Start GIMP instead of Adobe Photoshop

はじめに  awesome Adobe applications to sharewares で示したように,Adobe Photoshopから離れて,GIMPを使用したい。  GIMP使用当初はPhotoshopに比べてステップ数が多いと感じたのであるが慣れてきて,かつてGIMP使用を断念した時よりはよほど肩が軽くなった。Photoshopから拒絶されたので致し方ない。 1. ダウンロード  https://www.gimp.org/downloads/ に,GIMP, Current Stable Version The current stable release of GIMP is 3.0.2 (2025-03-23), のダウンロードサイトがある。Donationを以前したことがある。使えるようになったら改めてしたいと思う。  ver. 2.1を削除してこのver. 3.0をインストールしたのであるが,ツールボックス表示のタイミングがうるさくなくなったという印象を持つが,戸惑うことがあり,Perplexityにお世話になった。 2. 最近は何をしていたのか  Adobe Photoshopで最近何をしてきたのかを考える。今後,必要に応じて追加してゆく。 2.1 スクリーンショットや写真からWeb用コンテンツを作成  現在の最頻度の作業は,macやWindowsでの作業をスクリーンショットで貯めて,それらを軽くしてWebページへ掲載してきた。フィールドなどで撮影した写真も同様の利用をする。iPhoneで撮影した写真は,mac写真アプリに並べてコメントを付し,jpgで出力してそれらをスクリーンショットとほぼ同様の作業をしてきた。  スクリーンショットはフィールド写真と比べるとかなり軽量で多少処理過程に違いはある。総じてPhotoshopでの作業は次のようであった。 1  必要な部分を切り取る場合がある。 2 写真の場合はスライダーを使って彩度を高くする。 3 ランドスケープの場合は,解像度300dpi,縦1200dpi,横1600dpi。   ポートレート の場合は,解像度300dpi,縦1600dpi,横1200dpi。 4 容量を軽くする。Web用だとスクリーンショットの場合最大100 kbyteほど,写真だと500kbytesほどにしてきた。  さて,Perplexityでの質問文を考えてみる。  スクリーンショット: GIMPでの作業過程を教えてください。スクリーンショットの一部を切り取って,その形がランドスケープの場合は,解像度300dpi,横1600dpiに揃えたい。そしてファイル容量100kbytesほどのjpgで出力したい。  写真: GIMPでの作業過程を教えてください。iPhoneで撮影した写真の彩度を高めて,その形がランドスケープの場合は,解像度300dpi,横1600dpiに揃えたい。そしてファイル容量500kbytesほどのjpgで出力したい。 3. スクリーンショットをWebページ掲載画像ファイルjpgに変換する手順  では,スクリーンショットの場合を聞いてみた。回答は簡潔でそのままでは実行できない。以下に。 作業手順 3.1 スクリーンショットの切り抜き  1.1 GIMPで,メニューのファイル > 開く/インポート。  1.2 設定したパスでのファイルを選択,ダブルタップ。  ファイルを直接,作業画面にドラッグ&ドロップするのが簡単ではあるが(一般的にはこれが迅速),図1のようにパス指定すると,その後は,パスを覚えてくれている。図1の右手にはファインダーでのスクリーンショットフォルダ内が見えており,対応している。日を跨ぐと,更新日時欄の表示には時刻が表示されない。名前欄の幅が小さいので,スクリーンショットの長いファイル名が表示されることはない。  目的のファイルをダブルクリックすると選択できる。ファイルを選択したあとに右下隅の「開く」ボタンをタップしてもよい。 次に,Keep the image’s color profileパネルが表示される。この下端には「維持」と「Convert」ボタンがあり,「維持」ボタンをタップすることになる。ただ,このパネルは,「次回から確認しない」に☑️を入れて良いだろう。ぼくの能力では,このパネルを生かすことはできない。  図2の作業枠は,画像サイズがこれを超えると,枠域は自動で拡大される。Photoshopには無い融通性だ。 3.2 矩形選択ツールで必要な範囲を選び,切り抜く  他のツールを使っていない場合は,自動的に矩形選択ツールが使え,選択範囲でクリックすれば,切り抜くことができる。直前のファイル作業で他のツールを使っている場合は,次のような手続きが必要である。 2.1 メニューのツール > 選択ツール > 矩形選択ツール  2.2 画像 > 選択範囲で切り抜き 3.3 画像の拡大・縮小  メニューの画像 > 画像の拡大縮小   図4で解像度(水平と垂直は連動)を300dpiに幅(高さも連動)を1600pxに設定。確定後、「OK」ボタンはないので,「拡大・縮小」ボタンをタップ。 3.4 エキスポート  4.1 メニューのファイル > 名前を付けてエキスポート  図6に示したように,「名前を付けて保存」ではなく,「名前を付けてエクスポート」である。   4.2 保存先をダウンロードフォルダにしてJPEGでエキスポート過程に  JPEG形式で保存しないと容量などの点からウェブコンテンツにならない。図7の下段にはファイル形式の設定メニューが見えるが,「🔽ファイル形式の選択」欄はもともと閉じている。これを開いたのが図7である。このウィンドウのほぼ中央ぐらいに,JPEGが見えるので,それを選択するのである。図7ではupload用フォルダーが選択されているが,GIMPは記憶してくれないので都度このパス指定が必要になり時間を取られるので,左端のフォルダー表示で,Downloadsは簡単に選択できるのでここにエキスポートしたい。  4.3 ファイル容量を100kB程度に  図7の画面の次に図8の画面が現れる。左上隅には,品質調整のスライダーがある。スライダー上の左方部をタップすると品質が低下する。この図8では,147.4kBが見えるが,後背の画像をみつつ,67.2kBにして,エキスポートした。  エキスポートした画像を見たが全く問題なかった。  なお,一つの画像に関わる作業が終われば, メニューのファイル > ビューを閉じる を選ぶ。保存するかどうか聞いてくるが,すでにエキスポートしているので,保存しない,を選択する。保存にするとGIMP固有のファイルとなり,引き続き作業が可能になる。 線を描く  図6には,注意喚起のために,赤線を入れている。この入力法を次に。 メニューのツール > ツールボックス, とするとツールボックスが出る。その鉛筆を選んで色も指定する。 鉛筆の太さの変更は次のようにする。 メニューのウィンドウ > […]

国土地理院の基準点成果の利用 using control point survey results made by the Geospatial Information Authority of Japan or GSI

