宅配便者の手抜き negligence by a delivery man

 宅配便の方々には日頃,感謝している。わが家にも来られる郵便局の配達者の一人を近所で見掛けたりするが,その誠実さにはメルヘン的佇まいすら感じるのである。

 ただ,手抜きする人も居て,アマゾンから定期購入しているワインセットを玄関置きを前もって指定し,届く前のメールについてもこの玄関置きをだめ押しで指定してきたにもかかわらず,平然とフルタイムロッカーに入れる者が居る。ワインセットとトイレットペーパーを一緒に,玄関置きを無視して,フルタイムロッカーに入れたのである。配達連絡メール(Nov. 21, 2023)が届いて愕然とした。ヤマト運輸でないことは確かだと思っていた。

 三日後,そのフルタイムロッカーの管理会社から(自動)メール連絡がきた。早く引き出せと言う。配達業者はヤマト運輸だとある。これは意外で驚いた。昨晩,タニハから自宅に戻って,その勢いで,旅行用カバンに付属するキャリアを持って,フルタイムロッカーで,ワインセットとトイレットペーパーを引き出し,斜行エレベーターに入れ込もうとするができない。二つの段ボールはエレベーター内に転げ落ちて,何とかアスファルトの道や橋や斜面を通って,腰を屈めつつ,自宅に運び込んだ。この形を続けることはもうしたくない。

図1 重いワイン

 で,本日,ヤマト運輸に電話した。近所の事務所に繋がった。ここからだと今宮南のあの事務所だ。近所には二つの事務所があって,より近所の日頃使う事務所は,どうもヤマト運輸直営ではないらしい。
 荷物やメールに記載されていた荷物レーベルは,DAxxx xxx xxxxとなっている。これを伝えると,DAで始まる英数字はヤマト運輸のものではないという。
 幸い,アマゾンカスタマーセンターの電話番号0120 899 190を教えて頂いた。

 その番号で電話すると,中国に転送されたようだ。担当者の日本語理解力は高い。事情を伝えて,荷物レーベルDAxxx xxx xxxx,アマゾンでユーザーIDに使っているものではなく日頃の連絡用に使用しているメールアドレス,ハンドルネーム,名前,住所を伝えた。了解頂いた。そして,さきほど,アマゾンカスタマーサービスからメールが届いた。

「ご注文につきまして、玄関の配達設定ですが、商品がロッカーに配達されて申し訳ございません。今回の状況を把握して、配送サポートに報告いたします。今後の配達と商品の扱いには一生懸命がんばります!このたび、ご理解いただきありがとうございます。」

 これも中国からだと思う。理解されている。安心だ?

以上,Nov. 26, 2023記。