学術雑誌『大本教學』コンテンツ contents of the academic journal ‘Ōmoto Kyōgaku’

はじめに

 現在作成中の報告で,以前,『大本教學』のアーカイブズを利用しようとネット検索したが,ヒットしなかった。『大本教學』は三代教主一派の心無い人々,とくに,「四代教主」三諸聖子の夫三諸齋によって廃刊されたのであるが,それにしても,ヒットしないのが解せない。廃刊行為はなんとも教団にとって自殺行為であるが,執筆の人材が枯渇しつつあるのではとは思う。

 それで,本日,国立国会図書館デジタルライブラリーで,大本教學,を検索したのであるが,大学図書館などの目録などでは一部見られるが,雑誌そのものはヒットしない。宗教法人発行のジャーナルを国会図書館が意図的に収集しないということはありえないのだが,国立国会図書館に教団おほもと(大本)から申請しなかったり,国会図書館からの送付要望に対応していなかったのかもしれない。ただ,木庭次守がそれを怠るというのは信じ難いことではある。

 ぼくが今,問題としているのは,『大本教學』が歴史から消えてゆく危惧である。一般の人々の『大本教學』へのアクセスはかなり難しいと思われる。教団おほもとの発行物は基本的に非売品である。スキャナーでデジタル化をして,貴重な資料や木庭次守などの報告はテキスト化をしたいと思っている。

 情報が揃ったら,国立国会図書館に資料送付の連絡をしようと思う。

1. ドキュメントスキャナー

 手持ちのA3対応プリンターで問題ないのであるが,以前使用していたドキュメントスキャナーの使い勝手が良かった(給紙ロールが溶けてしまい廃棄した)ので,一応,調べてみた。

一つ目,DS-571W WiFi CERTIFIED/Document Capture Proe-文書対応

オープンプライスエプソンダイレクトショップ
販売価格(税込)   48,400円

アマゾンで,41,700円。

二つ目,リコー PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1400 (最新/高速毎分40枚/両面読取/ADF/ワンボタン操作/USB接続/シンプル/書類/レシート/名刺/写真)  Wi-FiよりもUSB接続の方がいいだろうな。

 アマゾン36,964円(税込) ぼくが持っていたスキャナーはScanSnapという名だった。リコーかあ。給紙ロールの弱点は改善されたのだろうか。と,調べてみると,ユーザーの全員が体験している。改善されていない。メーカーの策謀なんだろうなあ。

 ScanSnapって富士通だと思っていたけど,何でリコー?って,調べてみたら,2022年にリコーにイコウしたらしい。何と業務用スキャナーの世界シェアが50%だって?
 価格コム EC JOYで,35,590円。PFU ピーエフユー FI-IX1400A ドキュメントスキャナー ScanSnap 両面読み取り可 A4/はがき/名刺/レシート 600 dpi USB接続

 まあ,これを買うことになるだろうねえ。

三つ目,ScanSnap iX1600 FI-IX1600A [ホワイト] がスタンダードみたいだねえ。 43,299円かあ。

  ScanSnap iX1600 FI-IX1600A-P 2年保証モデル [ホワイト] 43,641円かあ。2022年3月発売。もう三年たったから,新製品がでるんではないかあ。
 口コミ: その後も折を見て活用していますが、追加で気づいた点として2点記します。
① 前機種ix500の場合、一度で読み取れない分厚い書類の場合、紙が少なくなってきた時に、スキャンしながら手で少しずつ紙を追加するか、複数回に分けて読み込んだPDFを、後でツールで合体させるなどで対応し、手間がかかっていました。
本機種は、先ずトレイに入るだけ紙を入れて読み取らせ、終わった時に「追加での読み込み」が選択でき、複数回の読み込みで一つのPDFファイルに統合されるので、とても重宝しています。
② 普段はA4やB5などの用紙の読み込みが多いですが、たまにレシートや名刺など小さな紙を扱うこともあります。その際、付属の名刺・レシートガイドを取り付けると、小さな紙もスムースに読み込むことができ、またそのままA4などの紙も扱えるので、最近はガイドをつけっぱなしにして使っています。
また、今後何か追加があれば、この場でレポートさせて頂きます!

