書斎の天井灯交換 my study’s ceiling light replacement

はじめに  長男に押しつけられたシーリングファンライトはずっと重荷だった。E17口金の電球6本が必要で,とにかくよく切れる。在職時からヴィソラのイオンの電化製品コーナーに行って買っていた。切れないように3本しか入れないというような貧乏臭いことだった。ファンを動かすと物珍しいのだけど効果を感じない。6本のうちで3本のソケットが有効で他は使えない。LEDは特にすぐに切れる。通常の電球でも高速の点滅をする。 そこでアマゾンで検索するがいいのが無い。こういう分野はヨドバシだ。ヨドバシの売れ筋リストで6番目ぐらいの,パナソニック Panasonic HH-CF0823CA [LEDシーリング スタンダードコンパクト 調光 調色 ~8畳]を注文した。10%還元だし,夜間に注文したがその翌々日に届いた。 1 NECシーリングファンライトを何とか取り外す  図1は電球三個を点けている様子だが小さく点滅している。図2,3のように,なかなか大きなもので,この設置の際の長いボルトが木部に刺さらず,このために電動ドリルを購入した。これを探したがどうにも見つからない。この作業のためにデスクの上にチェアを載せての作業だが,命がけである。  図4はライト部分を何とか外したところだ。4本のネジを体を斜めにして外すことはできず,最後の1本を正面から何とか外した。ファンも大変だった。そして,図5のように固定金具が残った。これは新規のシーリングライトには使えず,図6のように長いネジ4本を何とか外した。船底天井の軸部の木部表面が剥げ落ちている。 2 パナのシーリングライト設置  アダプタを装着(図7)し,さらに「本体」をアダプタに装着(図9)した。  フラフラしながら装着しようとしたので,図10で赤線で示したようにカバーを落として割ってしまった。不十分ながら設置完了した(図11と12)。 以上,Jan. 29, 2023記。 3 シェードは不要  この種の製品が出だした頃か,このシェード(製品名はカバー)は,何ともちゃっちくて,違和感もあった。壊れたままで使うのは貧乏臭くて,アマゾンで調べてみた。パナソニック 補修用カバー カバーのみ HH-CD0823A用カバー シーリングライト用 HKHCD0823A01 のように,4,356円。全部揃って一万円に満たないので,このカバーだけで,ほぼ半額である。 教えてgoo:シーリングライトの丸いカバーの意味は? などにその回答があって,明らかに業界の回し者の回答が並ぶ。「カバー無しの剥き出しですと寄ってきた虫がランプ(の熱)に触れて直ぐ下に落下します。」,ほかに,明るさの説明など。全く納得できない。質問者は納得したらしいけど。図8のように,LED関係の回路は完全にカバーされていて,虫の問題は無い。明るさも実験してみて何の問題も無い。回答者は,ペンダントライトの存在を知らないのか。とにかく,シーリングライトでこの種のものは永遠に買わない(忘れる可能性もある)。 この製品は明暗と調色がリモコン操作で設定できるので,ぼくの好みの光を得ることができた。一度調整すると,壁スウィッチでオンオフできるので,リモコンを使わなくて良い。とにかく,このダサいカバーは廃棄だな。図8を見ると異様に大きな直径であるが半分はこのカバーの留め具に過ぎない。  図9などのように,ぼくの書斎は船底天井なのだが,構造的に見れば竿縁天井用アダプタ(別売品番 HK9003)なので,どういうものか,調べてみた。竿縁天に掲載されていた商品イメージが図13で,他でも代用可能な支え具で,2750円は高すぎる。本体そのものがすごく軽くて,支えが無くて多少ぐらついても何の問題もないし。 カバーを含めて,おもちゃのようなもので,センスに問題ありですなあ。  文句たらたらだけど,前のNECのファンライトと比べたら,月とスッポン。柔らかな光を得ることができて,暖かな部屋になった,不平を遙かに超えて,幸せを感じています。 以上,Jan. 30, 2023記。

iPhone-LiDAR + Scaniverse or Metascanから書き出された点群とメッシュを比較 estimating point cloud and mesh exported by Scaniverse or Metascan for iPhone-LiDAR

