網戸張り替え recovering a mosquito screen

はじめに

 次男一家来訪前に8畳和室を掃除した。引戸の拭き掃除では簡単に網戸が破れた。日光による劣化である。次男一家帰信後の今日,網戸を張り替えた。

 全室など10枚の網戸の劣化も調べたが,さしあたり,この和室だけに問題があった。昨日,コーナンで下記を用意した。ダイオ化成製の戸用張替ネット 30メッシュ 91cm×2m ブラック と,コーナン製 アルミ網戸用網おさえゴムブラックブロンズ用 太さ5.5mmx長さ7M である。前者が548円,後者が198円。いずれも税別。網戸の溝の長さは4m余りだから,7m長であっても結局,一つ分ということなる。

 太さ5.5mmは溝の幅である。網を溝に入れるので,少しだけ窮屈になって,ゴムそのものも留めることができる。ただ頼りなく感じた。前回,6.8mmを使ったように思う。これは押し込むのに苦労し,修正が効かず,網を強く引っ張ってしまったり,変にダブりもできてしまった。できれば6mmほどのゴムがあればと思うが,そういう商品は無いようだ。

 張り替えに参考になるページは,網戸の張り替え・張替え方(前半・ゴムを入れるまで)であった。網押さえローラーは,幸い道具箱にあった。

実際の張り替え

 作業時間は道具を集める時間を含めて3時間にもなっていた。

1 道具集めと作業空間確保。
2 改めて,網戸を拭き掃除した。ハブラシも使った。網戸上端の留め具がかなり風化しているが,何とかなった。
3 図1のように,巻網の表側を上に,アルミ枠にかぶせた。巻き網の中心部は強く巻かれているために,これが留める役目をして,網目とフレームが平行または垂直になった。
4 図1でいうと,左上隅で網押さえゴムを入れて,右上隅で仮止めして,軽く溝に押し込んだ。左隅からゴムを押し込んで行って,右隅に近づくと余ってしまうので,仮止めのゴムを外して,改めて溝に入れてゆく。この種の作業を全枠で時計回りに実施した。
5 ゴムを入れる際には,網を引っ張らずに軽く入れて行くのが極意だと思う。そういう作業の結果,ゴムの入りが緩いために,ローラーで二回ほど押し込む必要があった。図2はそういう風に押し込んでいると,ゴムが余ってしまう。このことから,ゴムの切れ目から時計回りにこの作業を実施する必要性を,改めて,感じた次第である。図3は,ゴムの埋め込みを完成したようすである。

図1 巻網上面を上にアルミフレームに配置
図2 網押さえゴムを押し込む
図3 ゴム設置完了

6 次に余った周辺の網を切り取る作業に進むことになる。図4に示したように,四隅をこのように切り取る。
7 各辺でゴムの外側の網を切り取るのであるが,以前はカッターを使用したが,今回はハサミだけを使用した。ハサミの刃は太いのと細いので一対となっていて,細い方を下にして切り進んで行く。この時,ゴムの押さえが緩い傾向があり,ゴムを指で溝に押し込みつつ切り進む。図6は一つの左長辺が切り終わった様子である。

図4 網の4隅を切る
図5 ハサミで切る
図6 長辺の余分な網を切り落とす

8 図7では,斜めに網を透かすと,網のダブリが見える。このような部分はゴムを外して,網を軽く引っ張って,ゴムを溝に入れ直す必要がある。その結果,網がフレームから飛び出すので,再度,ハサミにで切り取る必要性がある。図8と図9には,フレーム側面に,網の切れ目が見えている。ギザギザであるが,実用性,また,日頃の視界からすると,美観的にも気にする必要性は無いと思う。

図7 ダブリが見える
図8 切り落とし後の網切れ目
図9 同左の別断面
図10 部屋から網戸を通して外を
図11 外で,網戸を斜めに眺める

 完成後,引戸枠に網戸を設置した様子を図10と図11に示している。図10は室内から,図11は室外からの網の見え様を示している。図11では網の歪みが見えているが,時間とともに消えるものであろう。

おわりに

 これで子供とその子供ファミリーが来ても,どう猛な蚊から守ることができる。

以上,Mar. 31, 2021記