iPhoneでのマクロ撮影法 macro photography using iPhone

はじめに  春の息吹を感じて,ハコベやオオイヌノフグリなどのちっちゃな花を撮影しようとしても,ピントがずれてしまう。遠視なのに裸眼で撮影していることが大きいとは思う。で,以前,iPhoneの接写リングを購入したが全然だめ。今は,進化しているかと思ってアマゾンを調べたが8000円ほどのものでも口コミはかなり低い評価。この種のおもちゃは駄目のようだ。  iPhone 13 Pro および iPhone 13 Pro Max はマクロ撮影に対応した。ぼくのは,iPhone 12 Proだから,対応していない。Halide Mark II – プロ仕様カメラ アプリは有料で説明を読んでみるとその性能からは不当に高額だし,結局,このページで述べる方法での再現性は変わらないようだ。  このページでは,拡大鏡/虫めがねの使い方:iPhoneで接写/マクロ撮影する方法 を参考にして,iPhone 12 Pro, OS 15.3.1で試した結果を示す。参考ページの内容は具体性に乏しく,操作法なども変わったし,理解できない部分もあったので,このぼくのページは,現 iPhone 12 Pro, OS 15.3.1,については最も有効だと思う。 1 準備  デフォルトで良いのであるが,まずは「設定」を確認したい。設定 > コントロールセンター で,「含まれているコントロール」,の中に,左のアイコンの「拡大鏡」が入っていることを確認すること。無い場合は,「コントロールを追加」から探し当てて,緑色の「+」をクリックする。 2 撮影してアップロード  iPhone 12 Proでの最初の表示の際に,画面上縁のカメラスリットの右手から,(親指で)下方へスワイプすると,図2のように,コントロールパネルが現れて,ぼくの場合は,オプションをアクティブにしている數が多く,図1に示した虫眼鏡アイコンは右下に現れている。これをタップ。  図3のように,すぐにマクロ撮影できる。図3では下部に〇に✖️のボタンが見えるが,この写真を撮影する前は,◎ボタン(図6)であった。〇に✖️のボタンは,いま,撮影して表示されている写真をキャンセルできるという状況で,これをタップすると,◎ボタンに戻る。  図3の場合,狙って撮った対象から少しずれたので,二回ほど〇に✖️のボタンをタップして撮影し直した。決定した写真が図4なのであるが,この写真の直ぐ下に写真1として,実際に撮影された小さな写真が見えている。この写真1には,撮影した筈の範囲よりもかなり広く撮影されていることがわかる。  それゆえ,狙った対象からちょっとズレても実は,二回りも三回りも広い範囲が撮影されているので,ここで拘る必要は無いのである。  先に伝えておくと,実はここで述べるのは,マクロ撮影では無い。アナログ写真の時代に接眼部用のアタッチメントがあって,これは撮影ターゲットの拡大鏡の役割を果たしたが,それに該当するものと考えられる。じゃあ,意味ないじゃん,とは成らないのである。iPhoneのハードもソフトも優れていて,マクロ写真にはならなくても,この方法でピントが合った写真が撮れる。擬似マクロ写真だが,それで十分なのである。撮影結果について,後に提示したいと思う。  撮影した写真に問題なければ,図3上段右にアップロードのマークがあり,ここをタップしたすると,図4となる。送信オプションがあるが,AirDropは今撮影している場のそばに他のiPhoneやmacがないので,ぼくの場合は自分宛のメールをするよう選択した。その結果が図5であり,いい写真を得るために実際のサイズ(3.0MB)を選んだ。  このようにして得られた画像はメールで受信できる。この結果は後に示す。 3 オプション操作  図3の写真撮影画像の下方に3段からなるコントロールパネルが見える。上段は虫眼鏡アイコンが示されていて,その右隣に月の上弦アイコン,マイナス記号,ずっと右手には満月,そして,プラス記号,が並んでいる。この画面では,月の上弦アイコン,つまり,コントラストが選ばれている。そして,満月が右端に移動しているが,これは,マイナスからプラスのバーのスライダーの右端に位置するので,最大のコントラストを選んでいることになる。  同じく,図3の上段の左端には,虫眼鏡アイコンがあるが,これをタップすると,ズームインとアウトのスライダーが現れる。次に,図3の中段の左端の太陽アイコンをタップすると,明度のスライダーが現れる。  図6は,図3のコントロールパネルの中段の中央にあるRGBの擬似ベン図を選んで,並ぶ選択アイコンの左から二番目のグレイスケール表示を選んだ場合である。Adobe PhotoshopやフリーのGIMPなどの画像処理アプリを持っている場合は,このRGBオプションそのものが不要ではある。図7では,上段にはコントラストスライダー,中段には明度スライダーが現れている。  図3のコントロールパネルの中段の右端にある懐中電灯アイコンをクリックすると撮影対象にLED照明することができる。図3や図6などのコントロールパネルの下段の左端の歯車アイコンをクリックすると,「コントロールをカスタマイズ」というオプション画面が現れる。上段には「主コントロール」,中段には「副コントロール」,下段には「その他のコントロール」が配置されている。「主コントロール」は常に表示するコントロールで,2つまで「副コントロール」または「その他のコントロール」からドラッグアンドドロップできる。 図8では,図6や図7の表示からコントロール画面を(親指で)下にスワイプして小さくして,その結果,撮影画面を大きくしたものであり,「主コントロール」だけが現れている。ぼくの場合,「主コントロール」をズームとコントラストを選んでいるので,図8のようになった。図7には,ライブラリアイコンと「表示 (0)」が見えるがこれはライブラリにはこの拡大鏡で撮影した写真がゼロであることを示している。図7には,下段中央に,〇に+記号のボタンが見えるが,写真がどんどんと撮れるということであって,「表示 (#)」ボタンをタップすると撮影した写真を観察して適当なものを選んで編集することができるのである。画像処理アプリを持っておればこの機能を使う必要性はないが,このライブラリ編集画面ではマクロ撮影した写真の出来を観察することができるので,特にフォーカスなどのチェックをすることが可能であり,アクセスが難しい場での撮影については,このようなチェックは必須となる。 4 マクロ撮影した写真を見る  図9は通常の花の写真であろう。これはわが家のベランダで今咲いている花で,ヒマラヤユキノシタ Bergenia […]

