フジとの闘い struggle with Japanese wisteria

はじめに  フジは,ただ者ではない。父昇天ののち,松林の伐採をしていたが,みるみるフジ蔓が蔓延した。地面を太い蔓が這う。そして,真っ直ぐに次から次と蔓が伸びて,木の枝に引っかかれば,巻き付く。地面を這って,木の幹そばに辿り着くと,幹にとぐろを巻く。 今は,今も−1  退職前の数年,放置していたら,フジの天下になっていた。フジを木々の幹や枝から外そうと,脚立を伸ばして,切り取り始めたけど,どうにもならない。木々の間というか,木々の見えない天井にネットワークを廻らしている。木々の保存を断念して,空中のフジネットワークの撲滅に掛かった。  磨き上げたチェーンソーで,傾いた木の幹を切ろうとした。20度ほど傾いているので,上面から一気に伐ればいいと思った。が,誤りであった。寄生フジのネットワークが,逆に木々を支えていて,伐っていっても全く倒れない。むしろ,チェーンを咬んでしまった。 工具などを建物を回って取りに行くのが面倒で,建物南面のガラス戸を開けた(図3)。網戸が填まっていて,外したらかなりの数のカメムシが落下。箒を取って掃き出していたら,いつもの守宮がぼくを見つめている。つい,掃きだしてしまった。ずっと,後悔している。ついでに,玄関の整理のために,小銭皿に続いて,鍵皿,ルーペと5mメジャーの皿,サングラスの皿,を作った。忘れ物予防である。 以上,伐採作業は,Nov.28,このページ記述は,Nov. 29, 2021記。 今は,今も−2  ひとつひとつ,格闘しないと。歩いてると躓く。ちっちゃな切り株である。野田君が伐ったものだ。これを,都度つまづきの際に,退治してゆくことになるだろう。鉞(まさかり)とちっちゃなノコが有効のようだ。図12と図13。図14はちょっとぶら下がっているツルなどを整理していくと,隣家のみたくないものがはっきりと見えるようになった。伐採後のヒコバエを調整して,見えなくしないと行けない。来年の春から夏が勝負だな。 図15 アイリスオーヤマ 小型シーリングライト 薄形 1200lm 人感センサー付 電球色 SCL12LMS-UU 図15 パナソニック(Panasonic) フルシリーズ角型引掛シーリング/P WG1000P 【純正パッケージ品】  角形引っ掛けシーリングを,ブレーカーを落として,交換する必要がある。別のページから次のように,コピペした。 設置法であるが,生活110番「引掛けシーリングの工事は意外と簡単?工事手順と注意点を把握しよう」が参考になる。1 この部分のブレーカーを切る。2 電線の絶縁被覆を剥いた部分を引掛けシーリングボディの穴に差し込む。このとき、「接地側」と書かれた方の穴に白線を差し込むようにする。もしも失敗した場合は、「電源はずし穴」と書かれた部分をマイナスドライバーなどで押し込みながらケーブルを引っ張ると、安全に取り外すことができる。3 引掛けシーリングボディを天井にビスで固定する。  交換はしたけど,円管のサイズが同じで明るさは変わらない。玄関の蛍光灯の一つがウィンクしていたが,glow switch starterに問題はなかった。次回は,人感センサー付き天井灯の二箇所での設置だ。昼にしないとできない。 以上,Dec. 2, 2021追記。 今は,今も−3 ブレーカーを切っての作業のために,まずは天井灯の交換を実施した。  この玄関そばの天井灯と南に続く天井灯のブレーカーを探した。結果的には,⋯⋯⋯⋯⋯。  古いソケットをマイナスドライバーで外した。新規のソケットはプラスドライバーで設置した。電極は白の絶縁テープ側が接地側にセットする。図21にはオレンジ色のリリースボタンがあるが,電極を差し込む場合は,これを触る必要はない。グッと押し込むこと。もともとの大工さんが歪んでボルト孔を作ったので,それに合わせた。古いボルトよりも長いので問題は無かった。  図23は玄関そば,図25は玄関そばから北方向。二カ所,設置した。ブラックフライデーで購入。安くて,結構明るかった。 アイリスオーヤマ 小型シーリングライト 薄形 1200lm 人感センサー付 電球色 SCL12LMS-UU この商品について商品サイズ(cm):直径約16.6×高さ約3.8(端子含まず) 定格電圧:AC100V(50/60Hz) 定格消費電力:14.4 器具光束:1200lm●演色性:80Ra●入力電流:0.25A●設計寿命:40000時間●点灯時間:約90秒(人感センサー作動時)●感知範囲:2.4m高さで直径4.0m(80°)●照度センサー感度:約100lx ●本体重量(kg):0.29 この配電盤下段の左端を切って,作業を実施した。