さくらレンタルサーバーコンテンツの息子への継承 my son’s inheritance of internet contents in Sakura rental server after my death

はじめに  現在,さくらレンタルサーバーで,三つのサイトを置いている。このうち,このWordPressとこれに連動するファイルサーバーは,残された時間での作品で,この世からぼくが去ったあとで完全消滅するのは如何にも残念である。どうせ滅び去るにしても,費用は月々500円余りで,年間7000円に満たないので,この費用負担の継承者が居るのであれば,できるだけこの世にキープさせたい。さくらレンタルサーバーが消えるということもありうるが,資本の思惑からすると,マーケットの資産的価値はある,つまり会費が取得できるので,別会社が受け継ぐことになるだろう。 さくらレンタルサーバーのしくみ  クレジットカードの有効期限が近づいて,更新手続きの要請があったので,次のような質問をした。 ■お問い合わせ内容 件名:料金・支払いに関するお問い合わせ クレジットカードの有効期限が切れるので,更新するように,というメールが来ました。ぼくは71歳で,今後も自分のWebサイトを充実したいと思っております。自分が死んだ後もできるだけ,コンテンツをサーバーに残したいと考えています。長男は了解すると思うのですが,長男のクレジットカードでの支払いに,今回の更新に併せて変えることは可能でしょうか。お尋ねします。それができない場合,ぼくの死後,長男が,ぼくのサイトをそのまま受け継ぐことは可能でしょうか。———————————————— さくらレンタルサーバーからの回答:  契約者が死亡した場合は、ご家族に相続できる場合があります。ご家族の方より弊社カスタマセンターへお電話にてご依頼ください。 ※ お問い合わせの前に「会員ID」「契約者名」「住所」「電話番号」「契約者の生年月日」「メールアドレス」 をご確認ください。  というわけで,長男に,これらの情報や編集方法を一応教えておくなどの準備をしておく,ということになる。 おわりに  ぼくのような諦めの悪い者は多くは無いかも知れないが,父の業績継承でも意味があると思っている。  自らサーバーを立ち上げておれば,レンタルよりも,はるかに大変である。種々パソコン本体や電源トラブルがあり,管理者が居ないと到底維持できない。費用も莫大になる。 Mar. 2, 2021記

WordPressのGoogle Driveバックアップ容量の限界 utilization of free Google Drive for the back-up of my contents in WordPress

 Adobe Dreamweaverなどでは,自分のmacにコンテンツを保存して,サーバーにアップロードするという形で,すべてを自ら管理できるので,失わないという点で安心できるが,WordPressはサーバー内だけにコンテンツを置く形なので,サーバーにトラブルがあれば,すべてが失われるという危険性がある。ぼくの感覚としてはかなり不安である。  さくらのサーバーでWordPressを使っているので,同じサーバーへのバックアップではリスク分散ができず,フリーサイズ15GB内でのGoogle Driveを使ってきた。次のページにこの辺の事情を記録している。UpdraftPlus利用  で,本日 Apr. 2, 2022,Google Driveからメールが届いた。ぼくがタニハでマクロ撮影した写真のアップロードが失敗した,その理由はフリーの容量に限界がきたからだという。Google Driveにアクセスすると容量の90%を超えていた。Your storage is almost full (90%). … Soon you won’t be able to upload new files to Drive and send or receive emails in Gmail.直近3日のバックアップの設定にしているが,図1に示したように,より古いものも残っている。  復元する上で古いファイル群も必要なのかどうかを知るために,本日を含めた三日分のファイル群を調べた。ファイル群の名は,図1のように,backup_2021-09-13-1644_YamatoGeographer⋯⋯⋯⋯⋯とあり,個々のファイル群の容量が出ている。3日分を見ると,次のように,ファイル群はそれぞれ12個あり,最新(左端)のファイル群容量が,18.6,35.0,38.2と少しずつ増えている。図1の2021-09-13分はファイル群が9個からなり,最新三つのバックアップのファイル群容量が一致するものが見えており,バックアップの何らかの分離または積み上げが実行されてきたことが想像できる。 Mar. 31:18.6 +386+386.5+382.2+382.2+396.3+397.5+402.8+19.6+24.3+1.4+30.6 = 2828.0Apr. 01:35.0 +386+386.5+382.2+382.2+396.3+397.5+402.8+19.8+24.3+1.4+30.6 = 2844.6Apr. 02:38.2 +386+386.5+382.2+382.2+396.3+397.5+402.8+19.8+24.3+1.4+30.3 = 2847.5  明確な根拠はないが,さしあたり,三日分のバックアップだけ残せば足りると感じられた。そこで,この三日分のファイル群より古いものはすべて削除した。 その手法は,まずはシフトキーで三日分よりも古いファイル群を選んで,Controlキーでメニューを出して,Remove(Deleteは無い)を選択した。