はじめてフクロウを見た real experience to watch “northern boobook”, Ninox japonica

1 箕面市粟生 Jul. 18, 2021

一昨日,奥さんが情報を得て,近所の村社に,アオバヅクに会いに行った。

図1 アオバヅク父のアラカシ?
図2 iPhoneで撮れるのだ
図3 おんなじアオバヅク
図4 その妻と子ども
図5 この大木の洞にも子どもが
図6 ご神木
図7 五字神社
図8 由来

 粟生団地の縁辺のスーパーマルヤスに接した村社(里社)境内で観察することができる。現場で教えて頂いた方はもう四十年来,欠かさず通っているらしい。図4とこの右手には母と子ども併せて三羽,図1〜3には父が居る。図5の幹の比較的低い部分にある洞にも,より小さな子どもが居るらしい。

 五字神社はおそらく,明治になって強制的に5社が合祀された結果であろう。祭神は古事記の主役の一神である思兼命だけが示されているが,もともとはこの地域それぞれの産土神が祀られていたのであろう。この石碑の説明を書いた者はそういう歴史を軽く見ているのであろう。

 昨日,タニハで草刈りしていたら,通りかかった亀岡市曽我部町の友人が,曽我部小学校に隣接する森林からミミズクを友人と捕まえて,自宅で土壌やカエルを与えていたという。ある程度で放鳥したようではあるが,人里に留まるのが特徴でもあるようだ。

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4518.html

以上,Jul. 20, 2021記。

2 野間の大けやき Jul. 22, 2021

 長男と昨年結婚した方と,当方の亡母の父畑谷一郎の妻であった(河西)瑞江さんの墓がある墓地に出かけた。僕の父に一度だけ案内された場所である。長男の結婚した方の発案がヒントになって,三人で一緒にでかけた。その帰りの途中,能勢町野間の大けやき(全国第四位だそうだ)を覗いたら,高年者中心の人だかりがあった。アオバヅクが居るという。

図9 子三羽,右端が母か

 現場のカメラマンに教えて貰って,図10に撮影したが,ケヤキに隣接するカシ?の木のオスを何とか認識できた。

 図10 隣接する木にオスが
図11 説明
図12 西日を後に

 このアオバヅクの生息地も,(旧)境内である。明治の合祀が進み,ここでは廃社された。数百年以上,アオバヅクの生息地が続いてきた可能性がある。

以上,Jul. 23, 2021記。