嫌だドロップボックス unbelievable trap of the Drop Box used by both mac and windows

戒めのためのメモ

 この20日ほど,Windows10にインストールしたCloudCompareで,3Dスキャニングで得たクラウドの編集を実施している。併せてその進行過程をmac上でWebページにまとめている。この作業過程では,macとWindowsマシーン間でのファイルやり取りが結構あって,ドロップボックスを使うことを思いつき,Windowsにデスクトップ版とウェブ版をインストールした。

 そして,macでのスクリーンショットは何故か,ドロップボックスの スクリーンショット/ フォルダに入る。Windowsでのスクリーンショットは,マシーン内のピクチャー\スクリーンショット\,に入る。ぼくの問題もあるが,Windowsとmacでのフォルダ名が同じものも多くて,パスを見ないとmacなのかWindowsなのかわからない時もある。いわばその間にドロップボックスが介在している。

 で,今日,やってしまった。500MB余りの二つのクラウドをmacのドロップボックスの共有フォルダに入れた時点で,ドロップボックスの有料化の案内がきた。ドロップボックスにはほとんど入っていない筈なのにと調べたら,macのドロップボックスに PC/ が 表示されている。中味を見たら,Windowsの \desktop,\documentsなどのフォルダがあって,3.2 GBもある。PC/フォルダをDrop Boxに入れる必要性はぼくにはないので,削除しようとすると,Drop Boxから,Drop Boxアプリで,選択型同期の指定が別途必要というメッセージ。これがWindows10でもmac sierraでみつからない。

 で,Windows内のDrop Boxデスクトップ版とウェブ版をアンイストールしたのであるが,Windows内のDrop Boxディレクトリーが消えていない。そこで,macもWindowsも再起動したが,改善は見られない。

 そこで,PC/ フォルダーに続くサブフォルダー内のファイルだけは削除できた。空っぽではあってもサブフォルダーを削除しようとすると,「バックアップは削除できません」とメッセージが出て進めない。
 で,これに連動して,Windows内の「デスクトップ」フォルダや「書類」フォルダ内のファイル群はすべて,削除されてしまった。焦ったが,幸い,ゴミ箱に移動されていたので,復活はできたのである。mac内のDrop Boxには相変わらず,PC/Desktop, PC/Documents, PC/Downloadsは削除できず,残ったままである。

図1 macでPC/を削除しようとすると

相変わらず,PC/を削除しようとすると次のアラートが出る。

 WindowsではDrop Boxアプリを削除してリスタートもしたが,Drop Boxフォルダーを丸ごとのままでは削除できず,それを開いて,個々のサブフォルダーは全部削除できた。そしてドロップボックスのフォルダーも削除はできたのである。ところが,macで見えたPC\に入っていた関連ファイルが使えなくなる。そのメッセージが図2のものである。

図2 Drop Boxを削除すると書類も使えない

 で,空っぽに見えるDrop Boxのフォルダをゴミ箱から探して,図3のように,「元に戻す」す。コンテンツは2.20GBと見える。元に戻したら,書類フォルダなんかが使えるようになる。Drop Boxの中を見ると,「このフォルダは空です」とメッセージが出るのである。もう,このままで使うしかない。これはDrop Boxのバグに間違い無い。

図3 Drop Boxの復活

 これからはWindowsへのDrop Boxインストール前と同様,macとWindowsの間のファイルのやり取りは,Wi-Fiでの共有機能を使うことになる。

以上,Mar. 3, 2022記。