Cloudから抽出された連続プロファイルの利用2 utilization of many vertical profiles extracted from a point cloud Part 2

はじめに  冗長をさけるために,一つのテーマを分割した。このページは次のページに続くものである。 Cloudから抽出された連続プロファイルの利用1 utilization of many vertical profiles extracted from a point cloud Part1  上記ページ(Part 1)では,be氏によって撮影されたドローンの3Dスキャンデータから,CloudCompareを使って海食崖の断面図を作成した。そして,fbx 3D画像を観察しつつ,断面図の妥当性を評価した。  このページでは,その結果から,海岸地形のうち,旧汀線に関連がある傾斜変換点を把握し,その高度変化を,海岸線の岬と湾の分布から捉えたいと思っている。 1 Profile #58の評価  Part 1では,いわば適当に,#48から断面図評価を始めた。ここでは断面の評価と現地での観察記録のあるProfile #58 から始めたいと思う。 作業してきたExractedProfiles.binファイルは終了して,最終的なExractedProfiles12.binを開いた。Microsoft Wordなどのアプリと異なり,開いているファイルと保存するファイルは異なる。開いているファイルはいわば作業ファイルで,保存する場合は,ファイル名を次から次とシリアルに名称を変えて行くのがいいと思われる。経験的に得たことである。ファイルを終了するのも特にそのメニューは用意されておらず,DB Treeから削除という形で終了することになる。そして新たに,ExractedProfiles12.binを開いたのである。  この図1の上部の線分群はExtractedSections.binで,いわば平たい藁葺きの屋根のように見える。そして,Profile#58を選択しているので,黄色の直方体が断面を包んでいる。削除前のProfile域が残っている。で,次の図2のようにfbx 3D画像を表現したのが図2である。  図2では,断面図が3D画像にピッタリと載っている。次の図3はprofile面の方向を知るために,回転した結果である。赤いprofile面が黄色の直方体の対角線に一致している。3D画像との関係を見ると,ほぼ海食崖線に対して垂直方向の断面であることがわかる。  この地形の意味を知るには,地形変換点と潮位との関係を知る必要がある。地形変換点の座標値は記録してゆくべきである。その手法は次のページに説明した。iPhone 12 Pro撮影の3Dスキャン画像の座標を捉える この説明の中の,4.2 Point list picking,が使える。以上,Mar. 25, 2022記。 2 Point list pickingの有効性  Point list picking機能は,ぼくのような3Dスキャン画像から3D位置情報を得たいものにとって,CloudCompareの大きな魅力の一つである。大変感謝している。profilesにはこの機能は通用しない。図4では,最上段のアイコン群の左から4番目の”Point list picking”ツールが使える体制になっている。それは,DB Treeで見られるように,fbxファイルのModelを選んでいるためである。  で,このツールをクリックした結果が図5である。これまで作成したPointリストが作成されている。海食崖地形のキーとなる傾斜変換点を適当にピッキングした結果の一部が図5に見えている。  DB Treeには,Picked points listが見えていて,これにラベルを付けて保存した上で,表計算ソフトを使用することで,種々の解析が可能になる。  今後,この種の作業をして,全域の傾斜変換点の高度分布を求めて行く。今後の作業はペーパーの内容の一部を構成することになるので,共同研究者のnob氏とbe氏だけが閲覧できるページ Parts-3以降 を作成して行くつもりである。  なお,picking listの保存は,次のようになる。左のペーンのDB Tree内のPicked […]