以上,2025年1月31日。

 一連のScansnapは富士通,リコーいずれも,旧機種の切り捨てを容赦なくする企業で,全く信用していない。EUの環境基準に合わせているが,単に売るためだけで,社会貢献的発想は欠如している。ただ,Scansnapはいいので,発売後三年を経過しているので,新たな機種が発売されたら,購入したいと思う。

2. 書物をまとめてスキャンするには

高儀(Takagi) GISUKE Cクランプ 50mm グレー

 工具として,木材に糊付けなどをするために,一時的に2枚の板で挟み込むツールがあるはずだ。それを使って,本を挟んでディスクグラインダーで製本糊部を切り取るという発想を今,している。アマゾンで検索したが,ガイド付きのクランプはない。価格も考えて,次がベストだな。高儀(Takagi) GISUKE Cクランプ 50mm グレー たとえば,50mmは290円。

 このクランプを3個,購入すれば,カッティングの際に移動して使うことが可能だろう。

LION裁断機 B4 Pape-rcutter 212N

 ディスクグラインダーを使うのはおおごとなので,裁断機はどうかと,プリンターなどの後ろに置いていた埃まみれの裁断機を取り出した。ネットでは中古で廉価だと2000円ほどで売っていたようだ。かなり高かったように思うが1回使ったかどうか。

 この裁断機ではクランプは使えないし,使う必要性もない。これを使うことにしよう。

 プラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309 40,773 税込円,というのがあるが,これは厚さ15mmまで。ちょっと不足だなあ。手押しは安全でいいのだが。

 上掲の裁断機でも,本そのものを直接,裁断できない。

 クランプ3本利用で,ステンレスの細い板を買って,ディスクグラインダーで切り落とすのが一番いいかもなあ。 そう考えて,5 本の電子化(自炊)で裁断機として使えるか Feb. 2, 2025 のように,新たなディスクの購入を考えたが心変わりした。

オルファ(OLFA) 円形刃カッター ロータリーカッター45 234B

オルファ(OLFA) 円形刃カッター ロータリーカッター45 234B 870円税込。さきほどコーナンプロで見たが,税込1408円。

これは中型だが大型になると歯がかなり高くなる。

 さて,クランプとステンレス角巻をコーナンで購入してきた。かなりちっちゃくてコンパクトなものを購入(税抜382×2円)してきたが,手元の大本教學No. 19(3cm厚)をステンレス角巻を使うとすると挟めない。このあと,返却に戻らないといけない。

 またしてもアマゾンでみて,近与(KONYO) SUN UP 工作台用クランプ 大 CSー15 シルバー 金具 cクランプ 369円税込で2個,が気に入った。材質が鉄というのがやばいかもしれない。

 このサイズだといま手元にある書籍は3cm厚なので,ステンテス角巻2本使っても,問題がない。

材質
ブランド近与(KONYO)
商品寸法 (長さx幅x高さ)5.5 x 13.4 x 2.1 cm
シルバー
スタイルツール,サンアップ
商品の重量0.22 キログラム

ステンレス角巻の切断 100cm/2
近与(KONYO) SUN UP 工作台用クランプ 大 CSー15 シルバー 金具 cクランプ

3. 目次

 飯塚さんに問い合わせて,大本教学 (教学誌) の氏のページを教えていただいた。不足分は当方がお送りする約束をした。飯塚さんのページでは,目次がないのはNos. 4, 18, 19。出版情報などがないのは,Nos. 3, 13-16である。飯塚さんのテキスト情報も使いつつ,手元の現物で確認しつつ,ここに目次をまとめる。雑誌表題については,創刊号では大本教学院編『大本教學』とあるが裏書ではおおもと『大本教学』とある。編者名は,号によって,教学研鑽所編,大本教学研鑽所編とあるが,ここでは,大本教学研鑽所編『大本教學』としたい。随時追加更新してゆく。