はじめに  今日はカローラを車検に出すべく,カローラの販売店に出向いた。帰りは徒歩で,R171から離れるべく,都市労働者用宅地に蚕食された残存農地を歩いた。図1は,鍋田川の入り口付近で,箕面警察の南側を東西に走る道と交差する場所付近である。図2の白い住宅の後背には箕面市立第二中学校がある。木立なども文化が感ぜられず何とも殺伐とした風景である。 この川の左岸沿いに上って車道の交差点から東方向(ヴィソラ方面)に向かった。図3には装飾的に設置された道標が見える。『箕面の道しるべ』(箕面市文化財愛好会編,箕面市教育委員会刊, 1991年)によると,みのお山瀧への道しるべになっているようである。この裏面には,図4上段左端の碑文が見える。図3は同上段右端の碑文に相当する。おそらくこのp.100で紹介されている道標がここに1991年より後に移設されたのではないか,と考えた。ところが,本日Nov. 16にこの箇所を通ったので設置者の面(図3-3)を見ると,願主(図4上段中央の)とは違って,施主となっており同じ道標ではないことは確かなことであろう。この図3-3の施主の部分は,図4と同様「京」という字が見えて,名前のはじまりは「中」と読めるがその下の字は読めそうで読めない。拓本を取れば読めるかも知れない。 箕面にあたる字面は,みの織,みのを,ミ乃を,などがあるが,図3にみえる地名,みの□,は興味深い。□は,図3のように,扌偏に,二旁,で表現されている。なお,図3の,「みの扌二」のすぐ上の二字は,「むく」,つまり,向く,ではないだろうか。  図0は,ひらがなを一音一字に統一した「小学校令施行規則」(1900年)に基づいて,作成されたものである。赤い文字はひらがなの前段階の草仮名(そうがな)。図3の道標の上二字を「むく」と考えて,図0から草仮名で,「む」に対応するものを見ると,必ずしも一致しているようには見えない。 で,「みの扌二」,の「扌二」に対応する「お」の草仮名を見ると,「於」が崩されたものであり,「扌二」ではなくて,「扌ミ」とすべきものである。石屋さんの学力での刻印なので,「む」も「お」も誤字が使われていると考えた方がよさそうである。道標の歴史的限界がここにも見える。 追記 Nov. 16, 2022:図3-1〜-3を追加した。  京や大坂などでは,箕面の滝は現箕面市域のうちでは,最も著名なランドマークであったようである。箕面の滝は,蓑が下がっている,つまり蓑が下がった面に見える瀧,として,発生した地名であろう。白糸の瀧などからすると,なんともロマン性から外れた命名ではある。  ヴィソラの西方150m見当に図5〜7のごとき異次元空間がある。散歩の際に,一度は通過したようにも思うが,本日はじめて中に入った。図5にOPEN看板が見える「ゴットウ デリ」ではおからの揚げたのだののオーガニック弁当を買って,ベランダで食べた。さっぱりして良い感じだった。パイプ椅子の脚がスノコに刺さって抜く時に指をぐねった。季節外れの蚊が右手首を刺した。図6の奥の林は隣接する当対池公園のものだ。図7の奥の「楽駝(らくだ)」は目の前でOPENになった。怪しいおっさんが出てきてCLOSEDの看板をひっくり返していた。午後3時すぎだ。この怪しいおっさんと,ふつうの奥さんと,話してみた。10円の駄菓子が小さな棚にみえる。小さなカウンターがある。ビールの絵があるので,質問したら自家製ビールだという。金曜日と土曜日の午後6時〜10時に営業しているようだ。ぼくの奥さんと来ると約束したものの帰宅して提案したら奥さんには脚下されてしまった。今週か来週あたり自転車に乗ってこのラクダを襲うつもりである。 以上,Nov. 13, 2022記。 1 基準点成果へのアクセス  比沼の真名井(京都府京丹後市峰山町久次)の大饗石(おおみあえいし)へのアクセスルートと,石そのもののマッピングをする準備の一つになる。アクセス過程を次に示す。 当方が暮らす場所では都市化が進んでいるので,基準点も京丹後市に比べたら圧倒的に多い筈だ。大饗石(おお-あえ-いし)付近にはまずは無いだろう。無くても問題ない。知りたいことは,既知の2点間について,Metascanを使ってLiDAR測量を実施して,測定結果がどの程度の誤差が生じるかである。比沼の真名井(京都府京丹後市峰山町久次)の大饗石(おおみあえいし)の図2のルートマップの想定出発点dから大饗石までは水平距離で1200mほどである。さらに,垂直距離は100mほどである。これをそのまま再現する必要性もないだろう。 1.1 国土地理院の基準点閲覧サービス利用  地理院地図(電子国土Web)から,基準点成果等閲覧サービス に入ることが出来るが,もちろん,基準点成果等閲覧サービスから直接入ることもできる。「通常検索」と「詳細検索」のタブがあるが,何故か「詳細検索」タブでは表示されず,デフォルトの「通常検索」タブで実行することになる。基本基準点,公共基準点のいずれにも,その他項目があるがチェックを入れると事実上フリーズ状態になってしまうので,その他には追加的にチェックを入れない方がよい。 図8は,当方自宅周辺を表示して検索したあと,ズームアウトした結果である。元々の範囲の検索結果が反映されている。この上段に,ブルーの「基準点成果等閲覧サービス」という文字が見えるが,この右手方向には中心緯度経度などが表示されているが,ポップアップ,と,テキスト情報,に,新たにチェックを入れている。チェックを入れることで,それぞれの基準点の下方に,成果IDと基準点名を,図8のように地図上で見ることができる。ぼくが知りたい座標値や海抜高度情報ではない。  この情報を使って,1.2kmほどの距離を持つペアを探す必要がある。LiDAR測量をしつつ基準点を見つけるのは難しいので,図8をズームインして目星をつけて,ペアを探さなければならない。これが完了し,更にLiDAR測量をした段階でこのページを追加したいと思う。なお,この作業の際には,ポップアップは煩いので,外している。 1.2 近所の基準点調査  図8のうち,近所の何点かが入った地図をプリントアウトして自転車で回った。驚いたことに一つも残っていなかった。国土地理院は何を思ってこのような意味の無い情報を公開しているのだろう。  仮に,①〜⑥とナンバーリングして,それぞれの写真を次に示す。前半3件は真鍮製の基準点鋲で,Sシリーズナンバーがついている。後半3件はハンドホールのフタのみで,そういった情報はない。