アップルストア提供アプリの自動更新を中断する canceling automatic subscription-updating of applications treated at the Apple Store

 iPhoneなどでアプリMetascanの月契約をしている。最初の更新日が近づいた。一ヶ月前の購入時には,アップルから次のようなメールが届いていた。 ———————————————— App Metascan – 3D Captureサブスクリプション Metascan Proコンテンツプロバイダ Abound Labs Inc.受領日 2022年2月16日トライアル 2022年2月16日以降、1週間間無料サブスクリプション料金 2022年2月23日以降、年額¥5,500お支払い方法 Visa …. キャンセルしない限り、サブスクリプションは自動更新されます。 料金が請求されないようにするには、遅くとも各更新日の1日前までにキャンセルする必要があります。詳細およびキャンセルについては、サブスクリプションについてご確認ください。 今後ともよろしくお願いいたします。Apple————————————————  上記の「サブスクリプションについてご確認」の部分にリンクがあるので,これをクリックすると, とある。  で,今,これを確認して,「サブスクリプションをキャンセルする」のボタンをクリックすると,このボタンの右手にある「サブスクリプションをキャンセルしても,⋯⋯⋯⋯⋯」が繰り返されて表示され,無事,キャンセルされる。  このMetascan Proはほれぼれするソフトではあるが,日常的には使用しないので,使用時に月契約をする形で付き合って行くつもりである。Proの契約が切れている際には,Metascan使用時に,Proを使うかどうかの選択が表示される。 以上,Mar. 22, 2022記。

Cloudから抽出された連続プロファイルの利用1 utilization of many vertical profiles extracted from a point cloud Part1

