • 翁の文(楢林忠男訳)
      • 出定後語(石田瑞麿訳)
    • 石田梅岩(加藤周一訳)
      • 都鄙問答
    • 付録
      • 石田先生語録
      • 柴田実著「『石田先生語録』解題」
  • 日本の名著19 安藤昌益(野口武彦訳)
    • 自然真営道(抄)
    • 統道真伝(抄)
  • 日本の名著20 三浦梅園
    • 玄語(抄)(山田慶児訳)
    • 贅語(抄)(吉田忠訳)
    • 造物余譚(吉田忠訳)
  • 日本の名著21 本居宣長
    • 宇比山踏(石川淳訳)
    • 排蘆小船(萩原延寿訳)
    • 直毘霊(西郷信綱訳)
    • 呵刈葭(野口武彦訳)
    • 新古今集美濃の家づと(抄)(野口武彦訳)
    • 源氏物語玉の小櫛(抄)(西郷信綱訳)
  • 日本の名著22 杉田玄白/平賀源内/司馬江漢
    • 杉田玄白
      • 蘭学事始(芳賀徹訳)
      • 和蘭医事問答ほか(芳賀徹訳)
      • 後見草(楢林忠男訳)
      • 野叟独語(楢林忠男訳)
      • 形影夜話(緒方富雄訳)
    • 平賀源内
      • 放屁論(楢林忠男訳)
      • 痿陰隠逸伝(野坂昭如訳)
    • 司馬江漢
      • 春波楼筆記(抄)(芳賀徹訳)
      • 西洋画談(芳賀徹訳)
      • 独笑妄言(楢林忠男訳)
  • 日本の名著23 山片蟠桃/海保青陵(源了円訳)
    • 山片蟠桃
      • 夢の代(抄)
    • 海保青陵
      • 天王談
      • 前識談
      • 稽古談
  • 日本の名著24 平田篤胤/佐藤信淵/鈴木雅之 所有
    • 平田篤胤
      • 古道大意(子安宣邦訳)
      • 霊能真柱(相良亨訳)
    • 佐藤信淵(子安宣邦訳)
      • 鎔造化育論(抄)
    • 鈴木雅之(子安宣邦訳)
      • 撞賢木(抄)
  • 日本の名著25 渡辺崋山/高野長英/工藤平助/本田利明
    • 渡辺崋山(佐藤昌介訳)
      • 退役願書之稿
      • 鴃舌小記・鴃舌或問
      • 慎機論
      • 再稿西洋事情書
      • 外国事情書
      • 獄中書簡
      • 崋山口書―付鳥居耀の告発状
      • 居中の書簡
      • 遺書
    • 高野長英
      • 漢洋内景説(阿知波五郎訳)
      • 遠西水質論(吉田忠訳)
      • 夢物語(佐藤昌介訳)
      • 鳥の鳴音(佐藤昌介訳)
      • 蛮社遭厄小記(佐藤昌介訳)
      • 知彼一助(中山茂訳)
      • 長英書簡(佐藤昌介訳)
    • 工藤平助(佐藤昌介訳)
      • 赤蝦夷風説考
    • 本多利明(中山茂訳)
      • 西域物語
  • 日本の名著26 二宮尊徳
    • 富田高慶著「報徳記」(善積美恵子訳)
    • 福住正兄著「二宮翁夜話」(児玉幸多訳)
    • 三才報徳金毛録(児玉幸多訳)
    • 仕法関係諸篇(安達淑子訳)
    • 書簡(安達淑子訳)
    • 日記(安達淑子訳)
  • 日本の名著27 大塩中斎/佐藤一斎
    • 大塩中斎
      • 洗心洞箚記(松浦玲訳)
      • 古本大学刮目(宮城公子訳)
      • 儒門空虚聚語附録ほか(宮城公子訳)
      • 佐藤一斎に寄せた手紙と返書(宮城公子訳)
      • 檄文
    • 佐藤一斎(宮城公子訳)
      • 言志四録
  • 日本の名著28 頼山陽(頼惟勤訳)
    • 日本外史(抄)
  • 日本の名著29 藤田東湖(橋川文三訳)
    • 回天詩史
    • 常陸帯
    • 弘道館記述義
    • 会沢正志斎著「新論」
    • 藤田幽谷著「修史始末」
    • 東湖随筆
    • 見聞偶筆
  • 日本の名著30 佐久間象山/横井小楠(松浦玲訳)
    • 佐久間象山
      • 省諐録
      • 海防論
      • 殖産興業
      • 公武一和
    • 横井小楠
      • 国是三論
      • 政治と学問
      • 共和一致
      • 大義を世界に
  • 日本の名著31 吉田松陰 所有
    • 講孟余話(抄)(松本三之介訳)
    • 武教全書講録(松永昌三訳)
    • 異賊防禦の策(田中彰訳)
    • 将及私言(田中彰訳)
    • 幽囚録(田中彰訳)
    • 回顧録(田中彰訳)
    • 野山獄文稿(抄)(松永昌三訳)
    • 丙辰幽室文稿(抄)(松永昌三訳)
    • 戊午幽室文稿(抄)(田中彰訳)
    • 要駕策主意(田中彰訳)
    • 留魂録(松永昌三訳)
    • 書簡
  • 日本の名著32 勝海舟
    • 氷川清話
    • 海舟余波
    • 解難録
    • 断腸の記
    • 夢酔独言
  • 日本の名著33 福沢諭吉
    • 学問のすすめ
    • 文明論の概略
    • 福翁自伝
    • 西洋事情
    • 通俗国権論
    • 民情一新
    • 学問の独立
    • 瘠我慢の説
  • 日本の名著34 西周/加藤弘之
    • 西周
      • 百一新論
      • 兵家徳行
      • 兵賦論(抄)
      • 『明六雑誌』より
      • 自伝草稿
    • 加藤弘之
      • 隣草
      • 立憲政体略
      • 真政大意
      • 国体新論
      • 人権新説
      • 経歴談
  • 日本の名著35 陸奥宗光
    • 蹇蹇録
    • 書簡
    • 論説
  • 日本の名著36 中江兆民
    • 『東洋自由新聞』論説
    • 民約訳解
    • 酔人経綸問答
    • 選挙人目ざまし
    • 新聞論説集
    • 一年有半
    • 続一
  • 日本の名著37 陸羯南/三宅雪嶺
    • 陸羯南
      • 近時政論考
      • 国際論
      • 時論
    • 三宅雪嶺
      • 真善美日本人
      • 偽悪醜日本人
      • 西郷隆盛とガリバルジー
      • 明治思想小史
      • 時論
  • 日本の名著38 内村鑑三
    • 余はいかにしてキリスト信徒となりしか(松沢弘陽新訳)
    • 求安録
    • 地人論
    • 小篇
  • 日本の名著39 岡倉天心/志賀重昂
    • 岡倉天心
      • 東洋の目覚め(夏野広訳)
      • 東洋の理想―とくに日本美術について(夏野広・森才子訳)
      • 日本の目覚め(夏野広訳)
      • 茶の本(森才子訳)
      • 応挙・芳崖・雅邦
    • 志賀重昂
      • 日本風景論
  • 日本の名著40 徳富蘇峰/山路愛山
    • 徳富蘇峰
      • 将来の日本
      • 吉田松陰
    • 山路愛山
      • 現代日本教会史論
      • 評論
  • 日本の名著41 内藤湖南
    • 日本文化史研究(抄)
    • 先哲の学問(抄)
    • 近世文学史論(抄)
    • 東洋文化史研究(抄)
    • シナ上古史(抄)
    • 燕山楚水(抄)
    • シナ近世史(抄)
  • 日本の名著42 夏目漱石/森鴎外
    • 夏目漱石
      • 『文学論』序
      • 文の哲学的基礎
      • 道楽と職業
      • 現代日本の開化
      • 文芸と道徳
      • 文展と芸術
      • 素人と黒人
      • 私の個人主義
      • 思い出す事など
    • 森鴎外
      • 大学の自由を論ず
      • 同感と慈悲と
      • 慈善
      • 鴎外漁史とは誰ぞ
      • 潦休録
      • 戦時糧餉談
      • 北清事件の一面の観察
      • 仮名遺意見
      • 混沌
      • 文芸の主義
      • 礼儀小言
      • 古い手帳から
      • 智恵袋
      • 心頭語
      • 慧語
  • 日本の名著43 清沢満之/鈴木大拙
    • 清沢満之
      • 宗教哲学骸骨
      • 在床懺悔録
      • 教界時言(抄)
      • 精神主義
      • 精神講話(抄)
    • 鈴木大拙
      • 日本的霊性
  • 日本の名著44 幸徳秋水
    • 二十世紀の怪物帝国主義
    • 兆民先生
    • 社会主義神髄
    • 平民主義
    • 大逆事件前後 (死刑の前ほか)
  • 日本の名著45 宮崎滔天/北一輝
    • 宮崎滔天
      • 三十三年の夢(抄)
      • 狂人譚(抄)
      • 炬燵の中より
      • 書簡
    • 北一輝
      • 国体論及び純正社会主義(抄)
      • 国民対皇室の歴史的観察
      • 自殺と暗殺
      • 支那革命外史(抄)
      • 書簡
  • 日本の名著46 大杉栄
    • 僕は精神が好きだ
    • 青年に訴う
    • 生の闘争
    • 労働運動の精神
    • ロシア革命論
    • 人生について
    • 自叙伝
  • 日本の名著47 西田幾多郎
    • 善の研究
    • 自覚における直観と反省他より
    • 叡智的世界
    • 現実の世界の論理的構造
    • 行為的直観
    • 小篇
  • 日本の名著48 吉野作造
    • 民本主義論
    • 中国革命と朝鮮問題
    • 明治文化研究
  • 日本の名著49 河上肇
    • 獄中贅語
    • 自叙伝(抄)
    • 地代論に関する諸氏の論争
    • 貧乏物語
    • 日本農政学(抄)
  • 日本の名著50 柳田国男
    • 後狩詞記
    • 明治大正史世相篇
    • 北小浦民俗誌
    • 青年と学問 (大正十四年講演)