偶然であるが,このハンドホール3件はいずれも山麓線(箕面池田線)から少し入ったところに立地している。  箕面市役所に問い合わせて,みどりまちづくり部まちづくり政策室(かつての都市計画課)ではなく,道路管理室(別館5F)が管理保管していることがわかった。明日Nov. 15, 2022に訪ねるつもりだ。 以上,Nov. 14, 2022記。  昨日はタニハへ。今日,午後1時過ぎに訪問すべく,道路管理室に自転車で向かう。課題を次に。1 ぼくのこのウェブページをプリントアウトして持って行く。一応,名刺も。2 もちろん,閲覧依頼をする。可能ならば地図と基準点リストのコピー依頼。3 国土地理院の基準点と,箕面市のそれとの関係を聞く。なぜ,更新されていないのかも聞く。4 ハンドホールの基準点箇所と,真鍮鋲との位置関係(平面と垂直)を聞く。 1.3 箕面市の基準点情報  昨日Nov. 16(水),箕面市道路管理室に出かけて,多くの学びがあった。本日Nov. 17(木),その情報に基づいて,およそ想定できるルートを自転車で回って,「露出した真鍮鋲」と「ハンドホール内の真鍮鋲」の様態などを確かめた。関心の範囲は図9であった。 箕面市道路管理室の担当者には,丁寧にご対応頂いた。国土地理院の基準点成果等閲覧サービスの基準点情報の基準点が残っていないことを告げたら,その認識はなかった。本日巡ってみて,ぼくの認識ミスであることがわかった。真鍮鋲ばかり探していたので,ハンドホールに気付かなかっただけであった。図9の山麓線に近い④地点で,偶然?ハンドホールに「箕面市基準点」という刻印を見つけて後,いわば立て続けに計3箇所のハンドホールを見つけたが,これが国土地理院の三等基準点とは繋がらなかった。 本日Nov. 17,巡っている時には気付かなかったが,いま,調査結果?をこのWebページに入力を始めて,箕面市基準点のハンドホールが,国土地理院の三等基準点に対応することに気付いたのである。真鍮鋲には,例えば図13のように,S-200などのナンバーリングがある。この真鍮鋲に対しては標高情報がない。平面直角座標系の(X, Y)値だけである。4級基準点にあたっている。 今回の実験試行では,この真鍮鋲の基準点は省略しようと思う。今日, 真鍮鋲を確認することで現在位置の誤りに気付いたりしたが,計算過程の煩瑣をさけるためもあって,三等基準点限定にしたいと思う。ハンドホール内の真鍮鋲の配置は一定ではなく,一つ一つ確かめる必要がある。この作業が本日の中心的なものであった。以下,調査結果をまとめたいと思う。  測量結果をまとめる際には3D情報が必要なので前記のように三等基準点に限定して示す。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,148 mm deepであった。  当方の住居そばなので,次の1点だけ,4等基準点を示す。 箕面市情報では,X= -128467.535 Y= -46253.261。三級基準点とあるが現在は4級基準点と称している。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,140 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,164 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,143 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,155 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,115 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,170 mm deepであった。 真鍮鋲の頭とホール周囲のレベルとの比高は,148 mm deepであった。  以上,3-61, -41, -40, -39, -38, -43, -42, -44の8点の主に三等基準点のホール内真鍮鋲位置を示した。LiDAR測量の際は,ハンドホールの蓋が閉まったままなので,蓋のどの位置に真鍮鋲の中心があって,その位置から深さ何mmにその頭があるのかを求める必要がある。蓋のどの位置に真鍮鋲の中心があるのかは,後にイラストレータを使って示したいと思う。 なお,ハンドホールの蓋を開けるのにドライバーで十分かと思ったが,一応両釘抜を持参した。ぼくには最も近い図39の南西端の3-61に行ってみた。ここでは基準点を何度か探したがこれまでは見つからなかった。しかし,前々日に見たハンドホールを探してみると,果たしてあった。頭から真鍮鋲を探してしまうと決してこの箕面市基準点のハンドホールは見つからないのである。蓋は,この両釘抜だけで何とか開けることができた。どうもハンマーも必要だと感じて自宅に引き返した。図32や図37に見えるハンマーと両釘抜は必須であった。この両ツールを使ってもなお開けにくい蓋もあったのである。ホールの写真に見える曲尺(カネジャク)は偶然だが手頃だった。フィールドバックに入れていてもほとんど使ってこなかったのであるが。 2 LiDAR測量 2.1 ルート選定  まずは,明日Nov. 18のLiDAR測量のルート図を描く必要があり,図39に提示した。南西端の3-61を出発し,-41, -40, -39, -38, -43, -42, -44と進むことになる。図39のスケールはグーグルマップから簡易的に求めたものである。これを使うと,1800m余りとなる。 2.2 Metascanの準備  Metascanは久しぶりに使う。———————————————— Metascan(最新は,ver. 2.8.0 (Nov. 7, 2022))のトップページ: https://metascan.ai/Start 3D scanning today https://metascan.ai/pricing Freeでは,For getting started.$0/monthfor individualsGet MetascanUnlimited LiDAR Scans5 Photo Scans per monthUSDZ, iMessage exportShare scans to […]

