エックスサーバーでの二つのWordPressサイトのバックアップ案 a Backup plan for two WordPress sites on Xserver

はじめに  2025年5月28日の時点でのバックアップ案を述べる。日々のバックアップはエックサーバーの企業努力に委ね,週単位のバックアップはWPvivid Proを使ったリモートストレージ Google Drive 100GBに,という形である。 1. 日々の方はエックスサーバーのバックアップサービス利用  いやー,驚いた。エックスサーバーには何も申し込まなくても,自動で毎日,まるまるバックアップされているようだ。しかもサイトの復元費用は発生しない。以前は5000円ほどだったそうであるが。 しかも復元能力は大容量でも対応できているそうである。実際に復元する事態になった際には,わからないにしても。不安ではある。 エックスサーバーの次のページに掲載されている。サーバーデータを毎日自動で保存し、一定期間データを保持する。「自動バックアップ」 https://www.xserver.ne.jp/functions/service_backup.php。サーバー領域データ(Web・メールデータ)は,/home/(サーバーID)がバックアップの対象だ。対象外のディレクトリとしては,キャッシュやpluginなどがある。 バックアップそのものの忌避事案は,MySQLデータベースについての下記に該当するような場合である。・破損等によりバックアップ処理が行えないデータベース・保有するデータベーステーブルの数が「1,000」を超えるデータベース・バックアップの処理に大きな負荷がかかったり、処理が長時間に及ぶようなデータベースだ。 さて,上記3項目のうち,ぼくがエックスサーバーで運用しているワードプレスサイトのデータベースのテーブル数を知りたくて,両サイトのデータベースにログインしテーブル数を確かめて,motochan.infoは39テーブル,motochan.infoは37テーブル,であることがわかった。さくらインターネットで運営していたWordPressのデータベースは3GBを超えていたが,試行錯誤しつつ,現在では,infoで728.5 /5000 MB,siteでは800.4 / 5000MB に過ぎない。テーブル数は激減し全く問題はなくなった。  というわけで,エックスサーバーの日々のバックアップを信頼して良いことになる。 以上,2025年5月29日。 2. 週単位の方はWPvivid Proを使ってG Drive利用    

ひさしぶりの投稿 a while since my last post

はじめに  さくらインターネットからエックスサーバーへの移行(蛮行)を開始して以来,幾多の困難を経験してきた。もちろん,ぼくだけの困難である。途中,挫けそうになったこともあった。移行開始日は3月11日である。その後,50日かけて,バックアップの復元に成功して,今日でほぼ,2ヶ月半。  ネット上の情報やサーバーのサポートなどは,全然と言って良いほど役に立ちませんでした。ブレークスルーをもたらしたのは,WPvividとPerplexityと言って良いと思います。 1. 膨張するデータベース  さくらインターネットからエックスサーバーに移行すべく進めてゆく過程で,データベースの内容を知る必要がでてきた。GitHubが提供するおそらく最高峰のエディターVisual Studio Codeを使って,UpdraftPlusで作成したバックアップファイルを解凍して,データベースを参照し,データベースの中身を見ることができた。テキストとスクリプトだけで構成されている。テキストエディターで見ているのであるから当然だ。そのファイルが3GBを超えているのである。  データベースだけでなくWordPressの全ファイルを使ってUpdraftPlusで,エックスサーバーに復元しようとするのであるが,ことごとく失敗した。そうこうするうちに,さくらインターネットから,毎日,データベース規定容量(3GB)オーバーの警告が毎日来るようになった。場合によっては,さくらの方で当方のWordPressサイトを停止するという。コンテンツの削除をするなど処置を取れと。 2. 無料版プラグインWPvivid  このアプリに偶然出会った。ぼくの検索活動では長く引っ掛からなかったものである。このアプリのすごいところは,無料版なのに,復元の際の制限がかかっていないところである。他のアプリには復元の際の容量制限がある。この視点で調べないとこの事実に辿り着けない。多くのWordPressはdatabaseも他のファイルもかなり軽い。特にネット上でこの種のテーマで発信している人々のサイトは軽い。だから,自分の限界からアプリを利用するからわからないのである。  