以上,Aug. 18, 2021記。

3 岩波書店刊「日本古典文学大系」および「新日本古典文学大系」 Aug. 18, 2021記入

上記サイトの紹介: 上代から近世(江戸時代後期)までの古典文学を対象に、全100巻(別巻は総索引)が刊行された。第1期(第1巻~第66巻)は1957年から1962年にかけ、第2期(第67巻 – 第100巻)は1967年までに刊行された。書目は概ね第1・2期共年代順に並んでいる。
 1989年から2005年にかけ、改訂版の形も兼ね収録書目を一部入れ替え、「新日本古典文学大系」全100巻(他に別巻5巻と総索引)が刊行された。これは当初発行されたもの(「旧大系」や、背表紙の色から「赤大系」と呼ばれる)に対して「新大系」、あるいは背表紙の色から「青大系」と呼ばれている。
 「旧大系」は今日大半が絶版だが、旧大系にあって新大系に入っていない書目のいくつかは、1990年代になって「日本古典文学大系 新装版」で再刊された。

 追記: なお,この発行年次とは別に,再版されているので,図書館などで借りる場合,発行年次だけでなく,全集の名称が重要となっている。

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日本古典文学大系 監修:高木市之助、西尾実、久松潜一、麻生磯次、時枝誠記
第1期
1 古事記・祝詞 1958年6月発行 所有
2 風土記 1958年4月発行
3 古代歌謡集 1957年7月発行
4 万葉集 1 1957年6月発行
5 万葉集 2 1959年9月発行
6 万葉集 3 1960年10月発行
7 万葉集 4 1962年5月発行
8 古今和歌集 1958年3月発行
9 竹取物語・伊勢物語・大和物語 1957年10月発行
10 宇津保物語 1 1959年12月発行
11 宇津保物語 2 1961年5月発行
12 宇津保物語 3 1962年12月発行
13 落窪物語・堤中納言物語 1957年8月発行
14 源氏物語 1 1958年1月発行 山岸徳平
15 源氏物語 2 1959年11月発行
16 源氏物語 3 1961年1月発行
17 源氏物語 4 1962年4月発行
18 源氏物語 5 1963年4月発行
19 枕草子・紫式部日記 1958年9月発行
20 土左日記・かげろふ日記・和泉式部日記・更級日記 1957年12月発行
21 大鏡 1960年9月発行
22 今昔物語集 1 1959年3月発行
23 今昔物語集 2 1960年4月発行
24 今昔物語集 3 1961年3月発行
25 今昔物語集 4 1962年3月発行
26 今昔物語集 5 1963年3月発行
27 宇治拾遺物語 1960年5月発行
28 新古今和歌集 1958年2月発行
29 山家集・金槐和歌集 1961年4月発行
30 方丈記・徒然草 1957年6月発行
31 保元物語・平治物語 1961年7月発行
32 平家物語 上 1959年2月発行
33 平家物語 下 1960年11月発行
34 太平記 1 1960年1月発行
35 太平記 2 1961年6月発行
36 太平記 3 1962年10月発行
37 義経記 1959年5月発行
38 御伽草子 1958年7月発行
39 連歌集 1960年3月発行
40 謡曲集 上 1960年12月発行
41 謡曲集 下 1963年2月発行
42 狂言集 上 1960年7月発行
43 狂言集 下 1961年10月発行
44 中世近世歌謡集 1959年1月発行
45 芭蕉句集 1962年6月発行
46 芭蕉文集 1959年10月発行
47 西鶴集 上 1957年11月発行
48 西鶴集 下 1960年8月発行
49 近松浄瑠璃集 上 1958年11月発行
50 近松浄瑠璃集 下 1959年8月発行 守随憲治、大久保忠国
日本古典文学大系 51 浄瑠璃集 上 1960年6月発行
52 浄瑠璃集 下 1959年6月発行
53 歌舞伎脚本集 上 1960年2月発行
54 歌舞伎脚本集 下 1961年12月発行
55 風来山人集 1961年8月発行
56 上田秋成集 1959年7月発行
57 川柳・狂歌集 1958年12月発行
58 蕪村集・一茶集 1959年4月発行
59 黄表紙・洒落本集 1958年10月発行
60 椿説弓張月 上 1958年8月発行 後藤丹治
61 椿説弓張月 下 1962年1月発行
62 東海道中膝栗毛 1958年5月発行
63 浮世風呂 1957年9月発行
64 春色梅児誉美 1962年8月発行
65 歌論集 能楽論集 1960年9月発行
66 連歌論集 俳論集 1961年2月発行 木藤才蔵、井本農一
第2期
67 日本書紀 上 1967年3月発行
68 日本書紀 下 1965年7月発行
69 懐風藻 文華秀麗集 本朝文粋 1964年6月発行
70 日本霊異記 1967年3月発行
71 三教指帰 性霊集 1965年11月発行
72 菅家文草、菅家後集 1966年10月発行
73 和漢朗詠集 梁塵秘抄 1965年1月発行
74 歌合集 1965年3月発行
75 栄花物語 上 1964年11月発行
76 栄花物語 下 1965年10月発行
7 篁物語、平中物語 浜松中納言物語 1964年5月発行
78 夜の寝覚 1964年12月発行
79 狭衣物語 1965年8月発行
80 平安鎌倉私家集 1964年9月発行 久松潜一、松田武夫、関根慶子、青木生子
日本古典文学大系 81 正法眼蔵、正法眼蔵随聞記 1965年12月発行
82 親鸞集日蓮集 1964年4月発行
83 仮名法語集 1964年8月発行
84 古今著聞集 1966年3月発行
85 沙石集 1966年5月発行
86 愚管抄 1967年1月発行
87 神皇正統記増鏡 1965年2月発行
88 曽我物語 1966年1月発行
89 五山文学集、江戸漢詩集 1966年2月発行
90 仮名草子集 1965年5月発行
91 浮世草子集 1966年11月発行
92 近世俳句俳文集 1964年7月発行
93 近世和歌集 1966年8月発行
94 近世文学論集 1966年12月発行
95 戴恩記 折たく柴の記 蘭東事始 1964年10月発行
96 近世随想集 1965年9月発行
97 近世思想家文集 1966年6月発行
98 歌舞伎十八番集 1965年6月発行
99 文楽浄瑠璃集 1965年4月発行
100 江戸笑話集 1966年7月発行

別巻1 日本古典文学大系 索引 1964年11月発行 語句事項索引、和歌・俳句・歌語索引
日本古典文学大系
別巻2  日本古典文学大系 索引 1968年発行 語句事項索引、初句索引(和歌・俳句・歌謡・和讃・漢詩) 総目次