はじめに  クラウドから地形断面図を作成 から続くページである。Extraction sectionsプロセスを経て作成した,sectionsそしてprofilesの利用法をこのページで考えたい。cloudファイルを呼び出すとやはり,作成したsectionsもprofilesも含まれていない。先のページで考えたように,それぞれのグループを保存する必要があったのである。  図1のDB TreeでのExported.binは92kBでsectionsのファイルで,Extracted.binは2951kBでprofilesのファイルである。先のページで述べたように,CloudCompareでは,次のように記述されているが,all section cloud(s) are stored in a default group named Extracted sectionsall section profiles(s) are stored in a default group named Extracted profiles名称のバグと言える。敢えて,ファイル名をエキスプローラーで変更してもいいか,やってみた。Exported.binをExtractedSections.binに,Extracted.binをExtractedProfiles.binに。全然問題が無いので,今後,同様に変更することにする。  さて,図2のように,断面が多すぎて何も把握できない。  profiles no. つまり,Section contour #の分布を見ると,どうも南からナンバーリングされているようで,DB Treeで,Section contour #31を選択した結果が図3である。黄色の直方体が見えている。他のプロファイルも選んで見るとかなり大きな直方体を示すものがあり,地形研究者としては違和感がある。つまり,point cloudでの詳細な3D値から断面図が作成されていることがわかるのである。先のページでは,「Sections thicknessは,セクション位置で利用する点群の幅であろうと考え,ここでは1.0mとした。その入力したものが次の図28である。セクション間隔は2.0mであるので,セクション位置の前後併せて1m幅の点群を使ってプロファイルを作成すると考えたのである」としているので,かなり平均的な地形からプロファイルの方向が決定されたはずではあるが。  ここでの問題は,予想できたものであったと言える。Extract sectionsのオプションのtypeの選択の問題もあるだろう。 type: 図ではLowerが見えるが,他にUpperとBothがある。初期値としてはZ軸に平行な閉輪郭であり,その等高線の上方か,下方か,両方を取るか,ということになる。(全く未だ理解できない)  さて,さて。 以上,Mar. 15, 2022記。  図2の結果を漫然と見たり,何らかの統計処理をしても意味は無いことは,初めから理解していた。で,現地調査で得た認識こそ重要と考え,幾つかの断面測量について,かく漫然と見てきたが,結局,2019年春調査した断面が最も有効と考えた。それが次のものである。 1 海食崖のgapを読むための基準を提示する 省略  ここで,旧汀線地形の記述していたが,省略する。図4,図5も削除した。他の公開しない共同研究者限定ページに移動した。 以上,Mar. 28, 2022記。 2 プロファイルの利用法を考える  多量の断面をすべて生かすことはできない。何を基準に選べばいいのか。その基準の基礎を前章で示したのであるが,気になるのは,CloudCompareで得たプロファイルの意味を確認したい。図6のように,描いたシングルパスpolylines(白色表示している)沿いに発生させられたsectionsは,これに直交している。ラインはEdit/colors/Set unique,で塗色を設定できる。シングルパスを編集画面で左クリックすると,シングルパス全体を包む形で,黄色の選択枠が表示されるが,それを白色にしたのである。この黄色の下辺の枠外に出ている黄色の線分(赤線で囲んでいる)は#1-48のsectionである。 […]

