Windows Microsoft Wordでブックマークに相互参照を設定する setting a cross reference to bookmark in Windows Microsoft Word
はじめに
キンドル版『出口王仁三郎の愛善健康法』(木庭次守著)の発行寸前である。原著に脚注150余りを追加し,索引も用意した。索引には,161の項番号で示している。共編者の確認が進まないので,相互参照を設定することにした。Microsoft Wordでの脚注は相互参照が実現しており,本文中の脚注番号をクリックしたら,その脚注に跳び,また本文の元の脚注番号に戻ることができるが,それはできない。
追記 Mar. 20, 2023: なーんと,失敗だった。キンドル版では「相対参照」が対応していない。ハイパーリンクだけだ。Kindle Preview 3でも,アマゾンにログインしてアップロードしてのプレビューでも,表示されていないことが判明した。前もって,試すべきだった。「相対参照」をすべて,「ハイパーリンク」に変更しなければならず,本日中に何とか変更する予定だ。
1 相互参照設定の手順
キンドル版にはページ概念がない。参照先をブックマークにするのがベストだと思う。
1 本文の161項のすべてに渡って,その項番号にブックマークを設定する。
2 索引には項番号が並んでおり,この項番号を参照元とする。
3 すべての相互参照を一括でリフレッシュする。メーンメニューで,表示タブを選んで,左端の閲覧モード,を選ぶ。これでリフレッシュされる。ただここではブックマークの名をシリアルにつけているので不要ではある。
2 項番号にブックマークを設定
レベル1の「かな順索引(かな,用語,項番号)」で,参照先番号が同一のを探すと,たとえば,「あせも」も「かいせん」も,項番号百十六がある。本文の見出しから百十六を探して,「百十六」を選択して,挿入タブ > リンクグループ > ブックマーク,で,図1のように,M116と命名して,追加する。
3 索引の項番号を参照元とする
図2のように,かな順索引の「あ行」レベル2,の,「あせも」の「百十六」を選んで,挿入タブ > リンクグループ > 相互参照,で,参照する項目としてブックマークを選択すると,自動で,相互参照の文字列にはブックマーク文字列,が現れ,ブックマークの参照先リストに,M116が見え,この場合,M116が選択されているので,挿入ボタンを押すことになる。
その結果,百十六の文字のフォントが変わり,その上にマウスを載せると,「M116 Ctrlキーを押しながらクリックしてリンク先を表示」というメッセージが現れる。
そのようにすると,図1の本文の項百十六に跳ぶ。
さて,かな順索引の「か行」レベル2,の,「かいせん」にも,同じ項番号「百十六」がある。この「百十六」を選んで,図3のように,「あせも」と同様の作業を実施する。この作業でも,図1の本文の項百十六に跳んでくれる。
4 全部実施した
この方法で,全項にブックマークをつけて,索引のすべての項番号に,三百五十足らずの相互参照を設定した。結構,時間がかかった。編集モードから,図4は,表示タブの左端の閲覧モードで表示している。索引の「さんごのようじょう」の例えば項百五十二ではブックマークM152を指定している。
図5は項百五十三をクリックして,本文の百五十三に跳んだ際の表示である。
図6では,メーンメニューの「表示」をクリックして,「文章の編集」に戻る直前である。この形を取らないと,編集モードに戻れない。図5の最上段右端の✖️を選ぶと,このファイル表示が終了してしまう。なお,目次は再構成した方が良い。参考資料 > 目次,で,「ユーザー設定の目次」を再実行することになる。
PDFでもエキスポートして,眞さんにGoogel Driveで送る予定である。全リンクが対応していることを確認してもらいたいからである。
以上,Mar. 18, 2023記。
追記 Mar. 20, 2023: なーんと,失敗だった。キンドル版では「相対参照」が対応していない。ハイパーリンクだけだ。Kindle Preview 3でも,アマゾンにログインしてアップロードしてのプレビューでも,表示されていないことが判明した。前もって,試すべきだった。「相対参照」をすべて,「ハイパーリンク」に変更しなければならず,本日中に何とか変更する予定だ。
スタバでやるのにmouseWindowsは余りに重くて,macでもできるはずだと,macで,かな索引のあ行の,あおき,と,あきのななくさ,について,相対参照からハイパーリンクに替えてみて,mac内のParallels Desktop上のKindle Preview 3で見たのが,図7であるが,なんと,かな索引のあ行の,あおき,と,あきのななくさ,のあとに,目次が続く。これはトップのリンク付きの目次とは別のもので,リンクはついていない。そして,このテキストの目次のあとに,あざ,以下の索引項目が続く。つまり,相対参照からハイパーリンクに替えて行くと,すべての索引項目が,テキストの目次の前に並ぶことになるのだろう。結果的には,不要な目次が最後に付くことになるはずである。このことから,macでのこの作業はできないということになる。自宅に戻って,mouseWindowsで作業をする必要がある。
無印でい草スリッパを買って,自宅に帰ることにしよう。
さて,mouseWindowsで実施すると,macでのこの問題はなかった。Windowsでこれから実施する。なお,相対参照を設定してしまった項番号は,完全に削除して後にハイパーリンクを設定しないと,項番号には,ハイパーリンクが見える青文字で横バーが見えないことが経験的にわかった。これは大きな徒労だ。
以上。