デフォルトで無料版WPvividを使ってもぼくのようにdatabase 3GB超,他のファイルで25GB超のサイトを移行することはできない。Settingsでのパラメータ設定にその鍵があった。 3. データベースの痩身化  この課題についても苦戦した。いま,ここでは,ぼくのWordPressサイトが肥大化した理由をのべる。いま,Mariss Jansons指揮オスロ交響楽団演奏Jean Sibelius 作曲 交響曲第2番第3楽章を聴いながら,思いの出るまま書き綴っている。以前,投稿を作成していて,保存(Publish)をせずに放っておいて,その原稿を失い,頻繁に保存するようになり,それが常態化していた。  保存をするたびにその履歴が蓄積して,データベースが肥大化してゆくのだという(Perplexityさん曰く)。以前,ぼくは父関係の原稿をこのWordPressの固定ページに3ヶ月以上,緊張感をもって,書き連ねていた。公開していることで,このテーマに敵対する読者を想定し,ある問題について。その敵対する関係の方が来訪されたりもした。  ある段階で公開を避けて書き続けた方が良いと考えて,Microsoft Wordに切り替えて,Kindle版発行の作業を進めていた。その作業のいわばピークの時に,サーバー移行を始めたことで,この作品作成は休止中になっている。  のちにわかったのであるが,この原稿がどうもデータベースの肥大化に最も貢献したようである。何度も保存を繰り返してきたからである。時にはひと段落を作成するのに,何十回と保存したかもしれない。失いたくなかったからである。  実は記事作成中にその記事の保存ができなくなった失敗を回避する道を知った。エックスサーバーで,さくらのサイトをテーマから二分する過程で,記事の削除をしている時に,draftという分類があって,ここに失ったと思っていた記事があったのである。このドラフトは,編集してアップロードできるのである。失ったと思ったら,管理画面に入って,PostsかPagesのドラフトを見つければ良いのである。  では,今後,データベースの肥大化を防ぐことができるか。Microsoft Wordのアウトラインプロセッサーで書き込んで,画像なども溜め込んで,一応の完成をみてから,WordPressにコピペするのである。4月末から1ヶ月以上,この手法をとってきた。  ぼくはこのWordPressサイト(https://motochan.info/wp, 二分して新設httops://motochan.site/wp)に新規に追加記事を2025年5月26日,はじめて作成している。Microsoft Wordで書き溜めてきた記事を公開するのはできない可能性がある。気持ちが続かないのである。この記事はMicrosoft Wordではなくて,WordPressに直接書き込んでいる。ぼくの性格に起因するものである。  とにかく,大作をWordPressで書き連ねる手法は自ら首を絞めることになる。その一部を作成するための作業の断片をネット上に公開してゆく形がいいと思う。思考実験をWordPressの記事で示して,その結果も取り込んで大作をMicrosoft Wordのアウトラインプロセッサーで進めてゆくのが最上の流れであろう。  なお,挿入図(のサイズ)はデータベースには影響を与えない。サーバーに用意されている容量は500GBである。いま,バックアップファイルを積み上げている段階で,半分近くを使ってしまった。まあ,ある程度見えてきたら,バックアップファイルの適当な保存容量を決定したいと思っている。 4. WPvivid Proによるバックアップを通じて   無料WPvividではスケジュールバックアップの選択肢が限られている。この点を打開すべく,有料版を購入した。ライフタイムで$99だった。この種のプラグインとしてはかなり格安だ。サブスクリプションしかないし。  さくらインターネットで運用してきたWordPressのサイトをエックスサーバーの二つのドメインに移行または復元して,その後,テーマに応じてコンテンツを削除して,ほぼコンテンツが重ならない状態にした。そして,バックアップを始めたのである。  WPvivid Proは有料版ながら,ぼくが想像したものに比べて,かなり選択肢が限られていた。そのいくつかを次に。 1 バックアップ先の選択肢は,Localhostとremote storage,が用意されているはずであるが,増分バックアップの場合,そのいずれかを選択しなければならない。多様なスケジュールの設定をしたいので,この企業の売りとされる選択肢はぼくからすると魅力がなかった。 2 リモートストレージとしてGoogle Driveをレンタルしているが,100GBに過ぎないのでバックアップ回数は限定される。圧縮ファイルで一つのサイトが14GBほどで2サイトで30GB弱。最大3回分だ。他のコンテンツも少量ある。バックアップには一つのサイトで2時間半もかかる。  