フローリング剥がれ fixing of unstick wooden floorings

はじめに

 以前,卒業生に内装のリフォームをお願いした。フローリングも替えたかったが,奥さんがまだいいとのことで,剥がれを木工用ボンドで修復してもらったが,よく通行する場でぽこぽこになっていて,ぼくが修復した。

釘うち

図1 再修復途中
図2 再修復途中ズームイン

 剥がれ部分に,頭が丸い真鍮釘を打ち込んだが,歩くと引っかかる。図2には抜いた真鍮釘が見える。図1に示しているように,頭がほぼ無くて,頭の部分にポンチで打ち込む小さな穴があるフローリング釘?をタニハから取ってきて,それに替えることにした。図1には,その真鍮釘を抜いて,フローリング釘に替える際に使った工具を示している。

図3 再修復途中 釘とポンチをタニハから
図4 完成

 図2中央付近には,フローリング釘を切り取った部分が見えるが,フローリングの下の基礎?以下には釘は入らないので,ペンチで切り取って,頭のある方を上部とすると,その上部だけを使うことになる。図3には新たなフローリング釘とポンチを示している。この釘をペンチで切り取って使ったのである。

 金槌だけでは,切り取った長さの釘でも基礎まで深く入りにくい。ポンチを介して金槌で叩くと深く入る。そして,最後に金槌の平たい頭で叩くと,床になじむ。図3から図4の釘の入り具合の変化は,その作業の成果と言える。

おわりに

 この学習によって,フローリングの剥がれ対処は完璧になった。なお,フリーリング釘はネジが切ってあって,当初,ドライバーで回すのかと思った。ただ,その頭には,ドライバーを使うためのマイナスやプラスが切られていず,ただ穴があるだけで奇妙な感じであった。ポンチ用の穴のようだ。ネジを付けることで木材を留める力があるのだろう。

以上,Jun. 11, 2021記