アップルは邪悪 Apple Inc. is an evil organization

はじめに  iPhone 12 Proの購入の際に,旧iPhoneを下取りに出せば,割安になるということで,このキャンペーンに乗った。iPhone 7 Plusからの移行がやっと終わって,下取りに出そうとしたら。 アップルは邪悪  Mar. 22,2021にiPhone 12 Proがアップルから到着。本日はMar. 25であるが,もう3回目の,下取りに関するメールが届いている。 Apple Trade In追加の情報が必要です。 このメッセージは、お客様の下取りを進めるにあたり、Appleのパートナー会社が身分証明のための追加の情報を必要としていることをお知らせするものです:生年月日と職業を入力してください身分証明書の写真をアップロードする配送業者による集荷を予約してください同日または翌日の集荷の予約は利用できないことに注意してください 。 11 日以内に情報をご提供ください。ご連絡いただけない場合、下取りはキャンセルされます。 「下取りの詳細を入力する」のリンク ご注文番号: 削除 ご注文日: 2021/03/20 Apple Trade Inあなたのデバイス: iPhone 7 Plusシリアル番号:削除 下取りによるおおよその返金額: 17,200円 アップルからのメールの一部  このメールの,「下取りの詳細を入力する」から入ると,運転免許証,パスポート,健康保険証などの原本コピーが迫られる。何とか,がまんして,運転免許証の表と裏をスキャンしてその画像を入力したら,さらに,もう一件の証明書を迫られる。こういうことは公的な窓口でもあり得ないし,丸々コピーを渡してしまうという公的窓口であっても,限られる。運転免許証の画像は入れてしまったが,その後の手続きが怖くなって,中止した。 アップルケアに電話しようと  これに関して,アップルケアに質問して,アップルストアで,下取り用のiPhoneと免許証を持参して,下取りに出せないのであれば,もう下取りには出さないつもり。  で,さきほどのリンクをもう一度見たら,次のようになっていた。 Apple Trade In下取りはキャンセルされました Appleのパートナー会社により、お客様のデバイスが対象外もしくは提供された情報通りではないと判断されたため、またはお客様が20歳以上の最少年齢制限を満たしていないため、下取りはキャンセルされました。すでに下取りに送付されているデバイスはお客様に返送されます。 おわりに  アップルは個人情報を不当に取得して何がしたいのだろうか。生年月日,職業なども要求される。  で,まだ午後9時まで30分ほどあったので,アップルに電話した。結論を言うと,アップルストアに持参すれば,Trade in と同様の査定額で評価され,iPhone 12 Proの価格が差し引かれるのではなく,商品券で受け取り得るとのこと。そうしようと思う。  心斎橋に予約取ろうとしたら,コロナ下でアップルストアでは取り扱っていないという。なんじゃいな。 以上 Mar. 25, 2021記 Mar. 26, 2021追記: 幸い,明日二泊三日で来る次男にメールで問い合わせたら,欲しいという。良かった。掃除などとともに,初期化などの準備をしなければ。  

クイックスタート機能でiPhone 7 Plus のコンテンツをiPhone 12 Pro に転送 inheritance of contents from iPhone 7 Plus to 12 Pro using a quick start procedure