はじめに  ぼくは混乱状態になってきたので,ここで整理したいと思う。その上で,CloudCompareやMeshLabでのぼくの利用姿勢を正すことができる。 1 2セットの段ボール三箱と神武天皇遙拝所碑のLiDAR撮影  この章は全く自分用の覚え書きである。3Dデータの欠損をMeshLabを使って穴埋めする で示したように,MeshLabへのメッシュOBJの読み込みの際に,ファイル名に注意を払うべきことに気付いた。ファイル名内に空白spaceを入れてはならないことである。2バイト文字日本語も入れない方が良いとも考えている。 図1には,二つのファインダーが見える。Wikipediaによれば,「ファインダー(英: finder)は、カメラにおいて撮影前に目で構図を決めたりピントを合わせたりするのに使用する覗き窓など」とある。そういえば,アナログカメラを使っていた時代にこのファインダーは自分の言葉として定着していた。macのファインダーの名称はここから来ているんだなあ。今更の気付きだけど。 このファインダーの左部は,2023年1月11日に撮影したものである。OBJファイルだけは1月25日の日付があるが,これはMeshLabへのOBJ読み込みが出来ず,iPhone 12 ProのScaniverseで名称変更をする必要性があって,出力し直したためである。OBJ以外についてはファインダー上で直接,修正した。 この1月11日の撮影は1月7日にMetascanでの撮影結果に愕然とした結果である。1月7日にMetascanで段ボール三箱と神武天皇遙拝所碑を撮影したが,いずれも線分を表現できず,がっかりして,次点候補だったScaniverseに望みを託したからであった。そしてScaniverseがMetascanと比べると遙かに線分の再現性が高いことを実感した。その結果が左のファインダーなのである。Metascanで取得したものは線分が歪んでいるので,表示対象にしなかったので,Metascanの出力ファイルは無い。 で,右のファインダーのファイルは1月26日に撮影をし直したものである。上記の学習のゆえに,ファイル名は英数字のみにし,スペースも排除している。ただ,Metascanで撮影したファイル名は,metascan_20230126_1536_ぼくの命名,となる。記録する上でこの接頭辞は邪魔ではないが,ぼくの命名自身に含まれている内容なので,ぼくの命名法をMetascanについては変更した方が良いと思われる。その変更結果を図2に示したいと思う。 図1の左のファインダーを見ると,Scaniverseによる出力ファイルは,メッシュ(OBJ, FBX),点群(LAS, PLY)である。LASについては,iPhoneでも使えるようになったLiDARの標準ファイル形式「LAS」ってどんなデータなの?を、PDAL/Laspyを使って調べてみる。で解りやすく説明されているが,ぼくには今のところ不要で図2では削除している。 図1の右のファインダーを見ると,どうもエキスポートしたあとで,ファインダーで各ファイルを個々のフォルダーに整理したようである。図1の左のファインダーでは整理されていないが,実はmouseWindowsでは同様に整理している。CloudCompareでの作業ファイル群の名称が単純で元ファイルとの関係がわからなくなるために,iPhone 12 Proからエキスポートされたファイルを個々のフォルダーに入れる必要があった。その経験を踏まえて,macのファインダーでその作業を実行したのである。図1の右ファインダーでは上から見ると,段ボール三箱では,Metascanによる,メッシュOBJ,点群PLY,Scaniverseによる,メッシュOBJ,点群PLY,神武天皇遙拝所碑では,Scaniverseによる,メッシュOBJ,点群PLYが見える。神武天皇遙拝所碑については,1月7日にMetascanでLiDARと写真測量を丁寧に実施し直線の復元ができなかったので,実施しなかった。このファイルをmacにダウンロードしているかどうか,確認すべく,metascan_2023_01,で検索したがこのファイルは見つからなかったので,iPhone 12 ProのMetascanのライブラリーを見て,本日には,一応ダウンロードすることにした。というのは,Jan. 30, 2023でProが更新日で,回避したいからである。  さて,今後のファイル名の構成は次の形が適当か。現場での命名のあと,インドアでmacに保存する際に整理すれば良い。現地では難しいが,ローマ字でもいいから英数字で揃えた方が良いだろう。