そうすると,My Driveからそのファイル群は見えなくなり,Trashに移動する。そのTrash内容の一部を示したのが図2である。この図2の右上に,Empty trashというボタンがあり,これをクリックすると,クリアされて,図2の左ペーン最下部の,16.37GB of 15GB used は,8.32GB of 15GB used に少し時間を置いて更新された。  8.32GBは,先の3日間のバックアップ総量にあたる。現在の当サイトの容量は3GB未満で,この3倍だから,まだまだ,フリーの15GBで問題が無いことがわかる。  バックアップ設定をした頃は,三日分よりも古いものも残ると考え,Google Driveの残量などを確認していたが,この危惧を失念していた。三日分以外に,何故か選択的に残骸が残るようなので,時々はチェックの必要がある。下記の内容はネット上のもので,ある。  Google oneへアップグレードして – Google を最大限に活用しよう を選択すると,Googleが利用者のサイトのGoogle Driveの使用状況を示す。 有料サイズの最小サイズは100GBで,250円/月または2500円/年である。 以上,Apr. 3, 2022記。

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 3 switching from Sakura Rental Server to Xserver-3

はじめに  さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 2 から続く。エックスサーバーの勧誘ページはぼくのような頭の固いものには理解しがたい。仮契約をして本契約まで10日の余裕があって,現行のウェブサイトの機能や表現などが再現できるかを調べることが可能な期間とされているのであるが,本契約をしないとぼくが求める環境にならない。そう,やっと,理解した。自ら工夫してきたウェブサイト運営者ならばこの猶予期間は重要なのだろうが,ぼくのようにただただWordPress利用者に提供されているテーマのユーザーの場合,意味がない。  さくらレンタルサーバースタンダードのドメイン使用料が年間5000円に跳ね上がったこと,サーバーの許容容量がプラグインBackWPupの災のために300GBの限界に達したことを契機にレンタルサーバーの乗り換えを決心したぼくには,猶予期間は不要なのである。このページに書いているが,エックスサーバースタンダードの費用は,3年間(36ヶ月)で35,640円になった。990円/月である。  さくらは現在,月々のサーバー使用料は660円/月で,ドメイン料5000円/年(3年更新:15,508円)を併せると,1090円/月になる。このように考えるとエックスレンタルサーバーは,さくらレンタルサーバー100円安いだけである。しかし,ドメイン使用料が高額なのが納得いかなかったのである。エックスサーバーがさくらに比べるとかなり高速と聞いている。さくらを使っていて,画像の表示が遅いのに辟易していた。ぼくが使っているWi-Fiそのもの遅いのかもしれないとは思う。ストーレージ容量がさくらは300GB,エックスサーバーは500GBで,ぼくの使用料からすると,結構大きな差である。さくらでは電話サポートはない。エックスサーバーでは電話サポートがある。今日,電話してみて,2回目にはスタッフと話すことができた。話した印象だが技術者のようだ。サポート担当日が割り当てられているのではないか。回答は必ずしもぼくの求めるものではなかった。ぼくの技術力?を誤解されたのかもしれない,言い換えると,ぼくがぼく自身よりも知識があると勘違いされたのでは,ぼくの言葉遣いゆえと僕は思っている。とにかく,電話でスタッフと話すことができることはユーザーからすると非常に大きなことである。  エックスサーバーのサイトでは,仮契約者には限界を感じてきたのであるが,本契約に誘導する流れがない。ぼくは誘導して欲しかった。しかし,限界があって本契約に誘導されてゆくのも,嫌らしいとも思えなくもない。そういう意味ではエックスサーバーはいい会社である。キャンペーンはちょっと怪しい会社にも見える。さくらはそういうキャンペーンがない。さくらの方がいいようにも見える。勤務先のサーバーから,民間のウェブサイトに移る際に,両サイトを見たはずであるが,そういう印象もあったのではないか。とにかく,本契約したいのに,その入り口がが見つからなかったのである。 1. 独自ドメイン永久無料特典の取得のために  同じページに,「独自ドメイン永久無料特典」と「初年次無料で翌年から料金発生」が記されている。下手すると後者になってしまうという危惧があった。そこでXServerユーザーコミュニティへに質問機会を利用した。回答があれば,登録しているメールアドレスに連絡があるという。16:23に質問した。その際の内容が図1である。  17:25にメールがきた。ほぼ1時間後である。回答者の名はなく,回答内容だけが表示されていた。それを次に示す。 ———————————————— 「XServer ユーザーコミュニティ」をご利用いただきありがとうございます。購読中の質問に新しい返信がありました。 ────────────────────独自ドメイン永久無料特典を使用するにはどうすれば? 紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。 どちらもサーバーを新規契約した時の特典となることに注意してください。 