このブレーカーは,通用(別館)口から入ってすぐの廊下の天井灯,右に曲がってトイレ前の天井灯,そして,本館に入ってすぐの天井灯,そして右に曲がって玄関そばの廊下の天井灯,計4灯に対応していることがわかった。  上段の左から5番目のブレーカーは,本館の中之間天井灯1灯,東之間天井灯1灯,そして二間の南北の廊下の天井灯4灯,計6灯,に対応している。 1 課題としては,トイレ前の人感センサーの感度が低く,眞下に行かないと点灯しない。2 そのために,正面玄関前そばの廊下から南に行って,左折してトイレ利用することを考えて,新たに2灯の人感センターを設置したのであるが,正面玄関そばの廊下から南に進行して左折するところまでは改善されたが,トイレ前の人感センサー付き天井灯までが暗いなあ。3 祭壇前の天井灯を消して,次に点灯中の神饌用炊事場前まで行って消灯した地点では,正面玄関そばの人感センサーが反応しないので,数メートルの徒歩区間が暗くなってしまう。神饌用炊事場前の天井灯も人感センサー付きにすることは可能ではあるが,さて? 図27に見える樹木をやっと片付けた。結構大変だった。 この木も大変だ。これからだな。周辺のフジなどを切り取ったが全く関係がないように見える。結構高い場所でひっかかっている。林地の伐採木の片付けをしつつ。 以上,Dec. 4, 2021追記。 蜿蜿と  隣家のトラック運転手たちが駐車場所を移動してくれたので,境界部の伐採が可能なので,実施。サクラだけ何とか切ったが,フジが絡まって,まだ完了していない。このサクラだけだが,地面のフジの地下茎が歩くと靴底を刺激するので,切り取りまくったのが,成果と言えば成果か。再現がないなあ。 図31の方は完全に撤去。図30は敷地内の地上に置き止めている。次回はこのサクラに隣接する比較的大きな落葉木の3分岐のうち,隣家にかぶる1本をまずは伐ろうと思っている。写真では見えないが数十のフジ蔓が絡まっている。一つ一つ解いての作業だ。 腰にちょっと来ている。 そういえばチェーンソーはあのまま,放っている。ノコの方がよく切れるしねえ。危険は無いしね。 実施 Dec. 8, 追記 Dec. 9, 2021

一輪車用通路の確保 giving passage to a wheelbarrow

はじめに  密林の開拓を始めた。一輪車で伐採物を東の空き地に運ぶ際に,下水道の縦孔が地上から飛び出していて,段差があって,引っ繰り返って,伐採物がほとんど一輪車の荷台から落ちてしまう。 縦孔間を,砂利で埋めたらいいのではと,コーナンから円礫を20kg買ってきた。   準備  図2のように,下水縦孔がかなり,地面から突出している。三和土の幅が狭くて,一輪車に伐採物を載せてここを通るのは難しい。左手のシュロも邪魔している。シュロは伐採した。そして下水縦孔間の凹所を埋めることになる。  図3は東の溝に近いところで,シュロの下には,シュロだけではなく,南天の幹が残っている。この南天付近をGLにすべくノコで引く必要がある。次回,チェーンソーで切り取るか。刈払機では刃が立たなかった。 開始  図5のように,比較的大きな礫などを集めて,下水縦孔の周囲に置いていたが,玉砂利二袋では足りないと思い,図4のように,アラカシの根元が高く,ここから礫や土を根をノコ切りしつつ採取して,図5の方に運んだ。結果として考えると,玉砂利を置くのは適当ではないと考えた。大きな石を核として土で通路を確保した方がいいようだ。次回で完成だな。今日はこれだけで終わった。図5の奥に,一輪車が見える。図5では図2にあったシュロは伐採して見えなくなっている。  それにしても,隣地のトラック運転手がドリンクの空き缶や食べた後の弁当が入ったポリ袋をタニハの敷地に投げ込んでいるので,この回収も引き続き実施した。綺麗にすれば,投げにくくなるだろう。これ見よがしに,ゴミ袋をもってウロウロしてみた。図5の奥の三和土にそのポリ袋が見える。手前の二つのポリ袋は玉砂利10kgx2だ。 記 Nov. 23, 2021記。 完了  図6は刈る前,図7は刈り終えた。これで一輪車の障害物は,この場では無くなった。  図8の奥の一輪車付近では,下水管立て孔の頭の出っ張り周辺に礫と土を入れて,通れるようになった。手前の下水管立て孔とシュロの間に,障害となる南天とシュロの株があったが,ノコで時間をかけて刈り取ったので,一輪車の障害が無くなった。風呂ガマ迹も少し綺麗にできた。  図9は今日の伐採前,図10は伐採後。一輪車の通路が確保されたので,一輪車に沢山載せても引っ繰り返らない。  図11には,サクラ本体は腐っているが,右側にヒコバエが3本,確認できた。手前のものは,密生していて確認できず,ノコで数週間前に切ったようだ。たぶん,来春は大丈夫のような気がする?  とにかく,ノコで密生部分を切り梳いてゆく必要がある。 追加 Nov. 25, 2021記。