形式1: [日付230138]+[テーマ3carton]+[3d-app(+LiDARorPhoto)]+[試行回数_4]形式2: [テーマ3carton]+[日付230138]+[3d-app(+LiDARorPhoto)]+[試行回数_4] 形式1と形式2の何れがいいか。調査地では何らかのテーマがある。同日に異なったテーマでスキャンすることも当然ある。同じテーマで調査日が大きく離れる場合もある。パソコンで分析する場合に,最も有効なファイル名称は何だろうか。ファインダーまたはブラウザーでの操作だけでなく,CloudCompareやMeshLabの読み込みも考えた方が良いだろう。というわけで,形式2を採用したい。なお,一連のファイルを検索する際には上位カテゴリーとして日本語を入れた方が良いだろう。ファイルのパスで2バイト文字が介在する場合,現在の欧米のソフトは文字化けはしないのではないか。CloudCompareとMeshLabについては問題が無いように感じている。そこで,形式2の関連ファイルを,神武天皇遙拝所碑と段ボール三箱に入れ込んだ方が良いだろう。  で,何とかmacのファインダーでファイルなどの名称を変更したが,特にOBJファイルセットについては動くかどうか心配である。同じ内容のものを一つはMac_Win_Sharedフォルダーに入れ,フォルダー名を直方体撮影ファイル名再構成forMeshLabとした。もう一つはmouseWindows10のmoto > Documents > win_moto_documents > win_3d_scan,にコピーし,フォルダー名を直方体撮影ファイル名再構成forCloudCompareとした。 というのは,CloudCompareで操作過程で生まれたファイルと,MeshLabの操作過程で生まれたファイルを区別するためなのだが,同じファイルをCloudCompareとMeshLabで表示してみて,同時に比較したいということがある。CloudCompareはmouseWindows10で,MeshLabはWindows10 on Parallels Desctop of macで操作する。実際にやってみて,どうなるかはわからないので,今後変更する可能性がある。macのファインダーでの「直方体撮影ファイル名再構成」のファイル群のスクリーンショットを次に示す。  さて,図2と3では,iPhone 12 ProのスキャンアプリMetascanとScaniverseについてまとめている。そして出力ファイルは,主にメッシュのOBJと点群のPLYファイルに注目している。それをまとめたのが,次の表1である。  ターゲットは神武天皇遙拝所碑と段ボール三箱である。神武天皇遙拝所碑については表1上段の4組のOBJとPLYがあるが,一般に最大値を示す赤字が見えるのはScaniverseである。ScaniverseのJan. 10とJan. 26の違いは,身近な直方体の体積をiPhone 12 Pro+ LiDAR写真測量で求める の「図53b Mesh Simplificationの説明」に示されている。Scaniverseの描く段ボール箱の平面の点群が少なくて,何らかの省略プロセスがあると考えていたが,まさにこのMesh Simplificationがデフォルトで選択されていた。そのため,これを解除してスキャンをやり直したのが,Jan. 26のデータである。objファイルを見ると,Jan. 10は526kBで,Jan. 26は21.9MBと大きな違いがあった。 段ボール三箱の結果を見ると,objファイルの関係は神武天皇遙拝所碑と同じであるが,plyファイルでは神武天皇遙拝所碑とは違って,逆転して,Jan. 26の5.6MBに対して,Jan. 10は21.6MBとなっている。何故なのか,わからない。  そこで,点群数などターゲットの再現性を,CloudCompareとMeshLabで閲覧して,確認したいと思う。なお,スキャンの密度などはその時のぼくの心身の感覚も関係するが,とにかく,アプリで表示される像に従っているのであって,およそ恣意的ではないと思う。 以上,Jan. 30, 2023記。 3 CloudCompareとMeshLabによって3Dスキャンの再現力を見る 3.1 ScaniverseのMesh Simplicationの解除前と解除後の比較 最初にチェックしたいのは,ScaniverseのMesh Simplicationの解除前のJan.10のものと,解除後のJan. 26のものである。点群PLYとメッシュOBJについて求める。 a 段ボール三箱の点群PLY 解除前Jan.10 […]