独自ドメイン永久無料特典 独自ドメイン1年無料特典 詳しくは、上記公式ページに書いています。(特典の受け取り方も記載) ただし、初めて契約する人などはよくわからないかもしれません。 ■独自ドメイン永久無料特典 スタンダードプランの場合、契約期間が12か月で永久無料の独自ドメインが1個、24か月以上で2個もらえます。 このドメインは、サーバーを契約している間はドメインの更新費用が一切かからずずっと無料で利用できます。(だから永久無料) ただし、もらえるドメインの種類には制限があるので要注意です。(どのドメインでもOKではない) ■独自ドメイン1年無料特典 一方、「独自ドメイン1年無料特典」は、契約期間に関わらずサーバーの新規契約時にもらえる特典ですが、1年間だけは無料で2年目以降は更新費用がかります。 両方とも同じような特典ですが、併用できるかどうかはわかりません。(併用できないとは書いていない) ※確認したい場合は問い合わせをしてください エックスサーバーの問い合わせ先 ————————————————  誰が書かれたのか,見事に整理されている。<紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。>という見事な回答であった。エックスサーバーへの問い合わせ先のリンクもいただいた。  実はこの回答を待てず,エックスサーバーのウェブサイトを探し回って,サポートの電話番号をやっと見つけて,電話2回目で意外と簡単に繋がった。上記のコミュニティの回答での,<紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。> の説明があって,https://www.xserver.ne.jp のページ(図2)のアクセスを求められた。  このページの最上部の「半額キャッシュバックで実質495円」の部分をタップすると,現在実施されているキャンペーン内容が整理されている。ぼくに関連するところを次に。 ———————————————— ————————————————  ぼくとしては当然,36ヶ月だ。半年後に17,820円がキャッシュバックされるようだ。  で,ぼくの関心は独自ドメイン永久無料特典を受けたいということだ。どこにも書かれていないが,要するに仮契約から本契約をすれば良いということだ。  仮契約でもエックスサーバーのアカウントが得られて,マイページを見ることができるが,このページの最上段に「料金支払い」というタブがあって,これをタップすると図3が現れる。  図3には仮契約のぼくの,サーバー名,サーバー番号,アカウント名などが記されている。ぼくの場合,最下段のすぐ上に契約期間の選択スライダーがあり,36か月を選んだ。  要するにこの入り口を知りたかったのである。当然なのでサポーターもこのことには言及されなかった。これから「お支払い手続きへ進む」のボタンを選択してクレジットカードによって支払いを済ませたのである。 2. 独自ドメイン設定  一昨日,Mar. 11, 2025,に本契約をした。いま, https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xcloudpc からログインしてみると図4となっている。ドメインは未だ取得できていない。  ドメイン取得過程で,自ら考えたドメイン名の取得可能性を知ることができる。現在,さくらで利用しているドメイン名motochan.infoを試してみると,当然ながらリジェクトされる。  父が立ち上げたタニハ文化研究所にかかわるコンテンツを主としたいので,ドメイン名:taniha.info,を今,取得してみよう。(この過程は次回記す) 以上,2025年3月14日。 ————————————————  ドメイン取得選択にかかる。taniha.infoを検索すると図5のように,設定可能である。他の選択肢も出ているがぼくの場合,これがベスト。取得 308円/年,の意味不明だが。  ドメイン年毎の更新料が発生している。登録年数をここでは5年としているが,36か月契約なので3年と改めたのだが。 チェックを入れて,「お申し込みの確認とお支払いへ進む」んだ。 Whois初期値設定へ。意味不明のまま。 Whois代理公開設定,の,確認画面が現れる。(図9) Whois代理公開設定,を選んでいることが重要のようだ。 お支払い/請求書発行(図10)だ。契約期間は1年で,取得料金308円だけがある。  図10に始まる支払い実行のあと,エックスサーバーから二つのメールが届いた。このうち,二つ目のメールの内容は濃厚で,無視していたのであるが,本日,改めてみると,どうもこれがエックスサーバーのキャンペーンを受ける上で重要らしいと想像した。これについてはのちに示す。  先に進もうとすると,図11のように「二重払いをしないように」という警告が出た。確かに,誘導されてゆくと,また支払いの流れがあって,何だか変だなあと感じていたのである。つまり,キャンペーンと通常とのコンテンツが同じで,これまで失敗したケースが多々あって,このような警告が用意されたようだ。  それでとにかく,一度ログアウトした上で,ログインした。その結果,図12のように,taniha.infoができている。  で,図12の最下段のSSL証明書に進むと,図13のように,信じられないほど高額だ。 XServerユーザーコミュニティSSL証明書取得に対する疑問,で図14のように質問した。  深夜だったので,返事は寝て起きて後12:35に届いた。とにかく,高いと考えるのがおかしい。当然だという返事。ガックリきて,さくらの方がよかったと反省したりしたけど,三年分を払ってしまった。