伐採木の撤去: チェーンソー始動 removal of cut trees using a chain saw

はじめに  タニハの南庭は数年放置したこともあって,密林と化した。タニハのジャングルと呼ぼう。退職後すぐの春の連休2020年5月3〜5日,林野庁の野田君が来てくれてサクラの大木を伐ってくれた。伐り取った個々の幹長の運搬には余りに長く,寸断してくれるように頼んだが,それでも,かなり大きかった。その時もまだ長いと思ったけど,どうにもそれ以上お願いできない。転がしておけば草も生えないと彼は言ったけど,その後ツル性植物やシュロなども生えて密林はさらに増殖していった。  密林の入り口にあるので,気持ちも何となく落ち込んで,密林に一切触れなくなった。タニハ東の当方の空き地に,隣接地のつみびとが沢山の巨礫をまき散らした空き地に投げるべく,作業を始めた。運搬でも腰をやられるし,放擲力が無いために,コロコロと隣地との間の深い排水溝に落下するしで,刈払機や斧や大きなノコを使って,運搬が難しい幹長の伐採木を裁断しようとしたが結構大変で,チェーンソーを使わなければならないという強迫観念が極に達した。そして遂に昨日エンジンチェーンソーの構造を調べて始動しまずは1本の伐木の一つを裁断して二分することができた。  まだ,不安が残るし,チェーンの刃の目立てなどもメンテが必要で,ここに使用法を整理して示すことにした。なお,このサイトではエンジンチェーンソーについてまずは下記のような一つのブログを書いている。 1 エンジンチェーンソー 田中工業製パワーメイト PMS-290  チェンバーにチェーンが巻きつけてある。チェンバー chamberじゃなくて,チェーンバー chain-barなんだろうなあ。現在の用語では,ガイドバーが主流か。 エンジンをかける際には,図3の背面(図5)にある「サイドケース」を装着して,エンジン始動プロセスを実行するようにという注意が頭に書いてある。サイドケースを装着しなくても,図16-3のように,ボルトの固定ができてしまうので,要注意だ。  この機種のハンドガード(図3)には,チェーンの回転止め機能はない。スロットルレバーのプッシュピンはこの図3の背面にあり,図8に示している。  まずは,ぼくの使用のための情報を列記する。 1 使用燃料は混合燃料(ガソリン25+2サイクル専用オイル1),2 チェーンオイル(潤滑油)はチェーンソー用オイルか,市販のモーターオイルSAE#30(寒冷地はSAE#10)  図7の手袋は,振動防止ではなく,チェーンソーでの歯による怪我の防止用のもの?コーナンプロ今宮で858円税抜き。 3 注意! エンジンチェーンソーは,1回の操作で燃料を使い切る必要がある。しかし,昨日初めて使ったが雨が降ってきたこと,疲れてリスクを感じたことで,中止した。倉庫に戻してチェーンソーオイルを受けるべく,段ボール箱を設置した。図6のように,ほとんど落ちていないので,燃料と潤滑油の液位を確かめる必要性は無いようだ。ただ,何らかの原因で潤滑油がより多く流れ出るかも知れないので一応の確認はすること。 4 ゴーグルと長靴を使用のこと。刈払機であってもサングラスをしてはいるが時々破片が飛び込む。 5 場所移動の際は,エンジンを切ること。6 チェーンソーの左側に立ち,チェーンがチェーンバー(新しい機種をみると,ガイドバーと表現されている)から外れた時でも身体に当たらない位置で操作すること。かならず両手でしっかり持って使用すること。7 キックバック防止: チェーンバー先端で木材を伐る時に反動で跳ね上がること。先端を使わないように。https://www.oregonchain.jp/webpromotion/column/use/safety.php8 運転時間について: 連続運転は10分まで。一日の作業時間は2時間まで。9 チェーンソーの調整や修理は,燃料を抜いてから実施すること。   2 始動 0 チェーンカバーでチェーンバーを包む。このチェーンソーを購入した西田さんが紛失して段ボール紙で作っていたが廃棄した。 使用前にボルトナットが緩んでいないか,破損箇所がないかチェックする。 1 燃料と潤滑油を満タンにして,ストップスウィッチONに。 2 プライミングポンプ priming pump(呼び水)を何度か押して,燃料が見えるリターンパイプFUEL-RETURN PIPEから燃料が通過するのを確認する。