屋外トイレ基礎を電動コンクリートハンマーで撤去 clearing out the concrete basement foundation of the former outdoor toilet using an electric chipping hammer

はじめに

 生け垣伐採ののちに,屋外トイレ基礎撤去をしようと思ったが,白蝋病になっても困るので,生け垣伐採と併行するのがいいと考えた。明日Apr. 16, ’22には,京セラ(Kyocera) 旧リョービ プロ用 コンクリートハンマー ケースなし ACH462 656750B ブラック が届く。明日は天気になるので出かける予定であるが,まずは伐採だけか。

 実際にやってみて,手順などを書き込む予定だ。

1 汲み取り式トイレの構造

 上部は壊し,下部構造だけが残るが,その構造を理解する必要がある。「上部は壊し」での上部とは,次の図1では,薄い茶色の部分と煙突部分だけを意味している。

図1 https://sq.jbr.co.jp/library/451 から

 左の図1は大変参考になる。便槽にこれまで,石,土,コンクリート片などをつっこんで来た。濃い茶色の部分,いわば地下部分,を残す形で処理するつもりである。
 この図1からすると,破壊順序としては,
1 便器
2 便器回りの地上部
 ということになる。

 破壊した残骸は,できるだけ小さくして,地下空洞部に突っ込むことになろう。かなり,残骸は残ることになるだろう。

2 クリーンセンターへの持ち込み

 クリーンセンターの持ち込めないごみ(排出禁止物)のなかに,

容量が20リットルを超える土砂、煉瓦、コンクリートブロックそのほかこれに類するもの購入店に処理を依頼する。
図2 表じゃないけど


とあるので,ぼくが最も沢山出す炭酸水San Benedettoの段ボールを計測すると,22 x 27 x 41 = 24,354 ㎤ となっている。20L=20×1,000㎤だから,段ボールに八割程度入れれば問題が無いことになる。1個あたりのサイズは通常のコンクリートブロックならば問題無いようだ。1回あたりの出す量は,多くてブロック2個ほどということになろうか。なお,埋立の処理業者に出すことも可能だが,高いそうだ。

以上,Apr. 15, 2022記。

追記 May 25, 2022: 隣接の東の草木廃棄場に運んでおり,クリーンセンターへの持ち込みは不要になった。多すぎるので。

3 はじめてコンクリートハンマーで斫(はつ)る Apr. 28, 2022

 待望のトライである。Apr. 28には久しぶりに晴れて,クリーンセンター経由(ヨドコウ倉庫関係ゴミの第三回)でタニハに到着。隣家からコンクリート粉末飛散防止のための養生が要求される。カローラの荷台に敷いていた樹脂カバーを使う。ペンキ運搬で臭いが沁みていて,このように放置すれば,揮発してくれるようにも思う。カバーを設置しようにも,図2(すでに作業途中の写真)のように,アラカシがトイレ基礎の上にあって,まずは伐採しなければならなかった。図3のように,伐採済みのアラカシとツルを一輪車に載せた。図4は図3のカバーのズームインである。

図2 アラカシの伐採
図3 伐採したアラカシと白幕
図4 白幕一応完成

 図1の構造のイメージから,コンクリートハンマーを図1の上面で使うという観点で開始したが。図5の一輪車には,コンクリートハンマー,延長コード,白幕取付用の巻針金,シャベル,ツルハシ,斧。図6にはコンクリートハンマーと斧,図7にはコンセントと水道を示す。この水道水で濡らして粉末が飛ばないように散水したりしている。この場所はかつて洗濯機のあったところで,姉が一番使った場所であったろう。

図5 一輪車に一式載せて
図6 コンクリートハンマーと斧
図7 水道とコンセント

 図8は基礎の上面である。縦ブロックと平面との間にブルポイントを打ち込んで,縦ブロックを横に倒すイメージで始めたが,全く刃が立たない。ブルポイントが入り込んで抜けなくなる。ハンマーとポイントを取り外して,ポイントは斧で叩いて何とか抜くことができる。この繰り返しだ。だめだめだ。この振動で図9のように,蟻が大量に這い出しもしている。