3Dデータの欠損をMeshLabを使って穴埋めする filling in blanks of 3D data using MeshLab

はじめに  iPhone 12 ProのLiDAR機能を使って3Dファイルを得て来たが,CloudCompareでまずは体積や面積を求めるというような言わば幾何学的空間分析での基礎的な作業の際に,3Dデータの欠損に基づくエラーには悩まされてきた。そして,単に体積や面積を求めることよりも,3D空間データの位置の信頼性そのものも気にかかるところではあった。 この種の問題を解決してくれるであろうMeshLabに本日出会った。他の用件もあるけど,大きな関心があり,ちょっと触ってみた。 1 始める前に  MeshLabは,3Dメッシュデータ用ではあるが,点群ファイルにも使うことができるらしい。読み込み対応ファイルのうち,ぼくが使うiPhone 12 ProのアプリはScaniverseとMetascanで,これらのエキスポートファイル形式との関係では,MetascanのメッシュデータではSTLとOBJ,点群データではPLYとXYZ,ScaniverseのメッシュデータではSTLとOBJ,点群データではPLYに限られる。何らかの作業が終わって出力する形式はCloudCompareの利用を考えると,メッシュデータではSTLとOBJ,点群データではPLYに限られる。 MeshLabアプリは,https://www.meshlab.net/ から提供されており,最新のものは MeshLab version: 2022.02 28/Feb/2022であり,mac,Windows64,何れにも対応している。さきほど何れにもインストールし,何の問題も無かった。同梱のRead.meには次の但し書きがある。 Please, when using this tool, cite the following reference: Meshlab: an open-source mesh processing tool.P. Cignoni, M. Callieri, M. Corsini, M. Dellepiane, F. Ganovelli, G. RanzugliaProceedings of the 2008 Eurographics Italian Chapter Conference,ISBN: 978-3-905673-68-5, pp. 129-136, DOI: 10.2312/LocalChapterEvents/ItalChap/ItalianChapConf2008/129-136  さて,操作マニュアルを調べてみた。MeshLAB Tutorial ここには,はじめに,Cloud Compare:  […]