 なお,冒頭の目次と実際の報告の間で,タイトルが必ずしも一致していない場合があり,シリーズでの論文タイトルに統一性が見られない場合もある。前者は著者の責任ではないし,後者の場合も編者が著者に注意喚起をするべきである。このような体制が不完全と言わざるを得ないのである。ここで示す目次タイトルはもちろん報告自体のものに統一している。

 日本では「・」の使い方がおかしい。なんで気づかないんだろうか。耐えられないので一部,表現を替えている。

創刊号

  • 創刊の辞 pp. 2-3
  • 救世の神業と救いの信仰  桜井八洲雄 pp. 4-14
  • 神について 土井靖都 pp. 15-33
  • 大本教典の範囲 木庭次守 pp. 34-47
  • 大本史観について 喜多哲良 pp. 48-60
  • みろくの世に就いて 鈴木祥雄 pp. 61-66
  • 世界・日本・大本 成瀬邦男 pp. 67-77
  • 恵みの賜もの ー「和解」誌よりー 土居真俊 pp. 77-78
  • 教学院通報・後記 桜井八洲雄 pp. 79-80

 昭和35(1960)年2月4日発行。編集兼発行者: 桜井八洲雄,発行所: 大本教学院。
 後期には,執筆者を教団以外からも募りたいとあり,編集事務として山本荻江が働いたことが桜井によって記されている。

第二号

  • p002/巻頭言
  • p005/朝嵐/出口王仁三郎
  • p013/大本の宇宙観/出口うちまる
  • p022/大乗と小乗/桜井八洲雄
  • p029/神定聖地の神殿造営の意義/木庭次守
  • p045/神国の世/篠原義雄
  • p058/「巨旦、蘇民」両将来の意味/佐々木のぼる
  • p073/噴水
  • p079/大本神諭と一つの主権

大本教學第二号PDF

第三号

  • p002/巻頭言
  • p005/「私の手帖」より/出口直日
  • p011/神国建設の天業/土井靖都
  • p038/世界情勢の変貌と立直しの実証/大国以都雄
  • p047/大本の基本思想/桜井八洲雄
  • p062/続「大本の天業使命」の問題点/佐々木のぼる
  • p071/噴水
  • p072/編集後記

大本教學第三号PDF

第四号

  • 朝嵐 (1) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-11
  • 教育について ①喬育(「霊界物語」抄),②教育の基礎(「出口王仁三郎全集」抄),③教育の三大事(「信仰叢話」抄),④教育私見(「こころの帖」抄) pp. 12-20
  • お筆先断片考 (1)  出口うちまる pp. 21-23
  • 出口聖師の言葉を研鑽する (1) 大国以都雄 pp. 24-31
  • どういう神さまを拝んでいるか 桜井重雄 pp. 32-37
  • 世界競輪の二大根本義 木庭次守 pp. 38-40
  • 大本祭儀史考=開教時代 「大本年表」摘録 米川清吉 pp. 41-53
  • 資料紹介: 出口聖師の吉岡談話 pp. 54-55
  • 教学の研鑽を望む 大国以都雄 pp. 56-61
  • 大本教義から見た健康道 (1) 三浦一郎 pp. 62-72
  • 霊界物語「資料篇」刊行について 大本教学研鑽所 pp. 73-83
  • 編集後記 伊藤栄蔵 p. 84

 昭和44(1969)年2月3日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

第五号

  • 神と人(「霊界物語」67巻6章より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐 (2)第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-11
  • お筆先断片考 (2) 出口うちまる pp. 12-15
  • <遺稿> 大本の神観 桜井八洲雄 pp. 16-21
  • 神話と国教について 大国以都雄 pp. 26-35
  • 弥勒神について 木庭次守 pp. 36-45
  • 当面する日本農業の問題点 出口新衛 pp. 46-49
  • 大本教義から見た健康道 (2) 三浦一郎 pp. 50-60
  • 出口王仁三郎聖師歌日記 ─霊界物語ご校正時のもの─ 自昭和八年十二月十日至昭和十年六月二十五日(未発表) pp. 61-88
  • 大本年表(一)開祖ご生誕~大正三年十月 大本教学研鑽所 pp. 89-120
  • 編集後記 米川清吉 p. 121