はじめに  愛機iPhone 7plusから12proへの移行については,次の投稿に示している。ここでは,簡単ではなかったコンテンツ転送プロセスを示したい。下記ページを参考に,mac内のiPhone 7 PlusのバックアップからiPhone 12 Proへ移行しようとしたが困難であった。 iPhone機種変更時のバックアップ・復元でやること完全ガイド──PC(iTunes・Finder)/iCloud/Androidから移行の3パターンを徹底解説 https://appllio.com/iphone-transfer-data-backup-restore  ぼくのmac OSが,OS X 10.11.6 El Capitanと古いことが,こういう困難を招いたと思っている。最新OSにできないのは,GIS関係などのソフトが新しいOSでは動かないこと,新しいOSでは2014年に購入したMacBookPro 15″が負担になるためである。  1 iPhone 7 Plusのmy macへのバックアップ  前述のように,ぼくのmacのOSはEl Capitanである。それゆえに,iTuneもアップデートできない。そういう特殊な環境でのバックアップなのである。Appleのサポートページを必ずしも生かすことはできない。図1を参照してほしい。iTuneを開いておいて,iPhoneをUSBケーブルでmacに繋ぐと,最上部にiPhoneのアイコンが現れるので,それをクリックし,左ペーンの「概要」を選ぶ。バックアップは,このコンピュータにして,iPhoneのバックアップを暗号化,にチェックを入れる。この際,パスワードの設定を聞いてくるので,簡便なものを入力し,メモしておく。暗号化をして置かないと,特にサードパーティー関連のセキュリティが必要な項目について,iPhoneの完全なバックアップはできない。なお,バックアップを開始した時のスクリーンショットが図1である。当方のiTuneのバージョンは,12.8.2.3である。 2 クイックスタート機能を使ったコンテンツ転送   iPhone 7 Plusは,前もって,初期化やCloudから離脱してはならない。この作業の準備としては,SIMカードを外して,iPhone 12 Proに移すだけである。このSIMカードを外した段階で,iPhone 7 PlusはiPod touchになった。なお,この作業では「2ファクタ認証」が当然,実行される。  iPhone 7 PlusからiPhone 12 Proにコンテンツを移行する方法は次のページに掲載されている。  クイックスタートを使って新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを転送する  この内容をそのままコピーして,( )内に追加そしてコメント,または削除などした。 デバイス間の移行機能の使い方 1(12Pro)の電源を入れて、最新の iOS 12.4 にアップデートした(7Plus,BluetoothON,電源ON)の近くに置く。(7Plus)では,クイックスタート画面が表示され、Apple ID を使って(12Pro)を設定するオプションが提示される。表示されているのが自分のApple ID であることを確認の上、「続ける」をタップする。 2 しばらくすると、(12Pro)に,丸く塊まった雲のようなアニメーションが表示される。(7Plus)を持って,そのカメラで,その雲のようなアニメーションが完全に入るように構える。しばらくすると、「新しい [デバイス] の設定を完了」というメッセージが表示される。  3(12Pro)に入力画面が表示されたら、(7Plus)の6桁パスコードを入力する。 4 画面上の案内にそって、(12Pro)で Face ID […]