年金生活者が初めて確定電子申告 a pensioner’s first electric income tax report

はじめに 追記 Mar. 17, 2023: 2022年の確定電子申告は締め切り日2023年3月15日に実施した。何となく,15日にやろうと思った。そしてこの日が締め切り日とわかった。何としても今日中にと,頑張った。前回のこのウェブページを参考にした。もちろん役だったのであるが,不安の中での作業であった。それで,2023年期間の確定申告をより負担無くやりたいと思い,このページを補強するべく,別途,次のポスティングを作成することにした。年金生活者の確定申告  確定申告を過去実施したのは3回ほど。昨年の5月,退職一年余後に税務署に行った。退職時の事務室の説明会では,必ずしなければならないと言われていても,重い腰が上がらず,確定申告期限が過ぎて2ヶ月余後に,税務署に出かけたのである。申告の時期ではないので,閑散としていて,すぐに職員に相手にしてもらえた。  職員の方が一人で進めて頂いて完了して,還付金もあった。その際にぼくの申請書のコピーも頂いて,その際に,電子申告 e-Taxの利用者識別番号を得て,パスワードも届けた。それに呼応して,税務署から令和3年分確定申告のお知らせが届いた。メッセージボックスの情報では1月末に発送されたらしい。  今年もプレッシャーで,3月15日締め切りは了解していたが,なかなか腰が上がらない。やっと,13日に年金関係の資料を整理した。過去の年金関係の書類はほぼ捨てずに一応分類してプラスチックの大きな複数のポケットがあるケースに入れていたが,これをシュレッダーにかけて大きなゴミ袋が満杯になるほどなどして,整理したのである。証券などやプラスチックカードなどもあった。一応,分類して入れていた筈であったが,猥雑然としていた。  このケースは廃棄して,書類も古くて不要なものは廃棄して,残した書類も一袋をなすプラスチックフォルダーに分けた。今後,年金関係の郵便物が届いても,簡単に分けて入れることができる。  このような重荷を一つ片付けてみて,初めて,確定申告に必要な書類はこれではないことに気付いた。税金の対象にならない制度の年金もある。要するに,所得は源泉徴収票だけを見ればいいのである。馬鹿丸出しだな。後は控除関係の書類,これも生命保険会社などから届いている。昨年秋から確定申告関係のプラスチックケースに収めてきた。  源泉徴収票と控除証明書だけで,入力の準備ができたということである。  それにしても電子申告が一日で終わって,ああうれし! 以上,Mar. 14, 2022記。 1 適切なブラウザーとプラグインを準備  e-Taxは,国税庁のサイトであるが,「確定申告書」などで検索すると,類似の名前の怪しい?サイトもヒットするので注意肝要と思う。次が正しいサイト。 令和3年分確定申告書等作成コーナーhttps://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top_web#bsctrlgoogle 税務署への提出方法を選択してください,とあり,ぼくは,<ID・パスワード方式>を選択,した。マイナンバーカードが嫌いなので,この選択肢があるのはありがたい。 次のページ https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/csw0100_idpw#bsctrlで,ご利用のための事前準備を行います,とあって,ぼくが使用しているコンピュータががmacであることを認識しており,推奨環境が出てくるが,推奨環境は、mac OS 10.14(Mojave),Safari 14.1以降になっている。ぼくは10.12 sierraなので,対応できない。そこで,mouse製Windows10での作業に変更する。  Windows 10の場合,ChromiumベースのMicrosoft Edgeが対象とあり,既存のMicrosoft Edgeに代わって,これをダウンロードしてインストールし,開くことができた。  なお,昨日の午前中から接続障害が発生し,締め切り日の本日も復旧していないようである。その障害の最中のためか,送信完了して,一応,確認せよというので,確認しようとしたが数時間後に何とかなった。で,その際に,Googleのプラグインのインストールが推奨された。数ステップの「了解」を経て,インストールが完了した。それは次のものである。なお,今回は国税庁のサーバーがトラブっていたためであり,次のセットアップが不要である可能性は高く,まずはこのプロセスは省略して,進めていけば良いと思う。 e-Tax 受付システム事前準備セットアップ (Windows 利用者向け) 2 源泉徴収票や控除証明書などの準備 2.1 電子申告利用者識別番号とそのパスワード  電子申告(e-Tax)に関する事項,として,税務署からハガキサイズの折り込みが1月末に届いた。これは昨年税務署に出向いて確定申告をした際に登録したからである。電子申告をする前に,税務署で確定申告をして,その際に作成された書類のコピーを受け取れば,それに従って考えることができる。このハガキには,利用者識別番号(16桁),そして,税務署で登録したパスワードが必要である。ぼくの場合は,申告の種類として,白色,となっている。 2.2 マイナンバー  マイナンバー通知カードを用意する。ぼくの場合は,本人と配偶者。 2.3 源泉徴収票(ぼくは年金収入のみ,すべて令和3年西暦2021年分)  2021年からは年金収入だけ。