懸案の床下工事 pending an underfloor construction
はじめに
懸案の東之間の一部で畳の上を歩いていて少し凹むというストレスから解消された。父生前からこの現象があって,ぼくが指摘したら父がタニハが壊れるというニュアンスの発言をして,ちょっと驚いたことがあった。ぼくはタニハは父のテリトリーと思っていたので,大工さんを手配するという発想には至らなかった。お金には不自由しなかったので,そうすればよかったといまだに後悔しているのである。
退職後,とにかく屋外の激烈な樹木と雑草に脅かされて戦ってきたので,この懸案をずっと後っぱなしにしてきた。他の普請をお願いしている方と雑談していて,見積もりがでてきて,いつでもという僕の発言もあって,やっと大工さんが入ってくれた。
1. 見積もり
12日乃至15日は閉栓期間で,15日朝開栓。幸い天候もよく,出かけることができた。図0の床の構造図はなかなかいい。
父が本箱を置くために強固なセメント枠を設定したために,地下からの湿気の出る場所がなかった。大工さんの責任であるが,無知な人は多い。父が責任者ではない。ただ,特別注文だったので,大工さんが対応できなかったのである。建築とその環境を理解していないから,このような結果になったのである。
以前しろあり退治の会社に来てもらって,コンクリート枠の一部を割り,換気扇を設置した。その結果,びしょびしょだった床束(ゆかづか)が乾燥はした。ぼそぼそになった。
コンサルが用意した最初の大工さんは見積もりしたがベニア製のコンパネを設置するものであった。コンサルの方に問い合わせて,コンパネは耐久性もなく不適当として却下。図0でもコンパネが使われているがこれはよくない。すぐに腐る。既存の無垢の杉板の床下板は白カビなどが付着しているが問題ないとぼくは考えた。もし問題があるのであれば,ぼくが用意したいと考えた。
コーナンプロで見て,5メートル長以上の杉板がべらぼうに安い。2000円ぐらいだったか。運搬のための2トン車も無料で貸してくれるらしい。ただ40分以内なので,交渉次第だろうなあ。モノタロウだと固めて注文すれば送料無料だからこちらの方がいいかもしれない。
さきほどの一人目の大工さんは床板が割れた場合は‥と言っていた。床板は全部ぼくがしようと考えていた。
さわはた畳屋のブログから左図を頂戴した。
2. 工事 Dec. 13 to 15, 2024
結局,最初の大工さんは,もうからない,と考えて,逃げ出した。コンサルの方のはなしでは現在の工事から当分は抜けられないという理由だ。材料費を水増しして儲けようとしていたのであろう。
二番目の大工さんが正解だった。亀岡在住の方だ。床束は木製ではなくて,鉄骨にメッキされたものだ。図2では,彼がコンクリートの束石との間を接着剤で止めている。綺麗な仕事だ。高齢の助手の方と二人での作業であった。
図3にはシロアリ駆除業者が残したハツリ結果のコンクリートの塊がみえている。これは今回,外に運び出してもらった。図4には換気扇が。更新して2台目である。図5にみえるように,周囲障子や壁面をすべて養生されている。
図6の奥が工事されている東之間だ。図7は床板を載せ終わったところ。一部補修されている。
図8,9,そして動画1は,中之間関連のもの。一人目の大工さんは,中之間にはチェック用の出入り口が無いと言っていたが嘘だった。まともに見ていない。動画1には床下の部材の様子が見える。問題ない。
図10,11の廃材はぼくが処分する約束だ。図12はシロアリ業者が残していったコンクリート塊。
カローラに積み込んだが,図14, 15の部材が残った。次回だ。雨に濡れるので,続けて廃棄作業をした方がいいだろう。
図16, 17のように,掃除した。これで一仕事が終わった。
今日,廃材を持ち込んだ。70kg=400円(400円/70kg= 57円/10kg)+40円だった。やっすー。次回は残りだ。
ああそうだ,釘を1本,玄関の玉砂利に飛ばしてみつかっていない。明るい時に捜索だなあ。転がってカローラがパンクでもしたら大変だ。
以上,2024年12月16日。
3. 廃材処分
12月15日に廃材を運び出して翌日クリーンセンターに。70kg。そして,17日も残りを運び出して今日クリーンセンターに。60kg。後部座席を戻した。夢子さんファミリーが正月には来てファミリーでこのカローラでどこかにお出かけだろうから。
以上,2024年12月18日。