悩ましいiPhone買い換え my iPhone 12 Pro updated from 7 plus

はじめに  数日前,Mar. 16, 2021,徳之島の海岸地形の調査中にiPhoneをサンゴ礁前縁のグルーブに落としてしまった。干潮時での潮位計測中である。上着の内ポケットに入れていたが,潮位計測に利用していた棹をグルーブに落下させてしまい,その回収作業中に,iPhoneも落下した。下着のパンツも脱いで素っ裸で,iPhoneだけでなく,まあ,棹も回収した。  その夜,アップル純正の充電ケーブルを認知しない。サンヨーの充電器に附いていたケーブルは検知するが,放置していたら,充電できていない。そこで,夜中に起きて,部屋の洗面台で水洗いしてバスタオルで拭いた。透明ケースは洗面台に水を貯めて一晩漬けて置いた。翌朝,調査で使用したが炎天下でiPhoneをgpsでの位置観測のために15分ほど放置したら,その後は画面が暗くて操作さえ難しくなった。その夜は画面は見えるようになった。  今のところ,特に不具合はない。iPhoneの上位機種で型落ちしたiPhone 11の新品がないかと調べたが,全然と言って良いほど安くはない。そこで,現行機種のiPhone 12を調べていたら,Proには,LiDAR機能があることを知った。これは光不足の際,つまり,ナイトモードでの撮影の補助をしているようである。さらには,AR,Augmented Reality 拡張現実,に対応したゲームソフトで,使うためのもののようである。  このAR機能が,地形計測に使えないか,調べたがそのようなコンテンツはネット上には無かった。iPhoneのようなスマートフォンには,まだ発展途上の技術のようであるが,魅力を感じた。アップルのサイトを見ると,下取りを伴って購入する場合,最大4万円ほどのディスカウントセールを今月までやっているようだ。7 plusの不具合が顕在化する前にと,奥さんに打診したら,激しい抵抗は無かったので,急遽?,購入することにした。そして,買ってしまった。iPhone12Proは明後日届くようだが,その前に,AR技術を利用した地形計測の可能性などを中心に示したいと思う。 1 アップルストア ネット購入  ぼくは現在,Y!mobileである。このWebサイトを見ると,iPhone12Proは選択肢にないし,SoftBankでもかなり高い。アップルが圧倒的に安いので,アップルストアで予約して脚を運ぶつもりでネットで調べたら,行く必要が無いことがわかった。  1. 性能確認 https://www.apple.com/jp/iphone-12-pro/ ProかPro/maxであるが,特にいい写真も撮れないので,迷うことなく,Proにした。  2. 下取り iPhone 7 Plus 128GBモデル  https://www.apple.com/jp/trade-in/  iPhone 7 Plus 128GBモデル: 最大17,200円 ————————————————Apple Trade Inの仕組み 今使っているスマートフォンの下取り額を確認します。いくつかの質問に答えるだけで、おおよその下取り額がわかります。 下取りに出す用意をします。あなたが新しいiPhoneを購入したあと、スマートフォンを下取りに出す準備方法を記載したEメールをお送りします。下取りキットもお届けします。 下取りに出すスマートフォンを14日以内に送ってください。下取りに出すスマートフォンがAppleのパートナー会社に到着すると、担当チームがその状態を検査します。すべての確認が済むと下取りは完了です。お知らせいただいた状態とスマートフォンの状態が一致しない場合は、次のステップに関するEメールが届きます。スマートフォンの下取り額が一括払いで購入した新しいiPhoneの価格を上回る場合は、差額分のApple StoreギフトカードをEメールでお送りします。 ————————————————  ネットから注文したのが,本日,Mar. 20, 2021で,届くのが明後日,Mar. 22, 2021,の予定だから,新品との交換ではなくて,下取りに十分な余裕がある。ありがたい。  3. 購入 iPhone 12 Pro 256GBモデル ProかPro maxか。Proで十分。容量には,128, 256, 512GBがあるが,それぞれ,106,800円,117,800円,139,800円。現有iPhone7plusの容量は128GBで,設定/一般/iPhoneストーレージでみると,使用済みは35.3/128 GBであり,発売まもない2017年10月1日に購入した。使用期間3年半であっても,この程度の使用容量である。アプリとメディアがほぼ同じ容量を使っている。自ら撮影した写真や動画はほぼ全部,Macの写真に移動してきた。LiDARがかなりの容量を喰うようであるが,256GBであれば十分だし,このファイルもMacに移動するだろう。 ・iPhone 12 Pro 256GB ゴールド。117,800円(税別)。下取りに出した製品受領後に,100,600円。 ・MagSafe対応iPhone 12 & […]