なぜ,リモートストレージなのか。Perplexityさんに聴いてみた。過去9年間サクラレンタルサーバを借りていて問題がなかったことを反論とした。 ——— 引用〜 さくらインターネットは長年の実績があり、サーバーの稼働率も99.99%以上と非常に高く、24時間体制の監視やRAID10によるデータ保全、耐震構造や停電対策など、インフラ面での信頼性は非常に高いと評価されています。また、最新のセキュリティ対策も施されており、外部からの攻撃に対しても強固な防御がなされています。 しかし、それでも「サーバーのリスクがゼロになる」わけではありません。どのレンタルサーバーでも、稀にサーバーダウンや障害が発生するリスクは残っています。また、WordPressは世界的なシェアの高さから標的にされやすく、脆弱性を突いた攻撃や不正アクセス、サイト改ざん、マルウェア感染などのリスクは常に存在します。 特にWordPressの場合、システムやプラグインの脆弱性を狙った攻撃が日常的に行われており、アップデートやセキュリティ対策を怠ると、被害に遭う可能性があります[4]。また、万が一サーバー自体が大規模な障害やサイバー攻撃、災害などで利用不能になった場合、サーバー内だけにバックアップがあると復旧が困難になることも考えられます。 まとめると、さくらインターネットのサーバーは非常に安定しており、9年間問題がなかったことは信頼性の証ですが、サーバー障害やセキュリティリスクが完全になくなることはありません。そのため、今後も「バックアップの多重化」や「セキュリティ対策の継続」が重要です。長く問題がなかったとしても、リスクはゼロではないという認識を持ち、備えておくことが推奨されます。 引用〜おわり ———  かなりの説得性があり,リモートストレージ […]

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 10: migrating WordPress site from Sakura to XServer 5 using free WPvivid

はじめに  UpdraftPlus Premiumを購入して移行処理をしようとする寸前,WPvividの情報を知った。ぼくの集合住宅ではベランダに面するアルミサッシ一式が更新中で,いま我が家はその工事の中にあって,早起きを強いられ,埃も舞うところで,このページを入力している。この工事のなかでの検索が功を奏したのである。眠い。  Perplexityさんの評価を次に。 ———————————————— 総合評価• All-in-One WP MigrationやUpdraftPlusなどの有力プラグインと並ぶ、またはそれ以上の使いやすさと機能性があると評価されています。• 特に「All-in-One WP Migration」が有料サブスクリプション制になった後の無料の代替プラグインとして注目度が高いです。• 日本語対応やリンク切れ対策など、実際の移行作業でも安心して使えるとの声が多いです。まとめWPvividは、無料で容量制限がなく、ワンクリック移行や外部ストレージ連携など多機能で使いやすいWordPress移行プラグインとして、非常に高い評価を得ています。初心者から上級者まで幅広くおすすめできるアプリです。 ————————————————  Perplexityにお尋ねした「WPvividはなぜ無料なのでしょうか?」 ———————————————— WPvividは「無料で容量制限なし」という魅力的な基本機能を提供することでユーザーを獲得し、より高度な機能を有料で提供することで収益化を図るフリーミアムモデルreemiumを採用しているため、無料で使えるのです。 ————————————————  弱小も弱小のちいさなぼくのようなユーザーには無料提供ということだなあ。UpdraftPlusもbackWPupも消えざるを得ないねえ。と今は思うけど,やってみないとわからない。 1. 無料版UpdraftPlusの凍結  午後4時から自動的にGoogle Driveにバックアップが始まるので,無効化 deactivateをまずは実施した。 2. WPvividの使い方  使い方については,たくさんのサイトがあるが,少なくとも上位のサイトの情報はほぼ役に立たなかった。Perplexityさんに聞くのが正解であった。  Perplexityさんに。「WordPressのプラグインWPvividで大容量の独自ドメインサイトを,さくらレンタルサーバーからエックスサーバーに移行するには,どの機能を使うのが妥当でしょうか?」 ——— 引用〜 推奨機能と理由:• 自動移行機能(Auto-Migration)• WPvividの「自動移行」タブから、移行先(エックスサーバー)のWordPressで移行キーを発行し、移行元(さくらレンタルサーバー)でそのキーを使ってデータを転送する方法が最もシンプルで確実です。