厚生労働省該当は,老齢基礎年金だけ。厚生労働省以外は,共済関係と,生命保険会社からの個人年金。 2.4 控除証明書など  共済組合の任意継続掛金納付証明書は健康保険にあたる。他の同様の保険にも入っているがその控除証明書は届いていない。複数の生命保険料控除証明書もある。 医療費控除は共済だけからの資料では難しい。この資料では,11月と12月分が翌年に回されている。市からの妻については補助が多少あって,自己負担額に組み込まれている可能性があり,本人の実質の支払い額がわからない。つまり,自分で領収証をすべて揃えておかないと医療費控除の書類が用意できないのである。過去,医療費控除の申請をぼくはしたことがない。本人の支払い額が10万円を超えた費用に適用されるが,2022年はその準備をしたいと思うが,控除申請をしたくはないが,確実に医療費は増えてきてはいる。 ことである。 結局,医療控除の申請をする場合,医療費の領収証を1年分まとめておく必要性がある。今後の健康状態を考えると,領収証は都度,整理しつつ,確定申告に備える必要性がある。」  寄付行為についても1件2000円を超えるものについては何らかの控除がされるが,ぼくにとって多額の寄付をしている分けでもないので,恥ずかしくて控除申請はしなかった。 3 e-Taxでの年金所得と所得控除の情報を入力 Windowsでの実際の操作に入る。1 まずは,オレンジ色の「利用規約に同意して次へ」を選ぶ。2 利用者識別番号等の入力で,昨年の税務署でのID・パスワード方式の届出完了通知を参照して,利用者識別番号,暗証番号,を入力する。3 検索完了,とあって,緑色のOKボタンをクリック。e-Tax等への登録情報は次のとおりです,と出る。昨年の情報表示をしたが,空っぽだった。e-Taxの履歴情報を意味するのであろう。4 令和3年分の申告書等の作成,を選ぶ。5 僕の場合は,年金収入だけなので,左端の「所得税」を選ぶ。生年月日を確認し(昨年の申請通りが表示されている),e-Taxにより税務署に提出するを選ぶ。6 質問があって,給与以外に申告する収入はありますか? (年金収入がある場合は「はい」を選択してください)で,はい,と答えると,「青色申告,予定納税額の通知があり」というのにぼくは該当しないので,いずれも,いいえ,とした。そして,「次へ進む」。7 総合課税,分離課税の区別があり,ぼくは公的年金等だけなので,総合課税の所得>雑所得>公的年金等,だけに「入力する」ボタンをクリックする。ああ疲れた。1時間ほど,放置したが,無事生きていた。 8 「公的年金等の入力: 令和3年分の源泉徴収票に記載されているとおりに、1件ずつ入力してください。源泉徴収票に記載のない社会保険料は、後の「社会保険料控除」から入力してください。」とあるが,意味がわからない。とにかく,各機関から届いた源泉徴収票を,とくに順番を気にすることなく,入力して行った。9 まず,支払者は厚生労働省ですか?という問いかけがある。厚生労働省分は,老齢年金だけである。源泉徴収票の情報を入力することになるが,支払者の法人番号は半角で入力しても全角に変換される。そして,オレンジ色の「入力内容の確認」ボタンクリックする。確認して問題なければ,グリーンの「別の公的年金等を入力する」ボタンを選ぶ。厚生労働省の老齢年金だけが,社会保険料として介護保険料額が明示されている。10 生命保険などからの年金型の収入は,雑所得>その他の雑所得(1、2以外のもの)になる。生命保険の年金(個人年金保険)、互助年金、暗号資産取引などの1及び2以外のものによる所得,とある。11 閑話休題: ヘルプ機能を使っていたら,入力サイトから離脱したようだ。この流れまでの中には,保存機能はない。また最初からの入力になってしまった。恐れていたことであったが。なお,収入金額・所得金額の入力の欄で,はじめて,中断する場合の保存機能がこのページ最下段右手にあった。そして,保存後に,戻る,というボタンがあるので,入力画面に戻ることができる。図1は自らのPCに保存する際の表示である。  なお,ファイル名は,r3syotoku(n).dataで,保存するたびにn=1, 2, ⋯⋯⋯⋯⋯,と新たなファイルが作成される。保存パスはDownloadsである。ここには保存したこのdataファイル群,r3syotoku.pdfは送信前の完成書類のpdfである。さらに,イントーラー eTaxUketsuke_Winsetup.exeもダウンロードされている。このアプリは,https://uketsuke.e-tax.nta.go.jp/UF_APP/lnk/loginCtlKakutei のページにログインして機能するものである。 12 次に,所得控除に移る。社会保険料控除は,介護保険以外に,共済の短期分(健康保険料)を入れた。退職金の中から充当したもので2年間だけだったか?生命保険料は,別途あり。新制度と旧制度の選択があり,ぼくは旧制度。実際に支払った一般生命保険料の額,実際に支払った介護医療保険料の額,実際に支払た個人年金保険料の額,というような入力欄があるが,実際に支払った一般生命保険料の額,だけを入力した。がん保険は一通のなかに二つの保険が含まれているので注意が必要だ。13 他に,配偶者控除(このなかに,障碍者控除も含む)を入力した。寄付金控除や医療費控除は今回は入力しなかった。14 所得控除の入力が終わると,入力された金額を基に計算した控除額は【⋯⋯⋯⋯⋯】円です,などと出る。基礎控除は入力していないが自動的に出力される。控除額の合計も現れる。 4 送信と受信確認 […]