カレンダー.appでの複数のカレンダーの合体 coalescence of some calendars in Calendar.app

はじめに  退職して,macまたはiPhoneなどで使ってきたカレンダーアプリが使いにくくなった。というのは,これまで使ってきたカレンダー区分について,いわば「仕事」関係が細かく,「私的」なものが粗すぎたことにある。仕事関係のものを全部削除するのは過去の廃棄するのに近くて,できれば,仕事関係はまとめてしまいたい。だが,そのような手法を記した情報はみつからないが,やってみたら,うまく出来たので,ここに示したい。 カレンダーの融合  融合前と融合後の日程表示をそれぞれ,図1と図2に示す。   図1の左のペーンには,研究関係として旧4カレンダーがあり,その全部にチェックが入っている。図2では,新カレンダーである「学術研究」だけにチェックが入っている。およそ,融合したことになる。図2の環境では,旧カレンダー4個とも,チェックを入れても何も表示されなくなった。カレンダー.appでの作業を次に示す。   これは次のような作業の結果である。 1. 旧カレンダーの書き出し: 融合したいカレンダー,eg.「年代測定と質量分析」などを左のペーンで選んで,ファイル/書き出し,を実行する。融合したいカレンダーを左のペーンで前もって選んでおけば,選択したカレンダー名が表示されるので,特定のフォルダなどに,書き出すことができる。この例では,融合したい旧カレンダーは4個である。2. 新たなカレンダーの用意: まとめたい新たなカレンダーとして,新しいカレンダー「学術研究」を次のように,作成する。ファイル/新規カレンダー/iCloud,である。図2の左のペーンでは,この新しいカレンダー「学術研究」が作成されている。3. 旧カレンダーの新たなカレンダーへの取り込み:  新しい カレンダー「学術研究」を左のペーンで選んで,ファイル/読み込む,を実行すると,Macのファインダ上で,すでに出力された旧カレンダー.icsファイルが見えるので,この例の場合,4ファイルを個々に選んで行く。iCloudにアクセスしてカレンダーに反映するが,うまくアクセス出来ない場合があった。不具合のが生じた場合は,読み込む,を繰り返す必要性がある。 図1と図2を比べるとわかるが,一部,読み込みがうまく行っていない。取り込んだ直後には見えていても,10秒ほどで表示が消える。図1と比べると,図2では3件のイベントがそういう結果になった。イベントの中味を見たが,個人名で始まるイベントである以外,その理由そのものは解らなかった。この影響がどの程度に及ぶのか,調べられないことはないが,過去の一部はもう拘らないので,放置することにした。4.  そして,空っぽの古いカレンダーは,ペーンで選んで,編集/削除,すればよい。現在のページを次の図3に示す。  左のペーンのカレンダー名は現状の活動に沿うようになった。この中で,メールで検出,Calendar,の意味がわからない。削除しようとするとアラートが来るので放置することにした。  もちろん,iCloudを通して,iPhoneでもこのカレンダーを見ている。毎朝,起きる時にiPhoneのカレンダーを確認する。入力はiPhoneではしたことがない。 おわりに  これですっきりした。ストレス無く,カレンダーを使うことができる。 Feb. 19, 2021記

mac機器類の間でのドロップボックス利用 my dropbox in mac’s instruments

はじめに  mac,iPhone, iPadの間でファイル共有をするには,iCloudかdropboxを使う。Dropboxが始まった頃は,取り込まれそうで,怖くてクラウド機能を理解できなかった。今やクラウドが当たり前になって,無料の範囲で使っている。調査研究で文献,マニュアル,地図,空中写真などの共用で,利用するようになって10年ほどだろうか。フィールドに出るのにGeographicaのカスタムマップ用として100MBほどの空中写真画像を入れる必要があって,無料の制限容量が気になって調べてみた。 1 Macでdropbox利用  Macで,Dropboxを一番利用している。アップルIDでログインができるので,iCloudとの違いがわからないほどである。参照: Dropbox のログインに[Apple でログイン]を使用するhttps://help.dropbox.com/ja-jp/accounts-billing/settings-sign-in/sign-in-with-apple  ぼくのユーザーフォルダー,アプリケーションフォルダー,iCloud Driveなどと同様,Macのルートの最初の階層に,Dropboxはある。そのDropboxをクリックすると,もともと用意されていたフォルダー以外に,ぼくが作成したフォルダーも並ぶ。  元々用意されていたものとしては,Photos, Public, shared_temporary, アプリ,カメラアップロードなどがあったと思う。カメラアップロードには,iPhoneを繋ぐたびに写真やムーヴィーファイルがコピーされ,毎回,削除してきた。何故か,他と違って,☆が★になっていたので,☆に変更した。どういう意味かわからない。ぼくが作ったGeographiica_kml&kmzというフォルダーには,多数のkmlなどのファイルがあったので,もう不要と考え,全部,削除した。ここにGEから取り込んだ空中写真画像を座標付きで入れることになる。  このDropboxを開くと,左のペーン最下部に,個人用としてぼくのアップルIDが表示されている。これをクリックすると,各種設定のパネルが開く。以下,このパネルについて記す。  この最上段の人型のアイコンが付いたアカウントをクリックすると,「アップルID,個人用,Basic,o.2% /2.8GB使用中,となっている。無料は5GBまでと思っていたが,どうも2.8GBまでが無料らしい。  アカウント,の隣には,バックアップ,がある。これをクリックして表示されたパネルの写真の欄では,「カメラアップロードをオンにする」にチェックが入っている。このチェックによって,毎回iPhoneの写真と動画がDropboxにコピーされていたらしい。  さらに,デバイス,とあり,ここには,古いiPhoneなどにもチェックが入っている。古いデバイスがたぶん下部に配置されているようだ。上位の4個だけ残した。デバイスの下には,スクリーンショット,があり,「Drobboxでスクリーンショットを共有」にチェックが入っている。このチェックで,スクリーンショットフォルダーが用意されて,ここに保存されてきたものらしい。今まで知らなかった。このMacを手に入れるまではスクリーンショットはデスクトップに作られていたように思う。  同期,をクリックすると,選択型同期とあって,Dropboxフォルダに表示したくないフォルダーを非表示にできるらしい。これをどう使うのか,わからない。「フォルダを選択」のボタンを押すと,Dropboxフォルダ内のフォルダが全部表示され,その全部にチェックが入っている。つまり,全部のフォルダがMacのファインダで表示される形になっている。これをぼくの場合は,更新,しなかった。更新,すると,ファインダに表示されなくなるようだ。 以上,Feb. 2, 2021記    