iPhoneと見捨てられたmacの間でエアドロップ AirDrop between iPhone and a vintaged mac

はじめに  AirDrop(エアドロップ)の設定や使い方を解説 できない時の対処法は? が大変参考になった。種々トライしたが,結局,アップルによってヴィンテージ化されたmacとiPhoneとの間では,ファイルをmacからiPhoneに送る(共有する)際にも,iPhoneからmacに送る(共有する)際にも,受信者(共有)設定をすべての人にした方が良いということだ。 1 iPhoneのコントロールセンターの設定  最近のiPhoneでは,画面の右上から画面を下方へドラッグすると,図1のようなコントロールセンターが現れる。左上の枠内の任意の部分をゆったりとタッチすると,図2の左画面が現れる。この左下のAirDropアイコンの説明には,AirDrop 連絡先のみ,と表示されている。このアイコンをタップすると,図2の右画面が現れるが,ぼくのようなヴィンテージmac使用者は,「すべての人」を選ぶ。 この際,「10分間のみ」というメッセージが現れる。この意味は,10分間だけ有効,ということだ。「すべての人」にすると,このiPhoneに誰でもアクセスできるために,ハイリスクになるということである。まあ,写真などを相手(または自分の他)のデバイスに送る場合,10分間というのは適当な時間である。  この1の作業をしなくても,これまで,iPhoneで撮影した写真などをヴィンテージmacに送ることができた。何らかのトラブルがあって,送ることができない場合の対処法とも言える。 2 iPhoneとmacの間のファイル共有作業 2.1 iPhoneの準備: 第1章で述べたコントロールセンターでAirDrop(共有)を「すべての人」にして,そして種々のアプリで(ファイルなどの)アップロード(共有)を選んで,その方法として,AirDropを選択すると,送りたいデバイス名(ユーザー名)が出てくるので,それをタップすれば共有準備が開始される。  受け取り側には,受け入れるかというメッセージが届くので,それに受け取り側が応えれば,ダウンロードできる。  このiPhoneにファイルが届く場合は,図3のように聞いてくるので,「受け入れる」をタップすることになる。 2.2 ヴィンテージmac側の準備: ヴィンテージmacではAirDrop利用に制限があるようだ。AirDropを使うと,Wi-Fiなどの環境は必要でなく,Bluetoothを使って,P2Pで直接近接のデバイス間でデータのやり取りができる。P2P(peer-to-peer)は,「ネットワークに接続された複数のコンピューターのうち,任意の 1 対 1 が対等な接続状態にあること。また,それを利用した技術やアプリケーション-ソフトウエア。処理能力やファイルなどのネットワーク上の情報資源を対等な立場で共有する。ピア-ツー-ピア。peer は同等の人の意」。 システム環境設定 > Bluetooth,を選ぶ。もともとあった「iPhone」という名称の意味が理解できず,削除した。その上で,iPhone 12 Proを第1章に示した状況で待っていたら,図4のごとく,iPhone 12 Proのデバイス名「moto-iPhone」が現れ,「ペアリング」のボタンも見えた。これをクリックすると,図5のように接続済となった。 2.3 ヴィンテージmac側での作業: macのファイルをiPhoneに移動する過程を次に示す。例えば図6のように,macの「写真」で,一つの写真を選んで,control キー + クリック(右クリック)> 共有 > AirDropを選ぶと,しばらく立つと図7のように,iPhone 12 Proのデバイス名であるmoto-iPhoneが現れる。これをクリックすると,図3のようにiPhone 12 Proの側でメッセージが現れて,「受け入れる」を選択すると,macからの写真を受け取ることができる。その結果が図7のように,moto-iPhoneのデバイス名の下に「接続済」が見えるようになる。  このポスティングの主題は,iPhoneからmacへのファイル転送というか共有であった。