3 チョークボタンchoke〔キャブレターへ送る空気の量を減らし、ガソリンの混合割合を高める装置〕を引いて,カーブレーターcarburetor(空気と炭化水素の混合気化器)へのガソリン流入量を増やす。 4 左手で,セフティーレバーをハンドルと共に握り,スロットルレバー throttle leverを引いて,右手人差し指で,プッシュピンpushpin(押しピン)を押す。→ スロットルレバーがロックされる(→エンジン始動の準備)。 図8の右手にチェーンバーがある。図8は,チェーンソーの右側面が表示されている。図5の写真は見にくいが,トップハンドルの右面に黒っぽいボタンが見える。 5 チェーンソー本体をフロントハンドルで押さえ,リコイルスターター recoil starterを斜め上に力強く引く。6 エンジンの初爆音がしたら,チョークボタンを戻して(外気を全開で入れて),再度,リコイルスターターを引く。スターターのハンドルは急に離さず,静かに戻すこと。7 エンジンが始動したらエンジンが爆音を立てる。スロットレバーを少し引き離すと,プッシュピンが外れ,スロットルレバーは低速の位置に戻る。 8 チェーンオイルが正常に排出されているか,確認すること。スロットルレバーを操作して切削速度まで2〜3秒ほどエンジンの回転を上げて,オイルがチェーンの先から出ていることをと確認する。9 2〜3分ほど暖機運転をする。 10 ストップスウィッチをStopにしてエンジンを止めて,チェーンが正しく張っているか確認する。正しい張りとは,バーの下端でチェーンの弛みがないか,チェーンバーの中央付近で確認する。案内歯の先とチェーンバーの縁の隙間が0.5〜1 mmぐらい。図9参照  図9のようにマイナスドライバーでチェーンの張りを調整する場合,ガイドバー取付ボルトを緩めておく必要性がある。完了したら,ガイドバーの先を上げて,2本の取付ボルトを締めること。  なお,チェーンは上面の歯が前側に回転して,下面では後側に動く。通常,下面の歯を使うので,伐採木の方に引っ張られる形になる。 チェーンは張りすぎるとチェーンもチェーンバーも早く傷む。緩すぎるとチェーンが外れて危険である。なお,チェーンは手で滑らかに動かなければならない。木を伐る場合,必ず,フルスロットルにする。 追加 Nov. 16, 2021:  初めて,サイドカバーを外した。チェーンも外して洗浄スプレーで洗ってまた装着した。その際の経験から書き込む。図9ではマイナスドライバーでガイドバーの位置の微調整をしているが,実際は手作業でのガイドバーの押し込み具合で決まる。ちょっとした微調整が図9の操作で多少可能であるが,手での押し込みが重要で,ガイドバーの六角ナットを二回ほど外して,調整した。 11 再起動するが,エンジンが暖まっているので,チョークを使わずにそのまま始動できる。始動しない場合は,チョークを使うことになる。 12 停止する場合は,スロットルレバーを戻して回転が低速になってから,Stopスウィッチを押す。 Hitachi Koki日立エンジンチェーンソーの取扱説明書から3と4を作成した。https://www.hikoki-powertools.jp/manual_view_domestic/pdf/E99001901_CS29ET_810.pdf 3 伐採作業 4 玉切り,枝払い 5 サイドケースを外して掃除(日常的)  チェーンの目立て以前で,道具の使用者として,最低限なことが,これであろう。鋸屑が大量に残って,油まみれになっている(筈)だ。その順序を考えたい。ぼくは一度もサイドケースを開けたことはない。この記述を踏まえて,実施した後に修正したいと思っている。マニュアルでは本機到着後の「ガイドバーとチェーンの装着法」がでているので,逆に説明する。  図13は,サイドケースを取り付けて,ガイドバーの取り付けボルトに順ネジ六角ナットを締め付けている様子であるが,まずは,このネジを付属のレンチで緩めて外す。  図14は,サイドカバーのマフラー側をシリンダーカバーに引っ掛けてから,締め付けボルトにサイドケースを嵌めるという作業を示している。 これを逆にすれば,サイドカバーを外せることになる。このカバーに,鋸屑が入っているのでブラシや雑巾で掃除することになる。  図15はサイドカバーを外したチェーンとその周辺の全貌が見える。チェーンを付けたまま,ガイドバーを外して,ガイドバーのチェーン用の溝を清掃する。さらに,チェーンは下に示す溶剤で洗うことになる。チェーンの清掃というのはそういうことであろう。  図16はサイドカバーとガイドバー+チェーンの装着前である。