ドアストッパー交換 replacement of a doorstopper in the entrance

はじめに  念願のドアストッパーを交換した。何年かドアスストッパーのゴムが堅くなって,止まらなくなっていた。二週間ほど前にコーナンで購入。880円也。まずは元の磁石をひっつける金属板をドアから外さないといけない。ネットで調べた。ドアと金属板の間に食器のナイフをちょっと差し込んで,ドライヤーを吹きかけつつ,グイグイとナイフを入れて,めでたく金属板は剥がすことができた。  だが,両面テープの残骸が残っている。それを剥がす過程をここに示す。 両面テーブのノリを剥がす  ヨドバシで26日に注文し,翌日到着。「DSH501 [LOCTITE シールはがし 50ml]」,1 点 561 円, 配達料金: 0 円。  買ったシールはがしを図2と図3に。ヘラも同梱されている。ヘンケル製である。  図4は作業前。図5と図6はヘラで剥がす途中。スプレーして3分ほど後から作業開始。途中でもう一度スプレー。ヘラで上から下に強く押し込むと取れてゆく。最後は濡れティッシューと,乾いたティッシュペーパーで擦った。  図7にも糊が多少残っているように見えるがこれが限界だろう。ドア自体が多少変色していることもありうる。外に出して装着しないと適切な位置はわからない。図9はドアを閉じたところ,あぶなくドアフレームに引っかかるところであった。 おわりに  快調である。ドア汚れているなあ。一年以内に,この集合住宅のドアは一斉に交換されるらしい。また買えばいい。ドアストッパのことである。 Jan. 30, 2021記