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新日本古典文学大系 全100巻(他に別巻5巻と総索引)編集委員:佐竹昭広、大曽根章介、久保田淳、中野三敏
1 万葉集 1 1999年5月発行 (巻1~5)
2 万葉集 2 2000年11月発行 (巻6~10)
3 万葉集 3 2002年7月発行(巻11~15)
4 万葉集 4 2003年10月発行 (巻16~20)
5 古今和歌集 1989年2月発行
6 後撰和歌集 1990年4月発行
7 拾遺和歌集 1990年1月発行
8 後拾遺和歌集 1994年4月発行
9 金葉和歌集 詞花和歌集 1989年9月発行
10 千載和歌集 1993年4月発行
11 新古今和歌集 1992年1月発行
12 続日本紀 1 1989年3月発行
13 続日本紀 2 1990年9月発行
14 続日本紀 3 1992年11月発行
15 続日本紀 4 1995年6月発行
16 続日本紀 5 1998年2月発行
17 竹取物語 伊勢物語 1997年1月発行
18 落窪物語 住吉物語 1989年5月発行
19 源氏物語 1 1993年1月発行(桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫、末摘花、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里)
20 源氏物語 2 1994年1月発行(須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風、薄雲、朝顔、少女、玉鬘、初音、胡蝶、螢)
21 源氏物語 3 1995年3月発行(常夏、篝火、野分、行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉、若菜上、若菜下)
22 源氏物語 4 1996年3月発行(柏木、横笛、鈴虫、夕霧、御法、幻、匂宮、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角)
23 源氏物語 5 1997年3月発行(早蕨、宿木、東屋、浮舟、蜻蛉、手習、夢浮橋)
24 土佐日記、蜻蛉日記、紫式部日記、更級日記 1989年11月発行
25 枕草子 1991年1月発行
26 堤中納言物語 とりかへばや物語 1992年3月発行
27 本朝文粋 1992年5月発行
28 平安私家集 1994年12月発行
29 袋草紙 1995年10月発行
30 日本霊異記 1996年12月発行
31 三宝絵 注好選 1997年9月発行
32 江談抄 中外抄 富家語 1997年6月発行
33 今昔物語集 1 1999年7月発行
34 今昔物語集 2 1999年3月発行
35 今昔物語集 3 1993年5月発行
36 今昔物語集 4 1994年11月発行
37 今昔物語集 5 1996年1月発行
38 六百番歌合 1998年12月発行
39 方丈記 徒然草 1989年1月発行
40 宝物集 閑居友 比良山古人霊託
41 古事談 続古事談 2005年11月発行
42 宇治拾遺物語、古本説話集 1990年11月発行
43 保元物語 平治物語 承久記 1992年7月発行
44 平家物語 上 1991年6月発行
45 平家物語 下 1993年10月発行
46 中世和歌集 鎌倉篇 1991年9月発行
47 中世和歌集 室町篇 1990年6月発行
48 五山文学集 1990年7月発行
49 竹林抄 1991年11月発行
50 とはずがたり たまきはる 1994年3月発行
51 中世日記紀行集 1990年10月発行
52 庭訓往来 句双紙 1996年5月発行
53 中華若木詩抄 湯山聯句鈔 1995年7月発行
54 室町物語集 上 1989年7月発行
55 室町物語集 下 1992年4月発行
56 梁塵秘抄 閑吟集 狂言歌謡 1993年6月発行
57 謡曲百番 1998年3月発行
58 狂言記 1996年11月発行
59 舞の本 1994年7月発行
60 太閤記 1996年3月発行
61 七十一番職人歌合 新撰狂歌集 古今夷曲集 1993年3月発行
62 田植草紙 山家鳥虫歌 鄙廼一曲 琉歌百控 1997年12月発行
63 本朝一人一首 1994年2月発行
64 蘐園録稿 如亭山人遺稿 梅敦詩鈔 1997年2月発行
65 日本詩史、五山堂詩話 1991年8月発行
66 菅茶山 頼山陽詩集 1996年7月発行
67 近世歌文集 上 1996年4月発行 ISBN 4-00-240067-0 松野陽一、上野洋三
新日本古典文学大系 68 近世歌文集 下 1997年8月発行
69 初期俳諧集 1991年5月発行
70 芭蕉七部集 1990年3月発行
71 元禄俳諧集 1994年10月発行
72 江戸座点取俳諧集 1993年2月発行
73 天明俳諧集 1998年4月発行
74 仮名草子集 1991年2月発行
75 伽婢子 2001年9月発行
76 好色二代男 西鶴諸国ばなし 本朝二十不孝 1991年10月発行
77 武道伝来記 西鶴置土産 万の文反古 西鶴名残の友 1989年4月発行
78 けいせい色三味線 けいせい伝受紙子 世間娘気質 1989年8月発行
79 本朝水滸伝 紀行 三野日記 折々草 1992年10月発行
80 繁野話 曲亭伝奇花釵児 催馬楽奇談 鳥辺山調綫 1992年2月発行
81 田舎荘子 当世下手談義 当世穴さがし 1990年5月発行
82 異素六帖 古今俄選 粋宇瑠璃 田舎芝居 1998年2月発行
83 草双紙集 1997年6月発行
84 寝惚先生文集 狂歌才蔵集 四方のあか 1993年7月発行
85 米饅頭始 仕懸文庫 昔話稲妻表紙 1990年2月発行
86 浮世風呂 戯場粋言幕の外 大千世界楽屋探 1989年6月発行
87 開巻驚奇侠客伝 1998年10月発行
88 偐紫田舎源氏 上 1995年2月発行
89 偐紫田舎源氏 下 1995年12月発行
90 古浄瑠璃説経集 1999年12月発行 ISBN 4-00-240090-5 信多純一、阪口弘之
新日本古典文学大系 91 近松浄瑠璃集 上 1993年9月発行
92 近松浄瑠璃集 下 1995年12月発行
93 竹田出雲・並木宗輔浄瑠璃集 1991年3月発行
94 近松半二 江戸作者 浄瑠璃集 1996年9月発行
95 上方歌舞伎集 1998年7月発行
96 江戸歌舞伎集 1997年11月発行
97 当代江戸百化物 在津紀事 仮名世説 2000年5月発行
98 東路記 己巳紀行 西遊記 1991年4月発行
99 仁斎日札 たはれ草 不尽言 無何有郷 2000年3月発行
100 江戸繁昌記 柳橋新誌 1989年10月発行


別巻 1 八代集総索引 1995年1月発行
別巻 2 源氏物語索引 1999年2月発行
別巻 3 続日本紀索引年表
別巻 4 今昔物語集索引 2001年4月発行
別巻 5 萬葉集索引 2004年3月発行
総目録 2005年11月発行(第41巻と同時刊)