編集後記には,本号で大本年表第一回を掲載し,順次掲載するとある。桜井重雄(八洲雄)の昇天が報告されている。この遺構は「過ぐる年天恩郷でのエスペラント大会に海外から参会した人たちへの大本神観」の内容のようで,日本で初めて開催された国際エスペラント大会での本部長としての挨拶としてまとめられたものであろう。

 昭和44(1969)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

第六号

  • 本源の神(伊都能売の神諭より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐 (3) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-12
  • 宗教と政治 出口王仁三郎 pp. 13-15
  • 「大本神諭」編纂について pp. 16-21
  • 〝大本教旨〟について 木庭次守 pp. 22-29
  • 神道観から大本神観へ 大国以都雄 pp. 30-37
  • 大本祭儀史考 (2) ー出修(その一)ー 米川清吉 pp. 38-55
  • 大本神の救世経綸と日本 木庭次守 pp. 56-69
  • 当面する日本農業の問題点(二) 出口新衛 pp. 70-78
  • 出口王仁三郎聖師漢詩集 ─霊界物語余白記載─ pp. 79-88
  • 大本年表(二)ー大正三年十一月〜大正十年六月ー 大本教学研鑽所 pp. 89-120
  • 編集後記 米川清吉 p. 121

昭和44(1969)年11月6日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。

第七号

  • 王ミロク 出口王仁三郎(「水鏡」より) 出口王仁三郎
  • 朝嵐 (4)  第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-13
  • 大本は宇宙意志の表現 ─宣伝使の覚悟と職責について─ 出口王仁三郎 pp. 14-21
  • 大本三大学則 木庭次守 pp. 22-34
  • 大本祭儀史考 (2) ー出修(その二)ー 米川清吉 pp. 35-57
  • 宗医一体の医学を目ざして ─序説─ 広瀬静水 pp. 58-65
  • 五六七の生活 ─衣食住・教育の巻─ 木庭次守 pp. 66-80
  • 出口王仁三郎聖師歌碑集録 附出口聖師歌碑分布図 (昭和四十五年二月現在) (木庭次守) pp. 81-111
  • 大本年表(三)ー大正十年六月~大正十三年十月ー  pp. 113-143
  • 正誤・補遺・疑問点 年表(一) ー明治三十一年までー 大本教学研鑽所 p. 144

  昭和45(1970)年4月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

第八号

  • 宗教の目的(「神聖」誌より) 出口王仁三郎 p. 1
  • 朝嵐(5) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-12
  • 愛善道の根本義 附「天を畏れよ」「応病施薬」 出口王仁三郎 pp. 13-19
  • 大本四大綱領 木庭次守 pp. 20-33
  • 開教八十年と報身みろく神業 附三代教主御就任後の大本年表 伊藤栄蔵 pp. 34-55
  • 言霊学雑感 山藤暁 pp. 56-65
  • 出口王仁三郎聖師漢詩集 その二 pp. 66-71
  • 第二次大本事件裁判事務所 附控訴審裁判事務所日誌,上告審書類作成事務日誌 木庭次守 pp. 72-88
  • 大本年表(四) ー大正十三年十月~昭和四年一月ー 大本教学研鑽所 pp. 89-120