• この方法はサイト全体(データベース+ファイル)を丸ごと移行でき、容量制限もありません。• サーバー間で直接データをやり取りするため、手動でのファイルアップロードやダウンロードの手間が省けます。大容量サイト対応のポイント• 容量制限なし• WPvividは無料版でも移行データの容量制限がありません。All-in-One WP Migrationなど他のプラグインでは無料版に1GBなどの制限がありますが、WPvividなら大容量サイトも問題なく移行できます。• 分割移行も可能• 万一、1回での転送が難しい場合は、WPvividの「分割移行」機能を利用して、バックアップファイルを複数に分割して移行することもできます。基本的な移行手順(自動移行機能)1. 移行先(エックスサーバー)でWordPressを新規インストールし、WPvividプラグインを有効化2. WPvividの「自動移行」タブで移行キーを発行3. 移行元(さくらレンタルサーバー)のWPvividで「自動移行」を選択し、発行したキーを入力して移行を開始4. 移行完了後、必要に応じてドメインやSSL設定を調整補足事項:• バックアップデータは「データベース+ファイル(WordPressファイル)」で取得し、移行先でリストア(復元)する流れが一般的です。• 大容量サイトの場合、アップロードや復元時にタイムアウトやエラーが出ることがあるため、その場合は「分割移行」や「手動でのバックアップファイル転送」も検討できます。まとめ:
WPvividの「自動移行」機能を使い、容量制限なしで「データベース+ファイル」をまるごと転送・復元する方法が、さくらレンタルサーバーからエックスサーバーへの大容量WordPressサイト移行に最も適しています。 引用〜おわり ———  さらに,Perplexityさんに。「この自動移行の前に,settingsで何らかの変更は必要ありませんか?」 ——— 引用〜 WPvividの自動移行を行う前に、特別な設定変更は基本的に必要ありません。WPvividの自動移行機能は、ほとんどの場合、初期設定のままでそのまま利用できます。ただし、以下の点には注意してください。• 移行先のWordPress一般設定(URL)移行先でWordPressを新規インストールした場合、「設定 > 一般設定」でサイトURL(http → https […]

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 9: WordPress移行4 migrating WordPress site from Sakura to XServer 4

はじめに  やっとここまできた。このページでこのテーマは終了したいものである。エックスサーバーの本契約 Mar. 11, 2025 をしてもう一ヵ月,窓前では,白梅の開花をみていまやソメイヨシノの葉桜も終わりに近い。最大二日ぐらいで移行が完了すると考えていた。まあ学びの期間であった。このページでは移行過程をスクリーンショットを並べて示したいと思っている。ただ,現在,さくらレンタルサーバーにアップロードしているがこの移行プロセスの追加更新はXServerからのアップロードに引き継がれるはずである。  残された移行プロセスは次のよう。 1 XServerで,さくらから移行した独自ドメインmotochan.infoにWordPress(テーマ: Lightning)をインストールする。 2 無料版Plug-inのUpdraftPlusをインストールする。 3 XServerの無料SSL secure sockets layer を実行する。WordPressからログアウト。 4 このWordPressにブラウザーで開く。https://motochan.infoなのか,https://motochan.info/public_htmlなのか確かめる。アクセスできるかではあるが。さくらurlは,https://motochan.info/wp でのアクセスが必要なので。もちろん,この段階ではネームサーバーの変更はしてはならない。 5 CommanderOneでwp-config.phpを参照しSearch-Replace DBアプリが求めるデータベース関係のパラメータを取得する。 6 以上まで問題なければ,XServerのサポートに確認をした方がいいだろう。問題があれば,もちろんXServerのサポートにヘルプ依頼だな。 7 さくらから毎日バックアップをとっているGoogle DriveにXServerのUpdraftPlusから復元する。これが出来ない仕様ならば,いちど,Google Driveからバックアップを macにダウンロードする必要があるかもしれない。 