以上,Aug. 18, 2021記。

4 中央公論社刊『折口信夫全集』全31巻・別巻1巻 1965.4~1968.6

第1巻 1965.11.20
古代研究(国文学篇)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
国文学の発生(第3稿) まれびとの意義‥‥ 3
国文学の発生(第1稿) 呪言と叙事詩と‥‥63
国文学の発生(第2稿) ‥‥‥‥‥‥‥76
咒言の展開‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥76
巡遊伶人の生活‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥93
叙事詩の撒布‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 108
国文学の発生(第4稿) 唱導的方面を中心として‥‥ 124
咒言から寿詞へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 124
叙事詩の成立と其展開と‥‥‥‥‥ 145
語部の歴史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 167
賎民の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 177
戯曲・舞踊詞曲の見渡し‥‥‥‥‥ 207
短歌本質成立の時代 万葉集以後の歌風の見わたし‥‥ 217
女房文学から隠者文学へ 後期王朝文学史‥‥ 265
万葉びとの生活‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 321
万葉集の解題‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 336
万葉集のなり立ち‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 355
万葉集研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 369
叙景詩の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 418
古代生活に見えた恋愛‥‥‥‥‥‥‥ 453
古代民謡の研究 その外輪に沿うて‥ 469
日本書と日本紀と‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 490
相聞の発達‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 502
日本文章の発想法の起り‥‥‥‥‥‥ 516
お伽草子の一考察‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 528
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第2巻 1965.4.5
古代研究(民俗学篇1) ‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
妣が国へ・常世へ(異郷意識の起伏)‥ 3
古代生活の研究(常世の国)‥‥‥‥‥16
琉球の宗教‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42
水の女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80
若水の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 110
貴種誕生と産湯の信仰と‥‥‥‥‥‥ 138
最古日本の女性生活の根柢‥‥‥‥‥ 145
神道の史的価値‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161
高御座‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 168
鶏鳴と神楽と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
髯篭の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 182
幣束から旗さし物へ‥‥‥‥‥‥‥‥ 212
まといの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 228
だいがくの研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 236
盆踊りと祭屋台と‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
盆踊りの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259
信太妻の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 267
愛護若‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310
鸚鵡小町‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 336
餓鬼阿弥蘇生譚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 341
小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の2) ‥‥ 353
翁の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 371
ほうとする話(祭りの発生 その1)‥‥ 416
村々の祭り(祭りの発生 その2) ‥ 441
山のことぶれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 459
花の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 467
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第3巻 1966.1.25
古代研究(民俗学篇2) ‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
鬼の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
はちまきの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13
ごろつきの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
雛祭りの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47
桃の伝説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥55
まじなひの一方面‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62
狐の田舎わたらひ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥65
桟敷の古い形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥68
稲むらの蔭にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
方言‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥77
雪の島‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥89
三郷巷談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 123
折口といふ名字‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 136
神道に現れた民族論理‥‥‥‥‥‥‥ 145
大嘗祭の本義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
能楽における「わき」の意義(「翁の発生」の終篇)‥‥ 241
咒詞及び祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 250
霊魂の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260
たなばたと盆祭りと‥‥‥‥‥‥‥‥ 277
河童の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 288
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道‥‥ 318
組踊り以前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 356
田遊び祭りの概念‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 378
古代人の思考の基礎‥‥‥‥‥‥‥‥ 390
古代に於ける言語伝承の推移‥‥‥‥ 438
小栗判官論の計画(「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇)‥‥ 451
漂著石神論計画‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 477
雪まつりの面‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 484
「琉球の宗教」の中の一つの正誤‥‥ 487
追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第4巻 1966.2.25
口訳万葉集(上)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第5巻 1966.3.25
口訳万葉集(下)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第6巻 1966.4.25
万葉集辞典‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第7巻 1966.5.25
日本文学の発生―その基礎論―‥‥‥‥‥ 1
日本文学の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥44
唱導文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥73
唱導文芸序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100
日本文学の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 108
日本文学の発生 序説‥‥‥‥‥‥‥‥ 153
詞章の伝承‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 156
文学様式の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 179
律文学の根柢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 198
声楽と文学と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 220
小説戯曲文学における物語要素‥‥‥ 242
文学と饗宴と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271
異人と文学と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 303
翁舞・翁歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 318
日本文学の内容‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 334
日本文学発想法の一面―誹諧文学と隠者文学と‥‥ 366
笑ふ民族文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 387
追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 420
口承文学と文書文学と‥‥‥‥‥‥‥‥ 423
日本文学研究の目的‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 446
日本文学研究法 序説‥‥‥‥‥‥‥‥ 455
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第8巻 1966.6.25
古典に現れた日本民族‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
古代日本人の感覚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
上代の日本人―その文学―‥‥‥‥‥‥‥41
古代日本文学に於ける南方要素‥‥‥‥‥46
古代の氏族文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
大和時代の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥93
上代文学―文章史の出発点―‥‥‥‥‥ 159
風土記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 172
風土記の古代生活‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 175
記紀歌謡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 217
古代歌謡―聖詠二首について―‥‥‥‥ 221
古代民謡の研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 228
恋及び恋歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 241
抒情詩の展開‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260
日本の創意―源氏物語を知らぬ人々に寄す―‥‥ 272
伝統・小説・愛情‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 288
反省の文学源氏物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 300
ものゝけ其他‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313
源氏物語における男女両主人公‥‥‥‥ 322
新古今前後‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 346
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第9巻 1966.7.25
万葉集私論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
万葉びとの生活‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
上代貴族生活の展開―万葉びとの生活―‥34
万葉びとの生活―及びその歌―‥‥‥‥‥52
万葉集の研究―一種の形態論として―‥‥60
歌の発生 及びその万葉集における 展開‥‥85
万葉集講義―飛鳥・藤原時代―‥‥‥‥ 106
続万葉集講義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 306
相聞歌概説―殊に万葉集巻二に就いて―‥‥ 342
相聞歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 357
万葉集の恋歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 366
あづま歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 421
万葉集の根柢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 433
額田女王‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
柿本人麻呂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 461
柿本人麻呂論―人麻呂歌集の側から見て―‥‥ 485
山部赤人短歌の批評―巻第六 神亀元年「幸于紀伊国時」の長歌の反歌―‥‥ 494
万葉集に於ける近代感‥‥‥‥‥‥‥‥ 496
愛国文学の母胎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 502
評価の反省―家持の歌の評釈―‥‥‥‥ 506
睦月の歌―家持の作物を中心として―‥ 524
純自然描写の発足‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 532
万葉集の民俗学的研究‥‥‥‥‥‥‥‥ 540
万葉集と民俗学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 552
万葉集に現れた古代信仰―たまの問題―‥‥ 561
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第10巻 1966.8.25
枕草紙解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
伊勢物語私記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35
お伽及び咄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 127
雄略紀を循環して―お伽話と長話との二形式―‥‥ 143
物語歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 149
歌及び歌物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 153
歌の歴史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 153
歌物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 166
家集と物語と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 186
短歌の本質と文学性との問題‥‥‥‥‥ 196
短歌本質の成立‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 209
短歌様式の発生に絡んだ或疑念‥‥‥‥ 224
歌及び組歌の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 227
女房歌の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 236
難解歌の研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
誹諧歌の研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 262
近江歌及びその小説的な素材‥‥‥‥‥ 284
ちとりましとゝ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 291
「倭は国のまほろば」其他‥‥‥‥‥‥ 305
「涼しく曇る」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 316
「すぽうつ」としての歌合せ‥‥‥‥‥ 320
懸想文のある観察―うす雪物語を出て―‥‥ 322
俳諧の発生―農村に於けるかけあひ歌―‥‥ 357
恋の座‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 366
菊の塵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 395
武蔵十歌仙『旅ぎせる三 』‥‥‥‥‥ 403
西鶴に見えた正風の発生‥‥‥‥‥‥‥ 440
西鶴俳諧の所産‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 458
俳諧控へ帳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 462
後期王朝文学史目安‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 467
農民短歌史序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 471
連歌俳諧発生史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 486
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第11巻 1966.9.25
世々の歌びと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
女流短歌史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
歌の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥66
正岡子規短歌抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 127
与謝野寛作歌抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147
追ひ書きにかへて―明治の新派和歌―‥‥ 160
近代短歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 181
再版序‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 183
この本のはじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 184
1 短歌史の意義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 188
2 前江戸時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 192
3 江戸時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 214
4 明治時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 330
橘曙覧評伝‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 377
1 晩年の作物‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 379
2 壮年の境涯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 422
3 志濃夫迺舎歌集抄‥‥‥‥‥‥‥‥ 468
4 この双紙のあとに‥‥‥‥‥‥‥‥ 491
曙覧の研究のはしに‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 495
橘曙覧‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 503
新派短歌の歴史‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 508
短歌の歴史―万葉から現代まで―‥‥‥ 530
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第12巻 1966.10.25
日本文学啓蒙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
日本文学の本質‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
江戸時代の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
第1 江戸文学概論‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
第2 小説・戯曲の交渉‥‥‥‥‥‥‥57
第3 小説の分化‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥83
第4 声楽の黄金時代‥‥‥‥‥‥‥‥96
第5 劇文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107
第6 文学論を具へた文学‥‥‥‥‥ 123
室町時代の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 142
はしがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 142
第1 鎌倉時代の文学‥‥‥‥‥‥‥ 143
第2 奴隷芸術の展開‥‥‥‥‥‥‥ 151
第3 唱導文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 171
第4 小説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 187
第5 日本学及び五山文学‥‥‥‥‥ 195
第6 唯一の文学としての短歌‥‥‥ 205
第7 連歌及び誹諧‥‥‥‥‥‥‥‥ 214
第8 民謡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 224
結び‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
後期王朝の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 232
歌謡を中心とした王朝の文学‥‥‥‥ 263
第1 叙事詩及び鎮魂歌‥‥‥‥‥‥ 263
第2 宮廷詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 274
第3 短歌形式の固定‥‥‥‥‥‥‥ 295
第4 後期王朝の文学‥‥‥‥‥‥‥ 304
上世日本の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 323
第1 序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 323
第2 祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 340
第3 宣命‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 367
第4 古事記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 377
第5 万葉集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 422
第6 風土記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 478
附言‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 509
あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 510
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第13巻 1966.11.25
東歌疏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
巻第十四概説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
巻第十四のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
東歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 6
東歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
日本古代抒情詩集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259
記紀歌集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 261
万葉集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 275
古今和歌集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
新古今和歌集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 429
解説―日本抒情詩集の内容―‥‥‥‥ 457
口訳万葉集(改稿巻一・二)‥‥‥‥‥ 463
巻第一‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 465
巻第二‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 500
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第14巻 1966.12.24
国文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
序論 国文学研究の意義‥‥‥‥‥‥‥ 3
第1部 日本文学の系図 ‥‥‥‥‥‥‥ 5
第1章 大和時代 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
第2章 平安時代 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥14
第3章 鎌倉時代 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