  昭和45(1970)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

第九号

  • 聖地(霊界物語第49巻抄) 出口王仁三郎 p. 1
  • 日本国の本義 附地理学上および国魂学上より見たる日本と世界の比較対応地図 出口王仁三郎 pp. 2-16
  • 朝嵐 (6) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 17-33
  • お筆先断片考(三) 出口うちまる pp. 34-40
  • 神定聖地の意義 木庭次守 pp. 41-73
    • 一,天地剖判と聖地 p. 42
    • 二,言霊の発生地としての聖地 p. 42
    • 三,聖地の言霊解 pp. 42-48
    • 四,聖地の範囲 pp. 48-49
    • 五,宇宙の組織上より見たる聖地 pp. 49-50
    • 六,御経綸より見たる聖地 pp. 50-54
    • 七,地上天国 p. 54
    • 八,聖師様の御歌 pp. 54-59
    • 九,綾部と亀岡 pp. 59-73
  • 大本四大主義 木庭次守 pp. 74-85
  • 世界宗教者平和会議要録 伊藤栄蔵 pp. 86-112
  • 大本年表(五) ー昭和四年二月~昭和七年二月ー 大本教学研鑽所 pp. 113-143
  • 疑問点・補遺 p. 144

  昭和46(1971)年2月3日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記省略。

第十号

特集五六七神

  • ミロク神関係口絵 
  • 弥勒神<短歌> 昭和青年・朝嵐・神の国 抄出歌 pp. 13-17
  • ミロクの語源と意義 pp. 18-23
  • ミロクの神名 pp. 24-30
  • ミロク神の神格と救世の神業 pp. 31-40
  • 救世主は五六七神・神素盞嗚大神 pp. 41-44
  • 弥勒は出口聖師 pp. 45-58
  • 法身弥勒・応身弥勒・報身弥勒 pp. 59-68
  • ミロク三会と王ミロク pp. 69-72
  • 弥勒胎蔵経と霊界物語 pp. 73-78
  • ミロクの種別 pp. 79-85
  • ミロクの神の別称 pp. 86-93
  • 弥勒出現の時期と出口聖師 pp. 94-105
  • 西王母 pp. 106-118.
  • あとがき 木庭次守 p. 119

  昭和46(1971)年11月6日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。あとがきは,編集後記にあたる。

第十一号

続五六七神特集

  • ミロク神関係口絵 pp. 1-8
  • 朝嵐 (7) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 12-28
  • 続五六七神特集 pp. 29-98
    • まえがき 木庭次守 p. 30
    • ミロクの語源と意義 pp. 31-36
    • ミロクの神名 pp. 37-39
    • ミロク神の神格と救世の神業 pp. 40-41
    • 救世主は五六七神・神素盞嗚大神 pp. 42-43
    • 弥勒は出口聖師 pp. 44-46
    • 法身弥勒・応身弥勒・報身弥勒 pp. 47-48
    • ミロク三会と王ミロク pp. 49-51
    • 弥勒胎蔵経と霊界物語 pp. 52-54
    • ミロクの種別 pp. 55-58
    • 弥勒出現の時期と出口聖師 pp. 59-64
    • 西王母 pp. 65-68
    • 五六七出現の聖地 pp. 69-72
  • ミロク神関係中絵 pp. 73-88
    • 大本教学第十号特集 五六七神写真説明 pp. 89-93
    • 大本教学第十一号 続五六七神特集写真説明 pp. 94-98
  • 資料 原典復刻(一)
    • 復刻の意義 p. 100
    • 回顧録(一)(五九〜七五) pp. 101-117
    • 回顧録(二)(七二〜七三) pp. 118-119
    • 故郷乃弐拾八年(三五〜四七,四四と四五の配置が逆転) pp. 121-133
    • p134/皇典と現代 六 大蛇退治之段(四〜一五) pp. 134-145
    • 謡曲言霊録 一、西王母(三六〜五二) pp. 146-162
    • 謡曲言霊録 二、巻絹(五三〜五八,五三と五四が逆転) pp. 163-168
  • 附 ミロク神活動表および五六七神定の聖地 木庭次守
  • 大本年表(六) ー昭和七年三月~昭和八年十一月ー 大本教学研鑽所 pp. 169-200