図8 基礎の上面から開始
図9 大量のクロアリが吹き出した

 まったく糠に釘で,途方に暮れて,図10のちっちゃなブロックの根元を斫ったら,壊れた。図11のブロック一つの根元のセメントを叩き割ったら,図12のように外れた。このやり方だなあ。

図10 ちっちゃな一歩
図11 一つのブロックの根元を
図12 外れた

 次回は,この調子で進めることにしたい。今日は5時〜6時の1時間ほどで両手両肩に来た。隣家の女性とその隣家の女性がずっと作業中,見えないけど,大きな声で会話していた。内容は耳が悪いので聞こえない。圧迫感は確かにあった。次回はもう少し早く始めないと。

 作業としては,外周から少しずつ壊して行くという形だなあ。ブルポイントよりもコールドチゼルがいいだろう。

図13 ボッシュのコールドチゼル

Bosch HEXCH-280/N Hexagonal Shaft for Pulling Hammer, 17H, Cold Chisel 11.0 inches (280 mm)

664円で送料無料だ。今,注文した。

以上,Apr. 29, 2022記。

4 第二回斫り Apr. 30, 2022

 5月連休突入。隅田さんと山崎さんが通われた時代には招集がかかって,西田さんと木庭眞も,文子も来ていた。そういう時代があった。Apr. 29の午後9時前にボッシュのチゼルが届いた。夜注文してその翌日の夜に到着という迅速さだ。

図14 第一回目の結果だ
図15 一つを撤去
図16 さらに2個を倒した
図17 南辺中央の柱礎
図18 撤去
図19 中央枠南西隅の壁
図20 倒した
図21 さらに下のものも
図22 南東隅の柱礎も
図23 掘り出す
図24 西のマス目
図25 西辺にコールドチゼルを
図26 壁が割れた
図27 上から見た
図28 水で泥を流す

 以上,一つ一つ,斫ることができた。初日に見えたことをはるかに超えた成果である。特に何と言っても,図26, 27の成果で,壁の下縁を垂直にチゼルで攻撃することで,壁を割ることが出来た。これは壁の上部ではある。この作業はかなりハードであった。

挿入追記 May 1, 2022: 図26, 27を見て気付いたことであるが,コンクリートブロックの孔の部分を側面から割って行けばブロック全体の破壊が容易なのではないだろうか。本来,この孔には鉄棒を組み入れて,高い構造物を作る工夫であり,このトイレのような低い基礎作りではこの過程が全く放棄されている。まあ,問題無いのであるが。ということは,この基礎については,この孔を先に壊して行けば,全体が瓦解するということであり,ベースの付け根や,ブロックの接合部から切り込むよりも,簡便に破壊できるということである。次回はこの視点で実行したい。

 かつての屋外トイレを何となく思い出すことができた。図28では,ツルハシ,斧で何とかコンクリート面にかぶったツルなどを剥がすことができた。便器が見えているところが大便または女性小用の室で,この奥が男性小用のスペース(図24)である。両区画の左手のコンクリート面の奥に洗面(手洗い)台があった。図28の手前のコンクリート面の上方に屋根があったかどうか,記憶に無い。

 なお,この作業中,隣家の主人がずっと車中に居たりしていたので,午後5時35分で終了した。この斫り作業で出たコンクリート破片は,汲み取り口に突っ込んだ。内容の液が押し出されて,多少,臭う。大きなコンクリートブロックは,東の隣地の草木廃棄場のアプローチに積んでいる。地下茎などもここに埋めている。

 時間があったので,駐車場予定の場所の生垣を一つの株分だけ,伐採した。図31のように外から見ると,かなり低い。伐採時には,ぼくの胃付近の高さを目安に刈り取ったが,これは低すぎるようだ。この図30の場所は駐車場入口に隣接しており,この部分から右手は生垣が無くなるので,この程度の段はあってもいいと思う。この場所の左手のついては,これより高く残して,いわば波のように上下させたいと思っている。