続国土地理院の基準点成果の利用 a sequel to using control point survey results made by the Geospatial Information Authority of Japan or GSI

はじめに  国土地理院の基準点成果の利用 は,2022年秋に作成したものである。これを元に,文学論集Vol. 74, No. 4に投稿すべく記述してみて,2年間のブランクもあって,一つの章を追加する必要性を感じ(2年前に残したことであった),それをここにまとめることにした。制限ページ数に近く,ここで書き込んだもののダイジェストを文学論集Vol. 74, No. 4の第Ⅹ章にしたいと思った。 0. 「Ⅹ LiDARルート測量とライダーROI測量を繋ぐ」(コピペ) 2024年秋現在,筆者の利用の観点からすると,最も優れた3D LiDAR ScannerアプリはScaniverse[i] (v.4.0.2) である。Polycam[ii]と,これまで述べてきたMetascanは,マニュアルを読む限り,パワフルなアプリという印象を受けてきたが,1セッションのLiDAR測量継続時間はいずれも10分間に限られる。Polycam Pro [for iOS v.3.5.18 (225)]の説明書には10分間の限界は書かれていないが,10分を超えると,「前のエリアに戻って再開する」と「最初からやり直す」の二択を迫られる。戻っても再開されない。Scaniverseには,この制限に関連する情報は記されていないが,幸い経験的にこのような限界はないように思う。 さて,ここでは本章タイトルを実行する。許されたページ数は残りわずかなので,これまでのような順を追った説明は省く。これまで,基準点4カ所を通るLiDARルート測量結果を平面直角座標系に載せる手法を示してきたが,ROIのライダー測量結果を平面直角座標系に載せる手法は示していない。しかし,賢明な読者はこれから述べる内容をすでに見抜いておられるのではないかと想像している。 本報告の目的は,ROIのLiDAR測量結果を平面直角座標系に載せる手法を示すことにある。測量ルートの選定は当然,ROIを通過するかその近接地にすることになる。ルート測量の途中でROIのLiDAR測量を実施することも可能かも知れない。ただ,ROIでは丹念にLiDAR測量を実施するので通常,ルート測量とは別にしたいと考えるだろう。 そこでルート測量の際に,ROI付近に一時的な二次的基準点を4カ所設置すれば良いと考えられる。ルート測量して,引き続きまたは翌日にでもROIのLiDAR測量を実施することもできる。なんらかの理由で繰り返しLiDAR測量したい場合にもこの4カ所の二次的基準点を繰り返し使うことができるのである。 [i] Scaniverseは,Niantic(ナイアンティック)https://nianticlabs.com/products?hl=ja による開発中のアプリ。NianticはGoogle社内のスタートアップ企業でGoogle EarthもGoogle mapも開発している。現在Googleから独立したらしい。かつては有料だったが無料化されて,先進的なGaussian Splatting機能が付加されてもなお,無料のままだ。 [ii] https://poly.cam Polycam Proを2024年10月に月契約($26.99)してみた。 1. Oct. 26, 2024実験  曇りの日で雨が降りそうな天気であった。自分の影が映らなくて良いと感じた。Splattingに期待もしていた。Polycam (Pro)が,LiDAR測量の10分間限定を超えるのではないか,という期待があった。先に結果を言えば,PolycamもScaniverseもSplattingはルート測量には適さないということである。LiDAR測量こそ,ルート測量に適していることが判明した。諦めがついた。図1を参照してほしい。  後述するが,DOIに当たるのが,打越池南縁の歩道である。DOIを公共の基準点とつなぐ目的でルートを設定している。 南西部の基準点3-61から出発し,打越池南縁のDOIに階段②から入って③の阪急バス停「青松苑」から出て,⑤の交差点を通過して,④の基準点3-42に到達して交差点⑤に戻り,⑥の基準点3-40に北進する。そして,⑦の基準点3-41,②を通過して,①の基準点3-61に戻っている。 文学論集図51に登録済み。  階段②からバス停③の間がDOIという設定であるが,そのルートのGoogle map (2024年) 画像を図A下部に示している。画像右下隅に見えるスケールの長さは10mである。③と④の間の300mほどの距離の間に,レーベル L-1〜-4を設置しているのである。  図B,Cは打越池南縁プロムナードのステレオ写真である。ベンチの向こう先端の左手のレンガとアスファルト境界付近の地面にLabel-1を置いていた。左右両方の金網塀には葛が絡まっている。 Label 1〜4を図D〜Gに示す。Label 1は階段に近く,Label 4はバス停に近い。 以上,2024年10月24日記 2 Polycam社そのものの社会的信頼度は低い  Splatting機能をもつPolycamとScaniverseではあるが,ぼくの昨日のルート測量には使えないことがわかった。Scaniverseは無料で,Polycamは有料版でないと撮影はできるがその後の計算処理や出力ができない。2024年10月14日付でアップルから3300円が請求されていた。アカデミックで申請して半額の筈であるがフルに請求されている。1カ月当たりの料金である。別途ぼくの銀行からもDebit Cardから出金しているので(Debit Cardのみ受付と要求された),二重の請求である。銀行とVISAからの二重請求である。Debit Cardは即時送金なので,アップルにクレームをつけるしかない。11月11日に銀行引き落としなので,書類を揃えてアップルケアに連絡することになるだろう。 今,書類は全部揃えた。明日,アップルケアに電話しよう。ぼくのVisaカードの11月11日の支払い明細(3300円),アップルからの領収証(3300円),銀行の取引明細(2103円)。3300円/$26.99= 122円/$,2103円/$13.5= 156円/$,である。  図H, Iは,購入の際に見た価格やアカデミックディスカウントの情報。図9のhttps://poly.camから入ってアカデミックの契約をして,Debit Cardのみの受付と要求されたので,ぼくの銀行から送金したことになっている。そうしないと,進めなかったのである。 以上,2024年10月27日記。 2.a アップルケアに連絡  さきほど,アップルケアに問い合わせた。相談員との話の前に,サブスクリプション,の問題として宣言し,iPhoneだけで読めるメッセージが届く。そこにあるリンクから申請もできるが,相談員とコンタクトを持てるとアナウンスがあり,相談員が電話に出るのを待った。事情を説明し,了解いただいた。二日間の審査があって,ぼくのクレームの是非が審査されるという。 どう審査されるのかを問いただした。PolycamのウェブサイトでのぼくのDebit Cardでの支払いをアップルは把握しようとしないことが判明。ぼくの手持ちの書類を受け取る形も持っていない。アップル関係者が,PolycamのWebサイトでぼくのように,アカデミックディスカウントのリンクに入ってDebit Cardでの支払いをしてみないとわからないと,相談員に伝えた。相談員はかなり優秀でぼくの意見は理解していたようである。Polycamにぼくがクレームをした方が良いという提案もあった。 2.b Polycamにメール  poly.camと入力すると,https://poly.cam/library に入ることになる。これがトップページと考えて良いだろう。この最上段のリンクの一つに,contact salesリンクがある。個人情報を入れてコメント欄に入力することになる。そのコメントは次のよう。 Please return ¥3300 = $26.99 per month for Polycam Pro to me.My apple account: xxxxx@xxxxx.ac.xxxx———————————————— I had received your message: Polycam for EducationThank you for applying for Polycam for Education!Here’s your promo code for 50% […]

