元勤め先mailアカウントからのmac上での撤退と施設内サーバーへの移行 pullout from the e-mail account on mac used for three decades and changing to the on-site lookout using Google Chrome

 永く勤めた大学で名誉教授になって大学メールアドレスは,幸い,引き続き,使えている。同世代の友人達もぼくと同じ環境にあるようだ。年賀状に記されたメールアドレスからわかる。在職中,退職後の研究継続の重要性を訴え,無理無理と言われ続けて,やっと実現できた。これには僕も密かに貢献できたと思っていたが,世の流れがそうであって,大学は単にそれに合わせたのに過ぎない,とまあ判断していいのだろう。
 2022年になって,受信も送信もできなくなった。大学に連絡したら,メールサーバーがダウンしているとのこと。一週間後も不通のままなので,ITセンターのサイトなど調べたが一切,情報がない。サポートに電話した。復旧しているという。これまで使ってきたIMAPは対応しなくなったとのこと。このIMAPの前はPOPであったが,どんどん変わる。セキュリティと容量の問題か?
 で,サポートの方とのやり取りで,EXCHAGE方式になったとのこと。ぼくの現行機種 macbookpro 15″ early2014のmac os x sierraでもEXCHAGEはあるが,うまく行かない。ちなみにmacbook17″middle2009にもEXCHANGE2007があり,これも当然だがうまく行かない。EXCHANGEも当然ながら対応バージョンがあるということだ。それで,結局,ぼくの現行機ではmailが使えないということになった。
 メールのやり取りのなかで,サポートの方のメールサイト名 outlook.office365.com,のテキストが何故か青くリンク表示になっていたので,クリックしたら,何と大学の僕のメールサイトに直接繋がった。Google Chromeがぼくのメーンインターネットアプリであるが,Chromeでは,大学のメールサーバーへのログイン手続きも必要なく,常時接続になった。
 ITセンターの二人目のサポートの方はマックユーザーで,前述のように,僕の現行機が現在のEXCHANGEに対応しないのだろうということで,僕は納得したのであるが,僕のmail画面の左のペーンのアカウントと受信フォルダーに,非接続のアイコン〇〜があって気持ち悪いので,メールコンテンツの残して,アカウントを削除したいという相談をした。
 昨晩,MBPro17″で実験すると,アカウントを削除すると,mailの左ペーンにあった各種フォルダアイコンがすべて消えてしまう。つまりファイルが消える?。このメールコンテンツの保管をどのようにするのか,わからない,という質問をした。話の流れの中でわかったことであるが,メールに添付されているファイルなどは実はmac本体に取り込まれているのではなくて,リンクに過ぎないのだという。サーバーのファイル群が見えているのに過ぎないらしい。
 そして,このアカウントでのメールのやり取りはすべて!削除されずに残っているという。chromeで見て行くとどうもそうらしいのである。これには喜びのアストニッシュであった。この大学も捨てたものじゃない,らしい。
 僕のレンタルサーバーのメールアドレスは安心だと思っていたが,もっと安心なのが元勤め先の大学であった? もちろん,名誉教授になってからは毎年更新をしないと切れてしまう。切れたら全部削除されるであろう。何かで倒れて更新できなくて,回復して使おうとしたら,前面削除されていた,という悪夢は,もちろん,正夢となるのであるが。@….ac.jpの場所表示は,研究を続けて行く上で重要で,世界遺産地の調査許可を得たり,貴重書などを借りたりなどすることができるのである。併せて,何とか歩いても自転車ではもちろんアクセスできる阪大綜合図書館での利用カードなども得ることができたりする。

Jan. 21, 2020記