8 Search-Replace DBアプリのフォルダ名を変えて,CommanderOneを使って,wp-config.phpがある階層に,Search-Replace DBアプリフォルダをコピーする。 9 Search-Replace DBを使って一連の作業を実行し成功すれば,Search-Replace DBアプリフォルダを削除する。 10 XServerの「動作確認URL」機能を使って表示チェック。 11 ブラウザーでドメイン名を入力してアクセス。表示に問題がなければいいのだが。 12 ドメインのネームサーバーを変更。 1. XServerで独自ドメインmotochan.infoにWordPress(テーマ: Lightning)をインストール 1.1 XServer提供の簡単インストール エックスサーバーのユーザーに提供されている,サーバーパネルより「WordPress簡単インストール」を実施する。データベースなど一切,オプションを設定しない。テーマはぼくがさくらで現在選択しているLightningを選択する。 WordPress簡単インストール設定例からぼくの場合を。 サーバーID: ぼくのエックスサーバーでの名前(xsample ) ドメイン名:motochan.info インストールディレクトリー:/home/xsample/motochan.info/public_html/ サイトurl: https://motochan.info/wp 以上。 簡単インストール前の設定で,「子テーマをインストールする」のオプションがあって,Perplexityに質問した。その回答が次。 ———————————————— LightningはWordPressのテーマであり、子テーマではありません。しかし、Lightningテーマには親テーマとして利用できる設計があり、それを基にカスタマイズするための子テーマ(lightning-child)を作成・使用することが推奨されています。子テーマの役割とLightningの場合• Lightningテーマ: 親テーマとして機能し、デザインや機能が豊富に用意されています。• Lightning子テーマ: Lightningをベースにカスタマイズを行うために作成されるもの。親テーマのアップデートによる影響を受けず、安全にカスタマイズが可能です。子テーマの使用方法1. Lightningの子テーマを公式サイトや提供元からダウンロードします.2. […]

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 8: WordPress移行3 migrating WordPress to a different hosting server 3

はじめに  このシリーズのほとんどはパスワードプロテクトしてきた。サーバーに関わる当方の情報を掲載せざるを得なかったためである(隠してしまうとぼくが利用する際に不便という理由)。さくらのドメインのエックスサーバーへの移行なども終わったので,WordPressコンテンツの移行完結をここで示したいと希望している。窓外のぼくの梅には若葉が繁り,ソメイヨシノの大木は満開で,花吹雪も見える。  エックスサーバーのぼくの誕生日までのキャンペーンは終了し,新たなキャンペーが始まっている。ぼくが3年契約したキャンペーン中での移行を目指したが未だ実現していない。お任せ(3万3千円)無料サービスに期待したが,サブディレクトリ(https://motochan.info/wp)に配置されているWordPressの移行は対象外だという。負傷したことなどもあって昨日,簡単移行を実行したがエラーで進めなかった。とすると,自ら進めなければならない。これがこの投稿の核心である。 1. 簡単移行の試み  エックスサーバーのサーバーパネルにログインして,左ペーントップの「全メニュー表示」を選択すると,図1が表示される。赤い下線を施した「WordPress簡単移行」を選択する。  移行済みWordPress一覧が表示されるが,もちろん,ぼくには無い。「+WordPressを移行」ボタンをクリック。  図2には作業結果を表示している。  移行元urlには,さくらによって,サブディレクトリの /wp が付加されている。移行先ullには,サブディレクトリを入力しないことになっている。実は,/public_htmlフォルダーにインストールされる。  次に,図2の右下隅の「移行する」ボタンをクリックした結果は,エラー(移行元WordPressのダッシュボードへのログインに失敗している可能性があります。)であった。WordPressに受け入れられなかった。思えば当然のことであった。日頃,WordPressにコンテンツをアップロードする場合,自ら設定したユーザー名とパスワードを使っているのだから,それらを入力する必要があったのである。