フジとの闘い struggle with Japanese wisteria

はじめに

 フジは,ただ者ではない。父昇天ののち,松林の伐採をしていたが,みるみるフジ蔓が蔓延した。地面を太い蔓が這う。そして,真っ直ぐに次から次と蔓が伸びて,木の枝に引っかかれば,巻き付く。地面を這って,木の幹そばに辿り着くと,幹にとぐろを巻く。

今は,今も−1

 退職前の数年,放置していたら,フジの天下になっていた。フジを木々の幹や枝から外そうと,脚立を伸ばして,切り取り始めたけど,どうにもならない。木々の間というか,木々の見えない天井にネットワークを廻らしている。木々の保存を断念して,空中のフジネットワークの撲滅に掛かった。

 磨き上げたチェーンソーで,傾いた木の幹を切ろうとした。20度ほど傾いているので,上面から一気に伐ればいいと思った。が,誤りであった。寄生フジのネットワークが,逆に木々を支えていて,伐っていっても全く倒れない。むしろ,チェーンを咬んでしまった。

図1 フジが蛇のよう
図2 フジが上空で絡まって
図3 網戸を外した
図4 玄関の下駄箱の上に皿で整理

工具などを建物を回って取りに行くのが面倒で,建物南面のガラス戸を開けた(図3)。網戸が填まっていて,外したらかなりの数のカメムシが落下。箒を取って掃き出していたら,いつもの守宮がぼくを見つめている。つい,掃きだしてしまった。ずっと,後悔している。
ついでに,玄関の整理のために,小銭皿に続いて,鍵皿,ルーペと5mメジャーの皿,サングラスの皿,を作った。忘れ物予防である。

図5 脚立で上がってはみたけど
図6 フジ同志が絡まって
図7 チェーンが挟まって
図8 大型ノコで何とか外した
図9 見える幹の3本を地面から外しても全く倒れない
図10 ネットワークに支えられて伐った木が倒れない
図11 南の空に,木星(左),土星(中央の小さいの),金星(右の一番明るい宵の明星)が大きな弧を描く。17:43, Nov. 28, 2021

以上,伐採作業は,Nov.28,このページ記述は,Nov. 29, 2021記。

今は,今も−2

 ひとつひとつ,格闘しないと。歩いてると躓く。ちっちゃな切り株である。野田君が伐ったものだ。これを,都度つまづきの際に,退治してゆくことになるだろう。鉞(まさかり)とちっちゃなノコが有効のようだ。図12と図13。図14はちょっとぶら下がっているツルなどを整理していくと,隣家のみたくないものがはっきりと見えるようになった。伐採後のヒコバエを調整して,見えなくしないと行けない。来年の春から夏が勝負だな。

図12 鉞でちっちゃな切り株(左上)を
図13 少し大きな切り株
図14 少しサッパリ
図15 アイリスの人感センサー付き天井灯
図16 玄関の蛍光灯を外したらやっぱり古いソケット

図15 アイリスオーヤマ 小型シーリングライト 薄形 1200lm 人感センサー付 電球色 SCL12LMS-UU

図15 パナソニック(Panasonic) フルシリーズ角型引掛シーリング/P WG1000P 【純正パッケージ品】

 角形引っ掛けシーリングを,ブレーカーを落として,交換する必要がある。別のページから次のように,コピペした。
 設置法であるが,生活110番「引掛けシーリングの工事は意外と簡単?工事手順と注意点を把握しよう」が参考になる。
1 この部分のブレーカーを切る。
2 電線の絶縁被覆を剥いた部分を引掛けシーリングボディの穴に差し込む。このとき、「接地側」と書かれた方の穴に白線を差し込むようにする。もしも失敗した場合は、「電源はずし穴」と書かれた部分をマイナスドライバーなどで押し込みながらケーブルを引っ張ると、安全に取り外すことができる。
3 引掛けシーリングボディを天井にビスで固定する。

図17 玄関の蛍光灯
図18 東之間の蛍光灯
図19 玄関のものを東之間に設置

 交換はしたけど,円管のサイズが同じで明るさは変わらない。玄関の蛍光灯の一つがウィンクしていたが,glow switch starterに問題はなかった。次回は,人感センサー付き天井灯の二箇所での設置だ。昼にしないとできない。