Windows10とmac sierraの間のファイル共有 sharing of files btw Windows10 and mac sierra

はじめに  5年前に買ってソフトだけインストールして放置していたWindows10のmouse PCと,2014年以来ずっと使ってきたSierraが入ったmac,この両者でのファイルの行き来が必要になった。macの1TB-SSDが限界に近づいて,GrassGISは,mouse PCだけで実施することにした。本Webサイトをこれに関して作成しているが,ここ二三日,メール添付でファイル交換をしてきた。時代遅れだし,面倒だしで,ファイル共有の設定を本日,完了した。Windowsからもmacからも,両方のPCの中味が丸見えになった。ネット上では,workgroup というフォルダーを作ってそれを共有する流れになっていて,その方向で進めたが,全くそういう限定的のものではないことがわかった。  ただ,ぼくの環境では無限定な共有環境が実現したが,パソコンが古いなど,何らかの形で対応できないことを考慮して,ここではworkgroupフォルダーの共有ということで進める。なお,Windows内でのログイン指示はもちろん,macを立ち上げる際のユーザー名とパスワードで,マック内でのログイン指示は,ウィンドウズを立ち上げる際のユーザー名とパスワードが求められる。 追加 Apr. 18, 2022: なぜか,5GWi-Fi接続中のWindowsからmacを検知できない。それで,mac側を2G接続したら,認知された。理由不明。 0 mac OS sequoia 環境での共有設定  ぼけで,この春以来離れていたウィンドウズとマックの共有環境を再現する方法を忘れてしまったこともあるが,どうもmacOSの変更によるような気もする。で,ファイル共有を実現した方法を次に示す。次の章以下は過去のものだと思われるが,Windows 10の方はそのままなので,ウィンドウズ操作には相変わらず有効と思われる。  マックでは共有作業はドロップボックスで実行されたように思ったが,図aにみえるウィンドウズPCフォルダーのDocumentsは空っぽである。それで,マック内のヘルプでファイル共有で検索した結果が図bである。この情報で解決した。  図c, dでは,マック内でウィンドウズで使いたいフォルダーを移動している。図eは図bの指示に従って,ウィンドウズ内の共有対象フォルダを指定した。   図fはマックからウィンドウズへファルダーをコピー,図gではその結果をウィンドウズで確認した。 以上,2024年10月30日。 1 Windows10側の共有設定  種々のサイトで共有の設定が書かれているが,ぼくのWindows10とは合致していない。同じ10でも変遷があったのであろう。10は,使用環境の優れたXPからの過渡的なバージョンと言えるのであろう。 1.1 Windows10での共有フォルダの作成  workgroupフォルダーが元々用意されているものかどうか,File Explorerで調べた。File ExplorerはWindowsロゴキー❖ + Eキー,で立ち上がる。そして,C:ドライブを検索したが無かった。次のサイトがまずは参考になった。https://boxil.jp/beyond/a6790/ a Windowsロゴキー❖ + Rキー で,「ファイル名を指定して実行」を立ち上げる。b 名前欄に「control」と入力し、「コントロールパネル」を立ち上げる。c 「ネットワークとインターネット」をクリック。d 「ネットワークと共有センター」クリック。e 画面左部にある「共有の詳細設定の変更」をクリック。f 共有の詳細設定の変更が立ち上がったら、「ネットワーク探索」と「ファイルとプリンターの共有」を有効にする。変更の保存。g ドキュメントフォルダ内に,WORKGROUPフォルダを作成する。つまり,File Explorerで,PC > Windows (C:) > ユーザー > moto > ドキュメント を開く。ここには,現在,FeedbackHub,GIS DataBase,grassdata, Officeのカスタムテンプレート,が見える。ここにworkgroupフォルダと,moto_documentsを作成する。 共有フォルダだけでなく,今後,自ら作成するファイルは,moto_documents,に保存することにする。 1.2 共有フォルダーの設定 a Windowsロゴキー❖ + Eキーで,「ファイルエクスプローラー」を起動。b 共有ファイルに設定したいフォルダー上で右クリックして,これを,workgroupにする。c 「アクセスを許可する」→「特定のユーザー」の順にクリック。d ファイルの共有画面が開くので、「追加」の右部にある▼マークをクリックし、「Everyone」を選択して「追加」をクリック。これで,共有フォルダーの設定の完了である。 2 mac sierra 側の共有設定 2.1 共有設定 a 「システム環境設定」をクリック。b 「共有」を選択。c 「ファイル共有」にチェックを入れ、「オプション」をクリック。d 「SMB(Windows)を使用してファイルやフォルダを共有」,下部にあるアクセスしたいカウントにチェック。メモ:;チェックする場所がない。e「完了」をクリック。 2.2 ワークグループ名の設定 a 「システム環境設定」をクリック。b 「ネットワーク」をクリック。c 画面右下の「詳細」をクリック。d 上部タブから「WINS」を選択。e 「ワークグループ」欄に「workgroup」を選ぶ。小文字もあって,これを選択した。 3 共有環境の確認 3.1 Windows10で a Windows10で,Windowsロゴキー❖ を押すと,スタートメニューが出る。この検索入力欄に,「コンピューター」と入力すると,リストが出てくるので,ネットワークのコンピューターとデバイスの表示を選ぶと,図1が見える。 図1の上段右に「ネットワークと共有センター」アイコンがある。 3.2 ネットワークと共有センター  これをクリックし,ぼくのmacに対応する,SYNCHRO5を選ぶと,Windows セキュリティが出て,ネットワーク資格情報の入力,画面が出る。 SYNCHO5についてである。macのログインの際の,「ユーザー名とパスワード」を入力する必要がある。 図2のように,Macintosh HDなど一杯見える。ネットワーク > SYNCHORO5 > 木庭元晴のパブリックフォルダ > Drop Boxなども見える。macのファイルが見えて,mouse PCに不通に,コピペできる。凄い。 3.3 mac sierraで  Finderメニューから,移動>サーバへ接続,を選ぶと,サーバーアドレスが空欄となっているので,ここに,Windows10マシーン名「mycomputer」を入力すると,繋がる。その後,同じメニューで見ると,自動的に,smb://mycomputer,と変わっていた。  で,不通にファインダーを開くと,図4のように表示されている。左のペーンには,「共有」とあって,mycomputerが見えている。これをクリックすると,Windows10のフォルダーやファイル群を見て,コピペもできる。特に,図4のようにworkgroupフォルダーだけではない。 3.4 共有の一例:Windows10のスクリーンショットをmac sierraにコピー  この僕のWebサイトのコンテンツを作成するためには,使い慣れたmac上でのWordPress編集がぼくには必要である。それで,Windows10での作業のスクリーンショットをまずはドキュメントフォルダー内のworkgroupフォルダーに移動すべきと考えた際の作業を示す。ネット情報では,スクリーンショットファイルは,ピクチャーフォルダーに収納されているとのことであったが,空っぽだった。で,探したら何と,ビデオ > キャプチャフォルダーにあったのである。それをドラッグアンドペーストで,workgroupフォルダーに移動した際のFile Explorerの表示画面が,図5なのである。  で,このファイル群を,やはりコピペで,macに移動した際のファインダー表示が図6である。 図6には,見事にmac内のファイル群が見えている。どのフォルダ内のファイルも移動は自由自在だ。Unix系のファイル操作は難しい可能性があるが,自分で作成した書類はすべて移動が可能である。 おわりに  今後,このテーマで,気になることがあれば,書き足す可能性がある。 以上,Jan. 27, ’22記。  

