電子レンジをタニハに introducing a kitchen microwave to Taniha Institute

 ブラックフライデーで何かを買おうと思っていた。タニハに通っているがこの季節,冷たいお握りや弁当を食べている。オーブントースター(厨房を実験室に 図18,では川口さんの来訪に合わせて購入)では暖められない。

 アマゾンに掲載されていたが,保証期間の延長がないので,この頃のお得意先になっているJoshinをチェック。1500円ほど高いけど,5年延長保証が廉価であるので,ブラックフライデー対象商品ではないのだけど,次のものを購入。正面の操作盤には,あたため,などのどうにも受け入れにくい表示がなく,日本人が設計したと思われないほど,オシャレだ。これが禍して売れていないようだ? 山善ビズコム では, 15, 180円。マニュアルのダウンロードサイトも見つからない。宣伝部のレベルが低いんだな。エンジニアが良くても。

電子レンジ 18L ブラックYAMAZEN フラットタイプ YRL-F180-B 会員様web価格 12,980 円

 図1のように開封して図2の弁当を食べながら,説明書を読んだ。プラスチックごとの暖めができるのはそういう表示がないと駄目だという。買ってきた弁当箱の裏には,図2のように,電子レンジOK,という表記がある。安心だ。

図1 Dec. 4, 2023開封
図2 スーパーで買ってきた弁当箱の裏に

 暗くなっても,何とか北ヤードの西部生垣の伐採を完了した。そして,セッティングをした。オーブントースターの横にそのまま並べるスペースが無くて,図3のような配置にした。まあ,問題ない。操作盤がオシャレだ。気にいった。

図3 オーブントースターと垂直に並べて
図4 正面から

 さて,説明書は極めてシンプル。弁当の暖め参考時間も書かれていない。50Hz地域だと500W,60Hz地域だと600Wとあるが,日本のその区分の情報もない。教えてかんでん,には次のように。
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日本で電気が使われるようになったのは、明治時代に入ってからのこと。そのころの日本は、電気をつくるための発電機を、外国から輸入しなければならなかったんだ。そして、東京には「ドイツ製」の発電機が、大阪には「アメリカ製」の発電機がそれぞれ輸入され、電気をつくりはじめたんだ。ところが、東京にやってきたドイツ製の発電機は、周波数が「50Hz」の電気を、大阪にやってきたアメリカ製の発電機は、周波数が「60Hz」の電気をつくる発電機だったんだ。やがて、大阪と東京を中心に「50Hz」と「60Hz」という2つの周波数の電気がたくさんつくられるようになり、そのまま全国に広がってしまったんだ。
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 中学校1年か小学校の時に学校で習っていたのだが,関西はどっちか忘れてしまっていた。60Hzだから600Wだ。ラッキー。

コンビニのあたためはなぜ早い?電子レンジの加熱の仕組み/キッチンは実験室(46・上) に基づくと,

レンジの温め時間の計算式

自宅の電子レンジは500Wなのに、レシピは600Wというケースに悩んでいる方は、次のような計算式を参考にしてください。

「600Wを基準とし、500Wは1.2倍、700Wは0.8倍」

これをもとに具体的に計算するとこのような値が目安として出てきます。

600Wで1分=500Wでは1分10秒、700Wでは50秒
600Wで2分=500Wでは2分20秒、700Wでは1分40秒

さて,
コンビニなどにある業務用の電子レンジは1500Wで20~30秒程度でお弁当を温められます。家で温めると600Wで数分かかるほどの違いです,とあるので,さし当たり,3分としてみようか。

 パナソニックのサイトに,【レンジ】手動加熱するときの目安時間 情報が整理されていた。iPhoneのアプリも調べたが,お門違いで,役に立たない。単純な計算式で表示しているだけ。

さし当たり使いそうなパナソニック情報を次に。

常温,冷蔵ともに。

 <飲み物>
 コーヒーだと,1杯 (150ml) レンジ600W, 約1分~1分30秒
 お酒(ワインも?),1本(180ml) レンジ600W 約1分

 <ごはん・弁当・パン類>
 お弁当 400g レンジ600W 約1分30秒~2分
 スパゲティ・焼きそば レンジ600W 約3~4分

 <カレー・シチュー・スープ類>
 カレー・シチュー 1人(300g) レンジ600W 約2分30秒 ※ラップ有
 粒入りスープ 1(180ml) レンジ600W 約1分30秒~2分 ※ラップ有
  コーンの粒やあさりなどが入ったスープは具がはねやすいので、「レンジ」500Wで様子を見ながら加熱してください。

 台所のキッチンの引き出しからサランラップも見つけて,レンジのそばに置いた。あとは,容器が必要かどうかだなあ。

以上,Dec.4, 2023記。