すぐにクリアして,右下隅の「移行する」ボタンをクリックした。  その3分後には,スライダーで40%の表示が出るが,その2分後には,図3のように,エラー「移行元WordPressからのバックアップの取得に失敗しました。」が出た。このエラーメッセージのすぐ下に,「もう一度お試し」とあり,まあ,実行したが根本的な問題がありそうで諦めた。手作業での移行が必要なのだろう。  赤い「確認しました」のボタンをクリックすると図4のファイル削除のアドバイスが。掃除を自動的にしてくれるようだ。もちろん,「削除する」ボタンをクリック。  簡単移行,は諦めた。 2. エックスサーバーが公開している移行手続 2.1 エックスサーバー公式  ホーム > マニュアル > WordPressの移転について が,エックスサーバーの「孤独の移行手続き」に関わる,いわば公式ページであろう。目次を次に。  この内容を見ると,官僚的というか制度優先というか,なんとも臭い。流れはこのようだと理解するだけだ。 2.2 WordPressブログの引っ越し(サーバー移行)手順を解説!  https://www.xserver.ne.jp/blog/wordpress-migration/ これはエックスサーバーT部長のブログの位置付けである。    この手順に沿って検討したいと思う。ただ,理解に苦しむ時には,次の該当部分を覗いてみる。 DesignAmus ~デザインアムズ~作 【サーバー移転・前編】さくらインターネットからエックスサーバーへの移転手順 【サーバー移転・後編】エックスサーバーにFTPソフトで手動データ移行~手順解説~ 【ドメイン移管・無料特典利用】さくらインターネットからエックスサーバーへのドメイン移管手順 3. 改めてサーバー移行の選択肢  ネット検索してサーバー移行には三種の機会が提供されていることを知った。以下に簡潔に。 3.1 All-in-One-WP Migration  これを使えば夢のように簡単に移行できる。https://ja.servmask.com/products/unlimited-extension だけ見ても分かりにくいかもしれない。まず1年間分$99を購入して年間ライセンス5.75ドル/月(年払い)ということらしい。使用料$5.75/月という情報がネット上にあるが誤りである。これはWordPressのプラグインで高機能なのであるがこの種の需要は多くはないだろうと素人ゆえか想像している。  極めて軽いWordPressを運営している方は,この無料版を使えるかもしれないが,その方面の利用者からの評価は極めて低い。  このアプリを使うとデータベースも自動で書き換えられる。移動元でこのアプリをインストールしてコンテンツのバックアップをとって,移動先でもこのアプリをインストールしてコンテンツを復元するだけだ。WordPressの引越しを超簡単にできる「All-in-One WP Migration」の使い方 に記述されている。  ぼくの目的からするとこのアプリは高額だ。1度使うだけで$100はちょっと痛い。エックスサーバーのお任せ移行(サブディレクトリー非対応)が33,000円と謳われていることからすると,リーズナブルか。 3.2 UpdraftPlus  T部長やDesignAmusさんの記述を見ていて,なんとも納得が行かない。たとえば,せっかく圧縮されたバックアップファイルをなんで解凍するのか,などと驚いた。泥臭い。  で,ネット検索して,,UpdraftPlus で […]

FTP client: Commander One < さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え4

はじめに  WordPressコンテンツの引越の準備を初めて今日で丸1ヶ月だ。FTPクライアントを使用してwp-config.phpの編集が必要になった。  さくらには,Dreamweaverを使って,かつての勤務先のサーバーに公開していたコンテンツをCyberduckを使ってFTPした。だから,まあ,Cyberduckを駆使した時代があった。これには悩まされてきた。Perplexityにお尋ねして,どうもFileZillaがいいようだ。Cyberduckから抜けられるのは嬉しい。かわいいあひるのアイコンに騙されたということだな。 と書いてきたが,FileZillaはぼくのマックではほぼ使えないことがわかったのであーる。 1. Cyberduckはもういらない  エックスサーバーのマニュアル集には,Cyberduck の設定 に解説がある。とはいえ,Windows PC用のみである。実行過程で疑問が生じるだろう。  さくらにFTPした際のぼくのメモがあるのでここに掲載する。 