図29 伐採前
図30 伐採後
図31 外から見ると
図32 半国山方面の夕焼け 

 第三回では,図26,27の続きをすることになるだろう。このトライを通じて,次の展開が見えることにもなる。
 本日同様,今後は午後5時半を限度にして,時間があれば,生垣を刈りたいと思う。
以上,May 1, 2022記。

5 第三回斫り May 2, 2022

 連休真っ最中とはいえ,まあ,関係がない。今日は2回のスコールに遭った。晴天の予報であったが,雨に濡れるのは体力が無いためか,面白く無くなった。前回,午後6時頃,生垣を切ろうとしたら目眩かと思ったけど,深度1の地震であった。本日夜十時頃は自宅で揺れを感じたがタニハでは震度4らしい。深度10km。丹波層群地下特有の地震である。ここは地震が多い。

図33 キク科一種
図34 根は切っている
図35 macro

 さて,前回のアイデアでブロックの孔部分を破壊すれば良い,ということで,まずはその方針で行ったが,ブロック間のセメントを壊すこともできた。図36,37。

図36 前回の状態
図37 西辺塀上部を倒す

 その流れで,ブロック間のセメントを破壊する方針を図38,39のように実行した。

図38 北辺左手の破壊始める
図39 ブロック間の接着用セメントの破壊

 またまた,この流れで,壁を破壊していった。図40,41,42。

図40 周囲の壁を破壊
図41 中央のパーティッションも
図42 壁上段は全部破壊できた

 L字釘をブロックから分離した。これもコンクリートハンマーを釘に接近して破壊していった。例: 図43,44,45。

図43 L字釘分離
図44 同
図45 同

 図46では大用室の床を破壊開始。図47ではコンクリートハンマーで床を叩き割る。破片が顔に何度か当たる。図48は床下の砂,円礫,そして廃棄コンクリートブロック破片が詰まっていた。比較的小さいのは汲み取り口に突っ込んだ。大きいのは右手に見えるように,別置き。汲み取り口からどんどん液体が出てくる。作業用に掘り込んでいた場に溜まるので,その場に砂を投げている。この廃水を西掘に流すルートを造成する必要があるが,基礎撤去の後のテーマと考えている。

図46 大用室床の破壊開始
図47 床を全部叩き割る
図48 剥がして除去して

 次回は,この大用室に残った壁を破壊し,隣接の小用スペースの床も破壊することになるだろう。大用配管が地面より高い位置にあるので,出ている部分は,コンクリートハンマーで破壊することになるだろう。

図49 生垣の西への伐採
図50 午後4時半頃の虹

 コンクリートブロックの草木廃棄場への廃棄の際に,アラカシを伐採して一緒に運んだ。図49のように,前回より少し高いレベルで伐採した。波状にはならないけどね。図50の虹は4時過ぎのスコールの後に朝日山の左手に現れた。

以上,0:02, May 3, 2022記。

6 第四回斫り May 4, 2022

 小用枡域の斫りを実施した。まだまだ途中である。大用枡域の床面の下には砂礫コンクリートブロックの破片などがあり,かなり除去できたが,小用床面はその大用の第二の床下と同レベルの面のようで,かなり強固な作りになっている。

図51 小用枡域破壊前
図51 床面の破壊
図52 取り除いて

 小用枡の第二の床面を破壊し,西枠と床面を分離,小大境界枠破壊した。

図53 次の床面の破壊
図54 小大境界と西辺枠破壊
図55 本日の作業終了

 次回は,西辺枠の破壊,小用床面の深堀,可能ならば大用の枠も破壊したいがどうなるか。

図56 生垣の西方への苅込
図57 外から見て
図58 夕焼け

 生垣伐採も併せて少しずつ。一輪車に伐採木を入れて,斫ったコンクリート破片を載せて,草木廃棄場所に運んでいる。生垣には,自生のイロハカエデやウツギが見える。

図59 ウマノアシガタ
図60 タニハから乗車してきたヤモリさんだけど

 図59は生垣の道路斜面上のウマノアシガタだと思うけど,シャープな5裂の根生葉はかなり特徴的ではある。
https://matsue-hana.com/hana/umanoasigata.html
図60はタニハから自宅の駐車場に停まって,ルームミラーで,ハッチバックのガラス面上にヤモリが見えて,外に出て,確認したら,外のガラス面上に引っ付いていた。タニハから来たらしい。放置するしかないなあ。
挿入追記 May 7, 2022: May 6,駐車場に停めていた車には,もうヤモリは居なかった。石丸で暮らすのだろう。