次のコマで,この付近の掃除について,示す。  これら写真はNov. 16, 2021に実施した際のもの。鋸屑はダイソーの柄付きタワシで取った。スプレー洗浄液も使った。排気部分は全く汚れていない。スプロケット周辺が一番汚れていた。ガイドバー,チェーンを外して,これらも洗った。図16-3はミスで,サイドカバーを着けてから,六角ナットで止めることになる。 6 チェーンオイル孔,ガイドバー,エアクリーナーの清掃  図17,18はマニュアルの「2 点検整備」からのものである。この図中の図ー15に見えるチェンオイル孔は潤滑油の給油孔で,図ー16のガイドバー中の孔からチェーンに潤滑油が供給されるので,この孔もチェーン用の孔も,百円ショップで売っているようなドライバーで掃除できる。  チェーンオイル孔は全然と言って良いほど,汚れていなかった。ガイドバーの溝の掃除は,ダイソーで買ったブラシで十分に取れる。  図18は,マシーン前面のエアクリーナーを示している。中央のネジを10円コインで外して,カバーを外し,クリーナーエレメントを洗浄する必要がある。これは,スプレー洗浄剤で洗って,乾燥させるが,直ぐに乾燥する。  クリーナーカバーの装着は,カバー上部の凸部をエンジンケース側の内側にはめこんでから,取り付けるとあるが,填め込み部が見えないので,この通りすれば良い。下の写真は,Nov. 16に実施した際のもの。フィルターは全然汚れていないようだ。   7 その他  いろいろある。スパークプラグ(NGK BM-6A,チャンピオン CJ8)の電極の検討,自動給油はオイルポンプアジャスター,気化器調整,燃料フィルター,オイルフィルターの掃除などなど。 毎日の点検: 使用前に各部のボルト,ナットなどの緩み,破損箇所がないか,チェック。 毎月の点検: スパークプラグ(どこに?)の掃除,シリンダーの排気口とマフラーの掃除(どう?),エアークリーナーの掃除,シリンダーフィン部(どこ?)やリコイルスターター部に付着した草やゴミの除去。 8 チェーンの目立て 追記 Mar. 6, 2023: タニグチ商会 チェーンソーの目立て方法を詳しく解説します! は,わかりやすい。  チェーンバー=ガイドバーの回りにチェーンが巻かれている。ガイドバーの周囲には溝が掘ってあって,それをレールにしてチェーンを設置する。エンジンの回転が伝わるスプロケットsprocket = chain wheelにチェーンを載せることで,スプロケットの回転がチェーンソーの回転に変換されるようである。  図19〜21から,およそソーチェーンの構造が解ってきた。カッターの刃と同じだ。上刃は進行方向を前方とすると,前方に向かって上刃が左側と右側に付いている。図21の上段の左手の上刃が右側を,右手の上刃が左側を削る。上刃はチェーンの外周の前方に飛び出している。鋸屑は上刃の下側から抜けて行く。図21下段の85゜の意味は,上刃の前方部分が多少前方に向くようになっている。  目立て,によって,この上刃の形を継続してゆくことになる。いわば元の上刃を前面については,水平方向,垂直方向とも同じ形になるようにピールしてゆくことを目立てと言っているのである。   通常のノコギリさえ,目立てができないのに,と億劫になって,ツールに頼らざるを得ない。アマゾンだな。Nov. 13, 2021注文する,これから。それにしても,チェーンソー本体の価格と比べて,この種のメンテ費用は大きいなあ。古いチェーンソーは捨てるのが賢明だなあ。それにしても日本のメーカーの用語はおかしいなあ。で次のサイトを見た。https://bettertoolz.com/what-are-the-primary-parts-of-a-chainsaw-blade/  この図22中の赤い枠にあるように,三種類のcutter toothがある。それぞれにcutterとdepth gauge(後述のように控え柱rakerが良いと思う)が付いている。これらをtie strapで繋いでa chainsaw bladeができている。図22には,blade directionが示されており,このチェーン全体をブレードと言っている。このブレードの内側を構成するバーは a guide barと呼ばれる。a cutter teeth = a cutter + a depth gauge。depth gaugeの高さがcutterに比べて,低くなるほど,材により深く入り込み, コントロールを失って,kickbackを生み出すので,cutter高 – depth_gauge高 = depth = 0.025 […]