  昭和47(1972)年2月4日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

第十二号

特集五六七の世

  • ミロク神関係口絵 pp. 1-8
  • 朝嵐(8) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 12-26
  • 五六七の世の構想 pp. 27-121
    • まえがき 木庭次守 p. 28
    • 天運循環による地球の完成 pp. 29-33
    • 宇宙創造の神々の経綸成就 pp. 34-43
    • 施政方針は霊主体従 pp. 44-47
    • 万聖の大集会(神庭会議) pp. 48-50
    • 祖神の降臨される神定の聖地 pp. 51-62
    • 惟神の憲法制定 pp. 63-70
    • 国魂の配置はみろくの世界経綸 pp. 71-74
    • 神宝の完備によるみろくの世 pp. 75-90
    • 有形(軍備)無形(敵愾心)の障壁の撤廃 pp. 91-96
    • 万民和楽の産霊の経済 pp. 97-98
    • 農村中心の社会 pp. 99-105
    • 徳主法従の教育 pp. 106-115
    • 芸術と宗教の一致 pp. 116-118
    • 真の宗教の出現 pp. 119-121
  • 日本の神代文字 木庭次守 pp. 122-143
  • 大本史跡めぐり① 秘められた由緒 ─亀岡篇─ 塩見雅正(文)・窪田英治(写真) pp. 144-173
  • 対談 救世の神業と立替え立直し ーその目的と方法,当事者,範囲,経綸地等─ 木庭次守・出口和明 pp. 174-192

昭和47(1972)年8月7日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

第十三号

  • 朝嵐(9) 第二次大本事件回顧歌 出口王仁三郎 pp. 2-26
  • 教学序想(一)日本について(国体論)を読んで 出口栄二 pp. 27-35
  • 見真実 出口和明 pp. 36-55
  • 神々さまの立替立直 大国美都雄 pp. 56-61
  • 宇宙主神の世界経綸 ー霊界物語全巻から観たー 木庭次守 pp. 62-79
  • 神誓神約 ー神諭に照らしてみた大本歴史ー 徳重高嶺 pp. 80-87
  • 神の実在について 三浦一郎 pp. 88-96
  • 大本年表(七) ー昭和八年十一月~昭和十年七月ー 大本教學院 

  昭和49(1972)年9月8日発行。編集兼発行者: 伊藤栄蔵,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

第十四号

  • 口絵写真: 草を刈る出口聖師(昭和6年7月),二代教主道歌染筆
  • 神歌 出口王仁三郎 pp. 4-13
  • 歴史のはじまり 大国美都雄 pp. 14-22
  • 農は国の大本なり 出口新衛 pp. 23-29
  • 予言書として視た霊界物語 木庭次守 pp. 30-39
  • 大本教学研鑽の基本問題 葦原万象
  • 綾の聖地(1) ー金竜海について─ 徳重高嶺
  • 丹波王朝時代と「桑田宮」について 三浦一郎 pp. 58-68
  • 「祝詞」にみる大本主神観 ー研鑽資料としてー pp. 69-121
  • 大本教祖伝 出口和明 pp. 122-196
  • 大本年表(八) ー昭和十年八月〜昭和十年十二月八日 附当局メモー 大本教学研鑽所 pp. 197-212