キャンセルできないとあったがクーリングオフは可能だと思う。  で,独自ドメイン taniha.info登録後に来たメールの中身に別のルートがあるのだろうといま,すがる思いで。 3. 独自ドメインのSSL有効化  前述のように,高額のSSL設定には愕然とした。さくらからエックスサーバー移転すべく三年分を出金した意味がない。さくらのSSL設定の経験からすると納得行かない,という思いで手続きを進めて幸い,まともなSSL有効化に辿りつくことができた。その過程を本章に示す。  独自ドメイン取得後,メールが二通届いた。2番目のメールを読んでみて,いま,SSL有効化に関連がありそうなものを次にコピペする。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【XServerドメイン】ドメイン取得完了のお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ドメインに関する情報 【ドメイン名】: taniha.info【利用期限日】: 2026年3月13日【支払期限日】: 2026年2月13日──────────────────── 利用期限日以降も継続してご利用いただく場合は、【支払期限日】までにドメインの更新手続きを行ってください。 【支払期限日】を過ぎてお支払いいただきましても、正常に更新されない場合がございますので、十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。  ※ご利用期限日の約3ヶ月前・2ヶ月前・1ヶ月前に更新案内のメールをお客様のご登録メールアドレス宛に送信いたしております。▼当社サービスでのドメイン利用について 当社サービスでドメイン名をご利用いただくには、1. 対象サービスでのドメイン設定2. ドメインのネームサーバーの設定の2つの作業が必要となります。 ————————————————————▼1. 対象サービスでのドメイン設定について 以下のマニュアルに沿って、対象サービスでのドメイン設定を行ってください。  ◇[エックスサーバー マニュアル] ドメイン設定  https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_setting.php ————————————————————▼2. ドメインのネームサーバーの設定について 以下のマニュアルに沿って、ドメインのネームサーバー設定を対象サービス指定のものに変更してください。  ◇[XServerドメイン マニュアル] ネームサーバーの設定  https://www.xdomain.ne.jp/manual/man_domain_namesever_setting.php ※『エックスサーバー』をご利用の場合は 既にネームサーバー情報を設定済みですので、 お客様にて設定作業を行っていただく必要はございません。 ご不明な点、お気づきの点などがありましたら、当サポートまでお気軽にお問い合わせください。 エックスサーバー サポート 発行者:エックスサーバー株式会社  当メールについてご不明な点がございましたら、 下記カスタマーサポートまでお問い合わせください。  ◇マニュアル・お問い合わせ https://support.xserver.ne.jp/jump/user_support_list.php ────────────────────────────  さて,▼1. 対象サービスでのドメイン設定について,はすでに実行したからメールがあったので,設定の進行という観点では意味がない。▼2. ドメインのネームサーバーの設定について,「※『エックスサーバー』をご利用の場合は既にネームサーバー情報を設定済みですので、お客様にて設定作業を行っていただく必要はございません。」とあり,実行の必要性はない。つまり,この2番目のメールもSSLの有効化に関わる情報はないのである。  さて,SSLの有効化のためには,サーバーパネルにログインする必要がある。そのアドレスは, https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xcloudpc/である。さくらのドメイン名を入れてみた時のままだ。さくらで現在ぼくは使っているわけで,ぶつかっていて,それがNS相違と表現されているのである。taniha.xsrv.jpは仮登録の際に自動的に生成されるもので,これは削除できないことになっている。さくらだと, xsrv(XServer)の代わりに,sakuraとなっている。    図15をみると,taniha.xsrv.jp,motochan.info,いずれもSSLがバツになっている。motochan.infoは意味がないので,削除したい。この右端にあるクイックメニュー(⋮)は,vertical ellipsisというものであり,ここから「ドメイン設定」を選択した。  ゴミ箱で削除すると,図17のようなメッセージがきて,「削除する」をタップすることになる。  で,パネルトップを選ぶと,ドメインは,taniha.esrv.jpだけだ。 […]

SeaMonkey+Cyberduck