図61 三日月と友愛園の救急車のあかり 帰宅寸前

図61には本日の三日月と,隣接の友愛園に到着した救急車の赤い明かり。

以上。

7 第五回斫り May 6, 2022

 ちょっと出かけるのが送れて,斫り作業は1時間半。生垣に1時間半ぐらいか。

図62 スタート前
図63 大用北辺ほぼ斫った
図64 大用東辺斫り途中
図65 大用東辺斫りほぼ完成

 図64,65いずれにも立っているパイプが抜けない。かなり手荒なことをしたが。これは上水道管と繋がっているかも知れない。かなり深く掘り込んで,構造を見る必要がある。上水道灌を破壊するとまずい。この東側に大きな管が見えているがこれは下水管だなあ。

図66 境界部斫り途中
図67 境界部斫り進む

 図66と67の間で,コンクリートハンマーのチゼルは刺さったままである。斧の頭でかち割って,チゼルを何とか抜くことができた。本日は,2回,チゼルが抜けなくなったが,チゼルをリリースせずに,斧で周辺を割ることで開放することができた。

図68 小用北辺斫り
図69 小用北辺および床面破壊途中

 図68でも抜けなくなった。斧で破壊して,抜くことができた。図69はその後,小用床面も破壊して後の写真。

図70 生垣前回のようす
図71 さらに西に進む
図72 五日月 

 斫り作業は順調だ。もう,トイレ基礎撤去の可能性は確実になった。下部ほど強固で,どこまでやるのか,まだわからない。地面に近い平面部分も一部破壊してしまったので,見栄えの良い形での途中での終了は難しくなった。全部の撤去をするのはどうかと思っている,まだ。
 生垣も片手間ではあるが,少しずつ前進している。枝葉と斫り破片の草木廃棄場所への運搬は続けている。枝葉を敷いて破片を載せてさらに枝葉を載せて運搬しているのは,合理的とは思う。

以上,0:45, May 7, 2022記。

挿入追記 May 7, 2022: 以前,長男とこのトイレの上部を撤去した際に,水栓を取り除いている。その結果が,現状なのだから,この2本の水栓に直近のバルブがある筈である。洗濯機用の水道水は使えているので,これとは別のバルブがあるはずで,これを壊さないように,位置確認をする必要がある。この確認ができれば,上水道の出口2本付近は破壊しても良いはずである。

8 第六回斫り May 8, 2022

 今日は,待ち遠しかった来客があり,5時半を過ぎたので,斫りはしなかった。この方のお陰で,タニハがただ掃除や作業をする場では無くなっている。ありがたいことだ。この方は父を尊敬されていて,その上でのお付き合いである。時に,友愛園のおばさんスタッフの方々との優しい挨拶や,園に隣接する宿泊施設に入居されている方との語らいも,ありがたい。そういえば,高校時代の友人夫妻も来てくれた。夏のお祭りも近いなあ。