iCloudの罠から離脱 escape from an iCloud trap

はじめに  Fさんに,iCloudからストーレージ容量がもうすぐ越えるから,ストーレージ容量をアップグレードしなさい,というメッセージが来る。バックアップのアップデートができませんでした,とか,そういうメッセージが頻繁に来るようになった。これに対処した流れを示したい。iCloudのガイドに従って,50GB(130円/月)へとストレージをアップグレードすれば良いのだけど,何しろ貧乏なので,何とか回避したい。  Fさんは,iPhoneでのiCloudの設定で無自覚的に,写真,をその対象としていた。Fさんのmacでは,写真はその対象となっていない。Fさんの場合,iCloudは,airmacとiPhoneで共有されているのであるが,その積極的利用はしていない。もちろん,同じアップルIDとそのパスワードで管理されている。FさんはiPhoneを携帯する前はデジカメで撮影した写真は小忠実に?,airmacの写真に整理してきた。iPhoneを使い始めてからは全く放置状態であった。その結果として,今回のアラートの事態である。 1 当初の設定と対策  iPhoneでまずはiPhoneで見える写真を結構削除した筈であるが,なんら改善されない。相変わらずアラートが来る。そこで,iCloud利用のリストから,警告を無視して,写真をリストから外したのである。  ところが,相変わらずストーレージの使用容量は変わらない。そこで,iPhoneの設定のトップのユーザー情報をクリックして,さらにiCloudをクリック,三つのオプションの全てをオフしたのである。実はそれでも,iCloudの容量が思った程減らない。  そこで,設定/一般,で,最下部に見える,リセット,をタップして,さらに,すべての設定をリセット,を選んだ。時間はかかったが,ストーレージの使用容量は激減した。写真のiCloudからの削除がiPhoneに反映されたのである。 2 iCloudからメールが来た,そして,Macの「写真」にダウンロード  「写真533枚の写真と22本のビデオがiCloud写真にあります。30日後にiCloud写真から削除される前に最低1台のデバイスにダウンロードしてください。」  それで,airmacにダウンロードすることにした。iCloud/「写真」,に – の代わりに,✔︎を入れると,3個のオプションが出てきて,iCloudフォトライブラリに✔︎を入れると,「このライブラリの容量は iCloudストーレージの空き容量を超えています。すべての写真とビデオをiCloudフォトライブラリに安全に保存するには,ストーレージをアップグレードしてください」,とのメッセージ。これをすると戻れないのでは無いか。折角,写真をiCloudから外したのに,と貧乏な僕も焦った。次のページのように,後にダウングレードの選択も可能だとわかり,一月分だけ払えば良いと決断して,有料では最低の50GBにアップグレードしたのである。 iCloudストレージをアップグレードまたはダウングレードする  さて,次のページにダウンロードのための情報がある。 iCloud.comでiCloud Driveからファイルをアップロード/ダウンロードする  次のように,マックの「写真」アプリからダウンロードした。 「写真」の環境設定でiCloudタブを開くと,「オリジナルをこのMacにダウンロード」が自動的に機能してダウンロードが図1のように始まった。図2 経過してはさらに時間が経過した時の表示で,「項目数」は減少して行く。図3のようにアップデート中,となったあと,ずっと続くので,この作業は終了したと考えて良いようだ。  ダウンロードされた後に,「写真」の環境設定の一般タブを見たのが図4である。それに従って,「写真」ライブラリの情報を見たのが図5である。 追加 Jan. 25, 2021: FさんのMacの写真を今朝,気になって確認しました。「写真」アプリを開いて,左のペーンの,すべての写真や,写真,を一緒に見ました。Fさんが最初の対策で実施した削除ファイルもサムネールでは表示されているが,選んでより大きく表示しようとすると見ることができなくなっている。削除していないのは,確かにインポートされている。 おわりに  iCloudを使って,一時的に写真を共有することができる。沢山の写真をメールなどで送るのは大変だし,自分のWebサイトにアップするのも面倒なので,図7の「iCloud写真共有」というオプションはチェックしておいて,必要な時に使うだけなら,ストーレージ容量に負荷をかけない。  なお,不思議なのは,MacでiCloudから「iCloudフォトライブラリ」を外したあと,Macで見てもiPhoneで見ても,iCloudの契約が無料の5GB以下に戻っていることであった。 Jan. 24, 2021記