はじめに  SeaMonkeyは,フリーのWebエディターで,自由度が大きく,いわば文書作成アプリのMicrosoft Wordのようなものである。作文ができれば,さし当たり,ぼくの場合は,さくらレンタルサーバーにファイルをアップロードすればいい。このFTPクライアント機能は,Sea monkeyにはないと思っていた。macユーザーは,やはりフリーのCyberduck利用が多いと思うが,このあたりの検証も実際にウェブページを作成する過程で確認したい。まずは,Sea monkey + Cyberduck使用の流れを簡潔に示す。Aug. 2, 2020 追記 Apr. 10, 2025: 次の目次はhtmlで作成しているんだなあ。一応残しておく。 目次1. SeaMonkeyでweb contentsを作成2. アップロードサイトの設定3 ファイルサーバーのレイアウト案4 ドリームウィーバーからSeaMonkey+Cyberduckへの乗り換え 1. SeaMonkeyでweb contentsを作成 1. SeaMonkeyでweb contentsを作成  SeaMonkeyのComposerについてのネット上の説明で最も気に入ったのは,「休八ホームページ SeaMonkey 教室 Web ページのつくりかた」,であった。 http://kyu-hachi.sakura.ne.jp/Tiny/  このサイト自体,すごくシンプルで使いやすい。僕は,こういったWebサイトを作成することも考えたが,これまでDreamweaverで授業教材サイトを作ってきたので,この形のWebサイトは勝手に卒業したいと考えている。Adobeソフトのクラウド利用自体から離脱し,このWordPressと連動する形のファイルサーバーに特化したものを作成したいと考えている。なお,このサイトにはComposerの使用法について,僕にとってはほぼ満足の行く情報が記されている。以下,休八コンテンツのうち,僕にとって役に立つと思われる部分を次に並べる。なお,見出し番号などはこの休八サイトに使われたものを残している。僕が取捨選択をしているので,流れがわかりにくく,引用部分の区切りを判断していただくために,僕が横線を追加している。トピックは赤字にしている。 SeaMonkey 2.49.5 日本語版(僕のは,2.53.3)© 2007-2020, Kyu-hachi TABATA休八ホームページ SeaMonkey 教室 Web ページのつくりかた ———————————————— Composer の使い方 (1) 設定 CSSの解除: 設定/Composerで,編集の,「HTML要素と属性ではなくCSSによってスタイルを設定する」,を外しておくこと。理由: HTML の持つ修飾タグと混在すると編集が思うようにできなくなる状況が出てくる。SeaMonkey では CSS の編集がしにくいこともあって、CSSがよくわからないうちは、CSS の解除をしておく。 相対リンクの設定: リンクする画像などのプロパティで,「URLをページの場所に相対的にする」 のチェックを入れる。———————————————— Composer の使い方 (2) 基本操作 文章や文字などの入力方法が,わかりやすく,示されている。その一部を次に示す。 ■6.タイトルとヘッダー部の入力 1.書式→ページのタイトルとプロパティ で新たなウィンドウが開く。2.タイトル(title)、作成者(author)、説明(description) を記入する。3.キーワード(keywords)は、ソース画面で入力する(→Web の心得 (3) SEO対策→Composer の使い方 (3) )。 ■7.アンカーの挿入とリンク 1.長い文章になるときなどは、ファイルの中にアンカーを挿入しておきます。2.アンカーを打ちたい場所にカーソルを移動しておいて、「挿入」→「アンカー」。3.「名前付きアンカーのプロパティ」が開くので、ここにアンカー名を入れます。内容がわかるようなアンカー名を入力します。4.アンカーへとジャンプしたいところからは、リンクの挿入を行います(→■3)。 ファイル名のところに「ファイル名#アンカー名」という形式で入力すれば、アンカー部位にリンクされることになります。———————————————— Composer の使い方 (3) ソース編集 ■4.ヘッダー部の編集 ヘッダー部はソースを見ないとわからないことが普通です。実際の ソースを見てみましょう(下方に記しているので参照して欲しい)。SEO 対策などで重要です(→Web の心得 (3) SEO 対策)。———————————————— Composer の使い方 (4) べからず集 ■1.ワードやエクセルなどのアプリから文章をコピー&ペーストすべからず [症状] ワードやエクセルの文章をコピー&ペーストすると、一 見、うまくいきます。でも、ソースを見てみると、文章の量の数十倍のタグが発生し ています。これはワードの使っているフォントや文字サイズや文字の間隔、紙の余白などの情報をタグと して持ち込んでしまうからです。結果として、HTMLが肥大化します。ブロ グなどから文章をコピペした時も、同じような現象が起こります。 [対策] プレーンテキストか らのコピー&ペーストは大丈夫なので、テキストエディタ上で作成してから、文章を書くのがベスト。どうしても、ワードやブログな どの文章を 使いたいとき は、テキストエディタにペーストし、これをコピー&ペーストし て使う。 ■2.画像をドラッグ&ドロップすべからず [症状] 画像を挿入するときに、エクスプローラーなどで表示した画像をドラッグ&ドロップする。一見、うまくいきます。 でも、ソースには、画像ビット情報が盛大に入って いるの です。まるで呪文のような文字の羅列が HTMLを埋め 尽くすのです。 結果として、HTMLが肥大化します。画像ファイルの大きさだけ、きっちり肥大化するのです。この度合いは、上記■1の比で はありません。サーバーにHTMLをアップロードするときも、 転送ミスがおこるほどですし、Webとして閲覧するときも、表示に時間がかかるようになります。  ファイルのディレクトリ配置などを考えなくてもよくな […]