ぼくに最適のCloudCompareStereo CloudCompareStereo stable 2.12.4 adaquate for me, Windows 10 of Windows Machine and Parallels Desktop on OS X sierra

はじめに  mouse’s Windows’s machineでCloudCompareを使って,その使用経過をスクリーンショットに記録して,macでそれを共有して,このWebサイトを作成してきたがまどろっこしくて,昨日からmacにCloudCompareをインストールして作業を進めてきた。ところが,mac用最新版CloudCompare(Sierraから対応)をインストールしたが,FBXファイルが読み込めない。図1のように, [Load] Can’t guess file format: unhandled file extension ’fbx’ と出る。当初はmac特有と考えた。mouse Windowsでは体験していなかった。それでParallels DesktopのWindows 10にCloudCompareをインストールしたが,この不具合を回避できない。macの影響下にあると考えて,fbxファイルは使わないでfxbの代わりにobjを使用してお茶を濁してきた。  ところが,mouse Windowsでも同じ現象が起きてしまって,fxbが使えなくなってしまった。CloudCompareのExtract sectionsは点群point cloudしか対応しないことから,当初,MetascanからexportしたファイルをCloudCompareに取り込んでASCII出力して,それをCloudCompareで開けばいいと考えていた。Wikipediaの説明では,CloudCompareはasciiファイルの取り込みと出力が可能とあるが,これは古いバージョンの説明であってどうも現在のバージョンとは関係の無い記述であるようだ。これに騙されていて,無駄な時間を費やした。 1 最適CloudCompare  OS UbuntuでのPCD形式の取り込みができないというトラブルに対してプラグインが原因であることが示されていて,これが原因と考えた。試行錯誤の中味は省略するが,結局,次のサイトから最新のβ版をインストールすることにした。 https://www.cloudcompare.org/ Latest beta release: 2.12.beta (03/12/2022)CloudCompare Stereo なお,次の図2のように,Faro LS supportも併せてインストールした。197MB  macのバージョンは古くて,もう使わない。Windows 10 on Parallelsと,mouse Windowsマシーンにだけ,インストールし,目出度く,FBXファイルを問題無く開くことができるようになった。 追記 Jan. 4, 2023: Latest stable release: 2.12.4 Kyiv (7/14/2022)。mac内のParallels Desktopは更新したが,mouseはβ版のまま。Latest beta release: 2.13.alpha (12/23/2022)。 追記  Jan. 6, 2023: mouseも2.12.4 Kyiv (7/14/2022)。CloudCompareの左ペーンでのconsoleが外に出てしまってどうしても戻らないので。 2 Windowsとmacの書類フォルダ内の名称変更  Windows […]