SeaMonkey+Cyberduck SeaMonkey+Cyberduck トラブル篇 SeaMonkey + Cyberduck routine in my crescent2020 site 以上,2025年3月16日。 追記 2025年4月11日: この文章を書いたのは,移行準備を始めた頃にあたる。 2. FileZillaは使えない 2.1 レンタルサーバーでの扱い さくらには, 本マニュアルは、Windows版Filezillaの設定方法を解説しています,とある。さくらのwp-config.phpを参照したいので,ぼくはmacユーザーではあるが読んだ方がいいだろう。  mac用があった:FileZilla 3.39.0 – Mac OS Xを利用したい エックスサーバーでも, Windows PC用だ。FileZillaの設定 移行先で,wp-config.phpなどを編集したいので,より学ぶ価値はある。 2.2 インストール Perplexityにお尋ねした。 ————————————————  FileZillaをダウンロードする方法は以下の通りです。FileZillaのダウンロード方法1. 公式サイトにアクセス• FileZillaの公式サイト(filezilla-project.org)にアクセスします。 ぼくのメモ:Overview The FileZilla Client not only supports FTP, but also FTP […]

さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 3 switching from Sakura Rental Server to Xserver-3

はじめに  さくらからエックスサーバーレンタルサーバーへの乗り換え 2 から続く。エックスサーバーの勧誘ページはぼくのような頭の固いものには理解しがたい。仮契約をして本契約まで10日の余裕があって,現行のウェブサイトの機能や表現などが再現できるかを調べることが可能な期間とされているのであるが,本契約をしないとぼくが求める環境にならない。そう,やっと,理解した。自ら工夫してきたウェブサイト運営者ならばこの猶予期間は重要なのだろうが,ぼくのようにただただWordPress利用者に提供されているテーマのユーザーの場合,意味がない。  さくらレンタルサーバースタンダードのドメイン使用料が年間5000円に跳ね上がったこと,サーバーの許容容量がプラグインBackWPupの災のために300GBの限界に達したことを契機にレンタルサーバーの乗り換えを決心したぼくには,猶予期間は不要なのである。このページに書いているが,エックスサーバースタンダードの費用は,3年間(36ヶ月)で35,640円になった。990円/月である。  さくらは現在,月々のサーバー使用料は660円/月で,ドメイン料5000円/年(3年更新:15,508円)を併せると,1090円/月になる。このように考えるとエックスレンタルサーバーは,さくらレンタルサーバー100円安いだけである。しかし,ドメイン使用料が高額なのが納得いかなかったのである。エックスサーバーがさくらに比べるとかなり高速と聞いている。さくらを使っていて,画像の表示が遅いのに辟易していた。ぼくが使っているWi-Fiそのもの遅いのかもしれないとは思う。ストーレージ容量がさくらは300GB,エックスサーバーは500GBで,ぼくの使用料からすると,結構大きな差である。さくらでは電話サポートはない。エックスサーバーでは電話サポートがある。今日,電話してみて,2回目にはスタッフと話すことができた。話した印象だが技術者のようだ。サポート担当日が割り当てられているのではないか。回答は必ずしもぼくの求めるものではなかった。ぼくの技術力?を誤解されたのかもしれない,言い換えると,ぼくがぼく自身よりも知識があると勘違いされたのでは,ぼくの言葉遣いゆえと僕は思っている。とにかく,電話でスタッフと話すことができることはユーザーからすると非常に大きなことである。  エックスサーバーのサイトでは,仮契約者には限界を感じてきたのであるが,本契約に誘導する流れがない。ぼくは誘導して欲しかった。しかし,限界があって本契約に誘導されてゆくのも,嫌らしいとも思えなくもない。そういう意味ではエックスサーバーはいい会社である。キャンペーンはちょっと怪しい会社にも見える。さくらはそういうキャンペーンがない。さくらの方がいいようにも見える。勤務先のサーバーから,民間のウェブサイトに移る際に,両サイトを見たはずであるが,そういう印象もあったのではないか。とにかく,本契約したいのに,その入り口がが見つからなかったのである。 1. 独自ドメイン永久無料特典の取得のために  同じページに,「独自ドメイン永久無料特典」と「初年次無料で翌年から料金発生」が記されている。下手すると後者になってしまうという危惧があった。そこでXServerユーザーコミュニティへに質問機会を利用した。