FTP client: Commander One < さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え4

はじめに  WordPressコンテンツの引越の準備を初めて今日で丸1ヶ月だ。FTPクライアントを使用してwp-config.phpの編集が必要になった。  さくらには,Dreamweaverを使って,かつての勤務先のサーバーに公開していたコンテンツをCyberduckを使ってFTPした。だから,まあ,Cyberduckを駆使した時代があった。これには悩まされてきた。Perplexityにお尋ねして,どうもFileZillaがいいようだ。Cyberduckから抜けられるのは嬉しい。かわいいあひるのアイコンに騙されたということだな。 と書いてきたが,FileZillaはぼくのマックではほぼ使えないことがわかったのであーる。 1. Cyberduckはもういらない  エックスサーバーのマニュアル集には,Cyberduck の設定 に解説がある。とはいえ,Windows PC用のみである。実行過程で疑問が生じるだろう。  さくらにFTPした際のぼくのメモがあるのでここに掲載する。 SeaMonkey+Cyberduck SeaMonkey+Cyberduck トラブル篇 SeaMonkey + Cyberduck routine in my crescent2020 site 以上,2025年3月16日。 追記 2025年4月11日: この文章を書いたのは,移行準備を始めた頃にあたる。 2. FileZillaは使えない 2.1 レンタルサーバーでの扱い さくらには, 本マニュアルは、Windows版Filezillaの設定方法を解説しています,とある。さくらのwp-config.phpを参照したいので,ぼくはmacユーザーではあるが読んだ方がいいだろう。  mac用があった:FileZilla 3.39.0 – Mac OS Xを利用したい エックスサーバーでも, Windows PC用だ。FileZillaの設定 移行先で,wp-config.phpなどを編集したいので,より学ぶ価値はある。 2.2 インストール Perplexityにお尋ねした。 ————————————————  FileZillaをダウンロードする方法は以下の通りです。FileZillaのダウンロード方法1. 公式サイトにアクセス• FileZillaの公式サイト(filezilla-project.org)にアクセスします。 ぼくのメモ:Overview The FileZilla Client not only supports FTP, but also FTP over TLS (FTPS) and SFTP. It is open source software distributed free of charge under the terms of the GNU General Public License.2. ダウンロードページを開く• トップページで「Download FileZilla Client」をクリックします。3. プラットフォームを選択• macOS用のダウンロードボタンをクリックします。• macOS (Apple Silicon)対応版も提供されていますので、必要に応じて選択してください。 ぼくのメモ:表に出てるのはIntel用だ。その他のリンクに入ると,macOS (Apple Silicon)  FileZilla_3.68.1_macos-arm64.app.tar.bz2  Requires macOS 10.13.2 or newerがある。4. ファイルを選択• macOS用のファイルは通常「.pkg」または「.tar.bz2」形式で提供されています。• 「.pkg」ファイルはインストーラー形式で、自動解凍されますので便利です。 ぼくのメモ:自動解凍はされない。StuffIt Expanderで解凍すると,FileZilla.appが現れるので,applicationsフォルダに入れて,エイリアスをドックに。43.3MBである。Cyberduckは242.3MBである。5. ダウンロード完了• ファイルがダウンロードされれば、インストール作業に進みます。インストール手順(省略)注意点• 公式サイトからのダウンロード: 安全性を確保するため、必ず公式サイトからダウンロードしてください。この手順で、FileZillaをMacに安全にインストールできます。 ———————————————— 2.3 使えない  これまで僕が体験したことのない,信じがたい現象が生じた。種々トライしたがだめだった。ネット上で見ると,いますぐ破棄しないとコンピュータが壊れるというメッセージもあったようである。  macOS […]

サイト内検索とサイト案内をウィジェットで using widgets to set the sight search and the feature