第4章 室町時代 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
第5章 安土・桃山時代 ‥‥‥‥‥‥32
第6章 江戸時代前期 ‥‥‥‥‥‥‥37
第7章 江戸時代後期 ‥‥‥‥‥‥‥46
第2部 日本文学の戸籍 ‥‥‥‥‥‥‥56
第1章 古事記 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥56
第2章 上代歌謡 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 134
第3章 源氏物語 ‥‥‥‥‥‥‥‥ 203
第4章 江戸時代の文学 ‥‥‥‥‥ 315
短歌論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 389
第1章 短歌の鑑賞 その1‥‥‥‥‥ 391
第2章 短歌の様式及び内容 ‥‥‥‥ 414
第3章 短歌の限界と将来 ‥‥‥‥‥ 432
第4章 短歌の鑑賞 その2‥‥‥‥‥ 443
万葉集抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 503
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第15巻 1967.1.25
民俗学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
地方に居て試みた民俗研究の方法‥‥‥‥23
年中行事(民間行事伝承の研究)‥‥‥‥47
春来る鬼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 125
春立つ鬼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 140
民俗学上よりみた五月の節供‥‥‥‥‥ 153
峯の雪‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 161
七夕祭りの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 169
たなばた供養‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 185
霜及び霜月‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 196
水の木火の木‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201
石に出で入るもの‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 212
座敷小僧の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256
さへの神祭りを中心に‥‥‥‥‥‥‥‥ 265
祭りの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 271
木地屋のはなし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 281
山のはなし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 294
古風の婚礼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 305
道徳の民俗学的考察‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 324
道徳の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 331
仇討ちのふおくろあ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 369
田圃と畑‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 383
三郷巷談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 390
町家の一例‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 395
壱岐の水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 400
壱岐民間伝承採訪記‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 413
民間伝承採集事業説明書‥‥‥‥‥‥‥ 479
民間伝承蒐集事項目安‥‥‥‥‥‥‥‥ 486
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第16巻 1967.2.25
沖縄に存する我が古代信仰の残 ‥‥‥‥ 1
琉球国王の出自―佐敷尚氏・伊平屋尚氏の関係の推測―‥‥14
女の香炉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69
沖縄採訪記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥91
沖縄採訪手帖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 144
大倭宮廷の剏業期‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 200
宮廷儀礼の民俗学的考察―采女を中心として―‥‥ 243
新嘗と東歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 282
常世浪‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 292
久米部の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 302
民族史観における他界観念‥‥‥‥‥‥ 309
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ‥‥ 367
日本の年中行事―その入り立ち―‥‥‥ 388
餅搗かぬ家‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 398
春来る鬼―秋田にのこる奇習―‥‥‥‥ 402
年中行事に見えた古代生活―雛祭りを中心に―‥‥ 407
鷽替へ神事と山姥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 417
河童の神様‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 430
三社縁起‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 435
道の神 境の神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 446
富士山と女性神の俤と‥‥‥‥‥‥‥‥ 449
龍の伝説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 457
花物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 459
蜑のさゝやき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 463
東北文学と民俗学との交渉‥‥‥‥‥‥ 467
生活の古典としての民俗‥‥‥‥‥‥‥ 483
民俗学学習の基礎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493
民俗研究の意義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 498
新国学としての民俗学‥‥‥‥‥‥‥‥ 507
先生の学問‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 511
採訪の ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 525
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第17巻 1967.3.25
日本芸能史序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
古代演劇論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
日本芸能の特殊性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥52
日本芸能の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61
民俗芸能の春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥69
文芸の力 時代の力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥74
和歌の発生と諸芸術との関係‥‥‥‥‥‥78
日本文学における一つの象徴‥‥‥‥‥‥92
日本美‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107
日本の芸道‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 117
伝承文芸論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 143
伝承文芸の意味‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 143
伝承文芸の主体‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145
伝承文芸の保持‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 158
伝承文芸の変遷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 165
物語りと地の文章の古形‥‥‥‥‥‥‥ 191
「八島」語りの研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 194
巫女と遊女と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 213
芸能民習‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218
無頼の徒の芸術‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 227
歌舞妓とをどりと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 234
舞ひと踊りと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 237
長唄のために‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 240
地唄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 242
神楽(その1) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 250
神楽(その2) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 257
神楽記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 266
神賑ひ一般‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 269
鶴が音―鶴亀の芸能―‥‥‥‥‥‥‥‥ 272
春日若宮御祭の研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 278
能舞台の解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 292
獅子舞と石橋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 299
薪能と咒師走の翁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 303
黒川能・観点の置き所‥‥‥‥‥‥‥‥ 306
村で見た黒川能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310
三河の山村‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313
山の霜月舞―花祭り解説―‥‥‥‥‥‥ 315
山の神人団体‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 320
近世に於ける移動‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 330
花祭り行事の主なる問題‥‥‥‥‥‥ 337
延年舞との比較‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 350
結語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 356
信州新野の雪祭り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 359
「雪祭り」しなりお―岩波映画「新野雪祭」のために―‥‥ 366
根子の番楽・金砂の田楽‥‥‥‥‥‥‥ 385
感謝すべき新東京年中行事―第四回郷土舞踊と民謡の会・評―‥‥ 400
組踊りの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 411
沖縄舞踊に見る三要素‥‥‥‥‥‥‥‥ 416
同胞沖縄の芸能の為に‥‥‥‥‥‥‥‥ 418
沖縄を憶ふ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 420
東北民謡の旅から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 427
人形の起源‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436
鷹狩りと操り芝居と‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 438
鳥の声‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
草相撲の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 455
宮廷と民間―正月行事を中心に―‥‥‥ 458
門松のはなし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 463
鬼と山人と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 470
雛祭りのおこり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 476
ひめなすびとひなあそびと―崇神紀より―‥‥ 480
宵節供の夕に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 487
雛祭りとお彼岸‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 495
民族精神の主題‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 498
氏神及びやしろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 500
うきじまり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 506
あめのおしがみ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 512
身毒丸‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 514
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第18巻 1967.4.25
かぶき讃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
1
役者の一生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
市村羽左衛門論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
実川延若讃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥81
街衢の戦死者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 112
戞々たり 車上の優人‥‥‥‥‥‥‥ 156
日本の女形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 179
宗十郎を悼む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 187
実悪役者を望む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 190
菊五郎の科学性‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 193
花の前・花のあと‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 200
自然女人とかぶき女と‥‥‥‥‥‥‥ 212
2
夏芝居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218
お岩と与茂七と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 239
寄席の夕立‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 241
春永話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 246
雑感‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 252
芸の有為転変相‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 266
手習鑑評判記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 269
合邦と新三‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 273
芸の壮大さ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 279
文楽の光明‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 281
「なよたけ」の解釈‥‥‥‥‥‥‥‥ 284
芝居に出た名残星月夜‥‥‥‥‥‥‥ 289
日本芸能史六講‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 331
三味線唄の発想を辿る‥‥‥‥‥‥‥ 404
あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 415
封引切漫評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 418
御国座へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 422
芝居の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 424
辻の立ち咄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 429
江戸歌舞妓の外輪に沿うて‥‥‥‥‥‥ 432
芝居見の芝居知らず‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
手習鑑雑談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 450
「土」の時代‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 473
正直正太夫に期待す‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 476
草双紙と講釈の世界‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 479
涼み芝居と怪談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 483
義太夫と三味線‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 488
由良助の成立‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 490
玉手御前の恋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 498
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第19巻 1967.5.25
わかしとおゆと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
古語復活論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9
短歌の口語的発想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥14
新しい国語教育の方角‥‥‥‥‥‥‥‥‥19
熟語構成法から観察した語源論の断簡‥‥28
古代修辞法の一例‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥48
形容詞の論―語尾「し」の発生―‥‥‥‥61
副詞表情の発生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 101
国語と民俗学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 127
古代中世言語論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 189
最低の古典―新かなづかひと漢字制限―‥‥ 234
詩語としての日本語‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 237
日琉語族論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259
第1部 日本語の語序 ‥‥‥‥‥‥‥ 260
第2部 日本語としての沖縄語 ‥‥‥ 286
国語学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 303
序論 国語と文法‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 303
第1章 種々なる国語現象 ‥‥‥‥‥ 314
第2章 言語の発生的観察 ‥‥‥‥‥ 335
第3章 古語論 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 375
「さうや さかいに」‥‥‥‥‥‥‥‥ 441
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第20巻 1967.6.25
女帝考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
即位御前記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24
宮廷生活の幻想―天子即神論是非―‥‥‥41
天子非即神論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62
皇子誕生の物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
異郷意識の進展‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85
み雪ふる秋―「まつり」と「こと」と―‥94
天照大神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99
古代人の信仰‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 102
「くに」及び「ひと」を主題に‥‥‥‥ 141
日本古代の国民思想‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 143
神道‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 183
原始信仰‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 196
霊魂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 211
来世観‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 217
剣と玉と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 221
古代日本人の信仰生活‥‥‥‥‥‥‥‥ 235
言霊信仰‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 245
産霊の信仰‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 253
異訳国学ひとり案内―河野省三足下にさゝぐ―‥‥ 261
国学とは何か‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277
国学と国文学と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 289
国学の幸福‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 306
平田国学の伝統‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 320
上代葬儀の精神‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 351
古代生活に於ける惟神の真意義‥‥‥‥ 389
民間信仰と神社と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 402
神道に見えた古代論理‥‥‥‥‥‥‥‥ 416
神道の友人よ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 431
民族教より人類教へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 438
神道宗教化の意義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 442
神道の新しい方向‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 461
神々と民俗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 473
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第21巻 1967.7.25
海やまのあひだ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
春のことぶれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 133
水の上‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 367
遠やまひこ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 473
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第22巻 1967.8.25
天地に宣る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
倭をぐな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥39
短歌拾遺
明治36年以後、44年頃まで‥‥‥‥‥ 227
安乗帖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313
ひとりして‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 328
『海やまのあひだ』の頃‥‥‥‥‥‥ 361
『春のことぶれ』の頃‥‥‥‥‥‥‥ 381
『水の上』の頃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 386
『遠やまひこ』の頃‥‥‥‥‥‥‥‥ 397
『倭をぐな』の頃‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 406
詩拾遺
砂けぶり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 431
砂けぶり 2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 434
水牢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 437
貧窮問答‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 440
東京を侮辱するもの‥‥‥‥‥‥‥‥ 443