図73 洗濯機水道とその左のトイレ基礎
図74 トイレ基礎の二つのfaucet管

 基礎周辺でバルブ探査で掘り返したが,みつからず。多量のフジ茎を掘りだした(図73, 74)。図73右手の水道は洗濯機用,この下方に小さなバルブ(塩ビ管の蓋あり)が見える。図74にfaucet用の管が2本立っているが,手前はかつての洗い場用で,奥のもの(白幕付近)はトイレ用の手洗い場用である。洗濯機用はトイレ基礎よりも後に設置されたものではなかったか。この3カ所のfaucetの地下ネットワーク中に,トイレ基礎用の2本のfauceのためのバルブがある筈なのだが,みつからなかった。
 それゆえ,このネットワークを考慮した地下探査を意識して,斫り作業をする必要がある。ただ,バルブや本館に繋がるパイプを壊したら大変なことになるなあ。一応,洗濯機の水道経路について,確認した方がいいな。縁の下から洗濯機の水道水がきておれば,この塩ビの蓋はトイレのfaucet用バルブかも知れない?
 草木廃棄場所にこれと斫り破片を運ぶ序でに生垣を一回分だけ伐採した。その前後を次の図75, 76に。図76の一輪車上のものは,1回分についての道路はみ出し部分を剪定した分に過ぎない。

図75 伐採前
図76 1回分の伐採後

以上,Mar. 8, 2022記。

9 第七回斫り May 10, 2022

 最も固い場所と考えていた大用と小用の上がり口を構成する場所を斫ることができた。

図77 大用上がり口破壊前
図78 一つ破壊
図79 二つ目も破壊

 図77のように,便器のお尻の部分がこの上がり口のコンクリートに入り込んでいて,ここから切り込んだ。ただ,土台部分での連続性も高く,かなりハードだった。図78,図79で何とか。

図80 小用上がり口
図81 何とか
図82 水道ルートは左のバルブのみ

 図80ではチゼルが抜けなくなった。そこで右手の床面を全部壊すことで抜くことができた。図81ではその後の解体完了。地面から特に高い場所はあとは大用ステップの部分と,西辺の壁下部である。
 図82は洗濯機用の水道ルートを確認したが,縁の下からのルートは無くて,地下から垂直に伸びて家屋方向に配置された白い管1本であった。このそばのバルブは洗濯機用のものであろう。水道ツールを使って,このバルブを回転したが,固くて外すことができなかった。トイレ洗面台用水栓へは,このバルブから垂直に西方向に伸びている可能性が高い。

図83 伐採前
図84 伐採後
図85 伐採後 内側から

 図83は伐採前,図84は伐採後,図85は内側から。図84よりも図85でよりよく見えるが,北西隅部分を残して,西辺も少し伐採した。隅部分は多少高い形で伐採した方が形がいいように思えた。次回だ。

以上,May 10, 2022記。

10 第八回斫り May 15, 2022

 まずは斫り。近隣の方から苦情が大声で出たので,1回分(図87), 30分ほどか,で終了。ご挨拶に次回はお邪魔しよう。これで,強固な部分はほぼ終了したか?

図86 実施前
図87 斫り後
図88 瓦礫片付け

 図88を見ると,水道縦棒2本の手前の部分が低く,いまだ大用床と小用床の部分が高い。これを「水道縦棒2本の手前の部分」以下に下げる(赤枠)ことになるだろう。縁辺のブロックも外さないと行けない。水道管部分へはどのように対処したら良いのか,まだ,不明だ。

 次に生垣の伐採だ。施設が見えるようになった。いいのか悪いのか。

図89 内側から伐採前
図90 内側から伐採後
図91 外から,伐採後
図92 倉庫前の草も伸びてきた

 図91のようにかなりこの部分はすっきりした。伸び放題のちょんまげをざんぎり頭にしたようなものだな。図92は玄関に近い生垣と雑草のようす。次回は,この雑草をまずは刈払して,むこうの門柱までの生垣の散髪だ。

図93 ニワゼキショウ

図93は友愛園前,図94はタニハの電信柱に近い部分。

図94 ユウゲショウ

 ニワゼキショウ 庭石菖は,友愛園前の芝生斜面に分布している。菖蒲科https://mikawanoyasou.org/data/niwazekishou.htm
 ユウゲショウ 夕化粧は,この場からアスファルトの道路を隔てて流れ届いたものである。昨年の今頃,確認した。待宵草属 https://mikawanoyasou.org/data/yuugeshou.htm