  昭和50(1975)年4月6日発行。編集者: 窪田英治,発行所: 大本教学研鑽所。編集後記なし。

第十五号

特集・神島

  • 口絵写真: ①神島の二代教主碑(みろくのおほかみ) ②二代教主筆「神島」 ③神島の国土地理院航空写真(昭和49年11月2日) ④神島大神現地祭 現地参拝 ⑤神島(炮烙島)近景 ⑥高砂市向島の遥拝地 ⑦高砂神社(境内の三代目相生の松の保存所) pp. 1-8
  • 弥勒出生(「霊界物語」第56巻総説から) 出口王仁三郎 p. 9
  • 教祖神諭 pp. 12-13
  • 弥勒神(「昭和」昭和7年8月号 神歌) 出口王仁三郎 pp. 14-15
  • 神仏無量寿経(「霊界物語」第六十七巻) pp. 16-19
  • 救いの神の出現 ー神島の一考察ー 大國美都雄 pp. 20-24
  • 大神経綸の世界改造運動 ー神島と神の経綸史ー 木庭次守 pp. 25-37
  • 大本神諭と神島 徳重高嶺 pp. 38-55
  • おふでさき(大正五年旧九月十一日) 出口ナオ pp. 41-47 
  • 神島ノート 出口三平 pp. 56-183
    • p057/①神島に関する一般的知識
    • p076/②霊界物語にみる神島の一考察
    • p099/③大正五年の神島開き
    • p134/④神島開き以降
    • p166/⑤神島開き六十周年の意義
  • 挿絵写真: ①大正八年大本王仁書 ②神島開き時の賢和田(さわだ)姫命の神姿の聖師(大正五年旧5月25日 現地にて) ③賢和田姫命(豊雲野尊)の神姿の聖師 神島開きの後,綾部の神苑にて記念撮影 ④大正5年旧5月25日の神島開きの集合写真 ⑤綾部神苑の金竜海の神島 神霊鎮座 大正5年秋 ⑥大本開祖の神島渡島 大正5年旧9月9日 全体の記念撮影 そして⑦開祖周辺のズームイン ⑧旧金竜海の神島の天の御三体の大神を奉斎された大八洲神社 祠前の石柱は神代文字 向かって右はアメノミハシラ(伊邪那岐大神),左はクニノミハシラ(伊邪那美大神) ⑨旧金竜海の神島 ⑩神島開きの墓目の法を再現される自叙伝映画の一コマ ⑪昭和10年10月6日(旧9月9日)の神島参拝 ⑫同日の出口聖師と二代教主同伴の最後の神島渡島 pp. 89-96
  • みろく様のご因縁(昭和26年4月8日みろく大祭にて「神の国」六月号) 出口すみ子 pp. 167-172
  • 《座談会》 太初瑞霊顕現地 ー神島開き六十年の意義ー pp. 184-200
  • 大本年表(九) ー検挙と裁判ー pp. 201-216

第十六号

  • p008/山上の神訓(霊界物語第六十三巻)/出口王仁三郎
  • 教学シンポジウム 第一回 教学について 大本三大学則・大本教旨をめぐって
  • みろく論集
  • p121/出口王仁三郎聖師著作総目録─機関誌・紙(一)─

第十七号

特集・万教同根シンポジウム

  • p004/万教同根(霊界物語第六巻)/出口王仁三郎
  • p006/序にかえて/出口栄二
  • 第一回シンポジウム
    • p009/大本教学における万教同根論
      • p012/報告一、大本教団史上の立場から
      • p019/報告二、教義資料の立場から
      • p031/報告三、教学上の立場から
      • p050/自由討論
    • p079/第一回シンポジウム提出資料
  • 第二回シンポジウム
    • p197/救世の経綸と万教同根論
      • p199/報告一、大本の神観
      • p211/報告二、大本の善悪観
      • p219/報告三、大本史における宗教提携の実際的内容
      • p228/報告四、霊界物語における宗教提携の原理
      • p232/自由討論
    • p269/第二回シンポジウム提出資料
  • 講演
    • p295/イスラムの宗教/加賀谷寛
    • p309/カトリックの立場/田中健一、東門陽二郎
  • 第三回シンポジウム
    • p335/共同礼拝はどこまで可能か
      • p340/報告一、教学的立場から
      • p345/報告二、祭祀に関して
      • p346/報告三、最近の動きをふりかえりつつ
      • p356/自由討論
    • p373/第三回シンポジウム提出資料
  • 京都国際会議場シンポジウム
    • p407/諸宗教間の協力について
      • p413/基調講演(S・P・ロジャーズ、岸英司)
      • p426/パネルディスカッション
        • p426/報告(関本肇、出口栄二、平井直房、坂東性純)
        • p445/補足・一般質問
      • p452/一般討議
  • コルモス第十四回会議報告
    • p473/現代において『聖』とは何か─大本の立場から─/出口栄二
  • 万教同根論集