iPhone紛失騒動 an iPhone missing squall

はじめに  今日は満を持して,昨日僕のデータベースにアップしたペーパーを読もうと思ったら,奥さんがiPhoneを無くしたという。電話で呼び出しても呼び出し音が聞こえない。確かにぼくが呼び出しても聞こえなかった。「消音モードを昨晩の電話に関わって敢えてオンにしてしまったのではないか」という問いかけに,「絶対に無い」ということで,これまでの経験を踏まえて納得した。見つからない時は,電話呼び出しで見つけてきたという成功体験がある。 近所のマックスバリューまでの往復路と,携帯を契約したソフトバンクにも立ち寄ったが,解決できない。往路では,僕のiPhoneで呼び出しつつ歩いたのであるが,道端から残念ながら呼び出し音は聞こえてこない。ソフトバンクでは,ワイモバイルに契約を替えた時点で,そういうサービスはしないとのこと。マックスバリューの受付でも一応存否を確認した。「探す」アプリはインストールしていたが,その使い方がわからなかった。macでも探すことができるのに,それもしなかった。で,結局,エプロンのポケットにあった。直前記憶の喪失の結果であった。これに類することは,この奥さんには数日前にもあって,カードがないないと騒いで,結局,ぼくがバッグから見つけた。で,今後のこともあるので,ここに対処法を示すことにした。  このiPhone紛失騒ぎで,改めてiPhoneを探す方法を確認したのである。パソコン(当方はmac)から探す方法と,ふうふ互いのiPhoneから探す方法を,以下に示す。 1 iPhoneに適切な名前をつける  iPhoneユーザー間のデバイス名表示の混乱を避けるために,元々のiPhoneの名称を変えた方がいいと判断した。  1.1 設定アプリを開いて,一般/情報,と進む。「名前」をタップする。次の画面で,編集できる。そして,一般に戻る。 1.2 これで完了の筈で,macでsearchしても,新たな名称に変更されている。だが,「設定」アプリ画面トップのiPhone所有者の情報を開いて,最下部のiPhoneの名称を見ると,変更されていない。電源を切っても解決しない。 1.3 それで,「設定」アプリを開くとトップに見えるiPhoneユーザーをタップして,その最下部に表示されている「サインアウト」をプッシュした。iCloudへの仮データ移動などの確認があった。ぼくの場合,数十Gigaの音楽関係の音声mp3やムービーmp4が入っているが,ほぼ数分で完了した。設定や個人情報がiCloudに保存されるだけのようだ。 1.4 そして改めて,サインインするのであるが,iPad Proのパスワードの請求などに対して調べる手間はあったが,無事サインインできた。 とはいえ,さしあたり,airpodsのペアリングが外れている。設定/Bluetooth,はオンにはなっているのであるが。AirPodsのケースを開いて,「Bluetooth」を開くだけでAirPodsについては「接続済み」となっていて,ペアリングが戻る。 2 macから探す  https://www.icloud.com/find に入る。iCloudの「iPhoneを探す」,で,Apple IDを入力する。自らのiPhoneでは無い場合は,パスワードも入力する必要がある。すぐに見つかって,Googleマップに表示される。この地図の上方欄外には,「すべてのデバイス」という見出しもある。 3 私のiPhoneから他人のiPhoneを探す いずれのiPhoneにもアップルの「探す」アプリをインストールしておく必要がある。  「探す」アプリを開くと,「最後の位置情報を送信をオンにしてください」とアラートが出るので,これに承諾する必要がある。これをするとバッテリー切れのあとでも24時間以内であれば,探すことができる。 さて,「設定」アプリに戻って,トップのiPhoneユーザーをタップして,「探す」をタップして,iPhoneを探す,をオンにして,現在地はもちろん「このデバイス」で,「位置情報を共有」をアクティブにして,友達として,家族などを登録しておく。特に紛失する可能性が高い人のiPhoneにはこの友達登録は必要である。 そして,「探す」アプリを開くと,最下部に,左から右へ,「人を探す」,「デバイスを探す」,「自分」という選択肢がある。「デバイスを探す」は今設定しているiPhoneであって,意味がわからないので別の使い方があるのだろうが,この機能がわからない。 「自分」を開くと,最下部に,「友達を助ける」,という選択肢がある。これを選ぶと,iPhoneの所有者で無い者が,このデバイスを利用して,紛失したデバイスを探すことができるのである。これをタップすると,最下部に小さく「別のApple IDを使用」が表示されているので,これを選ぶと,iPhoneの所有者で無い者が自らのiPhoneの位置を表示させることができる。この地図の下方に,デバイス名が出るので,それをタップすると,三つの選択肢が現れる。「サウンド再生」,「紛失モード」,「iPhoneを消去」,である。「サウンド再生」をタップすると,消音モードがオンであっても,甲高いピッピッピッピッピッという音が生じるので,地図で見たあとに,思いあたる場所に行って,これを実行すれば,発見することができる訳である。なお,地図上の位置は建物一つ余りズレている。「iPhoneを消去」機能を使うと,iPhoneの中味の情報を削除できる。この回復は結構面倒らしいが。  AirPodsなどペアリングしているアパラタスapparatus類の紛失の際は,「自分」を開いてすぐにログインできる。 おわりに  「探す」Search アプリをインストールしているにも関わらず,今回のような事態に使えなかった。次に起こりうる事件への対処については「自信」が芽生えた。偏にentirely奥さんに深く感謝したい。直前記憶の喪失の一つは,いわば「無意識」での日常的動作で頻発するのであるが,意識的に同じ場所に置く,指差確認喚呼する,とかの工夫で,ある程度は対処できるように思うのだが。 Jan. 11, 2021記