隣より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 445
うしろ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 446
すえずの彼方‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 448
道の幻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 450
随軒先生少年長歌行‥‥‥‥‥‥‥‥ 453
古貂の皮‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 459
穂積六亮をぢに寄する‥‥‥‥‥‥‥ 464
出陣歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 466
国の崎々‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 469
学問の道‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 472
彼百作さば、我百五十屠らむ‥‥‥‥ 474
大倭壮夫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 477
海洋の歓呼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 481
天長千秋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 485
特別攻撃隊員讃歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 487
若き詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491
たふとき春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493
島のありそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 496
硫気ふく島‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499
硫黄島の防人に寄す‥‥‥‥‥‥‥‥ 501
昭和新憲法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 509
子どもの園‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 510
毛無島‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 512
青海の瞳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 514
二十年‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 517
鎮魂頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 521

遠東死者之書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 522
都鄙死者之書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 529
八月十五日‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 530

のうとより‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 531
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第23巻 1967.9.25
古代感愛集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
近代悲傷集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 181
現代襤褸集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 337
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第24巻 1967.10.25
小説
口ぶえ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
神の嫁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥79
生き口を問ふ女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100
家へ来る女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 125
死者の書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130
死者の書 続篇(草稿)‥‥‥‥‥‥‥ 259
戯曲
文金風流‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 280
とがきばかりの脚本‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 346
芹川行幸‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 350
むさゝび‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 364
執心鐘入縁起‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 386
放送台本
四季西行‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 402
大仏開眼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 417
旅の歌びと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 423
難波の春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 435
島を守る巫女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 455
俄狂言
巻返大倭未来記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 470
稲生物怪録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 487
平気平三困切石‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499
舞踊台本
万葉飛鳥之夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 508
芸謡
花の松‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 533
迎年祈世‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 543
飛鳥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 545
国生み‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 552
木下水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 554
月の傾城‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 558
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第25巻 1967.11.25
前月歌壇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
辻の立ち話1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥21
辻の立ち話2―太田水穂氏に― ‥‥‥‥‥29
歌壇辻談義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38
歌談義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42
島木赤彦
切火評論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47
赤彦の歌を評す‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60
氷魚の時代―島木赤彦論―‥‥‥‥‥‥65
「逝く子」評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥71
なかま褒めをせぬ証拠に‥‥‥‥‥‥‥75
島木さん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥83
赤彦の成迹‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥91
北原白秋
雲母集細見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99
多磨以後‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122
『桐の花』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥ 125
宇宙の花‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145
古泉千樫
千樫論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 149
千樫追善記―随縁鈔後記―‥‥‥‥‥ 158
古泉千樫集追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥ 177
最高の入門書―古泉千樫歌集―‥‥‥ 188
千樫集開板に臨んで、旧同人に寄す‥ 190
斎藤茂吉
近頃の茂吉氏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 209
『寒雲』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 215
白桃以前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218
『ともしび』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 234
民族の感歎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 235
礼儀深さ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 239
岡麓
岡麓論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
ひそかなる感謝‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 255
伊藤左千夫
左千夫の思ひ出‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260
先生で思ひ出すこと‥‥‥‥‥‥‥‥ 261
左千夫先生のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 267
丸岡桂
丸岡桂氏の『長恨』‥‥‥‥‥‥‥‥ 274
土岐善麿
『空を仰ぐ』評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277
新短歌の一つの到達点―土岐善麿兄新歌集作品1―‥‥ 286
歌集『六月』を読む‥‥‥‥‥‥‥‥ 290
前田夕暮
『水源地帯』俯瞰‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 299
土屋文明
土屋文明論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 304
服部躬治
三度見た先生の印象‥‥‥‥‥‥‥‥ 309
服部躬治先生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 316
中村憲吉
慟哭を超ゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 324
中村憲吉さん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 328
村野次郎
樗風集のゆきあし‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 333
与謝野晶子
早期の与謝野夫人‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 344
有名人の無名作から‥‥‥‥‥‥‥‥ 351
宮柊二
群鶏の作者に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 358
『宮柊二歌集』解説‥‥‥‥‥‥‥‥ 370
胡桃沢勘内
根岸派歌人としての泣崖‥‥‥‥‥‥ 375
石川啄木
石川啄木から出て‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 379
与謝野寛
与謝野寛を憶ふ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 387
与謝野寛論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 390
若山牧水
牧水詠歎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 404
会津八一
会津八一氏の『会津八一全歌集』‥‥ 408
水町京子
水行く岸の歌人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 410
伝へたい人びと―短歌研究記者の問ひに答へて―‥‥ 415
潮騒以前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 426
人に預けたるもとの門弟子に寄せて‥‥ 429
一人の見た過現未‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 446
去七尺状‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 454
新万葉集の文学史上に持つ意義‥‥‥‥ 472
有家卿のことば―新万葉集おぼえ書き―‥‥ 475
歴代勅撰集と新万葉集‥‥‥‥‥‥‥‥ 487
民族のいくさびとに贈る‥‥‥‥‥‥‥ 495
万葉維新‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 499
悲痛なる美を完成する人々―特攻百首―‥‥ 509
詠進歌の新風‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 511
昭和御製と宮廷ぶりの歌‥‥‥‥‥‥‥ 515