3D Gaussian Splatting

はじめに  いやー,驚いた。ChatGPT ver. 4の契約をするかどうか,ネットサーフィンしていたら,このgaussian splattingテクノロジー情報をみつけた。ぼくのiPhoneのScaniverse 3D map scan アプリにもすでにgaussian splattingが実装されている。このgaussian splattingの技術が実用化したのは昨年(2023年)夏とま新しい。原理を理解するのは今のぼくには難しい。これまでのフォトグラメトリなら簡単な幾何学に過ぎないが別世界の技術だ。解析速度もより速く,解像度もより高い。LiDAR測量に拘ってきたが,通常の写真や動画の方がより有効な気配だ。 メモ: SfM (Structure from Motion)またはフォトグラメトリ(Photogrammetry)とは、被写体をさまざまなアングルから撮影し、そのデジタル画像を解析、統合して立体的な3DCGモデルを作成する手法。  ぼくが最も信頼する3D scan soft, Scaniverseにまずは眼が向いたが,最強だが有料のpolycamが劇的に使い易くなったようだ。他にLuma AIもある。全部,iPhone11以降に対応している。以下,ぼくの知りたい情報をピックアップしつつ,学びたいと思う。そして,実際に試した結果もここに報告したい。 以上,2024/04/12。 1. Niantic Lab Niantic (ナイアンティック)って知らなかった。Google社内のスタートアップ企業で,Googleから独立したらしい。そして,3D ScanningソフトScaniverseを吸収したようだ。かつては有料だったが無料化されて,先進的なGaussian Splatting機能が付加されてもなお,無料のままだ。ぼくのiPhone 12 Proのアプリは,Apr. 1, 2024にもアップデートされていたNianticはGoogle EarthもGoogle mapも開発したGoogle内のティームだったようだ。 2. Scaniverse Scaniverseが3D Gaussian Splattingをサポート 〜 スマホからフォトリアルな3Dシーンを迅速に作成 〜 2024.3.20 を参照して欲しい。LiDARではなく,ムーヴィーか,シーンを重ねて撮影した写真で,Gaussian Splattingが可能だ。次のアドバイスがある。 メッシュ生成とスプラット生成をどのように使い分けるべきですか? スプラットが適している場合:照明と反射を備えたフォトリアリスティックな結果を求める場合背景を含む全体のシーンをキャプチャしたい場合 メッシュが適している場合:スキャン結果を他の3Dソフトウェアやゲームエンジンで使用したい場合背景のない独立した3Dモデルを求める場合正確な測定が必要な場合明確に定義された被写体がないシーンをモデル化したい場合(例えば、建物内のすべての部屋を含むスキャンなど)  写真の3D合成は,他のアプリでは,有料で,企業のサーバーにアクセスする必要があるが,このScaniverseでは,iPhone内で実行することができる。しかも無料だ。まだ,完成形ではないと,アプリ開発者が考えて,ユーザーの意見などを吸収して行こうとしている。 Scaniverseでスプラットをサポートしている端末を教えてください。 Gaussian Splattingは現在iOSでのみ利用可能です(iPhone 11以降、比較的新しいiPad[*])。Android版の開発中ですので、お待ちください! [*] iPad: 第9世代および第10世代、iPad Pro 11インチ: 第3世代および第4世代、iPad Pro 13インチ: 第5世代および第6世代、iPad Mini: 第6世代、iPad Air: 第4世代および第5世代。 3. Scaniverse with Gaussian Splattingの使い方 3.1 Gaussian Splatting Scaniverseが3D Gaussian Splattingをサポート 〜 スマホからフォトリアルな3Dシーンを迅速に作成 〜 2024.3.20 の説明を引き続き,次にコピペ。 3D Gaussian Splattingとは何ですか? Gaussian Splatting(ガウス・スプラッティング)は、3D空間の再構成における革命的なラスタライゼーション技術であり、既存のNeRF(Neural Radiance Fields)およびフォトグラメトリ技術の課題を組み合わせて克服します。一連の画像を使用して、Structure from Motion (SfM) が点群を推定するために使用されます。各点はガウスに変換され、位置、方向、スケール、色、透明度などの一連のパラメーターを含みます。簡単に言えば、スプラットは3Dシーンの照明条件や材料の特性をまったく新しい方法で再現することができ、これにより、光沢のあるまたは反射する表面をより良くレンダリングすることが可能になります。 この技術は、計算コストを低減し、リアルタイムレンダリングとフォトリアルな品質の可視化を可能にします。そして、Scaniverseでは初めて、サーバー処理なしでデバイス上で直接利用できるようになりました。これは、あなたのスキャンが以前よりもさらに鮮明で生命感あふれるものになることを意味し、インターネット接続なしで全てをあなたのスマートフォンから行うことができます。 Scaniverseで高品質のスプラットを作成するには? Scaniverseアプリをダウンロードし、赤い「New Scan」ボタンをクリックして「Splat」を選択するだけです。その後、画面上の指示に従って、あらゆる角度からデバイスの360度ビデオを撮影してください。良好で均一な照明条件の下、均等な動き、最小限の背景ノイズ、できるだけ多くの角度から作成されたスプラットが最も良い結果を生むと考えています。 新しいScaniverseでは様々な対象物に対してスプラットを作ることができます。ただし、現在、日常的なオブジェクトには適していますが、より大きなエリアのスキャンについてはアプリのパフォーマンスを改善中であることをご了承ください。 ビデオキャプチャが完了すると、キャプチャしたデータを点群として表示します。ビデオに追加するためにスキャンを再開するか、または「Process」を押して少し待つと結果が表示されます! 最新のアップデートでは、さらに「Enhance」を押すことで、高品質な結果を得るために追加の1分間隔でモデルをトレーニングすることもできるようになりました。 生成したスプラットで何ができますか? デバイス上で直接スプラットを閲覧し、個人のライブラリに保存したり、他のScaniverseユーザーと共有したり、友人や家族と共有するためのビデオリールを作成することができます!また、PLY形式でモデルをエクスポートすることも可能です。 Gaussian Splattingの3Dソフトウェアサポートはまだ限られていますが、Unityには無料のアドオンが、Unrealでは商用プラグインが利用可能です。 メッシュ作成には提供されているトリミング機能は、スプラット向けにも近く提供される予定です。 過去にスキャンした結果からスプラットを生成できますか? はい、Rawデータが保存されていれば可能です。そのためには、対象のスキャンを開き、右上隅にある「…」アイコンを押してください。「Reprocess Scan」を選択し、その後で「Splat」を選択します。 私がスキャンしたデータはクラウドに送られますか? いいえ、すべてのデータはデバイス上でローカルに処理されます。スプラットを共有することを選択しない限り、データはデバイスを離れることはありません。 Gaussian Splattingには協力なGPUが必要だと思っていましたが、スマートフォンだけで実現できるのですか? […]

光波測量によるネットワークをdroneマップに投影する方法 how to match distance-measured points from different setting bases with a drone-measured map