回答があれば,登録しているメールアドレスに連絡があるという。16:23に質問した。その際の内容が図1である。  17:25にメールがきた。ほぼ1時間後である。回答者の名はなく,回答内容だけが表示されていた。それを次に示す。 ———————————————— 「XServer ユーザーコミュニティ」をご利用いただきありがとうございます。購読中の質問に新しい返信がありました。 ────────────────────独自ドメイン永久無料特典を使用するにはどうすれば? 紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。 どちらもサーバーを新規契約した時の特典となることに注意してください。 独自ドメイン永久無料特典 独自ドメイン1年無料特典 詳しくは、上記公式ページに書いています。(特典の受け取り方も記載) ただし、初めて契約する人などはよくわからないかもしれません。 ■独自ドメイン永久無料特典 スタンダードプランの場合、契約期間が12か月で永久無料の独自ドメインが1個、24か月以上で2個もらえます。 このドメインは、サーバーを契約している間はドメインの更新費用が一切かからずずっと無料で利用できます。(だから永久無料) ただし、もらえるドメインの種類には制限があるので要注意です。(どのドメインでもOKではない) ■独自ドメイン1年無料特典 一方、「独自ドメイン1年無料特典」は、契約期間に関わらずサーバーの新規契約時にもらえる特典ですが、1年間だけは無料で2年目以降は更新費用がかります。 両方とも同じような特典ですが、併用できるかどうかはわかりません。(併用できないとは書いていない) ※確認したい場合は問い合わせをしてください エックスサーバーの問い合わせ先 ————————————————  誰が書かれたのか,見事に整理されている。<紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。>という見事な回答であった。エックスサーバーへの問い合わせ先のリンクもいただいた。  実はこの回答を待てず,エックスサーバーのウェブサイトを探し回って,サポートの電話番号をやっと見つけて,電話2回目で意外と簡単に繋がった。上記のコミュニティの回答での,<紛らわしいですが、「独自ドメイン永久無料特典」と「独自ドメイン1年無料特典」は異なる特典です。> の説明があって,https://www.xserver.ne.jp のページ(図2)のアクセスを求められた。  このページの最上部の「半額キャッシュバックで実質495円」の部分をタップすると,現在実施されているキャンペーン内容が整理されている。ぼくに関連するところを次に。 ———————————————— ————————————————  ぼくとしては当然,36ヶ月だ。半年後に17,820円がキャッシュバックされるようだ。  で,ぼくの関心は独自ドメイン永久無料特典を受けたいということだ。どこにも書かれていないが,要するに仮契約から本契約をすれば良いということだ。  仮契約でもエックスサーバーのアカウントが得られて,マイページを見ることができるが,このページの最上段に「料金支払い」というタブがあって,これをタップすると図3が現れる。  図3には仮契約のぼくの,サーバー名,サーバー番号,アカウント名などが記されている。ぼくの場合,最下段のすぐ上に契約期間の選択スライダーがあり,36か月を選んだ。  要するにこの入り口を知りたかったのである。当然なのでサポーターもこのことには言及されなかった。これから「お支払い手続きへ進む」のボタンを選択してクレジットカードによって支払いを済ませたのである。 2. 独自ドメイン設定  一昨日,Mar. 11, 2025,に本契約をした。いま, https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xcloudpc からログインしてみると図4となっている。ドメインは未だ取得できていない。  ドメイン取得過程で,自ら考えたドメイン名の取得可能性を知ることができる。現在,さくらで利用しているドメイン名motochan.infoを試してみると,当然ながらリジェクトされる。  父が立ち上げたタニハ文化研究所にかかわるコンテンツを主としたいので,ドメイン名:taniha.info,を今,取得してみよう。(この過程は次回記す) 以上,2025年3月14日。 ————————————————  ドメイン取得選択にかかる。taniha.infoを検索すると図5のように,設定可能である。他の選択肢も出ているがぼくの場合,これがベスト。取得 308円/年,の意味不明だが。  ドメイン年毎の更新料が発生している。登録年数をここでは5年としているが,36か月契約なので3年と改めたのだが。 […]