このウェブサイト作成初期の感想  サイト内検索とサイト案内はWebサイトに必須であろう。WordPressでのこれらが簡単に作れるのを知らなかった。ダッシュボードを開いて,Appearance > Widgetsに進むと,左側には種々のwidgetが用意され,右側にはその配置オプションがある。サイト内検索はSearchで,サイト案内はTextで作成した。配置場所であるが試行錯誤したが,結局,Sidebar (Home)が一番いい感じである。配置方法は極めて簡単で,配置オプションを開いて,コンテンツをドラッグアンドドロップするだけであった。Jun. 3, 2020 サイト案内の編集ができない   当サイトのトップページに掲載しているぼくのhttp教材ウェブサイトはGoogleの方針で表示ができなくなっていた。2日前にDreamweaverを使ってエックスサーバーのhttps初期ドメインに移行して表示に問題はなくなった。  そこで,「ダッシュボードを開いてAppearance > Widgets > Sidebar (Home)」で,サイト案内にも反映させようとしたが,エラーが出て進めない。そのエラーメッセージをコピペして,Perplexityに聞いた。 ———————————————— WordPressテーマ「Lightning」で表示される「The ‘text’ block was affected by errors and may not function properly」というエラーメッセージへの対処法を以下にまとめます。原因の特定このエラーは、以下の要因で発生する可能性があります:1. プラグインの競合:特定のプラグインがテーマやブロックエディタと互換性がない場合。2. テーマの不具合:テーマのコードや設定に問題がある場合。3. JavaScriptエラー:ブロックエディタで使用されるスクリプトが正しく動作していない場合。4. キャッシュの問題:ブラウザやサーバーキャッシュが古い情報を保持している場合。解決手順 ————————————————  activated pluginsをすべてdeactivateしたが変化はない。というわけで,activateだったVK All in One Expansion Unit, VK Block Patterns, VK Blocksも関係はない。  ダッシュボードをみると,Site Health Status 欄があって,Your site has a critical issue that should be addressed as soon as possible to improve its performance and security. Take a look at the 5 items on the Site Health screen. とされる。8項目の注意喚起があった。  操作中に,「サイト案内」が消えてしまった。幸いアイフォーンの表示を数ページ戻って,以前のトップページを表示できて,「サイト案内」をメモアプリにコピペができた。  これをコピペしたら,”not a valid JSON response”である。  次のサイト the response is not a valid json response when saving widget が最も参考になるようである。  WordPressのダッシュボードのSettings / Generalを見ると,WordPress Address, Site Addressが,https://motochan.info/wp になっていた。驚くよねえ。https://motochan.info/wp/ に変更した。しかし,これでは改善されず。  Tools > […]

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 8: WordPress移行3 migrating WordPress to a different hosting server 3

はじめに  このシリーズのほとんどはパスワードプロテクトしてきた。サーバーに関わる当方の情報を掲載せざるを得なかったためである(隠してしまうとぼくが利用する際に不便という理由)。さくらのドメインのエックスサーバーへの移行なども終わったので,WordPressコンテンツの移行完結をここで示したいと希望している。窓外のぼくの梅には若葉が繁り,ソメイヨシノの大木は満開で,花吹雪も見える。  エックスサーバーのぼくの誕生日までのキャンペーンは終了し,新たなキャンペーが始まっている。ぼくが3年契約したキャンペーン中での移行を目指したが未だ実現していない。お任せ(3万3千円)無料サービスに期待したが,サブディレクトリ(https://motochan.info/wp)に配置されているWordPressの移行は対象外だという。負傷したことなどもあって昨日,簡単移行を実行したがエラーで進めなかった。とすると,自ら進めなければならない。これがこの投稿の核心である。 1. 簡単移行の試み  エックスサーバーのサーバーパネルにログインして,左ペーントップの「全メニュー表示」を選択すると,図1が表示される。赤い下線を施した「WordPress簡単移行」を選択する。  移行済みWordPress一覧が表示されるが,もちろん,ぼくには無い。「+WordPressを移行」ボタンをクリック。  図2には作業結果を表示している。  移行元urlには,さくらによって,サブディレクトリの /wp が付加されている。移行先ullには,サブディレクトリを入力しないことになっている。実は,/public_htmlフォルダーにインストールされる。  次に,図2の右下隅の「移行する」ボタンをクリックした結果は,エラー(移行元WordPressのダッシュボードへのログインに失敗している可能性があります。)であった。WordPressに受け入れられなかった。思えば当然のことであった。