iPhoneから受け取る際,これまでmacの方の準備は特にせず,メッセージが,ポーンという音とともに,画面の右上に現れるのを待つ,というものであった。許される反応時間は短いのだが,次のようにすると,大きな画面で確認することができる。 Finderで,新規Finderウィンドウ,を開いて,ファインダーのメーンメニューの,移動 > AirDrop,を選択すると,図8中の右手のようなAirDropウィンドウが現れる。そして,iPhoneから転送してしばらくすると,図8に見えるように,macのAirDropウィンドウにファイル転送のメッセージが現れるので,ボタン「受け付ける」をクリックすることになる。 おわりに  今後の使用過程で気が付いたことがあれば,改善してゆきたいと思う。 以上,Jan. 23, 2023記。

HEICは使わない HEIC is hated for its elimination of “vintaged” mac

はじめに  ぼくのMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2014) はアップルによってヴィンテージ扱いされ,OSはぼくの使用法では,MacOS 10.12.6 Sierraまでが対応している。”.HEIC”は,High Sierra以降に対応している。 ぼくのWebサイトのコンテンツにiPhone 12 Pro撮影の写真を多用している。iPhone 12 Proの「写真」ライブラリーから,AirDropを通じてぼくのmacのダウンロードフォルダにダウンロードするのだが,変換中→待機中,となっても,macに「受け入れ」の枠が現れないことがある。iPhone 12 Proとmacの設定環境は同じであっても,macに「受け入れ」の枠が現れることもあるし,現れないこともある。 何回かトライして諦めて,Google Driveか,Dropboxに送ることになるが,いずれもheic拡張子のファイルで受信されてしまい,macの「写真」やAdobe Photoshopなどでは操作ができなくなる。その対処法を次に示す。 1 iPhone 12 Proとmacの名称変更  これは,本ポスティングと直接は関係無いが,これまで,iPhone 12 ProはiPhone (6),macはSynchro5.localとなっていた。iPhoneについては発売第一号を購入して以来,6台目だから,自動で(6)が付いているのだろう。macは,教室でGISソフトMapGrafixを動かすためにIIfxを購入し,個人としてはClassic IIを使って以来,今の機種まで何台だろうか。8台ぐらいか。 Synchro5の5の意味がわからない。 iPhoneは,設定 > 一般 > 情報 > ,で,現在の名前が,トップの「名前」に表示されており,さらに進むと,名称入力ができる。ぼくのmacでは,システム環境設定 > 共有,で,現在の名前がトップに「コンピュータ名:」として表示されていて,その右下にある「編集」ボタンをクリックすると,変更できる。名称変更して,mouseのウィンドウズマシーンとも合わせて,ファイル共有の際にデバイスの特定が直接的になった。 2 iPhone 12 ProのHEIC  iPhoneで撮影した「.HEIC」形式の画像ファイルを「.JPG」形式に変換する方法 によれば,「.HEICとは、HEIF(High Efficiency Image File Format)という画像ファイル形式につけられる拡張子のこと。「HEIF」はヒーフ、「.HEIC」はヘイクなどと呼ばれています。最大圧縮率がJPEGの約2倍と非常に高いことから、2017年にiOS11とmacOS High Sierraで採用され、iPhoneの写真の標準フォーマットになりました。」とある。 で,HEICを使うメリットはぼくには無いので,iPhone 12 Pro自体でスタンダードファイルをJPEGにすることにした。 なお,AirDropがmacと連動できる場合は,iPhone 12 ProがmacのOSを認知して,JPEGファイルとしてアップしてくれる。その設定は,設定 > 写真 >,を見ると,最下部に […]