『釈迢空集』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥ 526
『釈迢空篇』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥ 532
『天地に宣る』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥ 534
『山の端』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 536
路隅集の前に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 538
釈迢空集のすゑに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 539
『鵠が音』追ひ書き‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 541
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第26巻 1967.12.25
自歌自註‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
海やまのあひだ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5
春のことぶれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 243
短歌啓蒙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 323
短歌啓蒙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 325
毎月抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 343
指導記録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 393
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第27巻 1968.1.25
詩と散文との間を行く発想法‥‥‥‥‥‥ 1
文学を愛づる心‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 7
文学に於ける虚構‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥13
好悪の論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥21
批評家の批評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27
批評の意義(I) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥33
批評の意義(II)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40
新刊紹介‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51
左千夫の小説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥54
芸術の具体化―谷崎潤一郎氏を中心に―‥75
『細雪』の女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80
細雪映画化の限界‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95
日本の歌・すらぶの琴‥‥‥‥‥‥‥‥‥97
王朝語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥99
近代小説文体論序‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 105
『絵はがき』評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 115
近代市隠の文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 116
『露芝』解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 119
逍遥から見た鴎外‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 127
山の音を聴きながら―川端康成氏の近業―‥‥ 139
水中の友‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 148
小説の予言者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 156
『春』から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 157
人間悪の創造‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 159
まれ男のこと立て―芸術の円光―‥‥‥ 163
念珠集管見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 168
山越しの阿弥陀像の画因‥‥‥‥‥‥‥ 174
詩歴一通―私の詩作について―‥‥‥‥ 199
新しい詩集の為の寿詞‥‥‥‥‥‥‥‥ 210
ねくらそふの現実‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 215
『蛙』の詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 222
『典型』と高村氏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 223
『佐藤春夫全詩集』のために‥‥‥‥‥ 225
俳句と近代詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 228
虚子文学の結論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 242
文芸運動に於ける朋党‥‥‥‥‥‥‥‥ 246
茂吉への返事‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 251
短歌と文壇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 259
短歌に於ける主観の表現‥‥‥‥‥‥‥ 265
万葉調‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 268
短歌に於ける人事と自然‥‥‥‥‥‥‥ 273
短歌の範囲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 279
新しい論理の開発‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 281
歌の円寂する時‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 283
歌の円寂する時 続篇‥‥‥‥‥‥‥‥ 306
滅亡論以後‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 317
「時代の口」出現への要望‥‥‥‥‥‥ 329
ぷろれたりあ短歌へ―『抗争』の作者を通じて―‥‥ 334
遊びのある議論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 342
短歌小論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 349
流行と質‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 360
子規の歌論に潜在するもの‥‥‥‥‥‥ 368
短歌将来の形式に関する一つの暗示―短歌のこんと化する傾向、その他―‥‥ 376
短歌の世界―選歌に循環して―‥‥‥‥ 382
鑑賞法を失はうとする世間‥‥‥‥‥‥ 386
短歌の心構へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
写生歌異見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 394
短詩論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 397
素人のない文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 403
短歌の運命―若き人々に訴ふ―‥‥‥‥ 427
近代日本短歌の方向‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 434
時事短歌論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 441
所謂「未亡人短歌」の含む暗示‥‥‥‥ 443
女人短歌序説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 447
女流の歌を閉塞したもの‥‥‥‥‥‥‥ 466
短歌啓蒙(I) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 475
短歌啓蒙(II)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493
短歌啓蒙(III) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 504
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第28巻 1968.2.24
零時日記(I) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
零時日記(II)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
零時日記(III) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥21
半生の目撃者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35
かすかな抗議‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥54
愛と詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥59
海道の砂 その1 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61
海道の砂 その2 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥81
海道の砂 その3 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥84
山の湯雑記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥88
山の音を聴きながら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥97
姥の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 103
雪の記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 107
恋の消息‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 111
日本の道路‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 115
野山の春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 117
花幾年‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 120
わが子・我が母‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 124
留守ごと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131
細雪以前‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 139
黒青紫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147
増井の清水の感覚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 150
赤い紙かばんの中へ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 152
去年の大晦日‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 154
杉千秋を中心にして‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 158
故人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 162
書斎人の悲劇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 167
「香蘭」の人々に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 171
茶栗柿譜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
白墨のあと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 185
鏡花との一夕‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 188
生活の古典化に努められた先生‥‥‥‥ 194
畸人伝の型に入れて‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 197
山中先生の学問‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 200
三矢先生の学風‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 204
伊波学の後継者を待つ‥‥‥‥‥‥‥‥ 224
万葉全集と私‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 226
美しい私学の学問‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 231
感謝のことば‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 240
三博士頌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
虚子さんよ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 247
水野氏の本の会から帰つての茶話‥‥‥ 250
遥かな潜水夫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256
紙魚のすみか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258
書物と白雲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 266
若き代の智慧―戸板康二に寄す―‥‥‥ 271
新爽両人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 276
小笹の詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277
伊波冬子刀自の詩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 278
一つの歌の曙の光り―会津八一全歌集―‥‥ 279
二つの歌の道―宮柊二歌集『晩夏』と『会津八一全歌集』―‥‥ 281
選者のことば(I) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 283
選者のことば(II)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 309
鵠歌評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 328
くゞひの人びと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 334
歌会にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 340
「アララギ」歌評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 345
「アララギ」7月号の歌 ‥‥‥‥‥‥‥ 351
「アララギ」合評抜萃‥‥‥‥‥‥‥‥ 356
「原生林」合評抜萃‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 363
歌壇作品合評抜萃‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 371
選歌「戦争」を発表するに当つて‥‥‥ 382
天の鶴群‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 383
静かな心のやすらひ―伊東療養所にて―‥‥ 385
戦ひに死ぬものゝふの歌‥‥‥‥‥‥‥ 389
戦ふ歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
招魂の御儀を拝して‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 396
島の青草―沖縄を偲びて‥‥‥‥‥‥‥ 400
一つの連環咄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 406
日本女性史に於ける明治時代の意義‥‥ 415
地方文化の幸福の為に‥‥‥‥‥‥‥‥ 420
根強い生活は「心の田舎」から‥‥‥‥ 430
危急を告ぐる諷歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 434
新春随感‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 442
見ものは合邦辻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 447
若手歌舞妓への期待‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 449
鶴屋団十郎‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 452
英訳俳句草稿‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 456
連句‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 491
独 (十夜独 )‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 492
十夜孤仙(溝のはた)‥‥‥‥‥‥‥ 495
夏ごゝろ―三物四聯―‥‥‥‥‥‥‥ 498
昼冷え―三物七様―‥‥‥‥‥‥‥‥ 500
叢隠居にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 502
笹薮の巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 505
苅り敷きの巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 507
冬山の巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 509
東北車中三吟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 511
かな蛇の巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 520
若すゝきの巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 523
鳴沢即事‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 526
倚桃両 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 529
陽さかりの巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 532
湯小屋両吟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 535
春鴉半僊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 538
倚燈四吟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 540
俗泉四吟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 543
前後庵即事‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 546
箱根山中三吟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 548
山雨半僊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 557
一つ松の巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 559
青空の巻‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 561
倚桃両 自讃文‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 564
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第29巻 1968.3.25
万葉集講義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
雑歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
東歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥16
防人歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥51
大歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥67
口訳万葉集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥95
口訳万葉集―巻十四(東歌)の研究―‥ 103
山の音を聴きながら‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130
東歌抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 131
万葉集東歌研究‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 140
あづまうた 三つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 144
万葉集短歌輪講‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147
万葉談義―日並知皇子尊の宮の舎人等の歌―‥‥ 267
万葉歌抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 276
万葉集に現れた征戦の歌‥‥‥‥‥‥‥ 288
寿詞をたてまつる心々‥‥‥‥‥‥‥‥ 294
家持奏寿の歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 307
正月と歌と‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 310
禊ぎと祓へと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 316
上代文学解釈法の問題‥‥‥‥‥‥‥‥ 343
万葉集の正しい見方‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 376
国民詩史論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 385
真間・芦屋の昔がたり‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
うす雪物語解説‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 413
上代文化研究法‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416
万葉風土記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 421
飛鳥をおもふ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 435
万葉集絵物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 447
古事記の空 古事記の山‥‥‥‥‥‥‥ 456
新撰山陵志‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 462
杠園抄解説―守部評論―‥‥‥‥‥‥‥ 478
『枕草紙杠園抄』江戸時代後期に書かれた『枕草子』の注釈書。四巻四冊、岩崎美隆著。
橘ノ元輔源ノ守部‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 493
 『万葉集桧嬬手』アララギ (斎藤茂吉「釈迢空に与ふ」青空文庫で触れている)
復刻「万葉集檜嬬手」解題‥‥‥‥‥‥ 505
 『万葉集桧嬬手』アララギ
言語情調論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 509
緒論 言語表象論‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 509
第1編 言語情調総説 ‥‥‥‥‥‥‥ 539
第2編 言語情調の要素 ‥‥‥‥‥‥ 547
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第30巻 1968.4.25
初期文集
都賀野の牡鹿‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
八栗の秋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4
紀和地方修学旅行記‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 8
東京だより‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
筬の音―わが幼時の記憶―‥‥‥‥‥‥11
社会心理と個人努力と‥‥‥‥‥‥‥‥16
俳逍遥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19
花を贈る文‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥22
雪の一夜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23
夕霧‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
湖畔の逍遥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26
初夏の幽趣‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
古今集の歌と現今の歌と‥‥‥‥‥‥‥29
東京案内記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38
序跋及び書評
序跋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47
くにのまほろばのはじめに(「国のまほろば」)‥‥49
青ふし垣(「青ふし垣」)‥‥‥‥‥51
秋山太郎家集選序(「秋山太郎歌集選」)‥‥54
とり船のはじめに(「鳥船第四選集」)‥‥56
鳥船のはじめに(「鳥船第五選集」)‥‥58
白茅先生のおもかげ(「独木舟」)‥59
『遠野物語』後記(「遠野物語 増補版」)‥‥67
山下君に寄せる手紙(加賀江沼郡昔話集」)‥‥72
鳥船集のはしに(「鳥船集第六集」)‥‥74
口状(「万葉集叢攷」)‥‥‥‥‥‥76
はじめに(「鳥船集第七集」)‥‥‥80
正しき歌の道(「歌の正しい作り方」)‥‥82
巻頭言(「国文学論究第九冊」)‥‥84
訓詁の新意義(「記紀歌謡新解」)‥86
甦る者(「郷土読本民間伝承編」)‥89
順礼の心(「万葉集画撰展画集」)‥91
挨拶(「考へ方」)‥‥‥‥‥‥‥‥92
荒魂あれ(「秋風戦線」)‥‥‥‥‥94
この本のはじめに(「国風雑話」)‥96
はじめに(「日本文法辞典文語篇」)‥‥98
若き世代の為の書(「日本文法辞典口語篇」)‥‥ 101
武知昌行の歌(「伊予二名集」)‥ 103
「ふるくに」のはしに(「ふるくに」)‥‥ 104
未生以前(「愛情の古典」)‥‥‥ 106
序(「万葉大和風土記」)‥‥‥‥ 111
「常徳遺響」序(「常徳遺響」)‥ 112
「水の上」序(「水の上」)‥‥‥ 114
追ひ書き(「日本民俗学のために」)‥‥ 118
文学研究の会(「日本文学論究1」)‥‥ 120
発刊のことば(「神道宗教」)‥‥ 121
この集のはじめに(「白庭」)‥‥ 122
「橿の生」の前に(「橿の生」)‥ 124
この集にそへて(「子供の描いた絵」)‥‥ 128
町の歌人に寄す(「柿の実」)‥‥ 129
小倉百人一首詳釈のはじめに(「小倉百人一首詳釈」)‥‥ 132
泉(「いづみ」)‥‥‥‥‥‥‥‥ 133
この本のすゑに(「硬筆書鑒」)‥ 134
 々 見鬼者言(「巫系文学論」)‥‥ 136
『後狩詞記』開白(「後狩詞記」)‥‥ 138
『日本芸能史』序(「日本芸能史」)‥‥ 139
この本のすゑに(「日本古典文学語辞典」)‥‥ 141
芸能復興のことば(「芸能復興」)‥‥ 143
序文(「日本創世叙事詩」)‥‥‥ 144
甲斐の水精(「甲州年中行事」)‥ 146
一つの端作(「正法眼蔵の研究」)‥‥ 149
口状(「言語民俗論纂」)‥‥‥‥ 151
序(「人類科学第五集」)‥‥‥‥ 153
幸福な万葉学を更に幸福に(「上代文学」)‥‥ 154
書評‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 157
『考証伊勢物語詳解』‥‥‥‥‥‥ 157
『国歌の胎生及び発達』‥‥‥‥‥ 160
『現代短歌全集』‥‥‥‥‥‥‥‥ 164
『日本古語大辞典』‥‥‥‥‥‥‥ 165
『源氏要覧』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 166
『現代短歌全集 北原白秋篇』‥‥ 169
『花祭』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 171
『古事記伝』(日本名著刊行会版)‥‥ 173
『民俗学論考』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 175
『校本万葉集』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 178
『古事類苑』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 179
『短歌講座』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 180
『国語音韻論』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 181
『日本文学論纂』‥‥‥‥‥‥‥‥ 184
『紀記論究』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 187
『万葉集古義』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 192
『俚諺大辞典』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 193
『未刊国文古註釈大系』‥‥‥‥‥ 194
『西源院本太平記』‥‥‥‥‥‥‥ 195
『日本服飾史要』‥‥‥‥‥‥‥‥ 197
『文学に現れたる我が国民思想の研究』‥‥ 199
『日本のをどり』‥‥‥‥‥‥‥‥ 200
『古今集註解』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201
『日本文学大系 近代短歌』‥‥‥ 204
『谷崎潤一郎訳源氏物語』‥‥‥‥ 205
『民謡覚書』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 207
『相楽総三とその同志』‥‥‥‥‥ 209
『日本文学大成』‥‥‥‥‥‥‥‥ 209
『日本古典全書 源氏物語』‥‥‥ 211
『万葉集私注』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 213
『万葉集評釈』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 214
『万葉集全註釈』‥‥‥‥‥‥‥‥ 215
『国歌大観』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218
『近代短歌辞典』‥‥‥‥‥‥‥‥ 221
『対訳源氏物語』‥‥‥‥‥‥‥‥ 222
『源氏物語大成』‥‥‥‥‥‥‥‥ 223
拾遺
「アララギ」編輯所便‥‥‥‥‥‥‥ 227
当麻寺中護念院にて‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
万葉集講義の前置き‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
「土俗と伝説」より‥‥‥‥‥‥‥‥ 234
創刊に当りて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 234
社告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 237
記者より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 238
信濃より‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 239
「白鳥」広告‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 240
争臣を‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 241
渋谷から‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 242
前月歌壇一人一首評‥‥‥‥‥‥‥‥ 245
万葉集のわが愛誦歌‥‥‥‥‥‥‥‥ 247
国文学以外‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 248
『世界文芸大辞典』より‥‥‥‥‥‥ 253
恋歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 253
国学院大学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 253
詞書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 254
佐佐木信綱‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 254
散木弃歌集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256
北原白秋兄まかたち‥‥‥‥‥‥‥‥ 257
明治時代の短歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258
多の村‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258
科学と情熱‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 261
「ことわざ」と座右銘‥‥‥‥‥‥‥ 263
遠世の音‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 265
豊年祭と復興祭と‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 266
誹諧評釈の事業‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 268
国大音頭のこと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 270
短歌を募ることば‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 272
第二芸術論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 273
国文学の在り方‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 273
こゝに光明あり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 275
九州にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 277
まなびのまど‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 278
弔辞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 280
民俗と文学との関聯‥‥‥‥‥‥‥‥ 282
心深き春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 284
口訳祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 286
祈年祭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 286
大殿祭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 291
出雲国造神賀詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 294
口訳祝詞草稿‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 298
大殿祭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 298
六月晦大祓‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 300
時鳥を待つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 304
やまとの一もと薄‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 313
古代の顕現―民族の精神伝統のことなど―‥‥ 317
物語について‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 322
近代憂愁と古歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 329
『かげろふの日記』解説‥‥‥‥‥‥ 334
人間としての光源氏‥‥‥‥‥‥‥‥ 345
鬼取役‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 358
毎月帖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 358
椀久‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 377
日向通信‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 379
掛け踊り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 381
鶏の鳴かぬ里‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 382
閑談‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 384
おめでたごと‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 385
旧年中の民俗学徒の為事‥‥‥‥‥‥ 387
南部・津軽‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 388
ほんたうの「お盆」のいはれ‥‥‥‥ 390
正月の儀式‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
鬼を追ひ払ふ夜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 398
水中の与太者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 400
談話会記事‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 403
初春の民俗‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 409
沖縄固有の信仰問題‥‥‥‥‥‥‥‥ 410
高志路会の為に‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416
史外研究の一科としての民俗学‥‥‥ 424
豊橋の赤鬼‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 426
穂高神社の祭り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 427
河童像‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 427
足柄下郡史ひんと帳‥‥‥‥‥‥‥‥ 429
穀物の神を殺す行事(抄訳)‥‥‥‥ 444
独楽の話 はつどん(抄訳)‥‥‥‥ 460
博士論文審査要旨‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 466
『短歌文学全集』自註‥‥‥‥‥‥‥‥ 506
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