日頃,WordPressにコンテンツをアップロードする場合,自ら設定したユーザー名とパスワードを使っているのだから,それらを入力する必要があったのである。すぐにクリアして,右下隅の「移行する」ボタンをクリックした。  その3分後には,スライダーで40%の表示が出るが,その2分後には,図3のように,エラー「移行元WordPressからのバックアップの取得に失敗しました。」が出た。このエラーメッセージのすぐ下に,「もう一度お試し」とあり,まあ,実行したが根本的な問題がありそうで諦めた。手作業での移行が必要なのだろう。  赤い「確認しました」のボタンをクリックすると図4のファイル削除のアドバイスが。掃除を自動的にしてくれるようだ。もちろん,「削除する」ボタンをクリック。  簡単移行,は諦めた。 2. エックスサーバーが公開している移行手続 2.1 エックスサーバー公式  ホーム > マニュアル > WordPressの移転について が,エックスサーバーの「孤独の移行手続き」に関わる,いわば公式ページであろう。目次を次に。  この内容を見ると,官僚的というか制度優先というか,なんとも臭い。流れはこのようだと理解するだけだ。 2.2 WordPressブログの引っ越し(サーバー移行)手順を解説!  https://www.xserver.ne.jp/blog/wordpress-migration/ これはエックスサーバーT部長のブログの位置付けである。    この手順に沿って検討したいと思う。ただ,理解に苦しむ時には,次の該当部分を覗いてみる。 DesignAmus ~デザインアムズ~作 【サーバー移転・前編】さくらインターネットからエックスサーバーへの移転手順 【サーバー移転・後編】エックスサーバーにFTPソフトで手動データ移行~手順解説~ 【ドメイン移管・無料特典利用】さくらインターネットからエックスサーバーへのドメイン移管手順 3. 改めてサーバー移行の選択肢  ネット検索してサーバー移行には三種の機会が提供されていることを知った。以下に簡潔に。 3.1 All-in-One-WP Migration  これを使えば夢のように簡単に移行できる。https://ja.servmask.com/products/unlimited-extension だけ見ても分かりにくいかもしれない。まず1年間分$99を購入して年間ライセンス5.75ドル/月(年払い)ということらしい。使用料$5.75/月という情報がネット上にあるが誤りである。これはWordPressのプラグインで高機能なのであるがこの種の需要は多くはないだろうと素人ゆえか想像している。  極めて軽いWordPressを運営している方は,この無料版を使えるかもしれないが,その方面の利用者からの評価は極めて低い。  このアプリを使うとデータベースも自動で書き換えられる。移動元でこのアプリをインストールしてコンテンツのバックアップをとって,移動先でもこのアプリをインストールしてコンテンツを復元するだけだ。WordPressの引越しを超簡単にできる「All-in-One WP Migration」の使い方 に記述されている。  ぼくの目的からするとこのアプリは高額だ。1度使うだけで$100はちょっと痛い。エックスサーバーのお任せ移行(サブディレクトリー非対応)が33,000円と謳われていることからすると,リーズナブルか。 3.2 UpdraftPlus  T部長やDesignAmusさんの記述を見ていて,なんとも納得が行かない。たとえば,せっかく圧縮されたバックアップファイルをなんで解凍するのか,などと驚いた。泥臭い。  で,ネット検索して,,UpdraftPlus で WordPress サイトを超簡単に移行する方法 by こうすけ,に出会った。この方法で実施しようと思う。データベースの書き換えの内容については,T部長やDesignAmusさんの記事が参考になるだろうと考えている。 4. UpdraftPlusを利用して移行  前述の主に UpdraftPlus で WordPress サイトを超簡単に移行する方法 by こうすけ,に基づいて実行したい。 4.0 大まかな移行手順  リンクとともに掲載する。当方の記述はぼくの環境での実行過程を示している。ぼくのこれからの記述に疑問を持った際に利用してほしい。 WordPress サイトの具体的な移行手順 手順1. 【移行元】UpdraftPlus をインストール 手順2. 【移行元】WordPress サイトのデータのバックアップ 手順3. データベースファイルを一部加工 手順4. 移行先のサイトを WordPress で構築 手順5. 【移行先】UpdraftPlus をインストール 手順6. 【移行先】バックアップデータをもとにサイトを復元 最後に 4.1 database (db)ファイルの一部加工  ぼくはUpdraftPlus(Updraft Backup Plus)無料版を使って毎日午後4時半からほぼ午後5時まで,レンタルGoogleDrive(100GB)に自動でバックアップをとっている。最新の三日分がキープされている。  午後4時30分ないし午後5時移行作業は,午後1時半または午後5時過ぎから実行することになるだろう。ウェブコンテンツを作成しつつ実行するので時間がかかる。 4.1.1 実行前の準備  後に述べるが結果的には,a. エディター Visual Studio Code,b. -gzファイルへの圧縮アプリ,はこのプロセスでは不要であった。しかし使用してみて,優れたツールであって今後?使えそうには思っている。 a. エディター Visual Studio […]