1. 課題  フィールドワークでの測量に問題が生じた。2020年測量のdrone3Dマップと,2018年の光波測距儀を使って得られたネットワークが対応しない。droneマップは光波測距儀で得られたgcpとの対応関係が取られている。そのgcpを使ってdroneマップをコントロールしているので問題はない。この場所には自衛隊のレーダーサイトがあって,コンパスが正常に作動していない危惧があり実際に西偏角度が想定されるものと異なっている。  光波測距儀の設置点は14カ所で個々の設置点で幾つか測点があって,前視と後視で,位置関係を一応把握したのであるが,手抜きしてGPS計測値を光波測距儀の地球座標値として使用した。これが今抱える問題の元凶だ。そこで,2018年の測量時の測点の現場写真からdrone3Dマップと対応できる測点を利用して,ls_1〜_14の光波測距儀の設置点を求めたいと思う。 2. ls_2の設置点を求める  ls_2の放射星形区で3Dマップ上での2カ所を現場写真から特定できた。その一つは,図1のls2_20であり,もう一つは図2のls2_11である。後者は光波ネットワークとも一致している。それを図3に示す。  ls2_20の方は,図2に示すようにかなりズレている。図1の現場写真ではa-rotの下に見えるが,図2では3mほど内陸にずれ込んでいる。  求めたいのは図1の,赤字で「かわぐち」としたls_2の設置点の3Dマップ上の座標値である。 3. ls_2の3Dマップ上の座標値を求める 3.1 計算法  当初,3D空間での三角形平面を想定して計算すべきと考えた。しかしながら,熟考するとその必要性が無いことが明らかになった。光波測距儀の構造は台座を水平にして,光波測距儀が装着されている。コンパスで磁北をゼロ度として,台座上を時計回りに回転して,光波測距儀をターゲットに向けて,直線距離を求める。その測距儀の水平角と垂直角を記録する。これだけだ。今,問題なのは3Dマップでのls_2設置点を決定することであり,2D空間に過ぎない。  連立方程式は簡単にできる。文字表現の簡略化したい。現在の設置点をO’点として,3Dマップに載せうる設置点をO点(Xo, Yo)とする。ls_2放射星形区の2点のうちの1点について,現在の位置をA’点として,3Dマップに載せうる設置点をA点(Xa, Ya)とする。他の1点については,現在の位置をB’点として,3Dマップに載せうる設置点をB点(Xb, Yb)とする。  光波測量の結果から,次式が成り立つ。赤字表現しているのが未知数である。他の数値はすでに得られた計測値または3Dマップから読み取りできる。|OA|=|OA’|=√((Xa-Xo)^2+(Ya-Yo)^2) ⋯⋯⋯⋯⋯式(1)|OB|=|OB’|=√((Xb-Xo)^2+(Yb-Yo)^2) ⋯⋯⋯⋯⋯式(2) 上記の計算式が成り立つ理由は次のようである。光波測量の結果に基づいて位置ベクトルを3Dマップにプロットするのであるが,ls_2の設置点が決まらないだけであって,その測定結果のうち,水平距離,垂直距離,さらには視準線の間の挟角は変わらない。  式(1), (2)の連立方程式から,(Xo, Yo)の解が2個現れる。A点を中心として半径|OA|の円と,B点を中心として半径|OB|の円との交点は2点形成されるからである。3Dマップを見ている作者からするといずれが正解かは自明ではある。  式(1),(2) は何れも円の方程式である。両円は交わって,その二つの交点を通る直線が成立する。その観点で整理したいと思う。式(2)と(3)はそれぞれ,次のように整理できる。(Xo– Xa)^2+(Yo– Ya)^2 = |OA|^2 ⋯⋯⋯⋯⋯式(3)(Xo– Xb)^2+(Yo– Yb)^2 = |OB|^2 ⋯⋯⋯⋯⋯式(4)  二つの交点を通る直線の式は,式(3) – 式(4),で次のように,得ることができる。2(Xa-Xb)Xo + 2(Ya-Yb)Yo +〔(|OA|^2 – |OB|^2) – (Xa^2 -Xb^2) – (Ya^2 – Yb^2)〕= 0⋯⋯式(5)  両円の交点の計算は,式(3)と式(4)の何れかの円と式(5)の直線との交点を求めれば良い。ここでは,式(3)の円と式(5)の直線の交点を求めることにする。 式(3)の,中心座標(Xa, Ya),半径 |OA|の円,と,式(5)の直線の交点をM, Nとして,交点を表現したいのであるが,かなり複雑になるので,式(5)を簡潔化して次に表現する。 e=2(Xa-Xb), f=2(Ya-Yb), g=〔(|OA|^2 – |OB|^2) – (Xa^2 -Xb^2) – (Ya^2 – Yb^2)〕として式(5)は次のようにする。eXo + fYo + g = 0⋯⋯式(6) 以上,ここまで,Jan. 25, ’24記。  さて,Microsoft Excelの計算式の書式で,交点MNの座標値を次に示す。 Xm=(e*D–f*sqrt((e^2+f^2)*|OA|^2-D^2))/(e^2+f^2)+Xa⋯⋯式(7)Ym=(f*D+e*sqrt((e^2+f^2)*|OA|^2-D^2))/(e^2+f^2)+Ya⋯⋯式(8) Xn=(e*D+f*sqrt((e^2+f^2)*|OA|^2-D^2))/(e^2+f^2)+Xa⋯⋯式(9)Yn=(f*D–e*sqrt((e^2+f^2)*|OA|^2-D^2))/(e^2+f^2)+Ya⋯⋯式(10)  なお,D=abs(e*Xa+f*Ya+g)⋯⋯式(11) とする。  式(7)と式(9),そして,式(8)と式(10),の違いは第二項と第三項の間の符合に見える。 この計算プロセスを踏まえたMicrosoft Excelファイルは次節に用意する。 3.2 測量値などの準備  ls_2放射星形区で,2カ所 ls2_11と_20の3Dマップ上の位置決めができている。ls2_11の座標値は変わらず,ls2_20だけを現場写真(図1)と対照して決定する必要がある。図4で特定している。光波測距儀による測量結果では,altitudeは1.171mだから,図4の右上に示した表では二行目が近い。まあ,これよりも海側下方であろうが,ほぼ対応しており,図4右上表の,Index 107222891を採用したい。X: -96035.546875, Y: -625538.500000, Z: 1.243085  以上から,式(3), (4)の既知数値は次のようになる。なお,注意すべきなのは世界測地系の (x, y)=(northing, easting)と3Dマップの(X,Y)=(easting, northing)は入れ替わっているということである。学校教育で使用するデカルト座標系に替わっている。繰り返すが,ls2_11の座標値は3Dマップと一致している。両円の半径は光波測距儀の読値HD horizontal distanceに対応している。 ls2_11を中心とする円関係: (Xa, Ya)=(-96021.025, -625506.207), |OA|=42.830⋯⋯式(12)ls2_20を中心とする円関係: (Xb, Yb)=(-96035.547, -625538.500), |OB|=65.508⋯⋯式(13) 式(12), 式(13)は式ではないが,便宜上,式番号を与えた。「3.1 計算法」の計算プロセスをMicrosoft […]