第31巻 1968.5.25

祝詞及び校歌
祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
天長節祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3
三矢重松先生一年祭祭文‥‥‥‥‥‥ 4
三矢重松先生歌碑除幕式祝詞‥‥‥‥ 6
三矢重松先生歌碑建立の祭詞‥‥‥‥ 8
三矢重松先生二十年祭祭文‥‥‥‥‥ 9
三矢重松先生二十五年祭祭文‥‥‥‥11
三矢重松先生三十年祭祭文‥‥‥‥‥14
守谷武文葬祭詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥15
折口春洋五年祭祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥18
折口春洋六年祭祭文‥‥‥‥‥‥‥‥19
百大夫祭祝詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥21
正六位氷室神主墓版‥‥‥‥‥‥‥‥22
校歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥23
石川県立大聖寺高等女学校校歌‥‥‥23
慶応義塾塾歌草案‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
慶応音頭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27
国大音頭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28
金沢女子短期大学校歌‥‥‥‥‥‥‥30
慶応義塾中等部の歌‥‥‥‥‥‥‥‥32
石川県立金沢二水高等学校校歌‥‥‥34
新潟県三条市立第二中学校校歌‥‥‥36
長野県上田千曲高等学校校歌‥‥‥‥37
栃木県立氏家高等学校校歌‥‥‥‥‥39
埼玉県秩父市立秩父第一中学校校歌‥41
宮城県塩竃高等学校校歌‥‥‥‥‥‥43
愛知県立瀬戸高等学校校歌‥‥‥‥‥45
石川県立大聖寺高等学校校歌‥‥‥‥46
新潟県新潟市立山ノ下中学校校歌‥‥48
石川県立羽咋高等学校校歌‥‥‥‥‥51
長野県桔梗ヶ原高等学校校歌‥‥‥‥53
宮城県佐沼高等学校校歌‥‥‥‥‥‥55
青森県八戸市立工業高等学校校歌‥‥57
茨城県立下妻第二高等学校校歌‥‥‥59
千葉県市川市立八幡小学校校歌‥‥‥62
東京都台東区立今戸中学校校歌‥‥‥64
福岡県立東筑高等学校校歌‥‥‥‥‥66
青森県立三戸高等学校校歌‥‥‥‥‥69
栃木県立茂木高等学校校歌‥‥‥‥‥71
三重県立鳥羽高等学校校歌‥‥‥‥‥74
愛知学院大学校歌歌稿‥‥‥‥‥‥‥76
御大礼奉祝歌慶応義塾‥‥‥‥‥‥‥78
明治天皇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80
日記及び書簡
日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥85
書簡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 120
書簡索引‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 351
自撰年譜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 355
*年譜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 375
*著述総目録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 429
*講義目録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 535
国学院大学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 537
慶応義塾大学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 545
信州講演目録‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 551
*全集総目次‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 555
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1
*附図 日本文学系図

別巻 1968.6.25
総索引‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
案内‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1
*あとがき(折口博士記念古代研究所)‥ 1

以上,Aug. 20, 2021記。