ワードプレスのクラッシックエディターへの移行 Switch to Classic Editor from Block Editor in WordPress

はじめに このポスティングは,Classic Editorで,今日,初めて,作成している。字が小さいので,macではコマンドキー + プラスキーを二回叩いて,字が拡大されたので見易くなった。ぼくは以前,このエディターを一回だけ使った時があり,この時にフォントを触ったかもしれないが,メイリオとなっている。サイズは11ptだ。これまで使ってきた最新のブロックエディター Gutenberg では本文のフォントもサイズも設定できなかったが,このClassical EditorはMS-Wordのようなメニューがあって,気にいっているが,いままで無自覚で使えたカラムなどの設定見出しが見えず困惑している。そして,少しずつ,わかってきた。 このポスティングを作成して気付いたことであるが,段落のはじめにインデントを入力しても,Updateボタンを押したら無効になる。How to Indent Paragraphs in WordPress にはこの手法が書かれているが,”In order to set indent for a paragraph, you need to preface the text with this HTML tag: <p style=”padding-left: XXXpx;”>, where, of course, you will swap the placeholder XXX with the number of pixels. You will, of course, need to […]

伐採のためのロープの結び目 knots for tree trimming

はじめに  今冬,タニハの生垣の伐採を進めている。ロープを幹に結んで,必ず敷地側に倒す必要がある。これまで航海用のノットについて数学的な関心があって本なども持っていたが結局,日常の必要性もなく,全く身につかなかった。それとぼくは3Dの想像力がどうも低いようで,その問題もあった。お箸が小さい時から正しく使えないのもそういう才能の故だろう。それでネットで調べて,自ら机上ながら練習して,やっと理解できた。ネット上のコンテンツを見てもすぐにはぼくには理解できないので,既存コンテンツを引用するが,あくまでもこのポスティングで完結する形で記述する。 一つは,「舫(もや)い結び」,もう一つは,適宜締め付けが可能な結びである。以下。 1 舫(もや)い結び,そして,より簡潔なGnat hitch  まずは,舫い結びを記述する。これは,知っておくと便利!ロープ・ひもの結び方おすすめ6選,から得た画像を使って,より解りやすく追加したものである。図1の赤塗りは二つのロープの重なりの手前(上方)を指示している。  図1は四枚の画像からなるが,ステップ1〜5がある。ここでは横棒だが,樹木の幹であれば垂直方向だ。何れでも同じことである。ステップ1 ロープの束の先端を左側に配置して棒に渡す。この左手のロープ部分を,左ロープとし,右手の方を右ロープと呼ぶ。ステップ2 左ロープを左手に持って,左の親指に一巻きする。「小さな輪っか」ができる。(輪っかを作る場合,ぼくは,人差し指から小指の4本をまとめて一巻きするのだが)ステップ3 この左手の小さな輪っかに,右ロープを下から潜り込ませて,上に出して,ステップ4 さらに左ロープの先端側で下から潜り込ませて,上に出して,ステップ5 左ロープの輪っか(先ほどの右ロープが通っているので領域は2分割されているがいずれでも問題ない)に上から突っ込んで,下から上に伸ばす。  これで右ロープを手前に引っ張って行けば良い。この結びを外すには右ロープを抜けば良い構造になっているが長いので,左の固い結び目を外すことになる。この方法は,長いロープの二つの先端を操作することになるので,ロープの収納の点から問題が多い。  で,Animated NotchというサイトのGnat hitchを見つけた。これはこのサイトによれば最近発見されたもので,これまで説明した舫い結びの欠点を止揚している。 自ら試行して,左右の手の動きを観察して,図2のようにまとめた。注目される一つのノットを白線の楕円で示した。ステップ6の赤線は図2と同様の働きをしている。黄色の線は軸綱になっているロープ部分を示しており,力学的な軸線となっている。  新しいGnat hitchの存在こそは,ぼくの作業を可能にする。手持ちのロープは長く,切りたくない。このノットで,伐採予定の生垣の幹,そして,ヤード内の松または石柱に繋ぐことが出来る。 2 中間者結び Alpine butterfly knot: 使えない  まずは長いロープを切らずに使うのに,縮め結び sheepshank があるが,これは上記 Animated Notchでは,The Sheepshank Knot should be avoided! とある。日本語のサイトでも強い引きには耐えられないというような記述がある。”The Alpine Butterfly Loop is the best replacement for a Sheepshank. It’s a knot used to take up the slack on a line or isolate a worn section of a rope. This […]

