崩れゆくカーテンランナー crumbling curtain runner

はじめに

 カーテンレールとカーテンをつなぐ部品をカーテンランナーというようだ。もう何十年か前の設置なので,どんどん崩れてゆく。ダイソーででもあるかと考えてみたけど,当該カーテンについては,ネット上には皆無であった。ふと思いついて,ガムテープなどを入れている引き出しを覗いて見たら,なんとあったので,結果的には日程変更に至ったのである。忘れてしまうので,遺しておこうと思った。

部品交換作業

 ぼくの寝室のカーテンレールは木製だが,新規に購入されたものはプラスチック製であった。購入時期には大きな違いはないのであるが,木製からプラスチック製に変わったのである。当時は木製が消えたことは残念であったが,今日の作業で,木製には問題があって,その改善版が出ていたということである。現在はネット上には全く存在しない。アマゾンが生まれる前のお買い物であった。

 図1のランナーのカーテンレールは木製だけど,リングは人工樹脂製だ。図2の下段の二つのリングは収納引き出しから発見した人工樹脂製の留め具である。これは人工樹脂製リングと一体になっているので風化して外れにくくなっている。図2上段では,木製リングを包む人工樹脂の爪の部分が風化して切れ目から外れやすくなる。上段の上のものには爪が風化して外れてしまっている。

図1 木製カーテンレールの人工樹脂製ランナー
図2 上段の2個は木製リング,下段の2個は人工樹脂製リング

 図3には,やっと外れたカーテンレールを示しているけど,竿を外すには壁つけされた部品の穴から抜くしかない。図4に2本のボルトを示すが抜いても

壁つけ部品は壁から外せない。構造が見えない。撤去する時には破壊するしかないようだ。

図3 やっと外れた木製カーテンレール
図4 木製カーテンレールがどうにも外れない。赤枠は抜いた二つのボルト

 図5は壁付け部品が壊れる前。図6と7はカーテンレールが落下して無理な力がかかって割れてしまったところ。

図5  カーテンレールと壁固定部はいずれも木製だ。木製のリングに付いているのは人工樹脂製の爪(赤丸)だ
図6 壁固定部品が壊れた 下端に金属部品が見える
図7 図6を別の角度から

 カーテンランナーを全部,リングと爪が一体型のものに交換した。左の壁付け部品は不安だが。

図8 完成だなあ

 図9,10は壊れていない人工樹脂製商品だ。5箇所で使っていて問題がない。木製と比べると寂しい雰囲気もあるが丈夫だな

図9 ほぼ全部が人工樹脂製商品の場合,レールが赤丸のネジを緩めたら外れる仕組み
図10 右端には固定鍵が付いている

 木製の方は次に問題が出たら廃棄だなあ。

以上,2025年2月18日。