 以上,May 16, 2022記。

11 第九回斫り May 17, 2022

 まずは,隣家にご挨拶して,了解を得た。その帰りに,道路に面した友愛園の芝生の,図96ユウゲショウと図97ニワゼキショウを観察。夕化粧は道路際に,庭石菖は,芝生の中にも分布できる。図97では紫だけでなく,白い花も見られる。

図96 ユウゲショウ
図97 ニワゼキショウ

 斫りが進んだ。今回で,大用枠の地面レベルへの平坦化は実現できた。図101のように,大用器の構造が電動コンクリートハンマーで触っていて見えた。これを外すとトップレベルが,右手に土砂で隠された汲み取り口のレベルと一致する。図103のように,大用区域は,全く外部の地面に一致するようになった。

図98 斫り前
図99 斫り1
図100 はつり2
図101 斫り3
図102 斫り4
図103 斫り5

 図103を見ると,水道栓の縦管とその手前に排水口が見える。この廃水口は下水道管と繋がっていて,これを破壊するかどうか,問題ではある。ここは駐車場にはしないので,このまま,放置するのも一つの考えである。

 図103の大用区域の奥の小用区域が次回の斫り対照域になる。

 玄関前の草刈を実施した。車でバックして入る際に,草の影響で,警報音と表示が出ているようなのだ。

図104 玄関前,刈る前
図105 刈った後
図106 タニハ碑前付近

 刈払機での作業途中で,友愛園の方から,騒音の苦情がでた。土日か平日でも午後4時ぐらいまで,というようなことになった。刈払機での作業をやめて,細かな手刈りをして,中心部はほぼ終わった。水道のメーターがある,図104の左奥と,玄関先の右手の部分は,土日に刈払機で実行したい。なお,ご注意ののち,一人のおばさんがぼくに労い?のジュースを頂いた。

図107 刈る前を外から
図108 刈る前を内から

 この日は,生垣については,全くさわらなかった。次回は,まずは,小用区画の斫りと,玄関先から西への生垣刈りとなる。なお,図107に見える生垣の右手が高いのは,昨年刈らなかったからで,駐車場入り口に対応している。まずは,左手の低い方を刈りたいと思っている。

図109 オオキンケイギク? 

 特定外来生物『オオキンケイギク』のようだが,このサイトの記述を確認したいと思う。このキクが異常に多くなっている。初夏としては他の草本に比べて背が高く,日光吸収の優先能力はかなり高そうだ。
 <駆除の方法: オオキンケイギクは多年草のため、根から抜き取るのが効果的な駆除方法です。根から抜き取ったのち、種の飛散による拡大を防ぐため、袋などに密封して燃えるごみとして処分してください。花が咲き見つけやすく、種ができる前の5~6月頃の駆除が効果的です>

以上,May 18, 2022記。

12 第十回斫り May 19, 2022

 どうも,図110, 111は,オオキンケイギクではない。葉も花も違う。何故か,この日は花が開ききっていない。図119のような花が開いていない。図112, 113は,ニガナ,らしい。https://matsue-hana.com/hana/nigana.html

図110 オオキンケイギクじゃない
図111 同
図112 ニガナ
図113 同
図114 抜いて 左はニガナ
図115 花と葉と 左はニガナ

 遠慮しつつ,午後三時過ぎから午後四まで。大用枠よりも大変だった。図117では一応,斫る。図118では片付けた。右手の赤枠にブロックが残る。この右奥にはノコを立てている。ここまで斫る必要性がある。その後,左の赤枠のブロックを斫ることになる。全体を見直して,追加的に,斫る場所を確認すること。水道の垂直管2個と排水溝をどうすれば良いのか? なお,敷地の排水のために,この小用枠の部分は隣接する西の水路に排水するルートを作るつもりである。斫り終わって,白幕を外した上での作業になるだろう。

図116 斫り前
図117 斫った直後
図118 ブロックを片付けて

 生垣は,玄関に近い部分を実施した。コバノミツバツツジ,ウツギ,ビワ,クロモジに邪魔にならないように,図119から図120への変化でわかるように,アラカシを多目に幹を短くした。