久しぶりにマウス a few yeas’ computer mouse

 久しぶりにマウスを使おうとしたら,電池ボックスの留め具の外れを製本テープで留めていたのが外れて使いにくい。このブルーツースマウスは発売され始めた頃(もう七八年前か)にエレコム製品を購入して一回目からプラスチックの爪が折れて,余りに捨てるのがもったいなくて,保管していたものである。macでもParallels DesktopのWindows XPでも使えるのを確認していた。今,考えたら,交換できたかも知れない。  で,アマゾンで調べて,logicool Pebble M350を一昨日注文して,2360円,昨日届いた。昨晩と今朝,格闘したがmacではペアリングができない。usbレシーバーのモードではすぐに繋がる。まあ,これで良しとしよう。  WindowsMachineのmouseでは,ブルーツースモードですぐ繋がった。  mac内のParallels DesktopのWindows10でトライしたが全く繋がらない。これはmacで繋がらないことと関係があるのだろう。では,usbレシーバーではどうかと実験した。usbレシーバーはすぐに検知したが奇妙なことになった。つまり,logicoolと関係無くマウスアイコンは見えて操作が可能である。そしてlogicoolの方はマウスアイコンは見えないが,このlogicoolマウスを動かすとメニュー操作などができる。ただ気持ち悪くて使えない。 改めて,Windows10を終了して,macでusbレシーバーを挿してこのモードにして,Windows10を起動すると,logicoolマウスが使えるようになった。  改めて,マウス操作はキーボードから手を離さないと行けないので,使う気持ちが起きない。では何故,マウスを購入したのか,Parallels Desktop Windows 10でCloudCompareを使って,編集画面でcloudの移動をするのに右クリック(controlキー + パッドでのクリック)しても機能しないことであった。 で,呆け呆けで忘れてた。Parallels Desktopでの右クリックは,control キー + shift キー + クリックであった。環境設定のショートカット情報にあった。  マウスを購入しようと思った理由はCloudCompareでポリゴン入力する際にパッド操作だけでは難しいと考えたからでもあった。CloudCompareでの入力操作環境はイラストレーターと比べるとかなり劣っていて,編集対象の拡大移動とコマンド実行とが分離していることがネックになっている。とはいえ,マウスは面倒だ,今後使うかどうか? 以上,Mar. 12, 2022記。  

クラウドから地形断面図を作成 vertical sections of a sea cliff of limestones using “Extract Sections” process

はじめに  これまで,iPhone 12 Proを使って3DスキャニングしてCloudCompareで何らかの作業をしてきたが,実は,もともとは,このページにこれから示す内容に到達するための準備であった。ぼくはこの作業は初めてなので,うまく行くかどうか,わからない。既存研究はない。  ここまでのポスティングが扱ってきた最も大きなファイルは白姫大明神裏でのLiDARマージbinファイルで119MBである。ここで扱うFBXファイルは,550MB前後もある。CloudCompareで動かすのにかなり骨が折れる。これはbe氏が,写真画像幾何学に基づいて撮影したものである。  平面直角座標系のもので取り込む際には,計算や表示の簡便性からXY値を平行移動して小さくすることが多い。Z値,つまり海抜高度に変更はない。計算処理後,座標値は元の大きな数字に戻るように,デフォルトであるが,左下の□にチェックが入っている。平面直角座標系はnorthing がX軸,eastingがY軸になっていて左手座標系であり,CloudCompareが扱う右手座標系とは異なる。しかしながら,編集画面での表示や計算過程としては,ぼくが関心を持つ幾何学的分析については問題がないようである。  図2の編集画面の左手には激しい波の飛沫が見えている。このシーンのほぼ中央の海食崖下部のズームインを図3に示す。  要するに,図3の海食地形の高度分布を捉えたいのである。段彩図や等高線を作成することは可能ではあるが,それでは微地形の高度変化を捉えにくい。海食崖のおよその走向に対する垂直断面図を連ねて,いわばブロックダイアグラムを作成することが最も妥当ではないか,と思っている。計算が重くて失敗するかもしれない。どの程度の數や距離がこなせるのか,わからない。何回かに分ける必要があるかも知れず,必要な部分をsegmentするのが一番いいとも考えている。とはいえ,まずは,丸々やってみようかと思っている。そういう試行錯誤的実験を繰り返して,精密な成果を得たいと思っている。  以下には,まずは,CloudCompareの Extract Sections の手法の手順を整理したい。 以上,Mar. 4, 2022記。  追加 Mar. 6, 2022: 新たに挿入する。このページの主題である “Extract Sections”に対応するファイル形式はテキストファイルだけであることがわかった。ここまで示したmeshファイル形式の一つFBXファイルでは,この機能が使えないことが判明した。3Dスキャナからの3次元データを格納するために設計されたPolygon File Format(ply)形式も対応していない。  対応ファイル形式は点群ファイルであるが,xyz 各行が [x, y, z](x, y, zは3D座標),xyzn 各行が [x, y, z, nx, ny, nz](nx, ny, nzは法線),xyzrgb 各行が [x, y, z, r, g, b](r, g, bは [0, 1]の範囲の浮動小数点数)などがあるが,当方のテキストファイルは図4に示したもので [x, y, z, r, […]