身近な直方体の体積をiPhone 12 Pro+ LiDAR写真測量で求める reliability of dimensions of familiar cuboid by iPhone 12 Pro + Lidar laser scanning and photogrammetry

はじめに  元伊勢大饗石のLiDAR測量 に続いて,このページを作成する。大饗石のCloudCompareの体積計算の妥当性を検証したいのである。 その方法として容易に考え得るのは,スケールで計測可能な直方体の体積を,LiDARまたは写真測量,そしてCloudCompareで求めて,この手法の再現性を確かめるということである。 近所で直方体を探したが,なかなか見つからない。墓石は近所に見られるが,避けたいところである。で,近所の為那都比古(いなつひこ)神社では,由緒も何も無い神武天皇遙拝所なるものを計測した。出直すつもりで,疲れて自宅に戻ったが,屋外は期待薄なので,狡(ずる)して室内で段ボール三個をまとめて計測することにした。 以上の材料を使って,このページを作成してゆく。 1 為那都比古神社の神武天皇遙拝所碑  さすが,式内社だけにトベラの大木がある(図1,2)と思ったが,この境内は必ずしも古い地ではないようだ。一般に,神社の境内は掃き清められていて,古さを感じないこともあるが,それにしても,この境内では神々しい感じがしない。なお,図1のトベラの葉の塊の中段付近には垂直方向に伸びるトベラの徒長枝(とちょうし)である。  なんともわからないが,かつては医王岩(図4,看板が右下に小さく見える ソース不明でネットから拝借)に係わって為那都比古神社の前身があったようだが。一度参拝したいと思う。自宅から徒歩で1時間ほどか。図3に見えるが,山麓線からバス路線「ルミナス箕面の森」への道に入ってすぐ右手の「あかつき特別養護老人ホーム」の看板がある交差点から入って,大宮寺観世音菩薩を過ぎると,医王岩参道入り口があって,そこから北に登ることになる。 以上,Jan. 7, 2023記。 追記 May 17, 2023:  奥さんの見舞いに娘がMay 15に来たので,懸案だった医王岩に出かけた。そして埼玉に戻ったMay 17にも医王岩に再訪した。というのは,15日に撮影した医王岩が一枚岩では無くて,落石が基盤岩に載った構造のように見えたからである。ジョイントには惑わされるので,層理面についても,走向傾斜を求めた。ノートを忘れたので,読みは録音した。 追記図1, 2: 図1で右手の道路に進むと特養あかつき荘へ。図2は図1の左手の道を進むと辿り着くちょっとした広場である。右手の垂直面が医王岩になる。 追記図3, 4: 全部で4区分でき,足下,下半身,上半身,そして,首(顔),とも見える。首(顔)=最上部には天狗の鼻のようなものも見える。しかし,これは冠か何かにして,上半身としたのが顔で,横一文字の割れ目から下が上半身と下半身になるのであろう。横一文字の割れ目を境に,下方は左上から右下に層理のようなものが見えて,上方では左下から右上に層理のようなものが見える,ようにも見える。全体が一枚岩か,それとも複数の岩体なのか。それが気になって,May 17に出かけたのである。自宅から20分余りで到着した。 以上。 追記 May 18, 2023:  May 17の調査では紙を忘れてiPhoneの録音機能を使ったが,問題があって,駄目だった。アップルのボイスメモを押してすぐにしゃべると,最初の音声が録音されていなかった。なぜか,ずーとオンのままで,聞くに耐えない。録音の時刻が自動に記録されると思ったが誤りだった。タイムスタンプが無い。いいソフトを探そう。 追記図5〜7: 追記図5とのジョイントは,N38ºE, 62ºE, N33ºE, 58ºE。図6のそれは,N38ºE, 52ºE。だいたい,この医王岩最下部の走向傾斜はこんなものか。 追記図8, 9: 層理面を確認した。走向傾斜は計測したがボイスメモに問題。層理の傾斜はほぼ垂直に近い。 追記図10, 11: 層理面を確認した。走向傾斜は計測したがボイスメモに問題。層理の傾斜はほぼ垂直に近い。 追記図12, 13: 両写真の最下部が,胴と顔の境界のジョイントになるのだろう。ジョイント面の山側には顔のブロックが消失している。 追記図14, 15: 消失している部分の面の走向と傾斜を測ったが,N62ºW, 20ºSか。再確認の必要あり。 追記図16, 17: 層理が明瞭だ。胴より上の顔の残骸の一部だろう。N10ºE,83ºEか? 要確認のこと。  再調査,必要。層理面の走向傾斜が医王岩の<胴体最下部>でも,<胴体最上部>でも,<顔ブロック>でも,類似しておれば,同一岩体となる。要走向傾斜計測。今度は紙を忘れないように。蚊がもう出てきて,顔ブロック周辺の走向傾斜計測中には目の前で,嚼まれてしまった。 以上。  為那都比古神社の違和感についつい,拘ってしまった。図5に神武天皇遙拝所碑を示す。この正面に立って拝む場合の方位はどうなっているのか。磁石としては最も信頼できるコンパスSUUNTOを使ってまずは土台に載せてみた(図6)。ほぼ北東を指す。ぼくのこの地の方向感覚からすると奇妙なので,この土台からコンパスを離すと(図7),正しく,東を向く。図7右部には,コンパスのエッジと碑の土台とはほぼ平行になっている。この花崗岩は,磁鉄鉱系列の山陰起源の可能性が高い。 遙拝先として考えられているのは畝傍山の麓に明治になって造営された神武天皇陵なのか,伊勢神宮なのか,わからない。磁北から90ºの東方向に向かって遙拝する形なので,天皇陵にも伊勢神宮にも向いていない。 2 神武天皇遙拝所碑のスケール実測3D    図8の立面図と平面図はイラストレータで1/10スケールで作成した。為那都比古神社の設計思想はわからない。花崗岩の切り出しの精度は5mmほどであり,およその平均にあたる値を使って図を作成した。 計算式として注意すべきは,四角錐の面積と,直方体土台部分の面積であろう。この両者はエクセルでの計算式も示している。前者については,四つの二等辺三角形をなす側面の面積の計算式であり,後者については,図8の平面図で中央の柱の部分を差し引くことを忘れないことだろう。追記 Jan. 24, 2023: このポスティング作成過程で,値に疑問を持ち,強風と雪の中,再度,現場を訪れた。直方体部分の高さを149cmから144.5cmに修正した。この図8を含めて,特に表の修正を今後する必要がある。 3 LiDARおよび写真測量で得られたイメージの限界  今回の実験で,LiDARも写真も,かなり欠陥があることがわかった。真っ直ぐの稜線の復元に大きな歪みが生じる。室内で段ボール箱3個を並べたもののスチール写真 still photo(図9, […]