図119 刈る前
図120 刈った後
図121 うつぎ
図122 ウツギの花

 生垣を外からみて。スズメバチがぼくの目の前をウロウロして,そして,この赤〇の中に入っていった。そして,もう出てこなかった。やばーい。図125はお手上げで,ノコの目立て?をしたけど。

図123 スズメバチの巣がある
図124 スズメバチの巣がある
図125 ノコの目立て?
図126 石丸のトベラとサツキ
図127 トベラの花

 図127の花は,確かに,クサトベラではなくて,トベラだ。季節によるのか,葉の大きさや柔らかさからすると,クサトベラに見えたりする。

 ああ,つかれたあ。キク科の花を調べる必要があるが,今日は限界。

以上,0:24, May 20, 2022記。

13 第十一回斫り May 24, 2022

 前回 Sun, May 22,は斫りをせず,土日限定の友愛園前の草刈をした。斫りの余裕は無かった。今日は斫りのみで,その時間は30分ほど。隣家に配慮して。

図128 斫り前
図129 斫りだけ

 斫りのみ実施した後のようすを,図130と図131に。図131には,水道縦管と排水口を示す。残すことになる。

図130 北東隅の拡大
図131 南西隅の拡大

 図132ではアラカシ株(図73右手奥のアラカシ)を伐採して,それを下に敷いて,斫った瓦礫を載せた。3回往復。図133に見えるように,西垣からも少し伐採した。

図132 アラカシの株と一輪車
図133 アラカシ生垣西を一部触った

 瓦礫を片付けると,斫り残しがあった。ツルハシや斧では動かない。

図134 西辺付近に残している
図135 北辺付近に残している
図136 斫り残しだ 次回実施予定

 以上のように,残りは少ない。上水道縦管と排水溝は残すことになるだろう。大用小用枠外の床面はどうしようか。

以上,May 25, 2022記。

14 第十二回斫り Jun. 1, 2022

 旅に病んで夢は枯野をかけ廻る。深い。

 一応,本日で終了。

図137 斫る前
図138 斫った後

 結構深くコンクリートがある。構造は結構複雑である。北辺(図139)と西辺(図140)で排水系を作るという発想であった。プラスチックの配水管は2本あり,西の薬研堀に流すようになっていた。

図139 北辺の排水溝を想定
図140 西辺の排水溝部分

 図141のバケツを置いたところは屋外トイレの床面で,これは壊さなかった。上水道と下水道も壊してしまうからである。図142の大用と小用の枠部分には砂利を戻して,コンクリート床面に揃えた。図中の赤枠のように,この右手(北辺)から上手(西辺)に,排水溝を自然と得ることができた。
 図142の手前には上水道管と排水孔,シャベルの先にも同様のセットがある。これらを残したのである。

図141 完成 遠くから
図142 完成 近くから

 隣家との間にセットしていた樹脂シートを外して,図143のように生垣などに針金で固定して,タワシで洗った。その後,図144のようにフトン収納庫前の物干しを使って,タオルで汚れを拭き取った。カローラに戻した。汚れは十分には取れなかった。

図143 樹脂シートを生垣などにかけて
図144 物干しに架けて

 図141のように,斫ったコンクリート片はまだまだ残っている。これらを図141手前のように一輪車に乗せて,草木廃棄場所のゲートスロープ上に載せて行くことになる。一輪車に伐採木を敷いてコンクリート片を搭載し,さらに大きな伐採木を載せて,通うことになる。伐採対象は,隣家との境界の生垣,さらには薬研堀斜面のものもある程度は伐採するか。蜂にやられるようであれば,この部分は冬季にすることになるだろう。駐車場建設のための倒木も可能ならばしたいと思うが,この冬季に実施するのが妥当のような気もする。斫りだけで,一ヶ月半を要した。なお,冬眠中の蝉のサナギを掘りだしたので,適当に埋めみたが。

 一応,斫りが終わった?ことを隣家に伝えた。

以上,Jun. 1, 2022記。