以上,Dec. 2, 2021追記。

今は,今も−3

ブレーカーを切っての作業のために,まずは天井灯の交換を実施した。

図20 玄関そば廊下の古いソケットを外した
図21 白の電線を接地側にして
図22 新規のソケット設置済

 この玄関そばの天井灯と南に続く天井灯のブレーカーを探した。結果的には,⋯⋯⋯⋯⋯。

 古いソケットをマイナスドライバーで外した。新規のソケットはプラスドライバーで設置した。電極は白の絶縁テープ側が接地側にセットする。図21にはオレンジ色のリリースボタンがあるが,電極を差し込む場合は,これを触る必要はない。グッと押し込むこと。もともとの大工さんが歪んでボルト孔を作ったので,それに合わせた。古いボルトよりも長いので問題は無かった。

図23 玄関に近い天井に設置完了
図24 ライト点灯しない時の人感センサー
図25 北のトイレ角も設置完了

 図23は玄関そば,図25は玄関そばから北方向。二カ所,設置した。ブラックフライデーで購入。安くて,結構明るかった。

アイリスオーヤマ 小型シーリングライト 薄形 1200lm 人感センサー付 電球色 SCL12LMS-UU

この商品について商品サイズ(cm):直径約16.6×高さ約3.8(端子含まず)

定格電圧:AC100V(50/60Hz) 定格消費電力:14.4

器具光束:1200lm●演色性:80Ra●入力電流:0.25A●設計寿命:40000時間●点灯時間:約90秒(人感センサー作動時)●感知範囲:2.4m高さで直径4.0m(80°)●照度センサー感度:約100lx ●本体重量(kg):0.29

図26 配電盤。下段左端の「廊下4灯」


この配電盤下段の左端を切って,作業を実施した。このブレーカーは,通用(別館)口から入ってすぐの廊下の天井灯,右に曲がってトイレ前の天井灯,そして,本館に入ってすぐの天井灯,そして右に曲がって玄関そばの廊下の天井灯,計4灯に対応していることがわかった。

 上段の左から5番目のブレーカーは,本館の中之間天井灯1灯,東之間天井灯1灯,そして二間の南北の廊下の天井灯4灯,計6灯,に対応している。

1 課題としては,トイレ前の人感センサーの感度が低く,眞下に行かないと点灯しない。
2 そのために,正面玄関前そばの廊下から南に行って,左折してトイレ利用することを考えて,新たに2灯の人感センターを設置したのであるが,正面玄関そばの廊下から南に進行して左折するところまでは改善されたが,トイレ前の人感センサー付き天井灯までが暗いなあ。
3 祭壇前の天井灯を消して,次に点灯中の神饌用炊事場前まで行って消灯した地点では,正面玄関そばの人感センサーが反応しないので,数メートルの徒歩区間が暗くなってしまう。神饌用炊事場前の天井灯も人感センサー付きにすることは可能ではあるが,さて?

図27 密林入り口内側の最初のフジカバー樹木は完了

図27に見える樹木をやっと片付けた。結構大変だった。

図28 次はフジ蛇
図29 伐ったけど,もちろん倒れない

この木も大変だ。これからだな。周辺のフジなどを切り取ったが全く関係がないように見える。結構高い場所でひっかかっている。林地の伐採木の片付けをしつつ。

以上,Dec. 4, 2021追記。

蜿蜿と

 隣家のトラック運転手たちが駐車場所を移動してくれたので,境界部の伐採が可能なので,実施。サクラだけ何とか切ったが,フジが絡まって,まだ完了していない。このサクラだけだが,地面のフジの地下茎が歩くと靴底を刺激するので,切り取りまくったのが,成果と言えば成果か。再現がないなあ。

図30 サクラは切ったけど,落ちずに。
図31 同じサクラの切り離しのみ

図31の方は完全に撤去。図30は敷地内の地上に置き止めている。次回はこのサクラに隣接する比較的大きな落葉木の3分岐のうち,隣家にかぶる1本をまずは伐ろうと思っている。写真では見えないが数十のフジ蔓が絡まっている。一つ一つ解いての作業だ。

腰にちょっと来ている。

そういえばチェーンソーはあのまま,放っている。ノコの方がよく切れるしねえ。危険は無いしね。

実施 Dec. 8, 追記 Dec. 9, 2021