CloudCompareでCloud layersを handling cloud layers in CloudCompare

1. このページ作成の意味  もともとの関心はGISソフトでの3Dクラウドとgcpの重ね表示の可能性を探ることであった。ここに至る経緯は次のページに示している。  このページの作成過程で,gisソフトでは実現しないことがわかった。MeshLabに期待したが,これも重い3Dファイルを受け付けない点で問題があった。結局,CloudCompareに頼らざるを得なかった。CloudCompareではMeshLabでどうにもならないものでも何とか作業ができるのである。  で,問題はレイヤー構造で使用出来るかであるが,Danielの情報で,使えることがわかったのである。ただ,図1のように,Plugins: Cloud layers,は灰色になっている。  Help > About Plugins,で開いた画面が図2である。Cloud layersを選択するが,これ以上進めない。Referencesとして,サードパーティのWiggins Tech website が見えるが,ここをクリックするとこの注記が消えてしまう。 2. Plugins: Cloud layersのインストールに向けて  図3を参照して欲しい。なにか不可解なのだが,CloudCompareのサイトではなくて,3ds-scan.de で公開されている。ぼくがインストールしているのは,図1の v 2.12.4 (Kyiv)なので,2.12.0はより古いバージョンだ。  キーウで現在活動する企業(サードパーティ)のようだ。  このサードパーティのリンクをCloudCompareを使用しているWindowsで立ち上げた。ドイツ語が表示される。言語を換える選択肢があり,日本語に替えた。その画面が図3のものである。このサイトは2016年11月から始まっている。図3の「Cloud Layers」プラグインをクリックするとmp4のムーヴィーが始まるがCCもなく,音声も出ない。  図3の表示のすぐ下には,ダウンロードリンクがある。CloudCompareのミラーサイトの認証を受けているようだが,ヴァージョンが2.12.0のままだ。更新されていない。CloudCompareはフリーだけどサポートが要るというメッセージが色つきになっている。  次の情報がある。ただし,当方の Editメニューでは,’Edit > Cloud > Create single point cloud‘しか有効でない。Edit > Scalar fields についても下に示された選択肢はすべて灰色になっているのである。 Here are the new menu entries:  このWebサイトに入ると,ぼくはすごく怪しい印象を持った。どこにもプラグインのダウンロードのリンクはなく,ただ,コンタクトせよという。しかも種々のページを見ていると,bluetoothに繋げようとする。  Danielさんが,フォーラムで,Maybe you can use the new ‘qCloudLayers’ plugin?Another way, maybe more simpler, is to use the ‘Edit > Scalar fields > Split cloud (integer values)’ method. This will create as many (sub) clouds as classes present in your cloud. という回答をしている理由もそこにありそうな気がしている。 3. 最新バージョンをインストールしてみる  信頼できるGitHubギットハブで確認した。Version 2.12.0には,確かに,上記の魅力的なプラグインが新たに装備されている。では,何故,最新のステーブル版では灰色になってしまったのか。これがまずは最初のポイントだ。ver. 2.12.0のコードネームKyivを獲得したのもキーウの貢献ゆえだろう。  V. 2.12.1〜.4まで,特に当該プラグインがinactiveになったのかは,記されていない。  ではと,最新のアルファ版をダウンロードしてみるのがいいのだろう。GitHubよりももちろん,本家からがいいだろう。本家をみると,より進んだβ版になっている。CloudCompare 3D point cloud and mesh processing software Open Source Project  インストーラーは265MB以上ありダウンロード継続の表示が見えないので非常に取り扱い難い。圧縮版は64MBで軽く,7zで解凍して,ドラッグアンドドロップで,Program Filesに投げ込んだだけだ。ショートカットを作って,デスクトップに配置した。macの方は不思議なのだがダウンロードが始まったのは見えたが,時間をかけて見ると,消失している。2回繰り返したが同様の現象が見られた。ファインダーで検索しても見当たらない。図4にはGitHubのダウンロードページであるが,このオレンジでマークしたtar.gzファイルをダウンロードした方が早かったであろう。これは7zで解凍する。Windows64用である。  図5〜7は,新たにダウンロードしたCloudCompare v. 2.13βの表情である。CloudCompareを選択して,v. 2.12.4と比べてみた。確実に改善されている。灰色だったものがactiveになっている。図5のように,開いたPluginsの下方にCloud layersが見える。これを選択した結果が,図6で,Cloud has […]

QgisとGrassGISの何れが3Dメッシュと点群ファイルを生かすことができるか which is better Qgis or GrassGIS for the display and analization of 3D mesh and cloud data ?

1. 期待していること  GrassGISをかつては使ってきたがご無沙汰している。Qgisは1回だけ使って精度面で問題を多く感じてアプリも削除した。Qgisは大衆化が著しく,悪貨が良貨を駆逐する,勢いである。日本の行政はGrassGISを飛び越して,専らQGIS派である。行政のコンテンツがQgisを意識したものになっている。  さて,3Dメッシュまたは点群ファイルへの対応はどうだろうか。もちろん,GrassGISではこのアプリ公開以来,早くから米軍やNASAのLiDARデータの処理が実行されてきたのであるが,ぼくはこのコンテンツには触れなかった。  いま,求めるのは,3Dモデルの3D表示能力はもちろんである。CloudCompareはその点では問題はない。しかし,CloudCompareでは,3Dモデルに,他のベクトルデータをオーバーレイすることができない。これはかなり不便なことである。それで,GISソフトに期待してのこのページ作成である。  繰り返すと,3Dモデル表示が自在で,他のベクトルデータをオーバーレイできるか。この観点で,両アプリを調べたいと思う。   2. GrassGISではどうか 2.1 ケース1  まずは次の回答を紹介する。 Import Point-Cloud to Grass-GisData Processing – Discussion and Q&A MichaelL Feb ’20 Got it. I know Lidartools (which LAStools is dependent on) was not ported for QGIS 3 so that what I was getting at. 10M points isn’t all that big so if you have at least 16GB of RAM you shouldn’t have any problems, but considering you are having problems with a 500 point subset then we know that combined with the scaling issue that it’s probably not your plug-ins. Have you tried downloading and importing an XYZ version? You might try PDAL.https://grass.osgeo.org/grass78/manuals/v.in.pdal.html 23  QGIS 3では対応できない。GLASSではXYZ形式であれば扱えるのではということである。RGB情報を破棄してしまうのは余りに不便でGLASSでも使い物にならないということだ。 2.2 r.in.pdal – […]