UpdraftPlusを使ったWordPressサイトバックアップ保存先Google Driveサイズの拡大 subscribing Google Drive 100GB for backups of WordPress_web-site using UpdraftPlus
はじめに
6月15日に,ついにGoogle Drive 100GBに登録した。その時のGoogleからのメッセージが次のものである。
100 GB
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WordPressのバックアップ用である。この日の前の2ヶ月ほどか,UpDraftPlusからバックアップ失敗のメールがあった。理由は保存する容量が足りないということである。フリーの15GBでは3日に1回,バックアップする古いファイル群を削除しなければならない。UpDraftPlusで4日,毎日バックアップを繰り返す設定をしていた。これには16GBをオーバーしてしまう。
図1は,本日Jul. 5, 2022のGoogle Driveの状況である。最新のバックアップはJul. 4,最古はJul. 1である。エクセルで整理したものを図1の手前の画像に示している。この4日間だと,トータル18.4GB余りになっている。6月15日には,6月14日の1回分で,4.15GBであった。三日毎に削除しないといけない。これでは安定的なバックアップを得ることは難しい。それで100GBを購入したのである。
毎日,左のメールがくる。これは,夕刻の16:55とあり,メールタイトルの時刻は16:54になっていて,Google Driveでのファイル名では,16:29になっている。毎日のバックアップは30分程度のずれはある。図2にも出ているが,UpdraftPlus(無料版)を利用している。今後,有料版にせざるを得ないかも知れない。
1 UpdraftPlusについて
1.1 ネットでの情報(限界あって役に立たなかった)
UpdraftPlus WordPress バックアッププラグイン無料版対。 プレミアムバージョン によれば,「一般的な状況では、無料版を使用するだけで十分です。 マルチサイトからバックアップ/復元する場合、またはバックアップを他のサイトから復元する場合は、有料版を検討してください。」とある。この文の終わりで,「バックアップを他のサイトから復元する場合は、有料版を検討」とある。ぼくはサクラレンタルサーバーでWordPressを運用しているが,容量にかなり余裕があるので,同じサーバーにバックアップを取って行けば,UpdraftPlusの無料版で足りるのであるが,サクラレンタルサーバーそのものが壊れる,という想定をしているので,何とも同じサーバーにバックアップを取りたくない。そこでGoogle Driveを使っている。何かがあって,復元するということになれば,有料版が必要になる。「最も安いパーソナルの場合、最初の年には年間70ドル、更新時には年間42ドルが適用されます。」なんだな。
さて,現在の設定の確認をする。
以上,Jul. 5, 2022記。
ブログブートキャンプ【2022年最新】UpdraftPlusの使い方・設定方法(バックアップ&復元)
2022/05/06 が参考になるかも。ここには,無料版で使える保存先として,次がリストされている。UpdraftPlus Vault,Dropbox,Amazon S3,Google Drive,Rackspace Cloud Files,S3-compatible,OpenStack (Swift),DreamObjects,FTP,Email。
このリストを見ると,大容量のものは,結局,Dropbox(2GBまで無料),Google Drive(15GBまで無料)か。FTPやEmailはどう考えたら良いのか,わからない。「バックアップの保存先はWordPressと独立させることが重要であるため、自動バックアップでは外部ストレージを保存先に選ぶのが基本です。」とあるが,自宅の外部HDはどうなのだろう?
BackuWPupとの比較がある。当初は,BackWPupをインストールしていた。ただフリー版ではバックアップ機能が無いので,UpdraftPlusに乗り換えたのである。ところが,WPのweb-siteがあるサクラのサイトではなく,Google Driveにバックアップを取っているために,問題が生じた時に有料版を購入する必要がある。下記の比較で見ると,Backupはバックアップの自動削除ができないので,バックアップ容量が大きくなるのではと想像される。BackWPupの機能をもう忘れてしまった。
項目 | UpdraftPlus | BackWPup |
---|---|---|
バックアップ時間指定 | × 不可 | ○ 可能 |
バックアップ自動削除 | ○ 可能 | × 不可 |
わからないことが,ある。忘れてしまった可能性もあるが。無料版を使って,自らのWPサイトでトラブルがあり,Google Driveから,サクラサーバーのWPサイトにバックアップすることになって,有料版にスムーズに移行できるものか?
バックアッププラグインUpdraftPlusの使い方と復元方法 2021年10月4日 には,その回答らしいのがありそうだったがなかった。無料版から有料版への移行については書かれていない。日本語のネット上には無いようだ。
1.2 UpdraftPlusのサイトに質問
手抜きでは何も得られない。UpdraftPlus Premium – Full Feature List UpdraftPlus Premium に回答がありそうだったが結局なかった。FAQsにも無かったので,次のページで質問した。https://updraftplus.com/ask-a-pre-sales-question/
回答があり次第,追加したい。
以上,Jul. 7, 2022記。
一日を俟たず,回答があった。僕の質問時刻は,15:08, Jul. 7,と表示されている。日本での時刻は午後10時頃だったろう。回答時刻(ぼくのメール受信時刻)は,0:55, July 8, となっている。
HI,
If you are restoring to the same domain you can use the free version to restore.
If you purchase premium, you will get Premium support if you are having issues.
You can send your backups to your remote storage and them sync the backups to download to an external hard disc but you will not be able to send your backups directory to an external hard disk.
Kind Regards, 担当者名
いやー,すばらしいー。
1の質問の回答では,現在使っているフリーのUpdraftPlusで,同じサーバーにリストアするのであれば,問題無いということである。ありがたい。
2の質問の回答では,バックアップ先を直接,自らのmacの外付けハードディスクに指定はできないけど,Google Driveからコピペすればいいと言う。そういえば,そうだなあ。で,Google Driveが壊れてしまうことは考えにくいので,わざわざ外付けHDにコピペする必要性は無いだろうねえ。トラブルがあった際には,一応,Google Driveから外付けHDにコピペしてから,復元作業をすれば良いということだなあ。
ずっと気になっていたことがこれで解消した。
2 クラウドストーレッジ iCloud, Dropbox, Google Drive
代表的なクラウドストーレッジは,上記の3種である。本日July 8, 2022で確認したところ次の表のようであった。Google Driveのサイトでは余りに情報があって見つけにくく,次のページが最も有効かと思われる。Google One お客様のニーズに適したプランを選択
結局,ぼくのような個人ユーザーが多いのではと思う。Google One 年間2500円/100GBで契約している。いつでも月契約に変更できる。
おわりに
WordPressのバックアップについて,これまで懸案にしていた疑念などは全部解決した。
以上,Jul. 8, 2022記。